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防水補聴器の選び方や注意点について

防水補聴器で選び方や購入する時の注意点というのは意外と知られていません。購入時にしっかり理解していないと思いがけず壊れてしまうこともあります。防水補聴器の故障の原因は使用上の注意点を知らないかもしれません。今回は防水補聴器の選び方から注意点について紹介していきます。

補聴器は水濡れが大敵

補聴器を水濡れによって故障してしまうことがあります。特に耳かけ型補聴器は本体は耳にかかっているので、思いがけない雨で故障したり、頭から垂れてきた汗などで故障してしまいます。補聴器は水濡れが大敵です、水濡れや水没で故障して何度も補聴器を修理した経験がある方も多いでしょう。

水濡れ大丈夫な防水の補聴器が誕生した

補聴器を水没させてしまったり、汗で故障させてしまったりという経験が補聴器を使用している人で一度は経験があることで、メーカーも防水性を高めることを試行錯誤してきました。どんなに本体を密閉したくても、マイクの穴はと空気電池用の空気孔は開けなくてはいけないので大きな課題でした。
しかし空気は通して、水は通さない特殊なフィルムが発明されてから、補聴器の防水化が一気に進んでいきました。

最近のIP68の防水補聴器は30分水没させても壊れない

防水・防塵の性能に強いIP68

IP68とは防水・防塵の国際等級で、粉塵試験装置に8時間入れた後や、水面から1mの水中に長時間入れた後でも、修理が必要なダメージが発生せず、水面下での使用が可能なことを示しています。

ここ最近の防水補聴器では発売されていて、IP68クラスになると防水と防塵の性能は上がっております。

本体自体は砂の中に埋めても砂は入りませんし、水の中に入れても30分間は修理は必要な故障はしません。非常に画期的で故障率もぐっと抑えられる非常にいい補聴器ですね。このように補聴器で防水防塵の強い補聴器を選ぶには等級をみて選ぶことも大切です。

防水補聴器の注意点

防水補聴器の注意すべき点があります。いくつか紹介しますね。防水型補聴器の選び方で知っておかないと損をします。注意点をよくまとめました。

防水性能にも違いがある。より防水性能の高い補聴器の見極め方と選び方

防水補聴器でも実は違いがあってそれは補聴器のIP○△という表記を見ることでわかります。
〇の数値のほうは防塵と等級 △の数字は防水等級を表します。
防塵規格は今回のお題からは外れますので簡単に説明します。0~6の等級に分かれていて数字が大きくなるほど保護が強くなて粉塵や砂、ほこりなどでの内部への影響が少なくなります。
最近の補聴器はほとんど5~6等級を取得していたて本体が壊れるほどの塵が本体に入りません。
防水規格は0から8の基準で保護等級があります。

等級 保護の程度
0 保護されていない
1 鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない
2 鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない
3 鉛直60度の範囲でから落ちてくる水滴による有害な影響がない
4 あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない
5 あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない
6 あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない
7 一時的に一定水圧の条件に水没してもないうぶに浸水することがない
8 継続的に水没しても内部に浸水することがない

補聴器でも防水と呼べるのは7等級からは防水補聴器といえます。等級が8になると継続的に水没しても壊れないですね。
7以下の数値の場合は防滴補聴器になりますので、選ぶ際は注意が必要です。

水、汗、湿気以外の液体は効果がない場合がある。

先程紹介した防水性能の等級は真水を対象とした実験の元で等級がつけられています。ですからそれ以外の液体は防ぐことができない可能性があります。
こんな生活する上で身近なのはこんな液体がもとで故障してしまいます。

  • 温泉
  • プールの水
  • 石鹸水、洗剤の混ざった水
  • シャンプー、リンスなど
  • 海水
  • そのほか汗、雨などの液体

以上は故障を引き起こす影響がある液体ですね。
メーカーによって書き方はまちまちですが、防水補聴器でも避けたほうがいい液体ですね。

メンテナンスをしないと防水できなくなる

補聴器の防水は、本体内部のパッキンや、防水フィルタ-などで内部保護をしています。ですからこれらが劣化してしまうと内部に浸水して影響が出てしまいます。
年に一回はオーバーホールをして内部の防水パッキンやフィルターを交換してもらいましょう。
なお日常のメンテナンスで乾燥させることも大切です。音の出る部分に湿気がたまって音が悪くなることもあるので毎日乾燥させましょう。

電池ロッカーが開いていると浸水するかも

電池ロッカーが閉まっている状態で防水性能が評価されているので、開いていると浸水する可能性が高いです。
内部のICやマイクなどのパーツまで防水加工していて故障を防げる機種もあります。
ですがどのような機種でも電池ロッカーが開いている状態で水没した場合は、完全に乾燥させてから補聴器を動作させて確認を取りましょう。慌ててすぐ起動すると内部の部品がショートして壊れてしまいます。

RIC型補聴器は防水仕様でも例外の部分がある

RIC型補聴器はコンパクトで音もよく、最近人気の補聴器で、どこの補聴器メーカーも力を入れていて防水補聴器の中にもRIC型は存在します。しかし注意したいのは、耳の中に入れて音を再生する「レシーバー」です。この部分はIP68でも対象の部分に含まれていません。ですからここだけは水没すると高確率で壊れます。故障したらレシーバーだけ交換できる仕組みになっているので、販売店にもっていきましょう。

通常の耳かけ型補聴器だとチューブに汗や湿気などが入る

RICタイプの補聴器ではなく通常の耳かけ型補聴器の場合はチューブに汗や湿気や耳漏れが混入して音が出ないことがあるので注意してください。この場合は防水型補聴器の性能というよりも単純に水分を除去してあげれば解決いたします。

ティッシュでこよりを作ってチューブやイヤーモールドに入っている水滴を吸い込んであげればすぐに音は出ます。

補聴器用のエアーブロアーでチューブやイヤーモールドに入っている水を飛ばしてあげるのも大変便利です。※写真のはシーメンス・シグニアの補聴器用のエアーブロアーです。中耳炎で耳漏れが出たり、汗が多くてチューブに水が溜まる方にはとても便利です。

それ以外に耳かけ型のフック部分のダンパー(フィルター)部分に水が入って音が出ないこともあります。

また予備措置として必ず乾燥ケースに保管して頂くことが良いでしょう。外気と内気の温度変化などでも補聴器の内部に湿気が混入することも考えられるので、乾燥させるのは必須アイテムです。いくら防水性の高い補聴器をしても故障はあるので乾燥ケースでしっかりとケアすることをオススメします。これが長持ちの秘訣です!!

乾燥ケースも最近はシリカゲルを使用しない電気で乾燥させるD-DRY乾燥機というのも非常に人気です。

フォナックのD-DRYはしっかりとヒーターが寝ている間に乾燥させてくれます。湿気対策にはメーカーも推奨されております。従来の乾燥ケースではシリカゲル(乾燥剤)の効果が約2ヶ月~3ヶ月でなくなりますが、そんな心配はいらなくなります。またUV-Cライトで除菌効果と感染症のリスクを軽減してくれます。乾燥、除菌、収納という3つの機能を揃えております。

最新の防水補聴器を簡単に紹介します。

防水補聴器はこのようなところから選ぶといいですね。

リオン スプラッシュ IP65/68

フォナック ビロングシリーズ全機種 IP68

オーティコン オープン IP68

ワイデックス ビヨンド IP68

シグニア プライマックスセリオン IP68

こんなところでしょうか。防水といえばリオンの補聴器ですね。温泉もOK公式で書いているので非常に防水性能が高いといえます。次いでフォナックの補聴器ですね。防水性能は昔から高く、今回も様々な形状から防水補聴器が選べます。

防水補聴器まとめ

防水補聴器の選び方と注意点お分かりいただけましたか?防水と防塵に強い補聴器選びは国際等級IP68が付いているのを確認しましょう。
防水型補聴器だからといって何に水没しても壊れない、メンテナンスが必要ないということではありません。必ず使用した後は乾燥ケースに補聴器を保管させて故障のリスクを軽減させることが必要です。
必ず年一回のオーバーホールと、水、汗、雨以外の液体での水濡れ、水没には注意するようにしましょう。
メンテナンスを怠っていなければ万が一の時も安心です。

リスニングラボでは防水性能の高いフォナックの補聴器を取り扱いしており、正しい日常メンテナンスの方法のレクチャーなどもしております。  防水補聴器のことや、補聴器の水没、水濡れのことで気になることがあれば当店までお気軽にご相談ください!

関連リンク

補聴器をうっかり水没させてしまったら

店舗紹介

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補聴器を水没させてしまった時に試してほしい対処法

補聴器を思いがけず水没させてしまうことってありますよね。
そんなとき焦って何か対処する方法はないか考えてしまいますよね。

うっかり補聴器を外し忘れてお風呂に入ってしまった。
トイレに落としてしまった。
補聴器をポケットに入れていて誤って洗濯してしまった。
海で補聴器を外し忘れて入り、潜ってしまった。
突然の豪雨で水没した

こんなことがあって補聴器の音が出なくなってしまった。
すぐに補聴器を修理に出せないということもあるでしょうから、補聴器を水没させてしまった時の対処法を紹介していきます。

水没したときの故障の原因

水没したときの故障の原因のほとんどが水没したことで本体内に水分がある状態または、電池ロッカー内部が濡れている状態で電源を入れなおしたことで起こります。
要は水分でショートして基盤が壊れてしまうのです。水没だけでは壊れていなかったのに、うっかり電源を入れたが最後なんです。
ほかの原因としてはマイク自体が水没して感度が悪くなったり、音が入らなくなったりします。

あとから出てくる不具合としては、内部基盤の腐食です。
これは外見からはわからない変化ですが、後々で故障の症状が出てしまうので注意が必要です。

水没時の故障の症状

水没時の故障はこのようなことが考えられます。

  1. 電源が入らない
  2. 音がこもっているようになってしまう。
  3. 電源は入るが音が出ない
  4. 音にジーやザーというノイズが入るまたはラジオのような音になる
  5. 音が極端に小さくなる

水没後の故障はこのようなことが代表的な症状です。
このような症状があるときにはこれ以上処置を施しても治りません。
販売店に行ってメーカーでの修理を依頼してください。

水没時の対処法

水没させてしまった時にやるべきことの手順です。

  1. 補聴器を水から取り出す
  2. 電池を取り外す
  3. 補聴器をきれいな乾いた布で拭く
  4. 補聴器を5分程度空気にあてて乾かす
  5. 心配な時、水没時間が長かった時には補聴器用の乾燥容器または乾燥機に入れて乾燥させる
  6. 新しい電池をセットし、補聴器の電源を入れる

できる限りすぐ水中から取り出してください。
直ちに電源を切り、電池を取り出します。
できる限り本体の水気を取るために、乾いた布で乾拭きしてください。ある程度拭き取れたら、空気をあてて乾かします。
扇風機やドライヤーで冷風をかけて全体をまんべんなく乾かすのが手っ取り早いです。
しっかり乾燥できているか心配な時または水没していた時間が長い場合(洗濯機で洗ったなど)は、補聴器用の乾燥容器または乾燥機を使用して半日~1日乾燥させてください。
乾いたことを確認してから新しい電池をセットしましょう。
水没してしまった電池に関しては発電しない可能性がありますので、使用せず破棄してください。

電源が入って普段通りの聞こえで音が入れば故障は免れています。
ちなみに海水や、洗剤の入った水に落としてしまった時には、電源が入ったとしても基盤にダメージが加わってしまっている可能性があるので、時間があるときにメーカーでの点検を受けてくださいね。

!乾燥作業の注意点!
間違ってもドライヤーやストーブで温風を当てるなどしないでください。
思っている以上に高温なので距離が近すぎてしまうと熱風が中の機械を痛めてしまいます。
乾燥させる際に天日干しなどはしないでください。
紫外線で本体が痛む、本体内に熱がこもり内部機器が壊れます。

補聴器用乾燥機のススメ

水没させてしまった時に内部までの乾燥はなかなか難しいのがほんとのところです。
こういった水没時のことを考えて補聴器用乾燥機を用意しておくのがいいでしょう。

オススメはフォナックのD-Dryですね。お値段は定価で¥12,000-(税別)です。
熱乾燥タイプなので、一般的なシリカゲルやドライカプセルタイプの乾燥材に比べて乾燥させる力が高いということ、補聴器の内部構成を考えられているので熱によって基盤を痛めないのが利点です。電源が自動でオフになるタイマー付きで乾燥させすぎないというところもオススメの理由ですね。
水没時だけでなく汗をかきやすい夏や雨期などの湿気が多いシーズンでは湿気による故障が多いので、予防策として重宝します。
汗をかきやすい人などは日々のメンテナンスでもかなり役立ちますよ。
ほかにも熱乾燥タイプの補聴器乾燥機が出ていますので調べて購入してみてください。

防水補聴器でも水没させたら故障した!

防水補聴器だからと言って水没して壊れないとは限りません。
防水補聴器は基盤や筐体にナノコートという防水コートをかけているのと、マイク周辺や、電池ロッカー周辺はパッキンや、防水できるフィルターを用いています。
こうして防水の規格に合格した補聴器が防水補聴器として販売されます。
しかし注意したいことは完全防水ではないということです。

真水以外での水没は実験対象ではないので、海水や、薬剤の入った水、プールの水などは故障の可能性はあります。
あとは洗濯した場合は高確率で壊れてしまいます。水圧が強すぎることと洗剤が入った水に浸かってしまうからですね。
あとは定期的にメンテナンスしないとパッキンや、防水フィルターが痛み、防水性能が下がって浸水しやすくなります。

防水補聴器が実際に普通の補聴器に比べて水濡れや水没した後の故障率は下がりますが、絶対に故障しないわけではないです。
水没後は必ず乾かしてから電源を入れてくださいね。

まとめ

水没したときには必ず完全に乾燥させてから本体の電源を入れましょう。
それでも電源が付かない、音に異常があるときには即座に販売店に持ち込みましょう。
もし電源が入った場合でも、一度はメーカーでの点検を受けるようにしてくださいね。
対処は早いほうがより良いです。

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防水補聴器について

補聴器の故障の原因は汗が多い

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防水補聴器についてまとめてみた。利点と欠点を知って正しく使いましょう。

汗に強い、突然の雨や水場での仕事でも心配が少ない補聴器ってあるの?
こういった疑問やご要望をお持ちの方、防水補聴器はもちろんありますよ。
一般的に防水補聴器とされるものはIPX7以上の補聴器になります。

IPX7は防水の保護の程度でいうと二番目に高い規格です。
と言われてもよくわからないですよね。
本記事はこのような防水の規格のことや、防水の補聴器の特徴ついてや、利点と欠点を説明していきます。
実際に販売されている補聴器のことをお教えします。

防水型補聴器はこんな方にお勧め

汗かきで補聴器を壊した経験のある方

飲食系の仕事で常に水回りが近くにある

介護系の仕事で入浴介助など水に触れる作業がある

趣味にスポーツなどよく汗をかく運動をする

補聴器を掛けたままうっかりお風呂に入ったことがある

夏や汗をかくシーズンが来ると補聴器の故障が気になって仕方がない

外仕事で土埃が多い環境で使用する

キャンプや、山登り、釣りなどアウトドアの趣味を好むが急な雨にふられたことがある

よく動き回る子供用の補聴器として使用する場合

このような方には防水補聴器がお勧めできます。

防水型補聴器の特徴

補聴器には音を取り込むためにマイクの部分には穴がありますし、空気電池を使う関係上、電池ロッカーの底部には穴を設けたり、隙間あります。
こういった部分には埋めてしまうと、当然のことながら音も拾えませんし、空気電池が発電せず、補聴器としてうまく機能しません。
ですが防水補聴器は本体のケース自体が、防水加工されているものになります。
空気を通して、水、ほこりなどを通さない特殊な素材のシートを作ることに成功したことで防水補聴器が作られていくようになりました。
マイクや空気穴にこの特殊な素材のシートを張ることで水やほこりが入らず、音や空気だけ通す事ができるようになりました。
ほかにも本体のつなぎ目からの浸水を防ぐ防水パッキンや、制御基盤に防水処理を施すことでより防水性能の高い補聴器が生まれました。

防水・防塵性能の見分けかた

防塵防水の性能はIP〇△のような数値に注目してください。
〇に入る数値は防塵の性能(ほこり、塵、砂などに対する保護の性能)
△に入る数値は防水の性能(水濡れ、浸水に対しる保護の性能)
となっています。

それぞれの保護の程度はこのようになります。

このように防水・防塵の規格があり、この規格に沿って防水補聴器と呼ばれる補聴器は定義されています。
大抵のメーカーで、防水の保護規格が7以上の製品は防水補聴器と呼ばれるものになります。
この数値はメーカーのパフレットや説明書に乗っていますので、ここをチェックしていくといいですよ。
なおIPX8 IP6Xなど片方の規格をXで省略した記載もあるので覚えておくといいですよ。

防水型補聴器の利点と欠点

防水補聴器の利点はこちらです

利点
  • 汗や水濡れによる故障率が下がる
  • 水濡れを気にしなくなるので精神的な負担が減る
  • 修理負担額が減る

この二点が最も大きな利点ですね。
多少の汗や雨であれば、浸水して壊れてしまうということは減ります。ここは大きな変化でしょう。
使用する型の個人差はありますが、過去の補聴器と比べて1/3程度に修理に出す回数が減ったという人もいるぐらいですから、かなり大きな差になりますね。故障率が減ることで修理中の補聴器がなくて不便することや、修理で負担していた金額も減りますから、補聴器の修理が多い方はいいかもしれませんね。
仕事上、水場での作業が多い、外での仕事をしているなど使いたいときにうまく使えないかもという不安が拭い去れるので、安心して使えることでしょう。

 欠点
  • ”完全”防水ではないものもあるし、条件によっては故障することもある
  • 防水性能があるRIC型でもレシーバーは水没によって故障してしまう可能性がある
  • 定期的なメンテナンスをしないと防水補聴器の効果がなくなる・動作しなくなることも

防水補聴器と銘打たれている補聴器でも完全防水ではないものもあり、一定期間の水没がOKとなっているものもあるので注意して選びましょう。
IP67などの機種だと完全防水ではなく、一定時間の防水が認められているものですから継続的な水没は禁物です。
ロッカーが開いている状態で水に落としてしまうと、電池ロッカー内にある電池用の電極端子が錆びたり、接触が悪くなってしまうこともあります。
電池ロッカーからの浸水は想定外の故障を招くこともあるので、あくまで、電池ロッカーが閉まっている状態で防水できるものだと思ってください。

耳の中に入れるためレシーバーが外に出ているRIC型補聴器は、レシーバーが水濡れなどしてしまうと水没して音が出ない故障につながります。
音が出る部分や、その内部は防水加工できないのが関係しています。
なおRIC型補聴器でも耳の中に入れる部分を耳の形にして作ったHPレシーバーであれば防水機能は向上しますよ。(それでも注意すべきパーツですが…)

注意すべき点としては防水パッキンや、防水のシートが劣化してしまうと浸水してしますことがあります。
そして皮脂によって油膜が張ってしまった場合はマイクや、電池用の空気穴がふさがってしまいうまく動かない可能性があります。
定期的にメンテナンスをしてあげる必要があります。
一年に一回はメーカーでのオーバーホールして防水・防塵性能の保持をしていきましょう。(オーバーホールは修理保証期間内は無償ですよ!)

 

販売されている防水補聴器の紹介

ただいまメーカーで販売されている防水加工のされた補聴器はこのようなものがあります。

IP67の補聴器

シーメンス・シグニア
プライマックスシリーズの耳かけ型(標準・RIC・パワー)片耳¥250,000-から

フォナック
ベンチャーシリーズ ボレロV オーデオV(13のみ) 片耳¥150,000-から

IP58の補聴器

オーティコン
イニウムセンス 片耳¥170,000-から

ワイデックス
ユニーク ¥150,000-から

IP68の補聴器

リオン補聴器
スプラッシュ 片耳¥138,000-から

オーティコン
べロックスシリーズ Opn 片耳¥230,000-から

ワイデックス
ビヨンド 片耳¥185,000-から

フォナック
ビロングシリーズ オーデオ B 片耳180,000-から

ベンチャーシリーズ ナイーダV 片耳¥150,000-から
ベンチャーシリーズ スカイV 障害者総合支援法・軽中等度難聴支援対応 一般販売は¥195,500-から

ちなみに補聴器はすべて非課税となっています。

ざっと列挙して行きましたが、ここら辺が最近のモデルで防水性能がしっかりしているモデルですね。
ほかのブランドもありますが今回が割愛させていただきます。

まとめ

防水補聴器について書いてきましたが、防水補聴器は故障しない補聴器でも、メンテナンスフリーの補聴器でもありません。
汗や湿気、ほこりなどで故障は減りますけど、減るだけで故障しないわけではないし、物理的な破損などは当然します。
メンテナンス不足ではうまく動作しないこともありますからね。
あと書き忘れましたが、液体とはいえ、海水や、シャンプーや、薬品が混ざている状態の水は防水の想定外の液体なので壊れる可能性はあります。これも注意すべき点ですね。

まず日常防水という面ではIPX7(防水規格7)以上あれば全く問題ないかと思います。
家事をしていてうっかり水に落としてしまったことがあったり、農作業や、仕事などでの雨や、水濡れ、スポーツなどの趣味での汗など補聴器が気になったことが多かった方はこれから防水機能に関して調べて購入していきましょう。
最近はIP68のモデルがあるので、防水補聴器のことをしっかりしって使っていければかなり心配は減って、気楽に補聴器がつかっていけますよ。

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補聴器の故障の原因は汗だった!?夏場の故障対策お教えします。


暖かくなってくると行楽、スポーツなどアクティブに行動する機会が増えてきますね。
それに伴って出てくるのは汗という補聴器の大敵です!
実は暖かくなってからの補聴器の故障の原因No.1は汗による不調や、故障です。
補聴器を長持ちさせて快適に使うために、汗による故障の対策に関してご紹介していきます。
汗による故障対策のポイントは

  • 汗をかいた後のケアを忘れないです。
  • 汗に強い補聴器を選び故障する確率を減らす

そもそも汗に強い機種を用意したり、そうでない機種でもしっかりケアしていくことで、うまく使っていくことができますよ!
夏場は補聴器が故障しやすいなんて方や、初めて夏の間に補聴器を利用するという方は是非読み進めてください。

汗によって補聴器が壊れてしまう理由とは

汗が補聴器の大敵といっても汗をかくのは止められませんね。
故障しやすい部位をしっかり理解して、そこを守るようにするとこの呼称は防げるかもしれません。
故障しやすい部分はここです。

  • レシ―バー
  • マイク

この二つが汗によって特に故障しやすい部分です。

レシーバー

レシーバーは音自体を再生するための部品になります。この部分は湿気に比較的弱い部分ですので、使用後に湿気っている状態にすると故障しやすいです。
レシーバーは標準耳かけ型や、パワー型、耳穴型は本体の中に入っています。
RIC型の場合は耳の中に入れている部分がレシーバーになります。

マイク

マイクは外の音や、音声を補聴器に取り込む役目を持っているので、必然的に補聴器の外側についています。マイクは頭から垂れてきた汗で故障してしまうことが多いのが実のところです。
レシーバーよりもマイクのほうが汗によっての影響を受けやすいといわれています。

主にこの二つの部位の故障が、汗が起因となった故障で多いのです。
どうにか避ける方法はないでしょうか。

汗による故障を防ぐにはこまめなケアが一番

汗をかくことは避けられませんし、汗をかく環境であっても補聴器は外しっぱなしにすることができないですよね。

ですから補聴器の故障を防ぐにはこまめなケアが必要なんです。以下のことを心がけましょう。

汗をかいたら、肌を拭うだけでなく、できれば補聴器についた汗をこまめに拭きとる

本体の汗をできる限り拭きとるだけでもかなり違います。
汗をかくのは止められませんが、本体をこまめに拭くだけでも本体に湿気が溜まりづらくなりますし、防水などの加工がされていないものでも中に汗が侵入するのを防げます。
耳かけ型を使用している方は、より意識して拭いていただけると壊れづらいですよ!
頭から汗をかきやすい場合は、ヘアバンドを着けたり、帽子をかぶって直射日光による汗をかくことを防止したり、かいた汗垂れてこないようにするのもいい方法です。

耳の中に入る部分は耳垢が溜まらないようにする

耳に入る部分は耳垢が溜まりやすく、耳垢が溜まっていると、音が出なくなってしまったり、耳垢が含む湿気がレシーバーに負荷をかけてしまい故障してしまいます。
掃除した耳垢が本体の中に入らないように音の出てくる方向を下にしてブラシ掛けしてあげてくださいね。
特に耳穴型、RIC型は耳垢による故障も多いので意識的に掃除してあげましょう。

一日の終わりには必ず乾燥材の入ったケースまたは、補聴器用の乾燥機入れてあげる。

一日の終わりに補聴器をきれいに拭いて、耳垢を取り除きます。
そのあとに電池を外して、補聴器を丸ごと乾燥材の入ったケースに入れて保管して下さい。
こうすることで補聴器内の湿気をすべて取り除きます。
ここで注意すべき点は乾燥材には使用期限があることです。
乾燥材の色が変わっているとその乾燥材はもう湿気っているので入れても効果がありません。
青い球が赤もしくは紫に代わったら交換です。(乾燥材によってはオレンジ色のものはあるのでそれは緑に変わったら)

おすすめの汗対策グッズ

汗による故障対策に便利なグッズもあります。

補聴器用乾燥機


交換の手間や効率よくしっかり乾燥させるには、補聴器用の乾燥機を用意すると楽ですよ!
フォナックのD-dryや、IDEXのクイックエイドが有名ですね。
どの乾燥機も約1万円~1万5千円程度で乾燥、除菌をしながら、保管できるので、一台持っておくのがおすすめです。

こういった日々のメンテナンスと使う上での細かな気遣いだけでもかなり故障率が下がりますよ。

汗対策カバー

汗対策用の補聴器カバーが発売されており、カバーをかけることで汗の侵入を防ぐようにできます。
補聴器カバーで注意が必要なのは、ほとんどが綿素材で作られていることもあり、長時間つけっぱなしにすると、汗を吸った補聴器カバーの湿気で補聴器が故障することです。
短時間の使用にはお勧めできますが、つけっぱなしはいただけないというものですので、注意しながら使う必要があります。
補聴器カバーでおすすめはスパンデックス素材でできている「イヤギア」です。速乾性に優れるので室内などの涼しいところでは外して乾かしておけば安心して使えますよ。

汗による故障を防ぐには防水防塵加工がされた補聴器が一番。

とはいえ、汗による故障が心配!という方には防水防塵加工がなされた補聴器がお勧めです。
では防水防塵加工された補聴器を見分けるにはどうすればいいかお教えしますね。

防水防塵には規格がある。

まず防水防塵には規格があり、それによってどの程度の水濡れ、埃などが入って壊れないかなどが大きく異なります。
規格の内容はこのようになっています。

このようになっていますので、防水防塵の加工がされているか見分けるには、IP○○という数字に注目していただけると補聴器の防水防塵機能がどの程度かわかります。

この補聴器であれば防塵が最高基準の全く中には埃が入らないという基準です。
そして防水は7なので、一定時間の水没では中に水が入りません。
多少の汗では水没することがないということですね。
しかし一定時間と限定されているように、長時間水気にさらされているのは良くないということですから、本体は適度に拭きとってあげる必要がありますね。

最近の補聴器では最高基準のIP68を取得している補聴器もありますのでそういった機種を購入しておくと、これからのシーズンの汗や、突然の雨でも故障の心配が減りますね。
防水補聴器といえど絶対に壊れないわけではないので、使用後のケアは忘れないでくださいね。

まとめ

これからのシーズンは補聴器の大敵である汗の対策をしっかりしていきましょう。
少しの手間をかけてあげるだけでも故障率はぐんと下がります。
防水補聴器ならさらに壊れる心配が減りますよ!

メンテナンス、使用後のケアの仕方に関してお教えしたり、防水補聴器のご用意もあり、お試しいただけますので、お気軽にご来店、お問い合わせください。

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■所在地 〒101-0021 東京都千代田区外神田4-6-7 カンダエイトビルB1F
Kandaeito building B1F 4-6-7, Sotokanda,Chiyoda-ku,TOKYO,101-0021 JAPAN
■アクセス JR各線 つくばエクスプレス 秋葉原駅より徒歩5分 / 地下鉄銀座線 末広町駅より徒歩2分