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補聴器とロジャーは認知症に有効?【難聴の改善によるメリット】

認知症 補聴器 ロジャー

フォナックのロジャーや補聴器で難聴の聞き取りを改善することにより、難聴による認知症のリスクを押さえることが出来るのか、詳しくご紹介していきますね。補聴器やロジャーで認知症の予防になると嬉しいですね。

フォナックのロジャーや補聴器は認知症の予防に有効?といったご質問を受けることがあります。

フォナックの補聴器援助システム「ロジャー」は周囲が騒がしく会話が聞き取りにくい場所や、距離の離れた相手の会話を聞き取りやすくサポートすることで、人工内耳や補聴器をお使いの方や、APD(聴覚情報処理障害)でお困りの方の聞き取りを改善するワイヤレス補聴援助システムです。

難聴が認知症のリスクを高める可能性があるということを、最近テレビやインターネット記事で目にすることが多くなり、難聴と認知症の関連が注目されるようになってきました。

認知症の危険因子には加齢や遺伝などさまざまなものがありますが、難聴が認知症の危険因子であることが近年わかってきたため、難聴をサポートする補聴器やフォナック社のロジャーについてのお問い合わせが増えてきています。

目次

難聴と認知症の関係性について

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難聴と認知症の関係については、厚生労働省が認知症に対する施策を定めた「認知症施策推進総合戦略 (新オレンジプラン)」のなかで触れています。

新オレンジプランとは?
認知症の人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域のよい環境で自分らしく暮らし続けることができる社会の実現を目指し、新たに「認知症施策推進総合戦略~認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて~」(新オレンジプラン)を関係府省庁と共同で策定。新オレンジプラン概要より引用

新オレンジプランによると、認知症高齢者の数は2025年には約700万人、65歳以上の高齢者の約5人に1人に達することが見込まれていると記載があります。今や認知症は誰もが関わる可能性のある身近な病気といわれているんです。

新オレンジプランでは認知症の危険因子として以下の要因が挙げられています。

  • 加齢
  • 遺伝性のもの
  • 高血圧
  • 糖尿病
  • 喫煙
  • 頭部外傷
  • 難聴

一般的に認知症は加齢によるものと思われていますが、その他にもさまざまな要因が認知症と関わっているんですね。

新オレンジプランの内容については厚生労働省ホームページで確認できます。

難聴を放置せず耳鼻科で診察を受けましょう

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難聴を放置すると会話が聞き取りづらくなったり聞き返しが多くなることで、周囲とのコミュニケーションが少なくなりがちになります。
家族や友人との会話コミュニケーションの機会が減ると、うつ社会的孤立を招いてしまうおそれがあり、結果的に認知症のリスクが高まってしまう可能性があるんです。

以下のようなことに思い当たりませんか?

  • 聞き返しが多くなった気がする
  • テレビの音が聞こえにくい
  • 呼びかけに気が付かないことがある

加齢性の難聴は自覚しづらいため、家族や友人に指摘されて難聴がわかるというケースも多いんです。

上記のことをご自身で自覚していたり、あるいはまわりの方に指摘されたことがある場合は聴力の低下が起きている可能性があるため、まずは耳鼻科で診察を受けることをオススメします。

補聴器で難聴の聞き取りをサポート

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耳鼻科で難聴と診断され、治療での改善が見込めない場合は補聴器やロジャーを使って聞き取りを改善することを検討しましょう。

補聴器やロジャーを使用することで、聞こえにくさからおこる生活の不便会話を聞き取れない悩みが解消でき、積極的に周囲とコミュニケーションを取れるようになることで難聴による認知症のリスクを軽減できる可能性があります。

難聴の聞き取り改善におすすめのロジャーとは

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難聴の聞こえは補聴器をつけて改善することが一般的ですが、聴力の状態や会話の環境によっては補聴器のみでの聞き取り改善が難しい場合があります。

  • 騒音が多い場所での会話
  • 聞きたい相手と距離が離れている

補聴器のみでは聞き取りづらい騒がしい場所や、会議や講演会など離れた場所からの機器路にフォナックのロジャーが活躍します。

会話が聞き取りづらくなる「周囲の騒音」「相手との距離」という2つの原因をロジャーが解決し、騒がしい場所や距離の離れた相手の声を聞き取るなど、より良い聞こえを実現することができます。

認知症で補聴器を使えない場合の対応方法

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認知症だけでなく、手先が動きづらいなどの理由で補聴器のつけ外しや電池交換などがご自身でできない方の場合は、ご家族や周囲の方の協力が必要な場合があります。
現在はつけ外しがカンタンであつかいやすい補聴器や、電池交換の必要ない充電式補聴器など取り扱いがしやすい補聴器も増えてきているため、ご高齢の方でも使いやすい補聴器を選ぶことが可能です。
当店のご高齢のお客様で補聴器のあつかいが難しく、最初はご家族の協力が必要だった方も徐々にトレーニングをすることで8~9割の方がご自身で補聴器を扱えるようになっています。
補聴器をはじめて使うにあたって補聴器店スタッフはもちろん、ご家族のフォローやコミュニケーションが大切になる場合があるんです。

まとめ

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補聴器とロジャーの認知症との関係についてご紹介しました。
補聴器やロジャーが認知症に直接効果があるわけではありませんが、会話やコトバ、生活の中で大切な音をしっかりと聞き取ることで、難聴が原因による認知症のリスクは軽減できる可能性があります。
難聴を放置せず、補聴器やロジャーで聞き取りを改善できれば生活がより豊かになり、毎日がもっと楽しく健康的になりますね。

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