フォナックのクロス補聴器を徹底解説【知ってナットク!】

フォナック クロス補聴器

フォナックのクロス補聴器をご紹介しています!片耳難聴のことばの聞きとり改善にはクロス補聴器が効果を発揮します。きこえない側の音をききとることができるため、難聴側からの呼びかけがきこえる・立ち位置を気にしなくても会話ができるなどが利点です。当サイトではフォナックのクロス補聴器をくわしく、わかりやすく解説しています。

フォナック社のクロス補聴器は安定した通信性能や、耳かけ型・耳あな型どちらも選べること、カラーバリエーションの豊富さなどが特徴です。

突発性難聴やムンプス難聴(おたふく風邪)などの片耳難聴の方にお選びいただいています。

人気機種・特徴・お客様の感想・スタッフがオススメするポイントなど、フォナックのクロス補聴器について詳しく説明していきますね。

補聴器 種類

クロス補聴器を発売しているメーカーはいくつかあるのですが、形状や性能、価格帯などさまざまな種類があります。クロス補聴器を選ぶときに、どんな機能があれば自分にあうのか、カタチや値段による性能の違いなどを知っておけば安心ですよね。

今回ご紹介するフォナック社はスイスに本社があり、クロス補聴器に定評のあるメーカーです。

フォナックのクロス補聴器ならではの特徴、使い心地、相場などを知りたい方はぜひご一読して、クロス補聴器選びの参考にしてみてください。

ココカラは片耳難聴の原因についてご説明しますね。

片耳難聴の原因

片耳難聴(一側性難聴)を発症する原因として、以下のようなものがあります。

突発性難聴

片耳に難聴の症状がでる原因として、突発性難聴やムンプス難聴などがあります。

突発性難聴はめまいや耳鳴りといった前兆となる症状がでたあと、突然片耳が聞こえなくる難聴です。

早期の耳鼻科受診・治療をおこなったとしても、元通りの聴力に改善するのは約3割といわれ、治療が遅れると難聴の症状が後遺症として残ってしまう可能性があります。
まれに両耳に症状がでる場合がありますが、ほとんどの方は難聴の症状がでるのは片耳です。

ムンプス難聴

ムンプス難聴はおたふく風邪のムンプスウィルスが原因による片耳難聴で、予防接種をうけることで事前に対策をとることはできます。

おたふく風邪にかかってしまい、ムンプスウィルスが耳の下にある耳下腺から内耳に感染してしまうと、重い難聴の症状がでる場合があります。

突発性難聴やムンプス難聴で症状が重く、重度の感音性難聴になってしまうと、補聴器で音を増幅しても音としてはきこえるものの、コトバとして正確にききとれないことがあるんです。

突発性難聴、ムンプス難聴の場合、通常の補聴器できこえを改善することはむずかしいことが多いんです。

片耳難聴に最適なクロス補聴器

クロス補聴器 しくみ k1 難聴側の耳に補聴器をつけても聞きとりの改善が難しいのであれば、きこえる側の耳で左右両方の音をきく、クロス補聴器が有効です。

きこえない側の耳にクロス補聴器(送信機)、きこえる側の耳に通常の補聴器(受信機)をそれぞれの耳に装着します。

きこえない側の音をクロス補聴器が集音し、その音を無線で聞こえる側につけた補聴器に飛ばし再生します。
きこえる耳できこえない側の音を聞き、片耳難聴のきこえを補うのがクロス補聴器です。

フォナックについて

 

フォナック 補聴器

 

クロス補聴器は数社から発売されていますが、中でもフォナック社のクロス補聴器をオススメするのには理由があるんです。

補聴器先進国であるスイスの補聴器メーカー、フォナック社の特徴のひとつとして、ロジャーシステム(デジタルワイヤレス補聴援助システム)で使われているワイヤレス通信技術が優れている点があります。

多人数での会議や授業など、補聴器のみでは聞きとりが困難な場合にロジャーシステム(各種ワイヤレスマイク)を補聴器と併用して、会話の聞き取りを改善させます。

難聴者の就学・就労支援を目的として、ロジャーシステムを取り入れる企業や学校が増えてきているんです。

ロジャーシステムについてはコチラ

クロス補聴器は左右の補聴器がワイヤレス通信をおこなうことで、片耳難聴のきこえを補います。
クロス補聴器の通信にも、ロジャーシステムでつちかった通信技術が生かされているんです。

また、フォナックのみ耳あな型のクロス補聴器がラインナップされていることなどから、クロス補聴器に力を入れているメーカーとして認知されつつあります。

フォナック公式ホームページはコチラ

フォナックのクロス補聴器

フォナックのクロス補聴器は、耳かけ型と耳あな型を選べるのが特徴です。
耳あな型のクロス補聴器は他メーカーにはなく、フォナックのみラインナップされています。

 

ビロングシリーズ

2017年発売のクロス補聴器ビロングシリーズは、電池交換式の耳かけ型・耳あな型にくわえて、2018年に発売された充電式クロス補聴器があらたにラインナップされました。(充電式クロス補聴器は耳かけ型のみになります。)

耳かけ型

フォナックの耳かけ型クロス補聴器は、電池の種類によって3タイプあります。

 

クロスB-312 クロスB-13
フォナック クロス補聴器 フォナック クロス補聴器 K1
¥95,000

(税抜)

312(PR41)

電池使用

電池寿命 46~58時間

防水性能 IP68

¥95,000

(税抜)

13電池(PR48 )

電池使用

電池寿命 77~96時間

防水性能 IP68

対応補聴器

オーデオB/ボレロB/

ナイーダB/スカイB

対応補聴器

オーデオB/ボレロB/

ナイーダB/スカイB

 

クロスB-R
フォナック クロス補聴器 充電
¥110,000

(税抜)

リチウムイオン電池使用

(充電式)

フル充電時 16時間

(3時間で100%充電が可能)

防水性能 IP68

対応補聴器

オーデオB-R(充電式)

 

小型・軽量で目立たないものをご希望であればクロスB-312、電池の持ちや操作性重視ならクロスB-13、充電式で電池交換のストレスなく使いたい方はクロスB-Rがオススメです。

 

耳あな型
クロスB-312 カスタム クロスB-13 カスタム
フォナック クロス補聴器 耳あな型 K3 フォナック クロス補聴器 耳あな型
¥120,000(税抜)

312(PR41)電池使用

電池寿命 53~76時間

防水性能 なし

 

¥120,000(税抜)

13電池(PR48 )電池使用

電池寿命 88~126時間

防水性能 なし

対応補聴器

バートB

対応補聴器

バートB

耳あな型のクロス補聴器は、電池サイズのよって2機種がラインナップされています。

ダイヤル式ボリュームコントロールとTコイルは無償オプションで、有無が選べます。

ダイヤル式ボリュームをつけた場合、音量とクロスバランス調整はしやすくなりますが、クロス補聴器本体のサイズが大きくなってしまうデメリットがあります。

 

フォナックのクロス補聴器の特徴

フォナックのクロス補聴器の特徴・オススメのポイントをくわしくご紹介していきますね。

目立ちにくさ

クロス補聴器の耳かけ型を装用したときのイメージ写真です。

クロス補聴器 見た目真横からだとレシーバーのコードがわずかに見える程度で、つけていることがほとんどわかりません。

クロス補聴器 目立たない

後ろからみるとクロス補聴器本体が少しみえてしまいますが、本体のカラーを髪の毛の色に近づければより目立ちにくくなり、髪の毛で隠せばまわりからはほとんど見えなくなります。

 

クロスB-312カスタムの装用イメージです。

フォナック クロス補聴器 耳あな

クロスB-13カスタムの装用イメージです。

フォナック クロス補聴器 耳あな2

上の312タイプより電池サイズが大きくなるため、すこしサイズが大きくなっています。

 

 

スタッフのコメント

耳あな型はワイヤレス通信をおこなうための設計上、一番小さい機種でもカナル型になってしまうので、目立ちにくさでは耳かけ型のRICタイプには劣ってしまいます。

耳あな型のクロス補聴器の場合、きこえる側にも耳あな型の補聴器をつけることになるので、自分の声の響きやこもり感がかなり強く感じることがあります。耳あな型をご希望の場合は補聴器店スタッフとよく相談しましょう。

補聴器

 

カラーバリエーション

 

フォナック クロス補聴器 カラー最近の補聴器は一昔前にくらべて見た目もちいさくスタイリッシュになり、カラーバリエーションも豊富で、格段におしゃれになっています。

なるべく目立たないほうが良い、という方は髪の毛の色に近いカラーであれば、かなり目立ちにくくなりますよ。

 

 

フォナック クロス補聴器 カラーK1

耳あな型はシェルと呼ばれる本体のカラーを、スタンダードなベージュのほかに、クリア・レッド・ブルーのスケルトンで作ることができます。

 

 

スタッフのコメント

ビロングシリーズは本体のカラーを耳かけ型は9種類、耳あな型は4種類から選べます。
左右それぞれ別の色をえらぶこともできるので、補聴器をおしゃれに見せたい方にオススメです。

 

装用感

クロス補聴器 装用感

 

耳かけ型はたくさん穴を開けて通気性を良くしたオープン耳栓を使うことで、自分の声のこもり感や閉塞感をかなり軽減できます。
音楽用のイヤホンとくらべても、違和感はかなり少ないです。

クローズ耳栓は通気孔が開いていないぶん耳が密閉されて音量感は増しますが、自分の声のこもり感も大きくなってしまいます。

耳あな型の場合は、物理的に耳を大きく塞いでしまうので、耳かけ型にくらべると違和感は強く感じる場合があります。

耳あな型のこもり感の対策として、ベントと呼ばれる通気孔を開けることで違和感を軽減することも可能です。

 

 

スタッフのコメント

クロス補聴器を実際につけるときに、装用感はとても大事なポイントになります。
とくに耳あな型はベントで通気性を確保しても、つけはじめの違和感になじめない方もいらっしゃいます。
耳かけ型は試聴・レンタルが可能ですが、耳あな型はオーダーメイドのため、購入してつけてみるまで実際の装用感がわかりません。
そのため納品日から90日以内であれば、返品、成形のやりなおし、耳かけ型への交換に対応していますのでご安心ください。(耳かけ型は30日以内になります。)

 

 

聞こえやすさ

フォナックの補聴器(受信機側)には、オートセンスOSという自動環境認識機能が搭載されています。
まわりの騒音環境にあわせて、マイクの指向性や雑音抑制機能を自動で調節してくれるので、常に最適な音質で会話を聞くことができます。

 

指向性

画像で説明

耳あな型のクロス補聴器は耳の中にすっぽりとおさまり、集音マイクが耳の穴付近にくるため、耳介効果といって耳本来のもつ集音機能を活かすことができるんです。

耳かけ型はマイクが耳のうしろ側にくるため耳介効果は使えませんが、マイクの指向性を使うことで自然な音の方向感覚がえられます。

※同時に使う補聴器の機種によってはクロス補聴器側マイクの指向性は使えません。

音量調整

耳かけ・耳あなともに本体についているスイッチでボリュームのコントロールが可能です。

補聴器 操作

312電池タイプの耳かけ型と耳あな型は、左右にひとつづつしかスイッチがついていませんが、短押し・長押しでボリューム操作やプログラム切り替えの動作を振り分けることができます。

音域

音域の調整は、同時に使用する補聴器の機種によってかわりますが、8~20バンドでの調整が可能です。

バンド数が多くなれば、周波数帯をより細かく調整できるようになり、音質が向上します。

フォナック補聴器 調整 k

補聴器の

クラス

90

【プレミアム】

70

【アドバンス】

50

【スタンダード】

30

【エッセンシャル】

バンド数 20 16 12 8

ワイヤレス接続機能

デジタルワイヤレス補聴援助システム『ロジャー』に対応しています。
ワイヤレスマイクで補聴器に音声を直接届けることで、講演会やセミナーなど補聴器だけではききとりがむずかしい、離れた場所にいる人の声を聞き取りやすくできるんです。

ロジャーについてくわしくはコチラ

クロス / バイクロス

聞こえる側の聴力が正常な場合、聞こえる側につける補聴器はクロス側から送信された音のみを出力します。

正常な耳にたいしては音を増幅する必要がないためです。

聞こえる側にも難聴の症状がある場合は、音を出力するだけでなく補聴器としても機能して、聞こえを補います。

 

クロス補聴器 バイクロス 聴力受信機となる補聴器をつける側の聴力が正常な場合と、補聴器側に難聴がある場合ではクロス補聴器のフィッティング方法がことなります。

片耳の聴力が正常な場合は、補聴器はクロス補聴器から送られた音声を出力するのみですが、難聴の症状がある場合は受信機のはたらきに加えて補聴器としても機能するんです。

 

防水性・防塵性補聴器 防水 防塵

耳かけ型のクロス補聴器はIP68の防水・防塵規格を取得しているため、万が一水に濡れてしまった場合や、雨の日なども安心です。

耳あな型のクロス補聴器は防水・防塵には対応していません。

※IP68とは、防水・防塵の国際保護等級で、粉塵試験装置に8時間入れたあとや水面から1メートルの水中に30分以上いれたあとでも、修理が必要なダメージが発生せず、水面下での使用が可能なことを示しています。

※完全防水とはことなります。防水・防塵性能を維持するために、一年ごとのメーカーによるメンテナンスをおすすめします。(メンテナンス費用5,000円。保証期間内は無償。)

価格帯

クロス補聴器の価格帯はどのメーカーでもさほど差はなく、耳かけ型で約90,000円から約110,000円で、耳あな型で約115,000円~約120,000円です。

この価格に受信機となる補聴器の金額がプラスされ、耳かけ型の合計で約23万円、耳あな型だと約28万円がそれぞれの最低価格になります。

メンテナンス

クロス補聴器のマイク部分や補聴器側のレシーバー(音の出口)にゴミやホコリ、耳アカなどが詰まると出力の低下につながります。

フォナック 補聴器 メンテナンス

出力低下をふせぎ、長く補聴器を使うためにも、音の出口をブラッシングするなどこまめなお手入れが大切です。

メーカー保証

クロス補聴器は1年間、補聴器は2年間のメーカー修理保証がついています。保証期間内であれば、自然故障にかぎり無償で修理が可能です。

紛失・破損・水没は保証対象外ですのでご注意ください。

返品・交換について

耳かけ型は納品日から30日以内、耳あな型は納品日から90日以内であれば返品・交換・再作の期間が可能です。

耳あな型の補聴器は耳の型を採取して作るオーダーメイドのため、実際にどのようなきこえ方になるのか、購入前に試すことができません。

そのため購入から90日以内であれば、機種の交換・作り直し・返品が可能な期間をもうけてあります。

フォナック以外のクロス補聴器

クロス補聴器を発売しているメーカーは、フォナックの他にシグニア(旧シーメンス)、ワイデックスの2社がありますが、当店ではワイデックス社のクロス補聴器は取扱がありませんのでご了承ください。

シーメンス・シグニアのクロス補聴器についてはコチラ

 

フォナックのクロス補聴器を購入したお客様の感想

実際にフォナックのクロス補聴器を体験・購入されたお客様の声を、体験談としてまとめました。
片耳難聴の方が実際につかってみた感想なので、ぜひ参考にしてみてください。
(お客様の承諾を得たうえで、体験談を掲載しております。)

メリット・デメリットを含む体験レポートはコチラ

補助金を利用する方法

クロス補聴器の購入で補助金を利用できる場合があります。
聴力レベルが身体障害者手帳に該当する場合が補助金支給の対象になります。

クロス補聴器の補助金についてくわしくはコチラ

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クロス補聴器のデメリットはコチラ!

クロス補聴器にはどのようなデメリットがあるのかを事前に知っておきましょう。
購入前の参考にしてみてください。

クロス補聴器のデメリットについてはコチラ

まとめ

フォナックのクロス補聴器についてくわしくご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
フォナック社のクロス補聴器は品質や性能、デザインの良さから多くの方にお選びいただいています。
片耳難聴でお困りの方にフォナックのクロス補聴器の良さをしっていただき、きこえの改善する選択肢のひとつとしてお考えいただければ幸いです。
ご精読ありがとうございました。

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