
A.片耳だけでも効果はありますが、両耳の装用がおすすめです。
補聴器は両耳で使うことが基本とされていますが、片耳難聴1のかたや、両耳で使い始めるには負担が大きいケース2もありますよね。片耳のみの装用でも、聴力に合わせて音の調整ができ、聞こえをサポートします。
しかし両耳に補聴器をつけると、補聴器の両耳装用の機能3と左右の耳の効果4が加わります。両耳での装用のほうがメリットは大きくなるんです!
補聴器をつける耳の選び方ですが、聴力によっては聞こえのよい耳に補聴器をつけた方が、より効果を得られやすい場合があります。どちらの耳につけるかの判断には、聴力検査の結果が大切になってきますので、耳鼻科を受診し、専門的な検査をうけましょう。
- 片方の耳のみ難聴がある場合、片耳に補聴器をつける方法とクロス補聴器をつかう方法があります。クロス補聴器はきこえの良い片耳で両方向の音を聞くので、難聴の原因や程度によらず使用でき、効果も見込めるのでおすすめです。
- 補聴器の使い初めに、自分の声が大きく聴こえたり、耳が塞がっているような違和感を感じる場合があります。しかし、補聴器を使っていくとだんだんとなれていく場合がほとんどです。
- 両耳で補聴器を使うと、雑音を抑える機能や、聞きたい方向の音をひろい不要な音を抑える機能(指向性マイク)が使えます。
- 耳が左右2つあることで、音の方向や距離感がわかったり、雑音下でも言葉と雑音を聞きわけて会話をすることが可能なんです。