
A.ふつうの補聴器で聞こえやすくなる場合と、クロス補聴器で聞こえやすくなる場合の2パターンがあります。
片耳が難聴で聞こえにくい場合、ことばを聞き取る能力が残っていれば、音を増幅するふつうの補聴器で聴力を補うことが可能です。
ことばを聞き取る能力が低下している場合1は、補聴器で音を大きく増幅しても正確な聞き取りがむずかしい場合があるため、聞こえる側の聴力を活かして左右両方の音を聞くクロス補聴器2を使うことで聞き取りが改善する可能性があります。
ことばの聞き取り能力が残っているかどうかは、病院での検査や補聴器店での測定で知ることができ、結果を見ればふつうの補聴器orクロス補聴器どちらが適しているかがわかります。

片耳が聞こえにくいと感じたら、自分の判断で補聴器を購入するのではなく、まずは耳鼻科や補聴器店で相談3してみましょう。補聴器は価格や特徴も機種によってさまざまですので、試聴やレンタルでいろいろな補聴器を体験してみることをおすすめします。