こんにちは!秋葉原補聴器リスニングラボのハヤシです。
補聴器選びで「シグニアとワイデックス、どちらが良いの?」というご質問を日々多くいただきます。どちらも世界的に有名な補聴器メーカーですが、じつはそれぞれ異なる特徴と強みを持っているんです。
今回は、この2つのメーカーの違いを分かりやすく解説いたします。あなたの聞こえの状況やライフスタイルに合った選択ができるよう、くわしくご紹介していきますね。

実は、耳が聞こえにくくなってきて、耳鼻科に行ったんだよ。そしたら難聴で補聴器が必要かもって言われちゃって😔
今、シグニアとワイデックスの補聴器で悩んでるんだけど…どっちの補聴器がいいんだろう?

そうだったんだ💦
シグニアもワイデックスも、どちらも世界的に有名で信頼できる補聴器メーカーなんだよ✨実績も多いから、どっちを選んでも安心して使い続けられるハズよ☺

そうなんだ…! でもそう言われると、ますます悩んじゃうんだよな😔
どちらも良いメーカーってわかったけど、結局、自分にはどっちの補聴器が合ってるんだろう?どうやって決めたらいいの?😭

まずはネットで詳しく調べてみようよ!💡
シグニアとワイデックスの特徴を調べて、たろうくんが使いやすい補聴器がいいんじゃないかな?
補聴器専門店ではレンタルもできるみたいだし、時間をかけて一緒に選んでいこう✨️

シグニア補聴器の特徴と強み

シグニア補聴器は、シーメンス補聴器から続く140年以上の歴史と技術力を持つドイツの補聴器メーカーです。現在は世界シェア第3位の地位を築いており、とくに補聴器初心者の方に人気の高いメーカーとなっています。
騒音下での優秀な聞き取り性能
シグニアの最大の特徴は、騒がしい環境での会話の聞き取り性能です。レストランや居酒屋のような騒がしい場所でも、目の前の人の声をクリアに聞き取ることができる技術を搭載しています。
強力な雑音抑制機能
シグニアが得意とするのは雑音と言葉の分離機能です。この機能がとても強力になっており、顔を向けた方向の声だけを拾い、横や後ろからの音を強力にカットします。
お客さまからも周りの雑音が気にならなくなった会話に集中できるようになったという喜びの声を多くいただいています。
豊富な形状バリエーション
シグニアは補聴器メーカーの中で形状の多様さがナンバーワンと言われています。眼鏡との相性が良いスリムな小型耳かけ型補聴器から、イヤホンのようにお洒落な既成耳あな補聴器まで、幅広い選択肢をご用意しています。
自分の声への対策機能(OVP機能)
補聴器を使うと、多くの方が自分の声が変に聞こえるという悩みを抱えます。シグニアは、この問題に対策しているメーカーなんです。自分の声を録音して、自分の声だけ増幅しないOVP機能が搭載されており、より快適な装用感を実現しています。
スマートフォン連携機能
多くのシグニア補聴器には、スマートフォンとの連携機能が搭載されています。専用アプリを使えば、音量調整やプログラムの切り替えがスマートフォンから簡単に操作できます。また、音楽や通話音声を直接補聴器で楽しめるストリーミング機能も人気の機能です。(お使いのスマートフォン器種により、一部機能が制限される場合がございます。購入前にご相談ください。)

ワイデックス補聴器の特徴と強み

ワイデックスは1956年にデンマークで誕生した補聴器専門メーカーです。良い補聴器をつくるためには、一切の妥協はしないという理念の下、革新的な技術開発を続けています。
音質へのこだわりと劣化防止技術
ワイデックスの最大の特徴は、音の加工による音質劣化防止への強いこだわりです。補聴器は本来、聴力に合わせて音を加工する装置ですが、音の加工は微かな音質の劣化を招きます。ワイデックスは、この音質劣化を防ぐことに最も力を入れているメーカーなんです。
業界最大の108㏈ダイナミックレンジ
ワイデックスの補聴器は、108㏈という音の幅を原音に忠実に再現できます。これは業界でも最大級の数値で、より自然で豊かな音の世界を体験していただけます。
小さな音への優秀な感度
ワイデックス補聴器の特徴として、小さな音に対する感度が強いことが挙げられます。ボソボソ声や小さな言葉の聞き取りが得意で、細かな音の変化も逃しません。
ゼロディレイテクノロジー
最新のモーメントシリーズにはゼロディレイテクノロジーが搭載されており、音の遅れ(ディレイ)を1ミリ秒以下に抑えています。これにより、より自然な聞こえを実現しています。
シグニアvsワイデックス機能比較

比較項目 | シグニア | ワイデックス |
---|---|---|
得意分野 | 騒音下での聞き取り | 音質の自然さ |
雑音処理 | 強力な雑音抑制機能 | 音質劣化を防ぐ処理 |
小さな音 | 標準的な感度 | 業界トップクラスの感度 |
形状バリエーション | 業界ナンバーワン | 標準的な選択肢 |
自分の声対策 | OVP機能搭載 | 標準的な処理 |
音の遅れ | 標準的な処理 | 1ミリ秒以下の低遅延 |
どちらを選ぶべき?選び方のポイント
シグニアがおすすめの方
補聴器初心者の方や騒がしい環境での会話を重視される方にはシグニアがおすすめです。
- レストランや居酒屋でよく食事をされる方
- 自分の声が気になりやすい方
- スマートフォンとの連携を重視される方
- 様々な形状から選択したい方
ワイデックスがおすすめの方
音質にこだわりたい方やワイデックス補聴器の使用経験がある方にはワイデックスがおすすめです。
- 音楽を頻繁に聴かれる方
- 自然な音質を最優先される方
- 小さな音や細かな音の変化を大切にされる方
- 長時間の装用でも疲れにくいものをお探しの方
ワイデックスの音質を気に入った方は、ずっとワイデックスを使い続けるという傾向があります。一度その音質に慣れると、他のメーカーに変更することが少ないのも特徴的です。
聞こえの程度による選び方
聴力レベルによって、おすすめの補聴器の形状があります。
- 軽度難聴:耳かけ型(RIC)
- 中等度難聴:耳かけ型(RIC)、小型耳あな型(IIC、CIC)
- 高度難聴:耳かけ型(BTE)、耳あな型(ITC、ITE)
- 重度難聴:耳かけ型(BTE)、耳あな型(ITE)
聴力でメーカーを決める、というよりも、補聴器の形状を選ぶほうが自分にあった選択ができると思います。実際に補聴器をつけてみて、きこえ方や装用感、扱いやすさで選んでみてください。
価格帯とコストパフォーマンス
シグニアとワイデックス、どちらも世界的な補聴器メーカーのため、基本的な価格帯に大きな違いはありません。
価格の目安
エントリーモデル:両メーカーとも10万円台から
スタンダードクラス:両メーカーとも25万円程度
ハイエンドモデル:両メーカーとも50万円程度
コストパフォーマンスの考え方
価格だけでなく、あなたの生活スタイルや聞こえの改善目標に合っているかが最も重要です。高価格な補聴器でも、あなたの使用環境に合わなければ満足度は低くなってしまいます。
秋葉原補聴器リスニングラボでの体験について
当店では、シグニアとワイデックス両メーカーの補聴器を実際にお試しいただけます。認定補聴器技能者のスタッフが、一人ひとりの聞こえの状況をくわしく測定し、最適な器種をご提案いたします。
無料相談・試聴サービス
まずは無料相談・試聴サービスで、両メーカーの違いを実際に体験してください。同じ環境で聞き比べることで、あなたにとって最適な選択が見えてきます。
2週間無料レンタルサービス
気になる器種があれば、2週間の無料レンタルサービスをご利用いただけます。実際の生活環境で使用してみることで、本当にあなたに合っているかどうかを確認できます。
充実したアフターケア
補聴器は購入後のメンテナンスや調整が重要です。当店では、購入後も安心してお使いいただけるよう、充実したアフターケアをご提供しています。
総合支援法対応
当店は障害者総合支援法による補装具費支給制度に対応しており、該当される方は公的な助成を受けながら補聴器をご購入いただけます。

まとめ:生活でスタイルで選ぶMy補聴器

シグニアとワイデックス、どちらも優秀な補聴器メーカーですが、それぞれ異なる特徴と強みを持っています。
シグニアは騒音下での聞き取り性能と様々なバリエーションが魅力で、ワイデックスは音質の自然さと細かな音への感度の高さが魅力です。
最も重要なのは、カタログのスペックではなく、あなたの聞こえの状況と生活スタイルに最適かどうかです。当店では、両メーカーの補聴器を実際にお試しいただきながら、あなたにとって最良の選択をサポートいたします。
補聴器選びでお悩みの際は、ぜひ一度ご相談ください。JR秋葉原駅から徒歩5分の当店で、あなたの聞こえの改善をお手伝いさせていただきます。
よくある質問(FAQ)
JR秋葉原駅電気街口より徒歩5分、地下鉄銀座線末広町駅1号出口より徒歩1分の好立地で、土日・祝日も営業しております。お気軽にご来店ください。