片耳難聴に有効で信頼性も高いフォナックのクロス補聴器をご紹介します。フォナックのクロス補聴器が持つ特徴や聞こえの仕組み・機能・サイズ・価格の相場まで。さらには見えにくさ・目立ちにくさ・おしゃれ度など独自のスタッフレビューや、実際にフォナッククロス補聴器をご購入いただいたお客様からの貴重な商品レビューや感想をあわせてご紹介しています。ぜひ購入前の補聴器選びのヒントにされてはいかがでしょうか。
片耳難聴ではどのような補聴器を選べばよいのかというご相談をよくいただきます。最新補聴器では高価な商品も多いので慎重に選ばなくてはなりませんね。片耳難聴の症状が重く通常の補聴器が効果をあまり感じないケースがあり、その際に別の方法として片耳難聴専用の補聴器であるクロス補聴器を選択することになります。
クロス補聴器を取り扱うメーカーは複数あり、今回紹介するフォナックのクロス補聴器は中でも安定した性能で信頼性の高いものです。一度試してみることをお勧めします。
片耳難聴とは
片耳難聴とは片耳のみに起こる難聴のことを指し、その原因は音が伝わりにくい伝音性難聴と音を感じにくい感音性難聴、それらの特徴が混ざった混合性難聴があります。
片耳難聴での難聴は原因によって症状や治療についてが異なり、対応策も異なりますので、少々掘り下げてご紹介していきましょう。
また治療以後に他の改善策があるのかもご紹介していきます。
片耳難聴になる原因
片耳難聴の原因は伝音性難聴と感音性難聴、混合性難聴の3つに分かれます。
伝音性難聴は、音が伝わる耳の外側から鼓膜の奥の中耳までに音が伝わらない障害が起こっている難聴です。代表的なものは中耳炎や耳垢詰まり、鼓膜が破れること(鼓膜穿孔)、耳硬化症などの病気を片耳に発症すると片耳の難聴になります。
感音性難聴は、音を感じ取る内耳や神経に異常が出てしまう難聴のことを指します。先天性の片耳難聴やムンプス難聴、突発性難聴などが代表的であり、聴神経腫瘍などの病気も片耳難聴になりうるでしょう。
その両方の症状がみられるのが混合性難聴で、伝音性難聴の進行よって症状が悪化してしまって感音性難聴も併せ持つ例や、感音性難聴の方が伝音性難聴を引き起こす病気になってしまうと混合性難聴になります。
重度の耳硬化症や老人性難聴の方が中耳炎を発症しているケースが該当するでしょう。
片耳難聴の治療と改善方法
難聴は原因によって難聴自体の改善できるケースがあります。伝音性難聴の多くは治療であったり、手術による回復が期待できます。
感音性難聴の場合は、発症から短い期間であれば効果的な治療が行える例がありますが、発症から治療までが長期化してしまうと完治は難しくなるそうです。
難聴や耳の異変を感じた段階で耳鼻咽喉科医や専門の医療機関での治療をオススメします。
他の改善方法としては東洋医学である鍼灸治療などを用いることもあります。
治療による改善が見られない場合の聞こえの問題に関しては、補聴器で改善を測ることもあるでしょう。
片耳難聴の悩み
片耳難聴では片耳が聞こえるのでコミュ二ケーションに困ることが無いと判断されることが多いのですが、共通の悩みを持っています。
片耳難聴特有ともいえる一方からの音が聞こえないことは、健康な人から見ると単純に片側が聞こえるから関係ないと捉えられがちですが、片方だけで聞くということは聞こえに大きな影響を与えます。
片耳難聴になるばこのような悩みを持つでしょう。
聞こえない側がある
片耳難聴は片方からの音声が聞こえない為、音に対して死角ができてしまいます。
音の死角に人が入ると会話がほとんど聞き取れないですよね。
静かな環境では集中すれば問題ないこともありますが、健康な人ほど簡単に会話を聞き取ることができません。
位置取りに右往左往する
誰かといるときは必ずベストな場所を探してはいませんか。
片耳難聴は音の死角があるため、死角に人が入らないよう立ち位置や座り位置については必ず気にかけなくてはいけません。
不意に難聴側に人が入ると心がザワザワして落ち着きませんよね。
飲み会や会食など懇親を図る場所では最新の注意を払い行動したり、参加を避けてしまうこともあるようですね。
複数人での会話についていけない
片耳難聴の方は複数の人との会話で、矢継ぎ早に会話する人が変わってしまうと会話に参加できないことがあったり、曖昧な返事や相づちで済ませてしまうことがあるでしょう。
会話の内容についていけないために疎外感を覚えることもあるようですね。
聞き間違えや聞き逃いを頻繁にする
人の聞こえの仕組みでは、両耳で聞くことによって言葉を正確にとらえる様になっているため、片耳難聴になってしまうことで言葉の正確にとらえることができなくなってしまい、聞き逃しや聞き間違えをしてしまうことが増えてしまいます。
騒がし場所での会話は苦手
騒がしい場所での会話は苦手と感じる方が多いでしょう。
片耳難聴では雑音に紛れて言葉がはっきり聞こえにくくなってしまうので、会話内容を理解することが難しくなります。声の音量が小さくなるとより聞き分けが困難になってしまいます。
音の方向がわからない
音の出所がわからなくて声を掛けられても反応できないことや周辺の危険の察知も難聴側は難しいですね。
左右の耳で音を聞いて脳が処理することで音の方向感を理解していますので、片耳難聴になれば音の方向感はわからないのです。
突発性難聴などで片耳が聞こえなくなった方は外出へ恐怖感を覚えることが多いようですね
精神的なストレスが大きくなりやすい
片耳で音声をとらえようとするには常に集中していなくていけませんし、常に気を使って自分の立ち位置などの場所を気にする必要がありますね。
そういった一連の行動は、とてもストレスを感じると思います。
また片耳難聴は相手には見えないハンディキャップですから、声掛けに気がつかなくて無視していると心無いことを言われたり、会話を理解できなくて聞きなおせば少しムッとされたりなどストレスはしれずに大きくなっていませんか。
クロス補聴器に共通する仕組み
クロス補聴器は片耳難聴専用の補聴器ですが、両耳に補聴器をかけて試用するシステムで、聞こえる耳には補聴器を装着し、難聴の耳にはクロス補聴器(クロス送信機)を装着します。
2つの補聴器は通信機能によって同期しており、難聴側の音声をクロス補聴器で集音し無線通信によって補聴器に送信し、補聴器では受けた音声を再生することで難聴側の音声を聴力の残存している耳で聞くことができます。
聞こえがよい耳では耳栓によって元の聞こえが邪魔しないように、穴の開いた耳栓を利用して聞こえを維持するような仕組みになっているんです。
フォナックについて
フォナックは世界でもっとも普及している補聴器メーカーであり、世界のシェアの25%を誇るメーカーであり販売数が非常に多いメーカーですね。
母体はソノヴァという医療機器のメーカーのため、医療に根付いたノウハウや製品が特徴ですね。自動で環境認識して環境に適応したプログラムをつくりあげるオートセンスOSは非常に特徴的な機能で補聴器をしているのを忘れる自由さ、快適さが特長です。
創業は1947年でスイスのチューリッヒに設立されました。軽度から重度難聴まで幅広い難聴に対応する補聴器を製作していることから、世界的なシェアをとり100か国以上地域で愛用されています。
フォナックのクロス補聴器について
フォナックのクロス補聴器の機種と特徴をご紹介してまいります。
フォナックのクロス補聴器は、他メーカーとは異なり耳かけ型だけでなく、耳あな型もクロス補聴器としてラインナップされていることですね。
片耳難聴の人が求めるニーズや用途に合わせたクロス補聴器を選択できることや、本体の機能もユーザーの使いやすさを優先した機能になっているのがフォナックのよい点といえるでしょう。
反面他社に比べて電池消耗が早いという点は使用していく上で理解しておくですね。
フォナック クロスB-312
フォナックのクロス補聴器クロスB-312は、耳にかけるタイプですが耳の後ろに隠れてしまうほど小型なので目立ちにくく、取り扱いもしやすく人気のモデルです。
比較的若い年齢の方や女性に支持をいただいているモデルですね。
特徴
フォナックの補聴器を組み合わせることで、難聴側の音声を聞こえやすい耳に送信して会話の改善を行えるだけでなく、自動環境認識機能によって聞こえやすい音質に変更してくれるため、言葉の理解をしやすくしてくれるクロス補聴器です。
ボリュームなどの機能性を廃して小型で軽量に仕上げてある印象です。
使いやすさ
自動環境認識機能によって音質をコントロールしているので、ボタン操作が必要ありません。かけたらそのままというのが楽ですね。
プログラムボタンで、任意の音量変更・プログラム変更・バランスの変更が可能で扱いやすさもあります。
目立ちにくさ
本体は小さいので、耳の後ろに隠れて目立ちにくいですね。
カラーも髪の毛の色や肌の色に合わせたカラーがあるので、目立ちにくさが上がりやすいと思います。
おしゃれ度
本体は流線形のスマートな形状で、カラーリングは肌の色に合わせたカラーと髪の色に合わせた色で展開してあります。
カラーリングは高級感があるためオシャレ度は抜群です。
装着感
本体は人体工学を基に設計されているため万人に装着しやすい設計といえるでしょう。
ただし耳かけ型ですので、メガネやマスクを多用される方にとっては邪魔になりやすいかもしれません。
聞こえやすさ
フォナックのクロス補聴器は、他メーカーと比較しても聞こえやすさがピカイチです。
片耳難聴の具合に合わせて左右の集音バランスを調整できることや、周囲の環境音を認識して調整してくれるオートセンスOS機能により、いつでも快適な音質を得ることができます。
防水
防水性能はIP68を獲得しており、1mの水深に1時間着けていても水没しません。
日々の使用で汗や雨などでの故障の確率は下がりますので、安心ですね。
ただし電池ロッカーを閉じている状態に限りますので、あらかじめ理解しておきましょう。
市場価格(相場)
市場価格は95,000円(税抜)
当店独自のクロス補聴器割引に関してはお問い合わせください。
フォナック クロスB-13
フォナックのクロスB-13は、耳かけ型RIC補聴器でも大きめの電池サイズを採用し、音質のコントロールや扱いやすさなど機能面を拡張したクロス補聴器です。
RIC補聴器の耳の後ろに隠れるという特徴はそのままですので、極限までの小ささを求めていない方はコチラのほうが連続使用できる時間的にもおススメです。
特徴
フォナックの補聴器を組み合わせることで、片耳難聴側の音声を聞こえのよい耳に送信して会話の改善を行えるだけでなく、自動環境認識機能によって聞こえやすい音質で言葉の理解をしやすくしてくれるクロス補聴器となります。
電池サイズが大きくなったことで稼働時間を長くとることが可能となり、コントロールレバーによって任意で音量と左右の集音バランスの調整が可能です。
使いやすさ
自動環境認識によって本体の音質を調整してくれるので、基本的にボタン操作やヴォリュームの操作が必要ありません。耳にかけるだけで簡単という印象です。
ただ自動環境認識機能で納めることのできないシチュエーションも存在するため、
そのようなときのために本体のボリュームや集音バランスを同時に変更できると利便性が向上します。
クロスB-13は様さまざまな環境に対応できる使いやすさも兼ね備えているのです。
目立ちにくさ
クロスB-312に比較するとおおぶりの筐体になるので少しだけ目立ちやすくなるように思います。
ただ耳後ろに隠れるサイズであることは変わりありませんので、カラーによっては目立ちにくさをとることもできますね。
おしゃれ度
流れるような流線形のデザインと高級感のあるラグジュアリーなカラーですので、洗礼されたオシャレな印象を受けます。
カラーリングは落ち着いているのですがオシャレ度は高いといえるでしょう。
装着感
人間工学を基にした装着感ですので万人に受ける装着感ではありますが、本体重量が若干重くなるので補聴器をかけているという感覚はあると思います。
また耳が小さい人にとっては安定感にかけることもあるようで、メガネやマスクとの併用は邪魔になりやすいので注意しましょう。
聞こえやすさ
フォナックのクロス補聴器は耳かけ型のクロス補聴器でも聞きやすい音質であるといわれいます。
小さい音量を強調しやすいので騒がしさを感じることもありますが、はっきりと会話を聞き取れると好評です。
クロスB-13は音量や左右のバランスを任意で変更できるので、場所や環境に左右されにくくなり聞きやすさを重視することができるでしょう。
防水
フォナックの耳あな型補聴器はIP68の最高水準の防水性能を持っています。
日常生活での汗や雨などによる水濡れで故障する確率がグンと低くなっています。
電池ロッカーを開放していると防水性能がない状態になることと、経年劣化で防止フィルターが劣化するため交換が必要ということだけ理解しておきましょう。
市場価格(相場)
市場価格は95,000円(税抜)です。
当店独自のクロス補聴器割引に関してはお問い合わせください。
フォナック クロスB312カスタム
フォナック クロスB312カスタムは、耳あな型カナルサイズのクロス補聴器です。
耳あなにあつらえることで装着感の良さと耳が持ち集音効果を生かすことができます。
耳あな型補聴器の最大の特徴である見えにくさをとることができないのは難点ですが、騒音下では耳かけ型クロスよりも優れる印象です。
特徴
フォナックのワイヤレスに対応した耳あな型補聴器と組み合わせることで、片耳の難聴が重い状態の聞こえを改善できます。聞こえにくい側の音声を集音し、聞こえやすい耳に装着した補聴器から再生することで聞こえの改善をする仕組みになっています。
自動環境認識機能による音質のコントロールが快適な聞こえを実現してくれる耳あな型クロス補聴器です。
使いやすさ
基本的に耳にはめ込み聞こえやすい耳を塞ぐようにしてしまうため、片耳が健康な方には元ある聴力をおさえるようで扱いにくいでしょう。
片耳が高~重度難聴で、反対耳は軽度の難聴がある場合は、効果的に補聴効果をあげることができるのでとても使いやすくなります。
目立ちにくさ
クロス補聴器として製作できるサイズでは最も小さいサイズではありますが、耳のくぼみにはめ込むような形状になるため、見えないというのは難しいでしょう。
おしゃれ度
耳の穴にはまっている形状のためオシャレ度は低いですね。
目に見える部分は、日本人の肌になじむようにはカラーリングされています。
装着感
耳あなに合わせて製作するオーダーメイド補聴器なので、装着感はひときわよいですね。ただし耳に馴染むまでは違和感をおぼえることもあります。
合わないときにはメーカーで修正してももらえるので、ちょうどいい装着感を目指すことも可能です。
聞こえやすさ
フォナックのクロス補聴器は、聞こえを重視した設定になっているため聞こえやすさは非常に期待できますね。環境を認識して最適な音量と音質によって快適な聞こえを実現できるでしょう。
また耳あな型クロスに限っては耳が持つ自然の集音効果も期待できるので、音の方向感をつかみやすくなるとされています。
防水
耳あな型補聴器は耳の外側に守られる形になっているので汗の影響を受けにくいとされています。
明確な防水等級は表記されていませんが、耳かけ型同様の仕様になっているとのことで防水性は高いと考えられます
市場価格(相場)
市場価格:110,000円(税抜)
当店独自のクロス補聴器割引に関してはお問い合わせください。
フォナック クロスB-13カスタム
フォナックのクロスB13カスタムは、耳あなのくぼみの半分または全体にはめ込むようにして使う耳あな型クロス補聴器です。
装着感の高さと電池寿命の長さ、機能性を盛り込んだ耳あな型補聴器となります。
主に片耳が重度以上、反対耳に難聴がある場合に利用されるケースが多いですね。
失聴していても聞こえる範囲を広め、聞こえの補助を行うことができるので両耳に難聴をお持ちの方にオススメです。
特徴
フォナックの耳あな型補聴器と組み合わせている利用することで、難聴側の音声をクロス送信機によって集音し、反対耳に装着した補聴器で再生し聞こえをカバーする仕組みになっています。
自動環境認識機能によってプログラムを自動切換えし、常に最適な音声を補聴器が届けてくれます。
使いやすさ
ボリュームを搭載されており、自分の扱いやすいように本体音量のコントロールだけでなく左右バランスの調整ができるので、人と環境により合わせやすいのが特徴です。
プログラムボタンも搭載さ入れているので、あらゆる環境に合わせることができオールラウンドな活躍が可能です。
目立ちにくさ
耳全体を覆うような形状であるため、目立ちにくさは期待できません。
逆に目につきやすいことで周囲の人へ難聴への配慮を受けることが多い形状ですね。
おしゃれ度
基本的に目に見える部分は、ベージュで見た目のオシャレさはありません。
耳に入る内部は、クリア・ブルー・レッド・ベージュが選べるのでカラー自体は選択可能です。
目に見えるので逆にカラーリングできてオシャレにできればいいですよね。
装着感
耳の形に合わせて作るオーダーメイドなので、装着感は間違いなくいいですね。
はじめてのころは装着に違和感を覚えますが、以降は買い替えするにも耳あな型がいい!となる方が多いように思います。
聞こえやすさ
フォナックでは聞こえを重視した性能や仕様しているため聞こえやすいクロス補聴器だと定評がありますね。
自動環境認識によるサポートだけでなく、自分で人の配置や雑音の多さなど身の回りの状況に合わせてボリュームや左右バランスのコントロールができるため、とても聞こえやすさを重視できる機種だと思います。
防水
耳あな型は防水性能規格に登録されないのですが、耳かけ型のクロスと同様の防水フィルターを利用しているため防水性は高いと考えられます。
また耳自体で汗が入らない構造になっているので汗での不要なトラブルは可能性が低いですね。
市場価格(相場)
市場価格:110,000円(税抜)
当店独自のクロス補聴器割引に関してはお問い合わせください。
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クロス補聴器のデメリット
クロス補聴器にはデメリットが存在しており、それを理解した上で利用することが必要です。
- 音の方向感はわかりにくい
- 極端に騒がし場所では効果がない
- 本人の聞こえに左右される
クロス補聴器は補助をすることがメインの補聴器のため、もともと聴こえる耳での音の処理能力に左右される傾向にあり、改善の度合いは個人差が大きくなります。
ここであげたデメリットも一般的には難しいとされる状況や効果ですが、まれに目に見えて改善する人もいるので試さないことには、判断できないことでもあります。
クロス補聴器のメリット
クロス補聴器にはデメリットが存在しますがそれを上回るメリットがあるのです。
- 難聴側の音声を聞くことができる
- 聞き間違えや聞き逃しが減る
- 複数人の会話を理解しやすくなる
- 騒がしい中での会話の理解がしやすくなる
- 立ち位置や座り位置を気にしなくてよい
ほとんどの装用者の感想で、上記のような意見をいただきます。
片耳難聴で困っている聞こえを改善できる点が大きなメリットでしょう。
クロス補聴器は長所も短所もあり、メーカーの違いもあることから、ユーザー様からの意見もさまざまあります。
スタッフから一言
クロス補聴器は片耳難聴の聞こえを改善する方法の一つであり、近距離での会話を効果的に改善できる方法です。中でもフォナックのクロス補聴器は他社に比較して効果的な聞こえの改善が見込まれます。
電池消耗が激しいのが運用するうえでネックになってしまうので、理解したうえで使用するか、充電式のものを選択するといいでしょう。
またマイクの集音率を変更できることや環境に合わせて自動で音質を変更してくれるため、さまざまなシチュエーションに対応できるのも魅力的です。
しかしクロス補聴器が実際にあなたに効果的なのか知るには、試してみる他に方法はありません。
私が数多く見てきたクロス補聴器を装用した片耳難聴者の感想も、よい面とワルい面の両側が見えておりますし、クロス補聴器で改善がない方には別の方法で改善策を考えることもあります。
あなたとともに方法を考えられるためにもぜひ一度手に取って体験してみてください。
まとめ
フォナックのクロス補聴器について説明してまいりましたがお役に立てましたか。
フォナックのクロス補聴器は、耳あな型と耳かけ型の2種類で電池サイズによってさらに2つのサイズ計4機種が選べます。使用する条件やあなたのもつ要望にあわせることができるのが特徴ですね。自動環境認識機能や片耳難聴のために考えられた機能によって、しっかりと聞こえの改善ができることがフォナックの魅力といえるでしょう。
またクロス補聴器はユーザーからの感想にあるように、劇的な効果の人もいれば、効果はあるが環境に左右される方もいるので試すことが重要になりますね。
クロス補聴器をすることで会話や立ち位置の問題など片耳難聴ならではの悩みは解消できるでしょう。また身の回りの危険察知などにも役立ちますので、より安全に生活することができるでしょう。