片耳だけ補聴器を購入したいが、補助金はあるのか。

最近片耳だけ聞こえが悪くなってきていて補聴器の購入を考えているけど、いかんせん値段が高いなと感じている。なにか補助金や、助成金がないか知りたい。介護保険が使えるのか気になっているそんな方にむけた記事になります。

結論から行くと補助金、助成金はあります。あとは医療費の控除によって、来年度の支払いが減るというのはあります。なお生命保険、介護保険などの保険金は該当しないです。

補助金にも種類があり、以下の3つのものが該当します。

  • 自治体ごとの軽中等度難聴支援による助成
  • 医療費控除による還付
  • 総合福祉支援法による交付

この3つが主な補助金になります。これから詳しく説明してまいりますね。

自治体の軽中等度難聴支援を利用する

軽度や、中度の難聴である場合や、片耳のみ難聴であるという方には、自治体で行っている軽中等度難聴助成を確認するのがいいでしょう。

東京都で調べてみると軽中等度難聴への補助を行える自治体がいくつかありました。
千代田区葛飾区墨田区中央区江東区大田区は助成を行っております。(江東区は現物支給)

助成が受けられる条件は

  • それぞれの区民限定
  • 地域差はあるが65歳以上または70歳以上の方を対象。(千代田区は年齢制限なし)
  • 必須の条件としては医者の診断により補聴器が必要である。
  • 障害者手帳を交付されていない
  • 世帯所得によって助成の制限がある
    (地域によって住民税非課税の方のみの場合と規定所得の上限内ならOKの場合とある)
  • 過去にこの助成を利用していない(もしくは一定期間たってからの申請である)

このような要件を満たしている方が助成を受けられるようです。
助成される金額に関しては

千代田区 購入額の9割補助 25,000円上限
葛飾区 35,000円
墨田区 20,000円上限
中央区 35,000円上限
江東区 現物支給
大田区 20,000円

提出に必要な書類や詳しい所得の条件に関しましては各自治体のホームページからご覧ください。
各自治体の補聴器購入助成のページリンク→ 千代田区葛飾区墨田区中央区江東区大田区

年齢が若い場合は千代田区以外は助成がありませんし、年収によっては助成が受けられない可能性があります。

医療費控除による還付

補聴器は補装具に当たりますので、医療費控除に申請することが可能ですよ。

申請条件は日常生活で最低限の用を足すために提供される義手、義足、松葉づえ、義歯を購入するための扱いと同様、医師または歯科医師等の治療または診療等を受けるために直接必要なものであることが重要になります。

要は治療を受ける際に、医者とのコミュニケーションがうまくいかなくて治療が難しくなるため、どうしても必要で購入した場合は医療費として控除できるというわけです。

疾病や、ケガの治療がある場合のみなので限定的ですが、医療費控除を確定申告で行い還付金をもらうのも方法の一つです。

総合福祉支援法による交付

補聴器の公的な補助金ともいえるのは総合福祉支援法にによる補聴器の交付です。
難聴でも国の指定した基準に達している場合補聴器の交付があります。
指定されている補聴器以外を購入したい場合は、一定額の補助をもらい、差額で購入することも可能です。(自治体によって指定あり。)

支援対象となる難聴の程度

このように難聴の重さによって等級が分けられているので、それによって交付される補聴器(金額)も変わります。
片耳難聴の場合は6級を申請する場合、片耳が90dB以上の難聴で反対の耳は50dB以上の難聴でないと支援法の適応はありません。

補聴器の交付に関する手順
身体障害者手帳を持ってお住まいの市町村の福祉事務所または福祉課へ行き「補聴器購入費用給付申請書」、「補聴器購入費用給付診断書・意見書」をもらい、判定医の紹介を受ける。

「補聴器購入費用給付診断書・意見書」をもって補聴器販売店に行き、意見書に基づいて見積書を作成してもらう。※意見書を福祉課に持っていき、福祉課より販売店へ見積書依頼となる市町村もあります。

判定の結果、許可がおりれば「補装具費支給券」がご自宅へ届きます。

「補装具費給付券」を持って補聴器販売店へ行き補聴器を購入します。
申請に必要なもの
  1. 補聴器購入費用給付申請書(役所でもらう)
  2. 補聴器購入費用給付診断書・意見書(役所でもらい判定医に書いてもらう)
  3. 補聴器の見積書(補聴器専門店でもらう)

以上を持って福祉課に提出してください。

補聴器購入費用給付診断書・意見書を書いてもらう病院について

近隣の判定医については、お住まいの区市町村の障害福祉担当窓口にお問い合わせください。
申請用紙をもらう際に合わせて確認しておくのがよろしいでしょう。

補聴器交付の購入基準について

補装具費支給券をお持ちになっていただければ、購入基準の一割負担で購入可能です。
(購入基準より高額の場合購入基準の上限から9割の金額を引いた差額で購入)

※自己負担額は、原則1割負担となります。ただし、所得によっては例外もあります。

購入基準
【平成18年9月29日 厚生労働省告示第528号 改正 平成22年3月31日 厚生労働省告示第124号】
名称 基本構造 価格 耐用
年数
高度難聴用
ポケット型
JIS C 5512-2000による。90デシベル最大出力音圧のピーク値の表示値が140デシベル未満のもの。
90デシベル最大出力音圧のピーク値が125デシベル以上に及ぶ場合は出力制限装置を付けること。
34,200円 5
高度難聴用
耳かけ型
43,900円
重度難聴用
ポケット型
90デシベル最大出力音圧のピーク値の表示値が140デシベル以上のもの。 その他は高度難聴用ポケット型及び高度難聴用耳かけ型に準ずる。 55,800円
重度難聴用
耳かけ型
67,300円
耳あな型
(レディメイド)
高度難聴用ポケット型及び高度難聴用耳かけ型に準ずる。ただし、オーダーメイドの出力制限装置は内蔵型を含むこと。 87,000円
耳あな型
(オーダーメイド)
137,000円
骨導式ポケット型 IEC Pub118-9(1985)による90デシベル最大フォースレベルの表示値が110デシベル以上のもの。 70,100円
骨導式眼鏡型 120,000円

備考
価格は電池、骨導レシーバー又はヘッドバンドを含むこと。
身体の障害の状況によって、イヤモールドを必要とする場合は、修理基準の表に掲げる交換の額の範囲内で必要な額を加算すること。
ダンパー入りフックとした場合は、240円増しとする。
骨導式眼鏡型に平面レンズを必要とする場合は、修理基準の表に掲げる交換の額の範囲内で必要な額を、矯正用レンズ、又は遮光矯正用レンズを必要とする場合には、眼鏡の修理基準の表に掲げる交換の額の範囲内で必要な額を加算することを基本とする。
重度難聴用耳かけ型でFM型受信機、オーディオシュー、FM型用ワイヤレスマイクを必要とする場合は、修理基準の表に掲げる交換の額の範囲内で必要な額を加算すること。

以上が大まかな流れとなります。

まとめ

以上が補助金、助成などについてでした。
うまく理解できなかった時には補聴器専門店でしっかり説明を受けることをお勧めいたします。
あなたの難聴はそういった補助金の対象なのか、調べてくれることでしょう。

片耳難聴だとうまく助成金が利用できないことがありますから、補聴器専門店などではまれに割引ができ安く提供ができる機種や、購入時の割引プランなどを用意しているところもありますので、お問い合わせしてみるのもいいかもしれませんね。

補聴器、聴こえに関する相談があればお気軽にお問い合わせください。

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