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補助金で購入できる片耳補聴器をご紹介!【給付条件と申請方法もわかる】

片耳補聴器 補助金

補助金で購入できる片耳補聴器をご紹介しています。
片耳補聴器は条件を満たせば補助金を利用して購入できる制度があり、購入費用の負担を抑えることが出来るんです。
片耳補聴器で補助金が給付される条件や購入までの流れや、いくら補助金が支給されるのか、どこで申請すればいいのかなどご紹介していますのでぜひご覧ください。

しかし、補聴器の補助金制度は障害者手帳が必要になるので誰でもこの福祉制度を利用できるわけではありません。また、お住まいの地域によって補聴器の助成金制度がありますが、こちらも聴力や年齢などの条件をクリアする必要がありますので自分が対象に当てはまるのか、事前に確認しておくのがいいですね。

片耳補聴器の購入で補助金を利用するには、おもに障害者総合支援法による給付があります。

補聴器は価格が高く保険も適用されないため、購入費用がネックになる方は多いのではないでしょうか?

難聴のレベルが身体障害者手帳の基準に該当する方は、申請をおこなうことで補助金の給付を受け補聴器を購入できるんです。

補聴器購入費用の90%を補助金でまかなえるため、条件に当てはまる方は活用して補聴器を購入しましょう。

目次

補助金で片耳補聴器を購入するまでの流れ

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補助金の支給を受けるためには医療機関(耳鼻科)で検査や診断を受け、役所と補聴器販売店で申請のための手続きが必要です。

補助金で片耳補聴器を購入するまでの流れをご紹介していきますね。

まずは耳鼻科を受診しましょう

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聞こえにくさを感じたらまずは耳鼻科を受診することが大切です。
聴力検査の結果が障害者手帳に該当するレベルであればお住まいの自治体・福祉課窓口で障害者手帳の申請について相談してみましょう。
聴覚での障害者手帳に該当する聴力レベルは以下のとおりです。

障害者手帳の等級平均聴力
(4分法・デシベルHL)
2級(重度難聴)両耳とも100デシベル以上
3級(重度難聴)両耳とも90デシベル以上
4級(高度難聴)両耳とも80デシベル以上
または
良い方の耳の最高語音明瞭度が50%以下
6級(高度難聴)両耳とも70デシベル以上
または
片耳が90デシベル以上でもう片耳が50デシベル以上

「補聴器相談医」の在籍する耳鼻科を受診すれば、片耳補聴器の補助金や医療費控除等についても相談できます。
お近くに補聴器相談医のいる耳鼻科があれば受診してみることをオススメします。

補聴器の医療費控除についてはコチラ

障害者手帳の申請方法と流れ

障害者手帳の申請方法と流れをご紹介します。

1 福祉課窓口にて身体障害者手帳の相談・申請をおこないます。

2 お住まいの市区町村の福祉事務所または福祉課で判定医の紹介をもらい診察を受けます。

3 医師に記入してもらった「身体障害者手帳交付申請書」と「身体障害者診断書・意見書」を福祉事務所または福祉課へ提出し、障害者手帳の交付についての判定が行われます。

4 障害者手帳が必要と判定されれば身体障害者手帳が交付されます。

ここまでが身体障害者手帳申請の流れと方法です。
障害者手帳が交付されれば、次は補聴器の補助金の申請をおこないましょう。

次は補助金の申請方法と補聴器の受け取りまでをご紹介しますね。

補聴器の補助金申請の流れ

補聴器の補助金申請の流れは以下のとおりです。

1 補聴器店で相談
2 役所へ申請書類を取りに行く

3 指定医師による診察を受ける

4 補聴器販売店で補聴器の見積書を作成してもらう

5 障害福祉課窓口で補助金の申請し、後日補装具費支給券が交付されます。

6 補聴器販売店で補聴器を購入する

以上が身体障害者手帳の申請と補聴器の補助金給付手続きのながれでした。

補助金の申請方法について詳しくはコチラ

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支給される補助金額はいくら?

補助金の支給額は医師の意見書の内容や障害者手帳の等級、世帯収入によって多少ことなりますが、どの地域でも約5~7万円が支給される補助金額です。

原則として耳かけ型補聴器1台の支給となりますが、特例として耳あな型の支給や両耳2台分の支給となる場合もあります。

片耳補聴器の選び方

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片耳補聴器の選び方についてご紹介します。
補助金で購入する片耳補聴器の場合、どちらの耳に補聴器を着けるほうが良いかは耳鼻科医師の意見書に記載されています。
耳の状態や聞こえ方を検査した上でどちらの耳がより補聴器に適しているかを判断しますので、キホン的には医師の診断に従って補聴器装用する耳が決定されるんです。

片耳補聴器の種類

補助金で購入できる片耳補聴器の種類は耳かけ型・耳あな型・ポケット型・骨導式メガネ型となります。

それぞれのメリットとデメリットをまとめましたので参考にしてみてください。

補聴器の種類耳かけ型 BTE
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耳あな型
(オーダーメイド)
mma1
ポケット型
pkt1
骨導式メガネ型
メリット・聴力に合わせて周波数ごとの細かな調整が可能
・あつかいやすい大きめのサイズ
・機種によってBluetoothやワイヤレス機能が使える
・耳にピッタリフィットして外れにくい
・耳本来の集音機能を活かした自然な方向感
・メガネ&マスクと重ならない
・聞こえ方に合わせて調整が可能
・イヤホンと本体が分離されてあつかいやすい
・聞こえ方に合わせて調整が可能
・耳をふさがない
・度付きレンズを入れれば眼鏡と兼用で使える
デメリット・サイズが大きく目立ちやすい
・メガネやマスクのジャマになりやすい
・耳アカが多いor湿っていると故障しやすい
・小型の機種はBluetooth搭載不可
・雑音抑制の機能が低め
・聴力に合わせた細かな調整ができない
・感音性難聴には適合が難しい
・デザインのバリエーションが少ない
・骨導レシーバーの締め付けがきつい

補聴器の補助金はキホン的に耳かけ型またはポケット型での支給になることが多いですね。

耳あな型補聴器の給付は身体的な理由や仕事上やむを得ない場合で耳かけ型・ポケット型の補聴器が使用できない方に対して特例で支給されます。そのため申請するには耳あな型でなければならない理由を記載した医師の意見書が必要です。

また、突発性難聴やムンプス難聴が原因の片耳難聴で、もう片耳が健聴のかたは通常の補聴器では適合しない場合がありますので、片耳難聴用のクロス補聴器を試してみるのもオススメです。
クロス補聴器について詳しくはコチラ

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補助金で購入できる片耳補聴器の価格

補助金で購入できる片耳補聴器の価格相場は、支給される補助金の額と同価格となります。

補助金額を超える価格の補聴器を購入する場合は、差額を支払うことで購入できます。

ただし、自治体によっては補助金額を超える価格の補聴器購入が認められていない場合があるため、事前に確認が必要です。

補聴器の種類耳かけ型 BTE
bte1
耳あな型
(オーダーメイド)
mma1
ポケット型
pkt1
骨導式メガネ型
給付金額
重度難聴(手帳2級・3級)
67,300円13,7000円55,800円120,000円
給付金額
高度難聴(手帳4級・6級)
43,900円34,200円

補聴器の補助金には原則として1割の自己負担がありますので、上記の価格から1割を引いた価格が実際の補助金額です。

自己負担金は補聴器を受け取る際に補聴器販売店へ支払います。

おすすめの片耳補聴器はこれだ!

補助金で購入できるオススメの片耳補聴器をご紹介!

Bluetooth機能も搭載した重度難聴用・福祉対象機種のオーティコン・エクシード3をご紹介します。

オーティコン エクシード3(Oticon Xceed3)

  • デンマーク
  • 耳かけ型BTE
  • IP68防水・防じん
  • 電池交換式
  • ワイヤレス通信機能あり

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オーティコンのエクシード3(Xceed3)が補助金で購入できる片耳補聴器のオススメ機種です。
オーティコン・エクシード3は高い情報処理性能を持つ「ベロックスSチップ」を搭載した重度難聴対応の総合支援法対象補聴器です。オープンサウンドナビゲーターで360°全方向の会話の音量・音質を最適に調整して耳に届けるため、より自然自然に近い音で会話を楽しめます。

IP68防水・防じん性能搭載により、汗・水濡れでの故障を気にせずアクティブにお使いいただける補聴器です。

※エクシード3はオーティコン・クロスに対応しています。

価格バッテリー寿命ワイヤレス機器対応
(Bluetooth)
防水・防塵
エクシード3-UP
(重度難聴用)
オーティコン エクシード
67,300円675電池使用
約160時間
2maru国際規格IP68

【メーカー公式サイトを確認する】

片耳補聴器のデメリット

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補聴器は両耳装用がキホンのため、片耳補聴器にはデメリットもあるんです。

  • 方向感や距離感がわかりづらい
  • 騒がしい場所で聞き取りが困難な場合がある
  • 複数人での会話が聞き取りづらい場合がある

本来耳は左右が連携して働くことで騒がしい場所で雑音をカットしたり、複数人の会話でも聞きたい声に集中して聞くことが出来るんです。
聴力の程度にもよりますが、静かな場所や1対1の会話以外では聞き取りが難しくなることが片耳補聴器のデメリットとしてあげられます。

片耳補聴器のメリット

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片耳補聴器にはメリットももちろんあります。

  • 両耳補聴器とくらべて購入費用が半分になる
  • 会話や生活音が聞き取れる
  • 装用の違和感が少なく補聴器に慣れやすい

片耳補聴器の場合だと、両耳補聴器にくらべて装用の違和感が少なく、補聴器に慣れやすいメリットがあるんです。
また、補助金は特例を除いて片耳1台分の給付ですので、両耳に補聴器をつける場合は反対耳の補聴器は自費での購入となります。
そのため、片耳補聴器は購入費用を抑えられるメリットがあります。

片耳補聴器の購入で聞こえの悩みやストレスが軽くなり毎日がより楽しくなりますね

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補助金で購入できる片耳補聴器をご紹介しました。
補聴器は両耳装用が基本ですが、耳の状態によっては片耳補聴器でも会話が聞き取りやすくなることもあります。
公的な支援や補助を活用して片耳補聴器を購入することで、聞こえの悩みや不安が軽減できれば毎日の生活やコミュニケーションがもっと楽しくなりますね。

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