補聴器を水没させてしまった時に試してほしい対処法

補聴器を思いがけず水没させてしまうことってありますよね。
そんなとき焦って何か対処する方法はないか考えてしまいますよね。

うっかり補聴器を外し忘れてお風呂に入ってしまった。
トイレに落としてしまった。
補聴器をポケットに入れていて誤って洗濯してしまった。
海で補聴器を外し忘れて入り、潜ってしまった。
突然の豪雨で水没した

こんなことがあって補聴器の音が出なくなってしまった。
すぐに補聴器を修理に出せないということもあるでしょうから、補聴器を水没させてしまった時の対処法を紹介していきます。

水没したときの故障の原因

水没したときの故障の原因のほとんどが水没したことで本体内に水分がある状態または、電池ロッカー内部が濡れている状態で電源を入れなおしたことで起こります。
要は水分でショートして基盤が壊れてしまうのです。水没だけでは壊れていなかったのに、うっかり電源を入れたが最後なんです。
ほかの原因としてはマイク自体が水没して感度が悪くなったり、音が入らなくなったりします。

あとから出てくる不具合としては、内部基盤の腐食です。
これは外見からはわからない変化ですが、後々で故障の症状が出てしまうので注意が必要です。

水没時の故障の症状

水没時の故障はこのようなことが考えられます。

  1. 電源が入らない
  2. 音がこもっているようになってしまう。
  3. 電源は入るが音が出ない
  4. 音にジーやザーというノイズが入るまたはラジオのような音になる
  5. 音が極端に小さくなる

水没後の故障はこのようなことが代表的な症状です。
このような症状があるときにはこれ以上処置を施しても治りません。
販売店に行ってメーカーでの修理を依頼してください。

水没時の対処法

水没させてしまった時にやるべきことの手順です。

  1. 補聴器を水から取り出す
  2. 電池を取り外す
  3. 補聴器をきれいな乾いた布で拭く
  4. 補聴器を5分程度空気にあてて乾かす
  5. 心配な時、水没時間が長かった時には補聴器用の乾燥容器または乾燥機に入れて乾燥させる
  6. 新しい電池をセットし、補聴器の電源を入れる

できる限りすぐ水中から取り出してください。
直ちに電源を切り、電池を取り出します。
できる限り本体の水気を取るために、乾いた布で乾拭きしてください。ある程度拭き取れたら、空気をあてて乾かします。
扇風機やドライヤーで冷風をかけて全体をまんべんなく乾かすのが手っ取り早いです。
しっかり乾燥できているか心配な時または水没していた時間が長い場合(洗濯機で洗ったなど)は、補聴器用の乾燥容器または乾燥機を使用して半日~1日乾燥させてください。
乾いたことを確認してから新しい電池をセットしましょう。
水没してしまった電池に関しては発電しない可能性がありますので、使用せず破棄してください。

電源が入って普段通りの聞こえで音が入れば故障は免れています。
ちなみに海水や、洗剤の入った水に落としてしまった時には、電源が入ったとしても基盤にダメージが加わってしまっている可能性があるので、時間があるときにメーカーでの点検を受けてくださいね。

!乾燥作業の注意点!
間違ってもドライヤーやストーブで温風を当てるなどしないでください。
思っている以上に高温なので距離が近すぎてしまうと熱風が中の機械を痛めてしまいます。
乾燥させる際に天日干しなどはしないでください。
紫外線で本体が痛む、本体内に熱がこもり内部機器が壊れます。

補聴器用乾燥機のススメ

水没させてしまった時に内部までの乾燥はなかなか難しいのがほんとのところです。
こういった水没時のことを考えて補聴器用乾燥機を用意しておくのがいいでしょう。

オススメはフォナックのD-Dryですね。お値段は定価で¥12,000-(税別)です。
熱乾燥タイプなので、一般的なシリカゲルやドライカプセルタイプの乾燥材に比べて乾燥させる力が高いということ、補聴器の内部構成を考えられているので熱によって基盤を痛めないのが利点です。電源が自動でオフになるタイマー付きで乾燥させすぎないというところもオススメの理由ですね。
水没時だけでなく汗をかきやすい夏や雨期などの湿気が多いシーズンでは湿気による故障が多いので、予防策として重宝します。
汗をかきやすい人などは日々のメンテナンスでもかなり役立ちますよ。
ほかにも熱乾燥タイプの補聴器乾燥機が出ていますので調べて購入してみてください。

防水補聴器でも水没させたら故障した!

防水補聴器だからと言って水没して壊れないとは限りません。
防水補聴器は基盤や筐体にナノコートという防水コートをかけているのと、マイク周辺や、電池ロッカー周辺はパッキンや、防水できるフィルターを用いています。
こうして防水の規格に合格した補聴器が防水補聴器として販売されます。
しかし注意したいことは完全防水ではないということです。

真水以外での水没は実験対象ではないので、海水や、薬剤の入った水、プールの水などは故障の可能性はあります。
あとは洗濯した場合は高確率で壊れてしまいます。水圧が強すぎることと洗剤が入った水に浸かってしまうからですね。
あとは定期的にメンテナンスしないとパッキンや、防水フィルターが痛み、防水性能が下がって浸水しやすくなります。

防水補聴器が実際に普通の補聴器に比べて水濡れや水没した後の故障率は下がりますが、絶対に故障しないわけではないです。
水没後は必ず乾かしてから電源を入れてくださいね。

まとめ

水没したときには必ず完全に乾燥させてから本体の電源を入れましょう。
それでも電源が付かない、音に異常があるときには即座に販売店に持ち込みましょう。
もし電源が入った場合でも、一度はメーカーでの点検を受けるようにしてくださいね。
対処は早いほうがより良いです。

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