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よく聞こえる補聴器を選ぶなら

よく聞こえる補聴器といわれると、使用環境に合い、個人の聴力に合っているもの、そこにプラスして音の好みが反映されて、良く聞こえる補聴器とすることが多いように思います。良く聞こえる補聴器を選ぶ上での基準を説明していきますね。

高い補聴器=よく聞こえる補聴器は少し違う

高い補聴器=よく聞こえる補聴器と勘違いされているかたもいらっしゃいますが、高いからといってよく聞こえるというのは少し違いますね。
高くなると補聴器の性能が上がるので、確かに音自体は細かく表現できるようになります。騒がしいところでの会話に強くなり、補聴器を着けていて騒がしいと感じる音を自動で抑えてくれたり、スマホと接続できたり多機能になります。
大抵の補聴器で同じシリーズでは同じマイクやマイクを使っていて、内部の制御が異なるようにしていることが多いので、音を集めて再生する力はあまり変わらないのです。

ですから高い補聴器だから良く聞こえるは少し違います。高い補聴器=快適に使える補聴器と思って頂いたほうがいいですよ。

よく聞こえる補聴器の基準 1.音質を変えられるもの

良く聞こえる補聴器を選ぶとして第一の基準点として、音質を調整できるものですね。
難聴で音が聞こえにくいとひとくくりにいっても、聞こえやすい音と聞こえにくい音の個人の差があります。
高い音が聞こえやすく、低い音が聞こえにくい人もいれば、逆の人もいますし、水の中にいるような聞こえ方をしている人もいれば、鼻をつまんだような音を聞いている人もいます。これの差を埋めて、聞こえやすくできるのが、音質を調整(周波数調整)できる補聴器です。通販などで売られている既製品の簡易補聴器はこういった機能がありませんので選ぶ対象からは外してください。

この補聴器一般的に、補聴器専門店や病院の補聴器外来、あとは眼鏡店などで購入できるタイプの本格的な補聴器です。
少なからずこの音質調整がある程度できれば聞こえやすい補聴器を作ることができます。

よく聞こえる補聴器の基準 2.使用する環境に合った補聴器

2つめは「使用する環境に適した補聴器」か否かです。例えば

  1. 病院で使う補聴器
  2. 外出先でも使える補聴器

以上の2つの条件が違う場所で使う補聴器は選ぶべきものが異なります。
注目したいことは周りの騒音の違いですね。
病院内は雑音になって言葉の邪魔をする音というのが少ないので、雑音を抑える機能が少なくても使えます。
外出先は場合は、雑音の量はところによってまちまちですが、比較的多いので、雑音を抑える機能は多いほうが使いやすいです。

会話は雑音に紛れてしまって聴こえにくくなるので、騒音の量に対応できる雑音抑制のついた補聴器が必要になります。
ですから、購入する商品を選ぶときには聞こえない状況や聞きたい状況をしっかり説明することが大切になります。

チャンネル数で雑音カットのやり方、音質を変えれる範囲が変わる

今まで紹介した2つのポイントはいずれも周波数チャンネルことが関連してくるのでここで蛇足します。
補聴器には周波数チャンネルというものがあってそれによって入ってきた音の音質を変えられます。周波数チャンネルが多いと複雑な聴力でも合わせやすくなります。
雑音抑制は、余計な音をカットできますが、同時に会話に必要な成分でも被った音の高さだとカットされてしまいます。
周波数チャンネルが多いほど雑音抑制を強くかけても、損失する帯域が少なくなるので騒がしいところで聴こえやすくなります。

一般的には静かな環境だけで使用する補聴器は周波数チャンネルが4チャンネル~8チャンネルのモデルなら概ね対応できます。雑音抑制はあるとより快適に使えます
外出先で使う補聴器ならば、周波数チャンネルが、12チャンネル以上雑音抑制カットや指向性付きのモデルが好ましいとされています。

メーカーごとに雑音抑制のかけ方が異なるので、安くても外でよく使えるもの、使えないものが分かれますので、予算を抑えて探す場合には多くのブランドを聞き比べするのがいいですね。

よく聞こえる補聴器を選ぶなら音の好みも影響がある

補聴器は音質が調整できますのであなたの聴力に合わせた音量、音質にするのは可能です。そのうえでメーカーごとの音色があってそれが好みの音かどうかは結構聴こえに影響があります。

たとえば

A社は軽やかで硬さのある音
B社は張りがあるがすこし鼻をつまんだような音
C社は全体的に重厚で迫力があるどっしりした音
D社は自然で馴染みやすい音

とあったとすると、聴きやすそうとか聴きづらそうとか思う音がわかれませんか?これは相対的評価なので音の好みによって分かれてくるのです。
ですからどんなに性能の他にも聞き心地の良さに左右されるということです。これも補聴器の良く聞こえるかに影響を与えます。
音色を重視する人は聴き比べることが大切になってくるでしょう。

 補聴器を調整するお店の人の能力も大切

自分に合っている補聴器を選べたとしても、そのあとの調整による対応もかなり影響があります。
始めは満足いくものを購入できたと思えても、使っていくうちに物足りないことに気がついたり、時間の経過ともに聴力の変化がある為、音質の変更を後々行うことになります。
この音質の変更は、もちろん補聴器の機械的性能を超えた要望は応えられかねることもありますが、大体の要望はかなえることができます。
適切なアフターケアがおこなえることもよく聞こえる補聴器を仕上げるうえで欠かせません。
調整の要望が汲みとって可否の説明しながら調整してくれる人は調整も満足度が高いです。話しやすい人というのもポイントになりますね。

よく聞こえる補聴器まとめ

よく聞こえる補聴器を購入するうえでポイントとして押さえておきたいのは

  1. 音質、音量を変えられるものを選ぶ
  2. 使う環境を考慮した補聴器かをしっかり教わる
  3. 補聴器の音色が自分にとって聞きやすいか確認する
  4. 補聴器を調整する人が詳しい人か

以上のポイントが重なることであなたにとって合う良く聞こえる補聴器に出会えることでしょう。
補聴器は購入前に試聴ができますので、まずはお店に行って試してみることがオススメです

よく聞こえる補聴器をお探しなら一度秋葉原補聴器リスニングラボにお越しください。
補聴器と音に詳しい販売員があなたに合った補聴器を一緒に探します。
購入前の試聴はもちろんレンタルして生活環境に取り入れてみることもできますよ。

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