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シグニアのクロス補聴器をご紹介【片耳難聴にオススメ】

シーメンス クロス補聴器 シーメンスのクロス補聴器をご紹介しています!片耳難聴でも両耳聞きのメリットが得られるのがクロス補聴器です。シグニアの売れ筋の機種・特徴・お客様の感想・スタッフのおすすめポイントなど今回はシーメンスのクロス補聴器について詳しく説明したいと思います。

片耳難聴になると、日常生活の中でさまざまな悩みがあるかと思います。
きこえない側からの呼びかけがきこえない、騒がしい場所での会話が聞き取りづらい、会議や飲み会の席で立ち位置を気にしなければならないなどがあるのではないでしょうか。

一般的な補聴器で音を増幅してきいてみても、思ったような聞きとり改善の効果が出にくいのも、片耳難聴の特徴です。

通常の補聴器で改善できなかった場合にオススメするのが、片耳で両方からの音を聞き取ることができるクロス補聴器です。

ココカラは片耳難聴の原因と対処法について解説していきます。

片耳難聴とは

片耳難聴 補聴器片耳難聴は名称の通り、片耳の聴力低下の症状がでる難聴で、片耳難聴と一言でいっても原因や症状、難聴の程度はことなります。。

原因

片耳難聴といってもその原因はさまざまで、代表的なものに以下のものがあります。

突発性難聴

ストレスや血流障害が原因ではないかと言われていますが、本当の原因は解明されていません。

ムンプス難聴

ムンプスウィルス(おたふく風邪の菌)が内耳に入りこみ、感染することで発症します。
先天性難聴

遺伝や胎内感染、頭蓋骨の奇形などが原因としてあげられます。

 

ほとんどが片耳のみ聴力低下の症状がでるのですが、まれに両耳に難聴の症状がでる方もいらっしゃるようです。

治療と改善方法

耳の聞こえに違和感を感じたり、耳鳴りやめまいがある場合は、まずは早急に耳鼻科を受診しましょう。

発症してからの処置が遅れてしまうと、治療をおこなってもきこえの改善が難しい場合があります。

突発性難聴やムンプス難聴はおもにステロイド投与をおこなうのが一般的な治療方法です。

治療中は安静にして、できるだけ静かな環境で耳を騒音にさらさないことが大切になります。

ココカラは片耳難聴のきこえの改善に効果が期待できる、クロス補聴器についてご紹介していきますね。

片耳難聴に有効なクロス補聴器とは

片耳難聴 クロス補聴器 効果

片耳難聴の方にはクロス補聴器がオススメです。クロス補聴器は、通常の補聴器と組み合わせてつかう両耳装用の補聴システムです。

片耳難聴なのに両耳に補聴器をつけるの?とギモンに思われるかもしれませんが、ちゃんと理由があるんです。

ココカラはクロス補聴器はなぜ両耳に補聴器をつけるのか、その理由と聞こえの仕組みをご説明致しますね。

クロス補聴器のきこえの仕組み

クロス補聴器は、きこえない側の耳にクロス送信機、聞こえる側に耳に受信機となる補聴器をそれぞれ装着します。

クロス送信機がきこえない側の音を集音して、きこえる側につけた補聴器(受信機)にワイヤレスで送信して、きこえない側の音を聞きとります。

きこえる側の耳で左右両方の音をきくことにより、ことばの聞きとりやきこえの改善をはかるのがクロス補聴器です。

今回はシグニアのクロス補聴器をご紹介しますので、まずはシグニア社についてカンタンにご紹介しますね。

シグニアについて

シーメンス シグニア

シーメンス補聴器が誕生してから約140年。シグニアは、シーメンスの高品質と革新性を継承し、幅広いお客様のニーズにこたえるブランドとして、2016年1月に誕生しました。

以下は公式ホームページからの引用です。
シグニアの歴史についてカンタンにまとめてありますのでご覧ください。

1878年

ベルナー・フォン・シーメンスが最初の難聴補助機器としてPhonophorを開発しました。シーメンスブランド初の耳かけ型補聴器、Siemens Auriculetteを開発シたのが1959年です。この開発はより目立たない補聴器をつくるうえで大きな影響を与えました。その7年後にはシーメンス最初の耳あな型補聴器を市場に導入しています。

1970年

シーメンスは本格的な国際企業として、世界中の市場に進出し、シーメンスの補聴器を販売するために欧州や北米、後にはアジアの各国に子会社を設立しました。

2012年

シバントスの研究者がオルデンブルク大学との協力により、両耳の補聴器同士をおたがいに通信させる両耳通信システムを開発しました。

2015年

シーメンスはシーメンスオーディオロジーソリューションズをEQT社に売却をしました。シーメンスオーディオロジーソリューションズの名称変更によりシバントスグループが誕生しました。

2016年

新しいブランドSignia(シグニア)としてあらゆる補聴システムと聴覚ケアの新時代の幕を開けました。これからも常に先を見据えてお客様のことを第一に考えながら、高いクオリティの製品をみなさまにお届けするために日々挑戦を続けています。

シグニア公式ホームページはコチラ

シグニアについておわかりいただけたでしょうか?

ココカラはシグニアのクロス補聴器の性能や機能の特徴などをくわしくご紹介していきますね。

シグニアのクロス補聴器

シーメンス シグニア クロス補聴器

・ライバル機種その他2社(内部リンクでジャンプ)

フォナックのクロス補聴器についてはコチラ

・詳細を説明する誘導文

機種

シグニアのクロス補聴器は、最新のNXシリーズ補聴器とあわせて使う『クロスPure312 NX』と、ひとつ前のモデルであるプライマックスシリーズ補聴器とあわせて使う『クロスPure』の2機種がラインナップされています。

クロスPure 312 NX クロスPure
シグニア クロス補聴器 最新
312電池使用 バッテリー寿命 約110時間 312電池使用 バッテリー寿命 約110時間
カタログ価格 ¥97,200(税込) カタログ価格 ¥97,200(税込)
本体カラー 全11色 シグニア クロス補聴器 カラー 本体カラー 全5色

ベージュ・グラナイト・グレー・ブラウン・シルバー

  • クロスPure312NX対応機種   NXシリーズすべて
  • 対応クラス   7NX、5NX、3NX(Pure10 NX、IIC、CICは除く)
  • クロスPure対応機種 CelionPrimax、PurePrimax、MotionSAPrimax、MotionPPrimax、MotionSPPrimax、IncioPrimax(CIC、CIC312は除く)
  • 対応クラス 7Primax、5Primax、3Primax

クロス補聴器の価格と性能はどちらも同じになっていて、クロス補聴器のきこえ方や性能が決まるんです。

特徴

クロス補聴器の特徴は、受信機として使う補聴器の機種により性能に違いがでるトコロです。

クロス補聴器は機種による性能の差がないので、補聴器で性能が変わります。新しいNXシリーズであれば、プライマックスシリーズにくらべてチップの処理速度が上がることでより多くの音情報を処理できるため、雑音抑制の性能向上や本体の小型化が可能になりました。

シグニアNXについてはコチラ

目立ちにくさ

 

シグニアのクロス補聴器は、耳かけ型の中でも小型で目立ちにくいRIC型を採用しています。

装用イメージ

 

シグニア クロス補聴器 見た目

カラーバリエーションが豊富なので、髪の毛の色にちかいカラーであればより目立ちにくくなります。

装着感

シグニアのクロス補聴器は小型・軽量のRICタイプの耳掛け型なので、装用したときの違和感もかなり少なく、快適にお使いいただけます。

通気孔の開いたオープンタイプの耳栓を使用すると、こもり感や閉塞感をおさえ、つけていることを忘れてしまうほど違和感が少なくなります。(オープンタイプ耳栓は聴力の程度によって使用できない場合があります。)

使いやすさ

シグニアのクロス補聴器はとても小さいため、電池交換やつけ外しなどの取り扱いに少し慣れが必要です。

充電タイプの補聴器と組み合わせて使うこともできますが、補聴器は充電、クロス補聴器は電池交換となるので、使いやすいとはいいにくいでので、シグニアのクロス補聴器を選ぶなら電池交換タイプがオススメですね。

他メーカーになりますが、スイスのフォナック社からは充電タイプのクロス補聴器が発売されました。

フォナックの充電式クロス補聴器はコチラ

聞こえやすさ

クロス補聴器は一緒に使う補聴器の性能によってきこえやすさがかわります。

一対一での会話や静かな場所での会話であれば、高価で高機能な補聴器でなくても対応できますが、雑音や騒音の多い場所や声が反響する会議室など、複雑な音環境での言葉の聞き取りには性能の良い補聴器が必要になります。

きこえやすさについては試聴やレンタルで確認するのがよいですね。

指向性

指向性とは、横~後方の音をマイクの特性でカットし、正面の会話だけに焦点をあてることで会話をより聞き取りやすくする機能です。

補聴器側の性能によって、設定できる指向性の幅がことなります。

クロス補聴器 聞こえやすさ

 

 

音量調整

クロス補聴器の音量の調節は、本体についているスイッチでおこないます。

10段階の音量調節が可能で、調節幅は8dBから最大32dBまで設定することができます。

シグニア クロス補聴器 操作

外部機器とのワイヤレス接続

別売のリモコンを接続することで補聴器の音量コントロールやプログラム切り替えができます。

最新のNXシリーズはBluetoothを搭載しているので、スマートフォンと接続し音量調節やプログラム切り替え、電話のときに補聴器から相手の声を直接聞き、会話をすることが可能になりました。

そのほかにも電池残量の確認や、一日の使用状況(i PHONEのみ)などの確認ができます。

クロス / バイクロス

補聴器(受信機)をつける側にも難聴の症状がある場合には、受信機側も補聴器として機能させることができ、左右両方のきこえをおぎなうことができます。

このフィッティング方法をバイクロスフィッティングといいます。

防水性・防塵性(スタッフのコメントも添えて)

シグニアのクロス補聴器は防水、防塵加工が施されています。
補聴器は肌に身につけるものなので、汗や皮脂がつきやすく故障の原因になりやすいのですが、防水・防塵性能のよって故障のリスクが軽減されています。
防水、防塵はIP68を取得していますが、完全防水とは異なりますのでご注意ください。

バッテリー寿命

クロス補聴器は小型の312電池を使用しています。
カタログ数値で約110時間となっていますので、聴力の状態や使用環境によって多少の差はありますが、1週間から10日ほどが交換の目安になります。

補聴器側は13電池タイプを選ぶことができ、こちらで約二週間程が電池寿命の目安です。

価格帯

シグニアのクロス補聴器は97,200円(税込)です。
対応する補聴器の価格はひとつ前のモデルであるプライマックスシリーズで250,000円から、最新のNXシリーズだと270,000円からとなっています。

プライマックス3+クロスPureで347,200円、3NX+クロスPure NXで367,200円からとなっています。
フォナック社のクロス補聴器は補聴器とあわせて235,200円からとなっていますので、価格面ではフォナックのクロス補聴器のほうが有利です。

補聴器やクロス補聴器は高額ですので、価格面も大事ですが実際に試してみてきこえ方に満足できるかどうかが一番大切です。
販売店で試聴・レンタルして使ってみることをオススメします。

 

メンテナンス

補聴器は汗や湿気が大敵ですので、使い終わったら専用の乾燥ケースに入れて保管しましょう。
体質的に耳アカが多いと音の出口に耳アカが詰まってしまい、出力低下の原因になります。
こまめなブラッシングや耳アカ防止フィルターの定期的な交換などが大切です。

メーカー保証

補聴器は管理医療機器で保証期間は2年、機種によっては3年ですが、クロス補聴器は周辺機器になるので、保証期間は一年間です。
自然故障のみ保証適用になり紛失・破損・水没による故障は保証の対象外になります。

スタッフのオススメ機種・組み合わせ

シグニアのクロス補聴器の中で、スタッフがオススメする組み合わせをご紹介します。

シグニア クロス補聴器 オススメ

スタッフのオススメは、最新シリーズのクロスPure NXとPure312 3NXの組み合わせです!

クロス補聴器の聞こえは補聴器の性能によって決まるので、小型・軽量かつ聞こえをおぎなう性能に優れたPure312 3NXがオススメです、

その理由は、最新のNXチップを搭載した機種で音情報の処理や雑音抑制の機能も優れているのはもちろん、Bluetooth搭載なのでスマートフォンやワイヤレス機器との接続も可能な点もあげられます。

補聴器は製造終了から5年が経過すると交換部品の製造を終了してしまい、それ以降は部品の在庫がなくなり次第修理ができなくなってしまいます。

ですのでなるべく新しく発売されたものを選んだほうが良いという理由もあるんです。

 

まとめ

mimitaroukunシグニアのクロス補聴器をご紹介しましたが、いかがでしたか?
片耳難聴のきこえの改善に効果が期待できるのは、今のところクロス補聴器が最有力です。クロス補聴器できこえない方向からの音をおぎない、きこえの改善ができ、きこえに関する悩みを改善する選択肢の一つとして、クロス補聴器を一度試してみてはいかがでしょうか。
さいごまでお読みいただきありがとうございました。

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