Kinki Kidsの堂本剛さんがなった突発性難聴とは。症状と原因、改善方法について

Kinki Kidsの堂本剛さんが発症し話題の突発性難聴。起床時や作業中に突然耳が聞こえなくなる難聴で、誰でも発症の可能性があります。実は突発性難聴は早期の治療で回復の見込みがあるのです。今回は症状や原因、改善方法について紹介いたします。

テレビ東京系「テレ東音楽祭2017」に1人で生出演したKinki Kidsの堂本光一さんが番組序盤、「番組が非常に盛り上がってきている中ちょっと申し訳ないんですけど、今あの、もう1人の人がここにいないんです」「剛くんがちょっと突発性難聴によって、大事を取って1週間入院することとなりました」と発表されていましたね。
加えて堂本光一さん「元気なのは元気なんですけど、ちょっと歌うのもままならない状態なので、大事をとって」と、堂本剛さんの現状を説明していました。
今回はT
OKIOの長瀬さんが代役をされていましたが、剛さんは1週間ほどの入院を余儀なくしているとのことで心配ですね。

芸能人では歌手・浜崎あゆみさん、藤あや子さん、スガシカオさん、「エレファントカシマシ」の宮本浩次さん、「サカナクション」の山口一郎さん、「ハウンド・ドッグ」の大友康平さん、女優・小川範子さん、タレントの相田翔子さん、千原ジュニアさん、杉原杏璃さん、GENKINGさん、アイドルグループ「私立恵比寿中学」の柏木ひなたさんらが突発性難聴を公表しています。

では突発性難聴とはどんなものなのでしょうか。これから詳しく説明してまいりますね。
※突発性難聴の疑いがあれば専門の病院や、耳鼻咽喉科にて医師の指示に従がってください。当店はあくまでも補聴器専門店です。医療行為はできませんのでお間違いのないようお願い申し上げます。

突発性難聴とは

著名人の方の発症例も多く、テレビや雑誌などのメディアやネットニュースで突発性難聴についての報道で知った人も多いのではないでしょうか。
突発性難聴は他人事でなくてどんな人もなり得る難聴です。

音や声などは、鼓膜までの通り道である「外耳」から体内に入ると、鼓膜の奥にある空間の「中耳」に伝わります。中耳には3つの小さな骨があり、てこの原理で音や声の振動を大きくし効率的にさらに奥にある「内耳」へ伝えます。内耳には、リンパ液で満たされた蝸牛(かぎゅう)というカタツムリのような器官があり、そこで音や声が電気信号に変換されます。内耳から奥には聴こえに関する神経と繋がる「後迷路(こうめいろ)」と呼ばれる神経がありそこを経て脳に伝わって、脳が音や声を認識しています。

突発性難聴とは内耳や後迷路で音を感じる部分になんらかの異常が起こる難聴「感音性難聴」の一種です。その名の通り片耳が突然聞こえにくくなる病気で、多くの方は片耳だけ発症します。

突発性難聴の症状

  1. 高度難聴を引き起こし、突然聞こえが悪くなる
  2. 耳の閉塞感(耳がつまっている感覚)
  3. 平衡感覚が狂ってしまう(めまいやふらつく)
  4. ザーザー、ピーピーなど様々な耳鳴り
  5. 吐き気(症状がひどい場合)

1.の症状と2~5いずれかの症状があると突発性難聴の疑いがあります。異変を感じたらすぐ耳鼻科に行きましょう。
寝ている間に起こり、朝起きると片耳が聞こえなくなったり、作業していたら突然片耳だけ音が悪くなるという症状の報告が多いです。

治療している人は4万人ほどいるとされる

2001年の調査では、受療患者数が推定35,000人いて2014年では40,000人に急増。人口100万人あたりでみると275人もの人が発症、治療しているそうです。
昔は50~60歳代の中高年に多い病気だったのですが、最近は若い世代にも多く発症が見られ、性別や年齢により偏りがなくなってきています

突発性難聴の原因とは

突発性難聴の原因は、残念なことに明確な原因がまだわかっていません。
今のところ有力なのは、ストレス、ウイルス感染、内耳循環障害(血流障害)などが考えられています。

ウイルス感染
  • 突発性難聴を発症する前に風邪にかかっていた人が多い
  • 一度発症したら再発しない(免疫が作られると考えられる)
  • おたふく風邪やはしかなど、急な高度難聴を引き起こすウィルス存在するため
内耳循環障害(血流障害)
  • 内耳血管の痙攣や塞栓(固まってつまった状態)、血栓、出血などによって循環障害が起こり、内耳に機能不全が起こる
  • 治療方法で血管拡張剤、抗凝固剤などの循環を良くする薬剤がしばしば有効と報告されている
  • 突発性難聴を発症する年齢は40~60代で多く、血液の異常がみられることがある
精神的、肉体的ストレス
  • 精神的なストレスや肉体的な疲労(睡眠不足、過労)などを感じている時期に起こったという場合も多くある
  • ストレス引き金になって発症する難聴を伴う内耳の病気や、心因性の難聴が存在することから

いずれの説も突発性難聴になぜつながるかの確証は得られていないのが現状ですが、このいずれかを原因と考え、症状の改善を図る措置をとって改善がみられる多いため原因であろうとされています。
他にも、とっても大きな音を聞いて耳にダメージが加わっていたり、首や肩のこりや、体のひずみを正したところ回復したという報告例もあって原因が定かでないのは事実です。

突発性難聴の治療について

一般的な治療は、安静にすることとステロイド(副腎皮質ホルモン)を投与して内耳に生じた炎症を抑えることですね。
これに加えて、血管を拡張して内耳の循環を良くする「血管拡張薬」や、血液の流動性を高めて血流を良くする「血液粘度低下薬」、末梢神経の障害を改善するビタミンB12を補う「ビタミン薬」などをあわせて使い治療していきます。

治療期間は1週間~1ヶ月間ほどとされていて、その間投薬による治療が必要です。完治するまでは、発症から治療を開始するまでの期間や症状によって異なります。
必ずしも入院しての治療をするわけではありませんが、症状によっては入院治療することもあります。

治療は早ければ早いほど良い

突発性難聴は約48時間以内に適切な治療を開始できれば治療により聴力が改善する方が多いですね。
1週間を超えると、治療をしても改善が困難な場合が多くなってきます。また1か月あるいはそれ以上経過していると、きわめて治療困難とされています。
きこえの異常や、突発性難聴の症状があったら、すぐに病院で診察を受けることが大切です。

完治する割合は?

実際のところ突発性難聴の完治率は「3分の1」とされています。
3人に1人は完治、3人に1人は症状が緩和、3人に1人は聴力の改善が見られないといわれています。 発症から治療を開始するまでの時間がかかればかかるほど、回復までの時間がかかります。
また、早期に治療を受けた人でも、人によって完治が難しい場合もあります。

後遺症・再発などはあるのか?

治療が早期に行われて完治した場合は、後遺症はほぼ残りません。治療が遅れて症状が長引いた場合は、難聴もそうですが、めまいや耳鳴りも残ることが多いとされていますね。音楽などの音程がすこしずれて聴こえてしまうこともあるようです。
いまのところ突発性難聴は再発の可能性はないといわれています。 過去に突発性難聴と診断されたことがあり、再び同じような症状が出た場合には突発性難聴以外の別の病気の可能性が高いですね。

似たような症状の病気

似たような症状の病気はメニエール病が一番類似した症状が出ます。メニエール病は難聴と共に発作的なめまいや耳鳴りが起こります。症状は似ているが低い音が聞こえづらくなる傾向が多く、水の中にいるような音の聞こえ方になるのもメニエールの特徴。治療で回復する可能性がありますが、発性難聴とは違い、回復後も繰り返し症状がでる場合があります。

突発性難聴にならないために

突発性難聴を予防するには、健康状態を良好に保つ生活を送ることが大切です。栄養のバランスを考えた食事を取る、睡眠を十分にとる、極端に熱い入浴や長い入浴は避ける、なるべくお酒とたばこは避ける、耳に大きすぎる刺激を与えないなどが生活習慣に関係する当たり前のことが重要なことです。睡眠不足、過労、ストレスが加わったときに突発性難聴の発症が多く見られますので、精神的の考慮も大切ですね。

糖尿病や高血圧・高脂血症などの内科疾患があると治療しても回復しづらいなどありますから、このような疾患にならないようにするためにも健康状態を保つようにするべきですね。

著名人は肉体的にも精神的にもストレスがとてもかかる仕事ですから、突発性難聴の発症例も多いというのも納得できますね。
堂本剛さんも過去にもストレスによる疾患にかかってしまったこともありましたね。今回も同様にストレスのかかる生活が体に出てしまったのではないかと思われますね。過去の症状も乗り越えてきてますから、今回も完治されることを祈りましょう。

完治しなかった時のこと

これまでいろいろ話してきましたが、突発性難聴になってしまって完治に至らなかったという場合も考えてその時のことをお話しておきます。片耳に高度難聴を引き起こす突発性難聴が完治しない場合は、片耳に中度くらいの難聴~全く聞こえないという状態になってしまいます。

片耳が聞こえないとこのような症状に見舞われます。

  • 難聴側に立たれると声が聞こえない
  • 声をかけられても気がつかない。気がついても方向がわからない
  • 会話を聞き逃しをしてしまう
  • 騒がしい場所だとうまく話を聞き取れない
  • 複数人で会話するのが苦手になる
  • 集中していないと会話が聞き取れない

これが思っている以上に不便なんですね。片耳が聞こえているがゆえに、周りの人々に難聴であることを理解してもらえずつらい思いをすることもしばしばあるようです。

完治しない場合は補聴器を使う

突発性難聴は感音性難聴と呼ばれる難聴の一種ですから、補聴器を使うことで、きこえの改善が期待できます。
治療によって症状が軽減して中度くらいの難聴になってくれれば、難聴の耳に補聴器を入れてもらいます。
もし難聴の症状が軽くならず、高度~全く聞こえないというような場合は、普通の補聴器では効果がないため、クロス補聴器という特殊な補聴器を使ってもらいます。

クロス補聴器とは

クロス補聴器は聞こえにくい耳にクロス送信機を付けて周囲の音を集音し、聞こえる耳に着けた補聴器に電波で転送して、片耳で両耳の音を聴き、両耳分の音を補う補聴器です。
聴力の残っている耳で音を聞くので、片耳が全く聞こえなくても問題ありません。聞こえなくなった耳側の状況や、会話が理解しやすくなります。

クロス補聴器は片耳だけ全く聞こえないという人には非常に重宝されており、様々な年齢層の方が使用しています。
クロス補聴器に関する詳しい記事はこちらからご覧ください。→補聴器の効果が出ない片耳難聴にはクロス補聴器を。補聴器との違いと、価格や試聴ができるかなどをお教えします。
他クロス補聴器関連→クロス補聴器

まとめ

突発性難聴についてはお分かりいただけましたか?
堂本剛さんは1週間ほど入院されるとのことですが、すこし心配ですが完治してまた音楽活動をしていただけると嬉しいですね。同事務所の中でも、ギターのセンスがあって高い歌唱力が魅力の方ですから復活することをお祈りしましょう。

もしあなたが突発性難聴になってしまったら、絶対に早期の治療を受けてくださいね!症状が軽くても治るだろうと思わずすぐにいけば難聴になる確率が減りますからね。

そして突発性難聴が完治しなかった時には、身近な補聴器屋さんでいいので相談して聞こえを少しでも取り戻すことを考えてください。
リスニングラボでは突発性難聴で補聴器を使いたいお客様や片耳だけ聞こえない難聴のためのクロス補聴器を得意とするお店です。専門的で的確なアドバイスをして少しでもあなたの聞こえを改善するお手伝いをしています。
聞こえのお悩みがあれば、お気軽にお問い合わせください!

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