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【新製品情報】フォナック オーデオB(Belong)発売開始

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12月20日にフォナック(Phonak)の新製品オーデオB(audeo Belong)が発売開始となりました。
こちらの製品はフォナックV(Venture)の機能の拡張をし、より聴こえをよくした製品と考えていただくといいでしょう。

フォナック(Phonak) オーデオBの特徴

  1. ベンチャーにくらべて、音の定位(音の場所のわかりやすさ)が大きく向上し音質も向上した
  2. 音量の小さい音(遠い位置の音や小さい音)の聞こえやすさが上がった
  3. オートセンスOSの機能が向上した
  4. サウンドリカバー2搭載し、高音域の聞き取りの向上が見込まれる
  5. 左右差のある聴力での聞こえをより向上させた
  6. 充電式のモデルも製品ラインナップに登場した。

その特徴を解説してまいります。

特徴1.音の定位が非常に良くなった!

今回のフォナックB(Belong ビロング)はベンチャーシリーズの流れを組む補聴器であり、新しいプラットホームのビロングと共に機能面などの向上を図ったモデルです。
実質的にベンチャーシリーズ後期のNaida、Skyでは一部機能がすでに搭載されていますが、それに磨きをかけたのがビロングシリーズだと思って下さい。

まず第一に推したいのは音質の向上で非常に音源定位(音の方向)がわかりやすくそして音の太さが太い音になりました。
要は非常にはっきり聞き取りやすい音になったのです。
要因としては

  • マイクの位置がベンチャーシリーズより見直されて、校正されたから。
  • 内部ノイズに対する性能が良くなったから

に起因するものであると思います。
マイクの位置は人間工学を元に効果のある位置に設定されていますが、特に今回は周囲の音を拾うマイクの位置変更で機能が向上しているようで、上部マイクと、下部のマイクの位置関係が離されたことによって音源の場所の判別がより効果的になりました。

内部ノイズにつよくなったという点は次に小さな音に対することにも関係するので、そちらで記載します。

特徴2.音量の小さい音に強くなった

Belongの特徴としてエクスパンションという機能の向上を図っています。
それによってささやき声や、少し離れた場所での音などが非常に聞き取りやすくなりました。
フォナックの補聴器は小さな音をしっかり聞かせるために非常に小さな音だけの雑音抑制を、普通の音にかける雑音抑制(雑音を抑える機能)とは別で掛けることができるのですが、それによって補聴器の中で増幅されてしまう非常に小さな雑音を抑えたうえで小さな音をより聴こえやすい音量に増幅することができるようになっています。
今までも小さな音だけの雑音抑制や、TK35という小さな音の増幅はありましたが、ビロングシリーズでは、瞬間的にこの音を増幅するので、ローノイズでしっかりとした聴こえが特徴になりました。
全体的にシグナル/ノイズ比が強くなったので、より声の信号がつよくなって、聴こえる音にも芯があり聞き取りやすくなったように思います。

 

特徴3.オートセンスOSの機能が向上した

オートセンスOSはベンチャーシリーズからの環境認識して環境に合わせてくれるプログラムですが、こちらも向上しました。
0.4秒ごとで音の分析して200以上の設定からより良い音を選択してくれます。

ほかのメーカーにも環境音に対する切り替えは可能ですが、フォナックの環境音に対する考えは違いがあり最大7つのプログラムを切り替えせずブレンドすることで、音がナチュラルに変化します。そしてプログラムの切り替えスイッチで切り替えていたプログラムを自動で切り替えしてくれるのも特徴です。

フォナックはこの自動環境認識でより自然な聴力に近い環境での聞き取りを可能にしています。

 

特徴4.サウンドリカバー2が搭載された

サウンドリカバーは高周波の聞こえを改善する機能で、例えば6~8KHzの音がほとんど聴こえない場合に、3~4kHzの部分に音を圧縮することで聞こえる帯域で音を認識させる機能です。
要は聞こえづらいもしくは聞こえない音を聴こえる音に変換して聴かせる機能です。

サウンドリカバー2は常時かかる軽い圧縮と、瞬間的にかかる深い圧縮の2種類に分けて、より確実に音を聴かせることができます。利得(音の増幅量)に関しても圧縮後のほうが量が多くなりますので、より聴こえやすくなります。

特徴5.左右差のある聴力での聞こえをより向上させた

左右差のある聴力に対しての調整がより正確になったため、左右差のある聴力でも違和感の少ない聴こえというのを提供できるようになりました。どうしても左右差のある聴力だと、今までは聞こえがバラバラに聞こえやすかったのですが、それが両耳間通信技術の向上と、ノウハウの蓄積で改善できたようです。

 

特徴6.充電式のモデルが登場した。

充電式のオーデオB-Rが登場したことで、電池を取り換えるという手間を省くことにしたフォナック。
以前にも充電式補聴器というのが販売された補聴器業界ですが、その時は充電池の品質の問題で不発に終わりました。
今回の充電式はリチウムイオン電池を利用したモデルで、急速充電で長時間の使用が可能というのが特徴です。
30分の充電で6時間使用可能(3時間充電で24時間使用可能)ということで朝起きて出かけるまでの30分間充電するだけで、夕まで持つということですね。

充電池は1500回前後繰り返し使用すると容量が20%ほど減少するとのことですが、補聴器本体の保証期間中は無償交換が可能とのことですので安心して使えますね。

オーデオBのスペック

B-312
(M/P/UP)

より小さく、より軽く。
つけ心地にこだわるなら。
・指向性
・ワイヤレス通信
使用電池:PR41(312)
電池寿命:90~130時間 

B-312
(M/P/UP)

Tコイルを標準装備。
電話をよく利用する方に。
・指向性
・Tコイル標準
ワイヤレス通信
使用電池:PR41(312)
電池寿命:90~130時間 

B-312
(M/P/UP)

操作性の高い、
ボリュームコントロールつき。
・指向性
・Tコイル標準
ワイヤレス通信
使用電池:PR48(13)
電池寿命:140~220時間 

搭載性能が異なる4つのクラスをご用意

クラス チャンネル数 補聴器(非課税)
B90(プレミアム) 20ch 片耳 500,000円
B70(アドバンス) 16ch 片耳 350,000円
B50(スタンダード) 12ch 片耳 250,000円
B30(エッセンシャル) 8ch 片耳 180,000円

 

B-R(M/P/UP)

短時間充電×長時間作動の充電式
より小さく、より軽く。
つけ心地にこだわるなら。
・指向性
・ワイヤレス通信

搭載性能が異なる3つのクラスをご用意

クラス チャンネル数 補聴器(非課税) チャージャーケース RIC(税込) 合計
B-R90(プレミアム) 20ch 片耳 568,000円 ※ 12,000円 580,000円
B-R70(アドバンス) 16ch 片耳 418,000円 ※ 12,000円 430,000円
B-R50(スタンダード) 12ch 片耳 308,000円 ※ 12,000円 320,000円

つけてみて感じたこと

つけた瞬間に思ったことは高域に重きを置いたフィットがなされているということでしょう。(50dBフラットの聴力で設定)
高域の量感が多いので、非常に言葉が明瞭である印象をうけました。

比較のためにオーデオV両耳装用とオーデオB両耳装用で比べると、明らかにオーデオBのほうが顔の前で声が聴こえ、より人と話している感覚があるということが違いと感じました。
オーデオVでも十分に小さな音、音の立体感はありますが、耳元でなっている印象でオーデオBと比べてしまうと大きな差を感じました。
両耳で使用すると、強烈な音の定位で頭の前でしっかりと言葉が聞き取れる印象を与えてくれるのでいままでの補聴器とは少し違った印象です。

もうひとつ目立って違った点は、補聴器から出てくるノイズが少なく声の信号は強いことです。補聴器をつけると大抵シーとかサーとかいうホワイトノイズが聞こえるのですが、オーデオBではその音が非常に小さく、気が付かないということ。
これを抑えるためにいろいろと雑音抑制をかけてきこえが犠牲になってしまったりしてましたが、その音が最初から小さいので声の聞こえがよりはっきりしているのが印象的です。小さなささやき声でもやけにはっきり聴こえてしまうので、非常に驚きました。

デメリットとしては紙のカサカサ音が強く感じたのと音が慣れるまで時間がかかることでしょうか
ここは紙のカサカサ音などは通常のフィッティングでしっかりと修正できそうなので、問題ないと思います。
音の定位と、芯の強い音が聞きやすさをもたらしてくれますが、慣れるまで少し疲れやすいかもしれません。
もちろんファースト補聴器を使ったときのような(音が一気に耳に入ってくるような)感覚なので、使いようによってはすぐ慣れるかとおもいますが、いままで以上に音を小さめに設定して慣れていく時間を持っていただくといいかもしれませんね。

 

オーデオBは音の定位が非常に良いので、片耳装用でもあまり違和感のない音で聞くことができ、予算がすくなくて片耳しか…なんて方にはBelongシリーズはおススメできる機種になります。(できる限り両耳で使用してほしいのですが…)

音声信号と、雑音のすみわけがより強力になっていますから、クロス補聴器としても効果はいままで以上に効果が発揮されると思います。(クロス補聴器はBelongシリーズ同士で利用しなければならないとのことで、買い替えを検討の方は両耳購入しなければなりません。)

充電式のオーデオB-Rに関しては付加価値と捉えていただくといいかと思います。電池交換がなくなるのはいいことですが、その分高価になります。充電式でも空気電池式でも音は変わりませんから、価格と煩わしさがみあっているのであれば充電式を購入してもいいのかなと思います。(実際充電式は便利だけどエントリ-クラスがないため両耳で60万円からと少しお高め。)
そして充電式はロジャーを使うのにひと手間必要ですね。防水防塵の機能と、電池の安定性、安全性を高めるために外部機器への接続端子がありません。ですからワイヤレス機器を利用してしか外部と接続できません。
ロジャーを使う場合もユニバーサルタイプのロジャー受信機を差し込んだコムパイロットなどの機器に接続しないとロジャーは使えません。要は充電式のB-Rには一体型受信機はつかえないということです。

まとめ

今回のフォナック ビロングシリーズはベンチャーの正統進化として受け取っていただいていいと思います。

充電式電池交換の煩わしさを無くしてより補聴器を身近なものにしようという試みも素晴らしいのですが、音をしっかりと聞きやすくして、環境音や音の大小関係なく聞こえやすくできるのが、このシリーズの一番のポイントだと思います。

両耳装用ではっきりと聞き取りたい方にも、片耳補聴器でより声の聞き取りの向上を希望する方にお勧めできます。
是非手に取ってみてください!

そしてフォナック オーデオB-Rの発売記念キャンペーンといたしまして、2017/1/31までにフォナック オーデオB-R両耳をご購入いただいた方には、充電式パックの「パワーパック(\10,800-税込)」1つプレゼントになります。
パワーパックは一度充電すればオーデオB-Rフル充電4回分の充電ができる外部バッテリーです。これで皆様の外出での心配が一気に減りますね!

当店では充電式のフォナックB-Rを展示貸し出し機としてご用意しておりますので、気になった方はお気軽にお問い合わせください。

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