冬は補聴器の電池がなくなりやすい!その理由は意外と知らない電池のヒミツにあった!

冬は補聴器の電池がいつもより早くなくなっていると感じる機会が増えませんか?
その理由は2つです。

  1. 暖房で空気中の二酸化炭素が増える、乾燥しやすくなる
  2. 電池が冷えてしまうと発電がしにくくなる

この間変えたばかりなのに…もう補聴器が安定しないぞ。何てことがありましたら是非読み進めてください。

消耗品である電池ですが、早く使えなくなってしまって意外とコストがバカにならないと思っている方もいることでしょう。
正しく使用できていなかったり、こうすれば大丈夫だろうと思ってやっていることが裏目にでることもあります。
意外と知らないで損している補聴器の電池のことお教えします。

そもそもどんな電池を使っているの?

補聴器には空気電池(空気亜鉛電池)というものを使っています。
昔はポケベルなんかで使われていた電池です。この電池は小さいのですが、高出力が出て比較的容量も多いので補聴器のような小さなコンピューターが入っている電気をよく消費する機器には向いているんですね。

空気電池の特徴
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空気電池には空気穴が開いている

電池表面に穴がある

空気電池には平たい側が+極に空気穴が開いていてその名の通り空気(厳密には空気中の酸素)を使って電力が発生する仕組みになっています。酸素と化学反応することで電気を発しますから、最初はシールで穴がふさがっています。

空気電池は空気に触れていると常に発電してしまう

空気電池はシールをはがした後は、空気に触れていると常に発電します。これは使用しているかなどは関係なく消耗します。
使用していない場合でも3~4週間で電池は無くなります。

このように空気電池は常に使わなければいけない性質の電池なんですね。
小さいけど高電圧で比較的大容量でも常に放電してしまうでも補聴器は常用が基本ですからよくあった電池ということですね。

 

テープなどで穴を塞ぐのはよくない。

穴から空気が入ることで消耗するなら塞げばいいという考えになるかと思いますが、なんとこれはいけません。
一度テープをはがした後のテープは粘着面が剥がれ落ちやすく、空気電池の空気穴を塞いでしまう可能性があります。
空気穴がふさがってしまうと発電されませんので、穴が塞がってしまうようなことは御法度です。
もちろんそのほかのテープ(セロハンテープなど)でも粘着面が落ちやすいのでいけませんよ。

一度テープをはがしたら使い切る気でいましょう。
良かれと思ってやっても逆効果という場合がありますので気を付けましょう。

冬場は電池の消耗が激しい気がする

寒くなってくると電池がはやいな~
それは先に説明した空気電池の特徴のほかにこんなデメリットがあるものなのでその問題が起こります。

二酸化炭素に弱い

電池の中にはアルカリ性の電解液がはいっていて、それが酸素と結びつくことで電気が発生する仕組みなのですが、
電解液が二酸化炭素とくっついてしまうと、炭酸塩を生成することにより劣化します。
要は電気を出さずに固まってしまい電池の容量は減ってしまうんですね。
冬は暖房器具をよく使用するので、二酸化炭素が増えがちです。
それによって電池の容量が減り、電池が早くなくなってしまうということです。

寒いところで使用すると寿命が短くなる

この電池は使用する上で気温が20℃の時が一番いいんだそうです。
気温5℃の場所で使うと極端に電池寿命が短くなります。
寒いところでいきなり使うと必然的に寿命が短くなるんです。

乾燥に弱い

湿度が60%くらいの状態がこの電池の寿命が一番伸びます
乾燥にはめっぽう弱いので、ろくすっぽつかわないうちに無くなってしまったります。
ですから乾燥しやすい冬場は消耗が激しいんです。

以上が電池の消費が早くなる原因です。使用や、保存の環境に左右されていたんですね。

冬の間、電池をできるだけ長く使用するために

電池を正しく使用することで、少しでも長い時間使うことができるようになります。
3つのコツを掴みましょう。

1.暖房いれた部屋で使用する時には換気を定期的に行う

暖房器具は二酸化炭素を多く排出するものが多いので、定期的に換気を行い空気の入れ替えをしましょう。
特に石油ストーブや、ガスストーブを使用している場合はより気にかけてあげてください。

2.部屋は乾燥しすぎないように加湿してみる

暖房器具を使うことで乾燥も併せて起こりますね。
適度に換気することもそうですが、加湿器や、部屋にコップ一杯の水を置いておくなど乾燥しすぎないようにしてみましょう。

3.使用する前に、補聴器と電池を温める

冷たい状態で補聴器を使用すると、電池の消費が早くなってしまいます。
握って人肌で温めるなどしてから使用してもらうといいですね。
なお一旦使い始めてからは基本的に体温で暖かい状態になりますから心配ありません(耳の中や耳の裏など肌に接しているため)
外で使用する場合は体温が逃げづらいようにマフラーや帽子などを使っていただくと長持ちしやすいです。

以上が三つのコツです。コストが少しでも抑えられたらいいですよね。

あとは気になるようであれば、使用前の電池の保管先を変えてみましょう。
空気電池は湿気が多くても少なくてもいけないので、多少気を使ってみるのもいいかもしれません。(実際はシール張ってありますし、箱や、包装パッケージに入っているので気持ちの問題ですが…)
おすすめはシーズン通して安定した湿度の桐のタンスに保管することです。
タンスやさん曰く桐は年中通して湿度が50~60%で保たれるようですので、桐のタンスは保管場所にうってつけだと思います。

最後に

どうですか?少しでも電池が長持すればうれしいですよね。
電池のコストがバカにならん!なんて方もちょっとした気遣いで長持ちすることもありますので、やってみてくださいね。

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