秋葉原補聴器リスニングラボ移転のお知らせ

シーメンス・シグニアから充電式補聴器セリオンの新モデルが発売されました。

シーメンス・シグニア(Signia)からワイヤレス充電式補聴器セリオンの新モデル「プライマックス3 セリオン」「プライマックス2 セリオン」発売されます。
今までの充電式補聴器から価格を大幅に下がり、購入しやすい価格で充電式補聴器がお使いいただけます。この記事で詳しく説明してまいりますのでご一読ください!

電池交換の煩わしさよさらば!

補聴器を購入して、常に【煩わしい!】と思わせる原因になってきた電池交換。
補聴器自体が小さく目立たないようにすると電池も小さくなって交換が難しくなるし、交換頻度も小さければ5日くらいで交換、一般的なサイズでも10~14日ほどと結構頻繁なんですよね。手先はうまく動かないとなおさら交換は面倒に感じてしまいます。さらに電池が切れたら補聴器専門店などで新しい電池を購入してなど手間がたくさんでした。

2017年になって、ついにこの煩わしさを解消するべく充電式補聴器が登場したのでした。
電池の交換がなくなり日々の最後に充電器にしまって置くだけで明日は装着するだけと生活がシンプルになりますね。

目次

シーメンス・シグニアの充電式補聴器プライマックスセリオン(Primax cellion)について

シーメンス・シグニアの充電式補聴器セリオンについて説明してまいります。

今回は

  1. セリオンの特徴
  2. 新モデルの説明

以上について説明してまいりますね。

プライマックスセリオンの特徴

セリオンは充電式補聴器で、シグニア最新のシリーズ「プライマックス」の充電モデルですね。
高性能なプライマックスの性能そのままに充電式にアップグレードしただけじゃないんです。特徴を紹介してまいりますね。

多くの方に使ってもらいたいからRIC形を採用

セリオンは小さく目立たないサイズを目指してRIC形を採用しています。本体が小さく目立ちづらいのと、レシーバーを脱着でき、出力アップする必要があってもレシーバーを交換するだけでOK!レシーバーの故障があってもすぐ交換できます。使える難聴の範囲は軽度難聴~高度難聴まで対応しています。
耳の状況によっては装用が難しいこともありますが多くの人に使っていただけるようになっています。

ワイヤレス充電方式で置くだけカンタン!

シーメンス・シグニアの充電式補聴器は、非接触式充電というものを用いています。要はUSBを接続したり、充電器を差し込むことがありません。
充電器の充電面にポンと置くだけで充電が可能なのです。充電器の差し込みが甘くて充電されていなかった何てこともなく、所定の場所に置いておくだけで充電されるのです。

急速充電で長時間使用可能!

セリオンはリチウムイオン電池を採用しておりますので、急速充電をして長時間使用できる点が優れています。
30分の充電で7時間連続運転、フル充電の4時間充電すると27時間連続しよう可能とのこと(出力によっては連続使用時間が変わる可能性があります。)

防水防塵性能IP68を取得

プライマックスシリーズのほとんどのモデルは防水防塵性能はIP67です。
しかしセリオンは非接触接点式の充電補聴器にしたことで、本体を完全に密閉することが可能になって、最高基準のIP68を取得しました。
本体は砂の中に埋めても、継続的に水没しても故障するリスクがぐんと下がりました。概ね30分ほどの浸水であれば修理が必要な損害はないそうです。
さらに充電器が本体を乾燥させてくれるので、乾燥ケースなどに移し替えて保存する必要がありません。乾燥の手間も充電中に解消してくれます。

安心の紛失保証付き

セリオンは1年間の間であれば、メーカー保証で新しい補聴器をもらえますのでとっても安心ですね。
(保証を受けるには警察での遺失物届を出す必要があります。)

セリオンの特徴は以上ですね。

新モデル プライマックス3セリオンとプライマックス2セリオンについて

プライマックスに新しい選択肢としてプライマックス2とプライマックス1が登場しました。
これでシグニアのプライマックスシリーズは7・5・3・2・1と五つのグレ―ドから選択できます。最上位が7となります。
そして充電式のセリオンでは今までプライマックス7セリオンで48ch、プログラム数6のプレミアムクラスとプライマックス5セリオンで32ch、プログラム数6のアドバンスドクラスの2ランクしか発売がなく、価格帯も高価でした。しかし、今回新たに値段お抑えたプライマックス3と2にも充電式が登場しました。

プライマックス3セリオンについて

プライマックス3の性能と価格帯をまず紹介します。
プライマックス3セリオンのチャンネル数は24chです。両耳に着けているときに限り前方への自動ダブルピント機能がつきます。
この機能、プライマックス3は前のみに対応しています。その他機能では、雑音抑制機能と突発音抑制機能が付いています。
防水・防塵性能はIP68を取得しています。
片耳価格 31万3200円(充電器4万3200円を含む) 両耳価格は58万3200円

プライマックス2セリオンについて

プライマックス2はチャンネル数が16chです。両耳装用時の自動ピント調整(ビーム指向性)で前方のみ会話強調機能がつきます。
3に比べると機能数は少なくなるかわりに、セリオンの中では一番低価格に設定されています。
低価格ながら防水・防塵はIP68で安心ですね!
片耳価格 24万3200円(充電器4万3200円を含む) 両耳価格は45万3200円

新モデルは従来の補聴器から充電式補聴器に乗り換えやすくオススメ!

従来の補聴器を使っていてそろそろ補聴器を買い替えようと考えている方々にはプライマックス3セリオンやプライマックス2セリオンはお勧めできます。
値段も安い代わりに、機能も必要最低限というところはありますが5~6年ほど前のモデルを使用していて買い替えするのならば性能は大きく向上してますよ。
雑音抑制などの機能が弱いことが考えられるので、自宅や、病院など静かなところでの使用が多い方で充電式がほしい方にも、今回の新モデルは非常に魅力的ですね。

リスニングラボではプライマックスのデモ機のご用意させていただいていますので、実際の音を聞いて充電式補聴器セリオンをぜひご検討ください!

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