はじめまして。秋葉原補聴器リスニングラボの認定補聴器技能者、ハヤシです。
「補聴器って、どれも同じじゃないの?」
そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。補聴器は形状によって、それぞれ特徴や使いやすさが異なります。耳にかけるタイプや耳あな型補聴器など、種類によってメリット・デメリットもさまざまです。
この記事では、補聴器の種類ごとのメリット・デメリットを、私ハヤシが日々の接客で感じていることも交えながら、できるだけわかりやすくお伝えします。
「どの補聴器が自分に合うのか、全然わからない」という方にこそ、ぜひ読んでいただきたい内容です。
たろうくん最近、片耳が聞こえにくくなって耳鼻科に行ったら、補聴器が必要かもしれないって言われたんだ。でも、補聴器っていろんな種類があるんだよね?どうやって選べばいいんだろう…😟
みみちゃんそうだね。補聴器には、耳あな型・耳かけ型・RIC型など、いくつか種類があるよ💡 それぞれメリット・デメリットが違うから、特徴を知って選ぶのが大切だよ✨
たろうくんそんなに種類があるんだ!😳 それぞれ聞こえ方や使いやすさも違うのかな? 自分に合わない補聴器を選んで後悔したくないし……。どうやって選べばいいのか心配になってきたよ😟
みみちゃんそれぞれメリット・デメリットがあるから、耳の状態や使う場面に合わせて選ぶことが大切だよ💡✨ まずは、耳あな型・耳かけ型・RIC型の特徴を一緒に見てみよう!

補聴器の種類を正しく知ることが、納得できる選択への第一歩

補聴器には、大きく分けて次の4種類の形状があります。
- 耳あな型(IIC・CIC・カナル・フルシェルなど)
- 耳かけ型(標準型・RIC型・パワー型)
- ポケット型(箱型)
- 骨伝導型
それぞれが「なぜその形なのか」には、ちゃんと理由があります。聴力の程度、耳の形状、生活スタイル、操作のしやすさ——これらが全部からみ合って、あなたに最適な一台が決まります。「どれが一番いいか」ではなく、「あなたに一番合うのはどれか」という視点で選ぶことが大切です。

耳あな型補聴器|目立たなさを最優先したい方に

「補聴器をしているのを、できれば人に気づかれたくない」というお気持ち、よくわかります。補聴器に対して、まだまだ心理的なハードルを感じる方は少なくありません。そんな方に真っ先にご紹介したいのが、耳あな型です。
耳あな型は、耳の穴の中にすっぽり収まるタイプの補聴器です。オーダーメイドで個人の耳型に合わせて作られるため、装着時のフィット感が高く、自然な音の聞こえ方が得られやすいのが特徴です。
耳あな型の種類(IIC・CIC・カナル・フルシェル)
耳あな型には、さらに細かくサイズと対応難聴度による種類があります。
| 種類 | 特徴 | 対応難聴度の目安 |
|---|---|---|
| IIC(最深部装着型) | 耳の奥深くに入るため、外からは完全に見えない。最も目立たない | 軽度〜中等度 |
| CIC(耳穴装着型) | 耳穴にすっぽり収まり、外からほぼ見えない | 軽度〜中等度以上 |
| カナル(耳穴密着型) | 耳穴にピッタリはまる。外からやや見える。マイクが比較的大きく高音域に強い | 軽度〜高度(重度対応モデルもあり) |
| フルシェル | 耳介を埋めるように装着。操作ボリュームが大きく使いやすい | 軽度〜重度 |
IICはもう本当に小さくて、周囲から気づけれにくい補聴器なんです。ただ、小さいがゆえに操作が難しいこともあるため、お客さまの指先の状態も確認しながらご提案しています。
耳あな型のメリット・デメリット
メリット
- 耳介(耳のくぼみ)の集音・方向感・共振効果を最大限に活かせる
- 鼓膜との距離が近く、自然な音の伝達感がある
- 個人の耳型に合わせたオーダーメイドなので、装着時の違和感が少ない
- 目立ちにくく、コンプレックスを感じさせない
- 物理的に外耳道をふさぐため、風切り音などの雑音をある程度カットできる
デメリット
- 耳垢が多い方・飴耳(湿式耳垢)の方・耳漏(ジュクジュク)がある方は使えない場合がある
- 耳あなの形状が特殊な場合、オーダーメイド製作ができないことがある
- 補聴器本体が小さいため、搭載できる機能が制限される場合がある
- 超小型タイプは電池が小さく、充電タイプや大型電池に比べ使用時間が短い傾向がある
- 「耳閉塞感」が出やすく、自分の声が変に聞こえることがある(使い慣れると改善されていくことが多いです)
詳しくは店頭スタッフへお気軽にお問い合わせください。
耳かけ型補聴器|使いやすさと性能のバランスが魅力

耳かけ型は、補聴器の中でも最もポピュラーな形状です。本体を耳の後ろにかけ、細いチューブや電線を通じて耳栓(イヤチップ)から音を届けるしくみです。
「耳かけ型って目立つんじゃないの?」と思われる方も多いのですが、最近の機種は小型化・スリム化が進んでいます。髪の色に合わせたカラーバリエーションを選べる機種も多く、装着していることが分かりにくいモデルも増えています。そうなんですね、わたしがお店で「これをつけてみてください」とお渡しすると、鏡を見たお客さまが「意外に目立たないのね」とおっしゃることが多いです。
耳かけ型の種類(標準型・RIC型・パワー型)
| 種類 | 特徴 | 対応難聴度の目安 |
|---|---|---|
| 標準型(BTE) | 最もスタンダードな耳かけ補聴器。透明チューブで耳につなぐ | 軽度〜重度 |
| RIC型(レシーバー内蔵型) | 本体が耳の裏に隠れるほど小さい。レシーバーを耳の中に入れるため高音質 | 軽度〜高度 |
| ポケット型 | 高度〜重度難聴に対応した強力タイプ。防水・防塵性が高く、電池も大容量 | 中等度〜重度 |
耳かけ型のメリット・デメリット
メリット
- 軽度から高度まで幅広い難聴度に対応する機種が揃っている
- 本体サイズが大きめのモデルは操作・装着がしやすく、高齢者の方にも向いている
- 耳あな型に比べてBluetoothなどの通信機能や多チャンネル処理など高性能なモデルが多い
- 耳垢が多い方・耳漏がある方でも故障しにくい
- 電池が大型なモデルは長時間使用できる
- 同等スペックであれば、耳あな型より価格が抑えられることがある
デメリット
- 大量に汗をかきやすい方は、故障リスクが高まることがある(防水モデルで対応可能な場合もあります)
- 耳あな型に比べると、外見上は目立ちやすい(ただしRIC型は例外)
- メガネやマスクと干渉することがある
汗対策については、慎重に!特に夏場や運動時の使用は、防水性能を必ず確認してからお選びください。
※相場価格を表示しています。リスニングラボの特別価格は、店頭にてご確認ください。
RIC型補聴器|目立ちにくさと高音質を両立したい方へ

RIC型(Receiver-In-Canal)は、耳かけ型の一種ですが、その特徴は「本体の小ささ」と「音質の良さ」を両立している点にあります。
従来の耳かけ型は、チューブを通じて音が耳に届くのに対し、RIC型はレシーバー(スピーカー)そのものを耳の中に入れます。そのため、本体がとても小さく耳の後ろにほぼ隠れます。しかも音がダイレクトに鼓膜近くへ届くため、クリアな音質が得られやすいんですね。
「耳あな型の目立たなさ」と「耳かけ型の高機能・操作しやすさ」の、いいとこ取りをしたようなタイプ——それがRIC型だとわたしは感じています。最近、当店でもお客さまの間でRIC型への関心がとても高まっています。
ポケット型(箱型)補聴器|操作のしやすさを最優先する方に

ポケット型は、本体をポケットや胸ポケットに収め、コードでつながったイヤホンから音を聴くタイプです。スイッチやボリュームが大きく、手元で見ながら操作できるため、指先が不自由な方や視力に不安のある方でも扱いやすいのが特長です。
こんな方に向いています
- 自宅でテレビや会話をよく聴くシーン中心の使い方をしている方
- 入院中・療養中で外出が少ない方
- 指先の細かい動作が難しい方
注意点
- 現在流通しているポケット型は、デジタル処理よりアナログ方式が主流で、最新のデジタル補聴器と比べると音質や雑音処理の面で差が出ることがあります
- 衣擦れの音が入りやすい・コードが邪魔になりやすいといった点もあります
- 行動的な生活スタイルの方にはやや向いていません
「お父さんがどうしても補聴器を嫌がるので、操作が一番簡単なものを」というご相談で、ポケット型を選ばれるご家族もいらっしゃいます。装用者ご本人が使い続けられる補聴器が「一番いい補聴器」だと、わたしはいつも思っています。
骨伝導補聴器|通常の補聴器が使えない方の選択肢

骨伝導補聴器は、頭蓋骨を振動させて音を内耳に伝えるタイプの補聴器です。通常の補聴器が耳穴を使って音を届けるのとは根本的に仕組みが異なります。
向いている方
- 中耳炎や鼓膜の損傷など、外耳・中耳に問題がある「伝音性難聴」の方
- 生まれつき耳の穴がない「外耳道閉鎖症」の方
- 耳垢栓塞(耳垢詰まり)や耳漏で通常の補聴器が使えない方
- 耳硬化症(耳小骨の動きが鈍くなる疾患)の方
一方で、加齢性難聴のように内耳や聴覚神経の機能低下が主な原因となる「感音性難聴」には、一般的に骨伝導補聴器の効果は限定的とされています。眼鏡型やカチューシャ型の製品が多く、装着のしかたを正しく習得することも大切です。
骨伝導補聴器が自分に向いているかどうか、詳しくは店頭スタッフへお気軽にお問い合わせください。
補聴器の形状・難聴度・ライフスタイルで選ぶ早見表
「結局、自分にはどれがいいの?」と迷ったときのために、目安となる早見表を作りました。あくまでも参考の目安ですので、最終的には専門家によるフィッティング(調整)が欠かせません。
| こんな方に | おすすめ形状 | 理由 |
|---|---|---|
| 「目立ちたくない」を最優先 | IIC・CIC・RIC型 | 外から見えにくい・小型 |
| 操作・装着のしやすさを重視 | フルシェル・標準耳かけ型・ポケット型 | ボタンや音量調節が大きめ |
| 高度〜重度の難聴 | 標準耳かけ型・フルシェル | 高出力・高性能 |
| 耳垢が多い・耳漏がある | 標準耳かけ型 | 耳穴にマイクが入らないため故障しにくい |
| 伝音性難聴・耳の構造的な問題 | 骨伝導型 | 耳穴を使わずに音を伝える |
| 多機能・スマホ連携を使いたい | RIC型・標準耳かけ型 | Bluetooth等の通信機能が豊富 |
| なるべく費用を抑えたい | ポケット型・耳かけ型(標準型・RIC型) | 同スペックで耳あな型より安価な傾向 |
秋葉原で補聴器を無料体験してみませんか?

「形状のことはなんとなく分かってきたけど、実際につけてみないとわからない」——そうなんですね、まったくその通りです。補聴器は試してみて初めて「これだ!」とわかることがほとんどです。
秋葉原補聴器リスニングラボでは、以下のサービスをすべて無料でご提供しています。
- 聴力測定(専用の防音室で正確に計測)
- 補聴器の無料試聴(複数の機種を実際に体験)
- 2週間の無料レンタル(ご自宅・職場など日常生活の中でお試しいただけます)
- 他店でご購入された補聴器の調整・アフターケアも対応(再調整料を頂戴しています)
世界の主要7メーカーの補聴器を取り扱い、認定補聴器技能者スタッフが丁寧に対応します。障害者総合支援法による補装具費支給制度のご相談も承っています。
土日・祝日も営業中! ぜひお気軽にご来店ください。
📍 〒101-0021 東京都千代田区外神田4丁目7-1 新東ビル eイヤホン秋葉原店本館内 6F
🚃 JR秋葉原駅 電気街口より徒歩5分 / 地下鉄銀座線 末広町駅1号出口より徒歩1分
📞 フリーコール:0800-777-3341(通話料無料)/ 03-5298-5573
🕐 営業時間:11:00〜19:00(月曜・火曜定休)
🌐 https://秋葉原補聴器.com/

納得できる補聴器選びを、一緒に考えましょう

補聴器の形状の違いは、ただの「見た目の好み」ではありません。聞こえの程度・耳の状態・生活スタイル・使いやすさ——これらをすべて考慮したうえで選ぶことが、本当に使える補聴器への近道です。
聞こえへの不安を感じたら、ぜひ早めにご相談ください。2週間の無料レンタルで、日常生活の中でじっくりお試しいただけます。いかがでしょう、まずは一歩、踏み出してみませんか?
秋葉原補聴器リスニングラボでは、来店予約なしでも対応可能です(混雑時はお待ちいただく場合があります)。土日・祝日も営業しておりますので、どうぞお気軽にお立ち寄りください。
FAQ:補聴器の種類でよくある質問
Q1. 耳あな型と耳かけ型、どちらが音質がいいですか?
音質の良さは形状だけでは決まらず、機種・メーカー・フィッティング(調整)の質が大きく影響します。一般的には、RIC型や高性能な耳かけ型はデジタル処理の自由度が高く、雑音抑制・方向性などの機能が充実しています。一方、耳あな型は耳介の集音効果を活かせるため「自然な聞こえ」を感じやすいとおっしゃる方も多くいます。実際に試聴してみることが一番の近道です。
Q2. 目立たない補聴器を使いたいのですが、どれが一番見えませんか?
最も外から見えにくいのは、耳あなの奥深くに装着するIIC型です。次いでCIC型、そして耳かけ型のRIC型も本体が耳の後ろに隠れるため、対面してもほとんど気づかれない場合があります。どれが「最も目立たないか」は耳の形状にもよりますので、ぜひ店頭でフィッティングを体験してみてください。
Q3. 補聴器は両耳につけないといけませんか?
両耳に難聴がある場合、両耳装用が推奨されることが多いです。両耳装用のメリットとして、音の方向感の把握・雑音下での言葉の聞き取り向上・聴覚の維持などが挙げられます。しかし、一方の耳だけ難聴がある場合や、片耳での装用が適切と判断される場合もあります。聴力測定の結果をもとにスタッフと一緒に検討しましょう。
Q4. 汗をかきやすいのですが、補聴器は大丈夫ですか?
最近の補聴器の多くは、一定レベルの防塵・防水性能(IP規格)を備えています。汗に強いモデルを選ぶ、乾燥ケースを活用するなどの対策で長く使っていただける可能性があります。特にスポーツや屋外作業が多い方は、防水性の高いモデルを慎重に選ぶことをおすすめします。くわしくは店頭スタッフへお気軽にお問い合わせください。
Q5. 補聴器は医療費控除の対象になりますか?
補聴器は、医師による「補聴器の必要性」の証明(補聴器適合に関する診療情報提供書)があれば、確定申告の医療費控除の対象になる可能性があります。しかし、適用条件や必要書類については税務署や担当医にご確認ください。当店でも制度の概要についてご案内することが可能です。
Q6. 補聴器と集音器は何が違いますか?
補聴器は薬機法上の「医療機器」として認可された製品で、専門家による聴力測定とフィッティングが必要です。集音器は音を大きくする電子機器ですが、医療機器ではありません。聞こえの悩みがある場合は、まず正確な聴力測定を受けてから適切な機器を選ぶことが重要です。
Q7. 補聴器の慣らし期間はどのくらいかかりますか?
個人差がありますが、補聴器に慣れるまでには一般的に数週間から数か月かかることが多いです。最初は自宅など静かな環境で短時間から使い始め、徐々に装用時間を伸ばしていくのがおすすめです。当店では購入後も定期的な調整・フォローアップを行っていますので、「装着してみたけど違和感がある」という場合はお気軽にご相談ください。




