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あなたは片耳が聞こえない原因について知っていますか?

片耳が聞こえないという方で原因について詳しく知らないという方が意外と多いのですが、片耳が聞こえない原因を知ることで改善の糸口が見つかる可能性があります。
今回は簡単にですが片耳難聴の原因について触れていきます。幼いころ難聴とだけ言われてそれっきり詳しく知らないという方や、今現在で片耳が聞こえないが原因だけでも調べたという人は読み進めてみてください。少しでも心当たりや気になることがあれば耳鼻咽喉科に行き診察を受けるといいですね。

※ここでは原因についてや治療についてなどの簡単な説明などがありますが、弊社は補聴器専門店であり、診断、治療をはじめとした医療行為は行いません。該当の症状があれば耳鼻咽喉科での診察治療をお受けください。

意外と知らない難聴の原因

毎日ではないが、片耳が聞こえづらい日があり困っているが原因がわからない。
子どもが片耳難聴になったが、出産直後の聴力検査では異常無しで、一体何が原因で片耳だけ難聴になったかわからない。
両親が音に反応してないことに気がついて、幼いころ病院へは行ったもの難聴としか言われていない。詳しく聞いているであろう両親に聞いても、責任を感じているらしく話しづらそうで原因を深く知らない
片耳が難聴である方は片耳が正常であるがゆえに普通に生活できていると思います。しかし心のどこかでは難聴の何とかしたいと感じているものです。
片耳難聴の原因を知ることでなにか改善や、解決のきっかけになるかもしれません。

耳の構造と仕組み

どのような難聴であれ、詳しく説明するには耳の構造と聞こえの仕組みを知らなくてはいけません。

みみの構造図で簡単な説明をおこなっていきますね。まず耳は大まかに3つに分類されます。

聞こえに必要な耳の構造
  • 音を集める耳介と、外耳道からなる「外耳」
  • 音を受け取る鼓膜、音を伝達するのを担う耳小骨からなる「中耳」
  • 平衡感覚をつかさどる前庭器官と音を感じる蝸牛からなる「内耳」

「外耳」と「中耳」は伝音部といい、「内耳」は感音部といいます。(ここ重要です!後から出てきますよ!)

聞こえの仕組み

音が発生すると「耳介(皆さんが耳と呼んでいる外側の部分です)」で音を効率的に集音して、耳穴に入っていきます。耳穴から鼓膜までを「外耳道」といい、高い音と共鳴して音声をくっきりさせます。
外耳道から「鼓膜」が音を受け取ると、振動し、鼓膜と繋がっている中耳「耳小骨」に振動を伝えていきます。
「耳小骨」はツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨の3つからなり、振動が伝わると、てこの原理で振動を増幅して、効率的な大きさにして内耳に伝達していきます。
内耳はリンパ液があり、振動はリンパ液の波となって、進んでいきます。音であるリンパの波が「蝸牛」に到達すると、蝸牛内に並んでいる「有毛細胞」が波を感知して、電気信号に変換し、蝸牛神経から聴神経に送ります。
聴神経を経由して、最終的には脳の聴覚野に電気信号が届き、初めて音は「意味のある音」をして認識されます。

要は耳で音を集音して、脳まで伝達しているので、音は脳が聞いているのです。(わたしも子どものころは鼓膜が音を聞いていると思っていました。)
聞こえのしくみについては お分かりになりましたでしょうか。

より詳しい説明はこちらからどうぞ→耳の構造と役割

難聴とは

難聴について説明してまいります。
簡単に難聴について説明するとなると、先程紹介した聞こえの仕組みのいずれかの部分の異常があって音がうまく音が認識できない状態ということですね。

難聴も実は原因によって3つに分けられます

感音性難聴

内耳~聴神経~脳の障害で起こる難聴です。神経系の障害で音を感知しにくくなったり、音の認識が困難になります。
単に小さな音が聴こえなくなるばかりでなく、音の強弱に対する感覚異常、耳鳴り、音は感知するが言葉の意味がわからないなどの障害を伴ないます。
治療による聴力改善は非常に困難な場合が多く、補聴器での改善もまちまちです。感音性難聴の判断は、気導聴力、骨導聴力ともに低下し、差があまりありません。

伝音性難聴

外耳から中耳にの障害で起こる難聴です。音の振動を伝える器官の障害により音が聞こえない、もしくは聞こえづらい状態になっています。
音を伝達する伝音部での異常ですから、感音部は正常です。そのため、音量に対する感度が悪くなり、音小さく聞こえます。しかし音量を大きくとり伝達しやすくすることで途端に聞こえるようになります。
治療や手術、補聴器の利用によって聴力改善が見込まれます。伝音性難聴は、気導聴力は悪いが、骨導聴力の正常な状態の場合は伝音性難聴と判断可能です。

混合性難聴

伝音性難聴の特徴と伝音性難聴の特徴を併せ持った難聴です。複数の原因があってなりますので、詳しい原因の判断が難しいところはあります。
聴力検査をすると、気導聴力は比較的悪く、骨導聴力も低下しますが、その差が開いている状態であれば混合性難聴です。

このように症状によって3つに分類されます。
伝音性の場合は、症状が重くても、治療や手術で改善できる可能性が高く、年齢的に手術が難しい時には補聴器を利用すれば劇的な改善がしやすいです。
感音性の場合は、治療、手術での改善は基本できません。補聴器も音自体を感じなくなっていますので、重度ですと改善しにくくなります。場合によりますが、改善が著しいのは人工内耳を利用することですね。

難聴の程度について

難聴は症状によって4つの程度で分類されます。

程度 聴力レベル 症状
軽度難聴 26dB~40dB ささやき声が聞こえない
中度難聴 40dB~70dB 普通の声の大きさが聞こえない
高度難聴 70dB~90dB 耳元で大きな声で話さないときこえない
重度難聴 90dB以上 耳元で大声で叫ばないと聞こえない
または、全く聞こえない

症状が重くなるほど音が聞こえにくくなります。
症状を見ただけでも高度以上の程度ですとコミュニケーションが困難になることが考えられますね。

目次

片耳難聴の原因について

やっと本題になりますが、片耳に難聴を持つ可能性が代表的な原因をこれから紹介してまいります。

ムンプス難聴(おたふく風邪)

ムンプス難聴は、ムンプスウィルスというおたふく風邪(流行性耳下腺炎)の原因になるウィルスが内耳に感染してしまい発症する感音難聴のひとつです。
難聴の程度は軽度~重度の片耳のみの発症が多く、両耳に症状が出ることは稀です。
おたふく風邪になってから1週間程度で症状が現れます。ムンプスウィルス自体が、発症後は抗ウィルス剤がないため、施しようがありません。
おたふく風邪はワクチンを打つことで発症のリスクが下がります。3~4年周期が流行するので、ワクチンを打って予防しましょう。
ムンプス難聴は発症すると、治療によるほとんど改善が見込めません。おたふく風邪発症後は、難聴の発症がないか気にかけておくことが必要です。

突発性難聴

朝起きると耳が聞こえなくなっていた、作業中に急に耳が聞こえづらくなるなど、突発的に発生する急性の感音難聴のひとつです。
原因がはっきりわかっていない難聴ですが、今のところストレス・血液循環・ウィルスの感染の3つが主な要因として考えられています。
片耳に発症することが多く、高度以上の重い難聴と耳鳴りを引き起こす難聴です。発症時にはめまいを伴うことがあります。
発症から48時間以内に適切な治療が開始できれば、回復する可能性が高いです。
治療には、ステロイド剤の点滴や血液循環を改善する薬、ビタミン剤などの投与して改善を図ります。
完治率は3分の1ほどと言われ、年間35,000人あまりが発症しています。

中耳炎

中耳内にウィルス入り炎症を起こし発熱する病気です。皆さんも一度はかかったことがあると思います。
中耳炎は、中耳に膿(うみ)が発生しますので、耳小骨の動きが悪くなったり、鼓膜が破れてることで音が聞こえづらくなるなど、伝音性の難聴を引き起こします。
症状が治まると難聴は改善しますが、まれに重症化、慢性化してしまい難聴が残ってしまうことがあります。
治療自体をしっかり行うことで慢性化、重症化は防げますので、完治するまで薬の投与は怠らず、しっかり治すことで防ぐことができます。

感音性難聴

感音性難聴は耳の中の内耳神経の有毛細胞が無くなって発症する難聴です。年齢と共に起こる難聴ですが両耳とも一緒に悪くなる方が多いです。
しかし中には片耳だけ難聴が進行して悪くなることもあります。感音性難聴は遺伝性のものもあり、年齢に関係なく難聴になることもあります。

先天性難聴

妊娠中の疾患などが理由で発生したり、先天的な遺伝子異常による難聴や、耳自体の発達形成ができていないために起こる難聴など様々あります。
先天的なものですが、治療できるものもあるので、病院での診察の際にしっかり話を伺うといいですね。
前庭水管肥大症や小耳症、風疹による先天性難聴、耳小骨の軟化など、はっきりした原因がわかるものもありますが、原因不明ということが大半のようです。

事故や、外傷、他の病気の回復手術の後遺症など

交通事故や外傷により、鼓膜が破れたり、耳小骨が落下してしまう。脳や顔周辺の手術をした際に、聴神経自体に損傷がでてしまうなどすると、聴力の低下が低下してしまいます。
伝音難聴も、感音難聴(後迷路性難聴含む)もどちらもあるので、こういったことが心当たりがあればしっかり調べてもらいましょう。
外傷性の伝音難聴であれば、手術によって改善する可能性が高いですね。聴神経自体の損傷の場合は、回復はあまり見込まれず、通常の補聴器でも改善が難しい難聴になります。

聴神経腫瘍

聴神経に腫瘍ができてしまうと、聴神経の損傷を引き起こし、脳までの音の伝達ができず音が聞こえない状態になってしまいます。耳の機能以後の難聴になりますので、迷路性難聴と呼ばれ、感音難聴に分類されます。
聴神経の腫瘍自体は治療で回復することが可能ですが、傷ついた聴神経の回復はなかなか難しく、聴力の改善はみられないことが多いようですね。

このほかにもさまざまな症状がありますが、代表的なものを紹介してまいりました。
病状によって改善策があったり、補聴器を頼ることになったり、改善する手段は様々あるので、ご自身でなぜ難聴になったか知ることが大切ですね。

片耳難聴は放置されがち

片耳難聴の場合は、片耳が健康そのものということが多く、片耳が全く聞こえなくても放置しているという人が少なくありません。
病院の先生にも「必要はないですね。」とか「効果がありません。」など言われていて諦めているという人もいることでしょう。(実際手の施しようがなかった時代もありました。)

実際普段の生活では、静かなところや1対1での会話では問題ないと思います。しかしこういった状態になるとで困っていませんか?

  1. 聞こえない側に立たれると顔を向けないと聞こえない
  2. 騒がしい場所では会話が聞こえにくい
  3. 複数人での会話では内容がわからないことがある

などこれはホンの一部の悩みですが、こういったことで一般的に片耳難聴の人は困っているそうです。

こういった不便を感じているのであれば、一度は補聴器の相談をしてみることをおすすめします。
今時の補聴器は進化していて、片耳が全く聞こえない状態(重度難聴や片耳聾)の場合でも、効果的な補聴器があります。

片耳難聴専用の補聴器もある

一般的な補聴器は悪いほうの耳に装着して使用します。しかしこの方法は左右の聴力差が大きい高度以上の難聴では効果がほとんどありませんでした。
最近は、片耳の高度以上の難聴専用の補聴器としてクロス補聴器という補聴器も存在します。

この補聴器は、難聴の程度が重い耳には「クロス送信機」、健康な耳または難聴の程度が軽い耳に「補聴器」を装着します。
「クロス送信機」では、難聴側の音声を拾い、電波で聞こえる方の耳につけた「補聴器」に送信して、再生します。
難聴側の音も、良く聞こえる耳で聞くことになり、両耳の音を健康な片耳でカバーすることができる補聴器の使い方ですね。
難聴がどんなに重かろうと関係なく補聴が可能なのが特徴です。

まとめ

片耳難聴の原因を知り、改善方法を探して、より良い生活ができればありがたいことですよね。
もし改善する方法に補聴器という選択ができるようなら、ぜひとも一度補聴器についての相談をしていただけるとありがたいですね。

片耳難聴でお困りでどのような補聴器はいいか知りたいということがあれば、是非秋葉原補聴器リスニングラボにお任せください。

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