補聴器なのに音楽も聞ける人気おすすめをランキング形式で紹介しています。
難聴で補聴器を装用しなくてはならないがiPhoneやスマートフォンにある音楽プレーヤーを使って音楽も楽しみたいというご要望はとても多いです。
当サイトでは補聴器で音楽がカンタンに聴ける機種や価格、そして音楽と聞こえのしくみについて詳しく解説していきます。補聴器で音楽も楽しみたい方は必見ですよ。
音楽が好きで、音楽を聴ける補聴器をお探しでしょうか。聞こえが悪くなっても音楽が好きならなんとかして聴けるようにしたいですよね。
最新の補聴器は、補聴器をデバイスにつないで音楽を聴けるようになっています。補聴器から直接音楽が聴けるので周りを気にせず楽しめるんです。
ぜひオススメ機種の中からあなたが気に入る補聴器を探してみてください。
ここからは、補聴器でどのように音楽を聴けるのかを解説していきますね。
補聴器で音楽を聴く
補聴器を装用して音楽を聴く、数年前にはできなかったことも今では技術の向上によりできるようになっています。
音楽を聴くときは補聴器の上からヘッドホンをしてみたり、補聴器を外して大きなボリュームで聴くなどの手段をとられていたでしょう。
しかし、今では補聴器を通じて音楽を聴くのは容易にできるようになっています。ワイヤレス機器が必要な補聴器もあれば、通信機不要な補聴器もあるんです。
音楽プレイヤーを使うのではなく、生の音楽鑑賞についても少しふれておきましょう。そもそも補聴器の役目は会話の聞きとりを良くするために作られていて、音楽鑑賞を目的としていません。
人の会話は通常30dBから85dBの音量で、会話の音の範囲はおよそ50dBとされています。それに比べ、音楽で発生する音は約100dBの広がりがあるんです。
補聴器は異なる音の種類や、耳に聞こえる最小の音と最大の音の幅が広いダイナミックレンジの処理が難しくなります。
それ以外に、補聴器には騒音抑制やハウリング抑制という雑音や衝撃音などを抑える機能があり、それが音楽に影響する場合があります。
ピアノの音やフルートの音などを補聴器が背景雑音や衝撃音などと認識して、抑制してしまうのも原因の一つでしょう。
そして、会話の時の音は高周波が大事となりますが、音楽では低周波が重要となるので音のバランス自体も会話と音楽で分けないと難しいです。
そのような機能面もかさなり、音楽があまり楽しめないという声も多いです。
音楽を聴ける補聴器の種類
音楽を聴ける補聴器は多くのメーカーからリリースされています。おもに耳かけ型補聴器と耳あな型補聴器が音楽を聴けるタイプです。今まで耳あな型補聴器は形状の特徴により、ワイヤレス通信がうまくできない機種でしたが、少しづつ音楽などストリーミングできる機種が増えてきています。
機種の種類によっては、性能の違いでできない機種もあるので確認して選ばなければいけません。音楽を好んで多機能性を求める方には耳かけ型補聴器のRICタイプが人気ですね。
プレイヤー以外で音楽を聴く場合には、低音域の出力をあげて騒音抑制やハウリング抑制のリミッターをなるべく外してくれる音楽用のプログラムが設定できる補聴器が好ましいですね。
補聴器に必要な機能
音楽を聴くために必要な機能として、ワイヤレス通信ができるモノ、補聴器にBluetoothが内蔵されているかどうかです。
使用するのにラクなのはBluetooth内蔵タイプで、補聴器だけがあれば音楽をストリーミングできる機種が多くなってきています。
プレイヤー以外で音楽鑑賞の場合には、補聴器に音楽鑑賞用のプログラムの設定機能が必要になるでしょう。
音楽が聴ける仕組み
補聴器から直接にiPhoneやipodなどで音楽を聴くしくみは、Bluetooth通信で可能となります。
Bluetoothとは、デジタル機器に使われる近距離無線通信技術です。デバイスからデバイスへと短波の無線信号を送り作用します。
Bluetooth対応のデバイス内には、送受信機とソフトウェアを含むチップが搭載されています。この2つがデバイスと周囲のデバイスを接続する働きがあります。
Bluetooth対応デバイス同士をつなぐことで、ユーザーのプライバシーを保護し、信号を意図した場所に送るための作業です。
いったん接続すると、無線信号がデバイス間でやり取りされます。これらの信号は、音声や命令などのデータを運びます。
この無線送信で携帯電話から補聴器へ信号を送り、音量や音質などの設定を調節できます。
環境によってはワイヤレス接続は確実というわけではありません。電波の強さには限度があり、電波が通過できない障害物だってあります。
接続するデバイスとの距離が開けば接続が弱くなり、ストリーミングが途切れてしまいます。
補聴器で音楽を再生する方法
補聴器で音楽を聴く方法にはいくつかのパターンがあるんです。
お持ちのスマートホンと補聴器を直接ペアリングして再生できるモノもあれば、別売りのワイヤレス通信機器を用意して、補聴器と接続して再生する補聴器があります。
まずは通信環境を確認して、音をストリーミングできる環境にしなければいけません。
再生方法はカンタンで補聴器がペアリングされていればプレイヤーで再生ボタンを押せば補聴器に出力されるようになるんです。
そのほかに、補聴器と通信機器をペアリングして、通信機器を介して再生する方法もあります。音量のコントロールもデバイスでおこなうか補聴器でもできます。
補聴器の価格帯
音楽を聴ける補聴器の市場価格相場を紹介します。通常の補聴器の相場は安い機種でも片耳50,000円からです。音楽を聴ける補聴器の相場は片耳で100,000円以上からとなります。
補聴器の価格帯は搭載されている機能の違いで変わり、最も多機能な補聴器であれば片耳500,000円以上の機種もリリースされています。
音楽を聴ける補聴器は両耳で200,000円以上からの予算が必要となるでしょう。
ここからは、音楽が聴ける補聴器の中で人気があるオススメ機種をご紹介しますね。
音楽が聴ける補聴器の人気おすすめ4選!
音楽が聴ける補聴器でオススメ機種を紹介しています。補聴器のメーカーやタイプによっても使える機能が違うのでよく確認してみてくださいね。
シグニア補聴器 ピュア5NX-312(Signia Pure 5NX-312)
- ドイツ
- 耳かけ型
- 2年保証
- 312電池
- ワイヤレス通信あり
シグニア補聴器の耳かけ型補聴器RICタイプです。シグニアのNXシリーズを代表するモデルで、前世代のプライマックスシリーズには搭載していなかった新しい機能性があります。
NXシリーズはすべてNXチップを使用しており、より会話を聞きとりやすくしてくれる両耳間通信をを利用した指向性や自分の声を抑制してくれるOVP機能を搭載、Bluetoothによる通信も可能ですので音楽をストリーミングで鑑賞できる補聴器です。
ピュア5NXのポイント!
- 自声の違和感をおさえるOVP機能
- ハウリング抑制機能あり
- メモリー設定で環境にあわせた音質
- 突発音の抑制機能
- 音楽プログラムあり
- Bluetooth通信可能
片耳市場価格相場 | 360,000円 |
電池寿命 | 最大約120時間 |
適応聴力 | 軽度難聴~重度難聴 |
指向性 | 自動アダプティブ指向性 |
チャンネル数 | 32ch |
おすすめ度 | ★★★ |
スタッフのレビュー
シグニアのNXシリーズは会話を楽しくしてくれる機能が揃った補聴器です。一番のポイントは補聴器を通じて聞こえる自分の声を抑制するOVP機能ですね。OVP機能は補聴器本体に自分の声を録音し、補聴器に認識させます。
この機能が働くと、周りの音には影響を出さず、自分の声だけを抑制してくれるんです。
自分の声が気になる、不快に感じるとお悩みであればオススメできる補聴器ですね。会話以外の聞きとりにも強く、音楽のプログラム設定が可能で会話ではなく音楽を聴く時の音質調整が可能となります。スマートホンを始めとするデバイスからの音楽鑑賞もBluetooth対応補聴器ですのでもちろん楽しめます。Youtubeなどの動画も補聴器から直接音声を聞き取れますよ。
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ベルトーン補聴器 アメイズ9 63DW(Beltone Amaze9 63DW
)
- アメリカ
- 耳かけ型
- 2年保証
- リチウムイオン充電池
- ワイヤレス通信あり
ベルトーン補聴器の多機能性のある充電式補聴器がアメイズです。ベルトーン補聴器では前世代にZ POWERを採用した充電式補聴器のリリースがありましたが、この度リチウムイオン充電池を使ったモデルが登場しました。
アメイズの充電器は最大3回充電できる予備バッテリーがあるのがうれしいですね。お出かけの際にも持ち運びやすい充電器のサイズです。リチウムイオン充電池は1日分持つので移動中も小さな充電器ひとつで充電可能なので、面倒な電池交換が必要ありません。iOSに対応できるBluetooth接続でいつでもカンタンに音楽を楽しめます。
アメイズ9のポイント!
- 置くだけのカンタン充電
- Bluetoothでの外部機器との接続
- 3Dの空間表現とクリアな音質
- 音環境を認識してコントロ―ルする
- iPhone・Androidとの連携が可能
片耳市場価格相場 | 290,000円 充電器54,000円 |
電池寿命 | 最大約30時間 |
適応聴力 | 軽度難聴~重度難聴 |
指向性 | クロスリンク指向性 |
チャンネル数 | 14ch |
おすすめ度 | ★★★★ |
スタッフレビュー
ベルトーン補聴器の中でも今人気がある機種が充電式補聴器のアメイズですね。ベルトーン補聴器が新たに独自開発した新マイクMEMSマイクをはじめ、新たなチップとプラットフォームを搭載したベルトーン史上最高のヒヤリングケアーソリューションです。アメイズはより自然な音質を追求した音質計算技術が魅力的で、音の処理スピードとメモリーが2倍、バンド幅が9.5KHzに拡張されて多くの音声を繊細に聞き取れる補聴器です。
新マイクのMEMSマイクは116dBのダイナミックレンジを備え、周囲の音声の歪みを抑えて、音楽鑑賞も今までとは違う質感で楽しめるようになります。スマート補聴器なのでiOSやAndroidで音楽や映画など、補聴器でも楽しめるので毎日の暮らしをさらに楽しませてくれる補聴器ですね。
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オーティコン補聴器 オープン S2-R(Oticon Opn S2-R)
- デンマーク
- 耳かけ型
- 2年保証
- リチウムイオン充電池
- ワイヤレス通信あり
オーティコン補聴器が世界で200万台以上売り上げている人気補聴器、オープンシリーズに新作が登場しています。それがオープンSで、こちらは使い勝手のいい充電式補聴器となります。従来のベロックスチップをさらに高速かつ最強のプラットフォームにした、ベロックスSを搭載しています。オープンな聞こえの世界をより充実させてくれる新機能も満載です。
Bluetoothに対応可能なのでスマートフォンと直接ペアリングできます。聞き取りやすい会話と音楽、電話での会話も思いのままに、充電式で電池を気にすることなく楽しめます。
オープンS2のポイント!
- ウェアラブルデバイスとしても使える
- 脳の仕組みを生かし、脳にやさしい
- ワイヤレス・Bluetooth機能でのストリーミング
- 音の種類に分別して最適で明瞭な聞こえ
- 360度の空間の音を届ける
- 充電式でシンプルな使い心地
片耳市場価格相場 | オープン価格 |
電池寿命 | 最大約24時間 |
適応聴力 | 軽度難聴~重度難聴 |
指向性 | オープンサウンドナビゲーター |
チャンネル数 | 48ch |
おすすめ度 | ★★★★★ |
スタッフレビュー
オーティコン補聴器のオープンシリーズの新作がオープンSです。360度の広がりのある音の世界を体感できる補聴器で、先進的な騒音抑制技術で高速処理をおこない聞くことにかかる努力を軽減してくれます。オープンSはハウリングにも着目していて、ハウリングを発生する前に予防し、どこでも快適に明瞭な音声を届けてくれるオープンサウンドオプティマイザーを搭載しています。この機能のおかげで、オープンフィッティングでもハウリングのリスクを最大限減少させてくれるんです。
オープンSは充電式で利便性が高く、電池交換のわずらわしさもないので快適に装用していただけるでしょう。
オープンSはiPhoneやAndroid携帯電話と直接接続が可能です。音楽や電話も楽しめる、補聴器がワイヤレスヘッドセットとして使えるようになります。
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フォナック補聴器 オーデオM90-R(Phonak Audeo M90-R)
- スイス
- 耳かけ型
- 3年保証
- リチウムイオン充電池
- ワイヤレス通信あり
フォナック オーデオ マーベルはLove at first soundをコンセプトにクリアでリッチなサウンド・ダイレクト通信を駆使し、よりよい音の先に拡がる暮らしの中のさまざまな楽しさや豊かさを伝える補聴器です。
聞き取りやすい会話と音楽、電話での会話も思いのままに、充電式で電池を気にすることなく楽しめます。マーベルから始まる素敵なきこえの世界をぜひ体感ください。
オーデオM90-Rのポイント!
- 高精度の環境認識機能
- ハンズフリー通話
- ワイヤレス・Bluetooth機能でのストリーミング
- リッチなサウンド
- 音楽を歪みのないクリアな音質で聴ける
- 充電式でシンプルな使い心地
片耳市場価格相場 | 550,000円 充電器12,000円 |
電池寿命 | 最大約18時間 |
適応聴力 | 軽度難聴~重度難聴 |
指向性 | 環境認識型指向性 ステレオズーム指向性 SNRブースト |
チャンネル数 | 20ch |
おすすめ度 | ★★★★★ |
スタッフのレビュー
補聴器に求める聞こえだけでなく、実生活にある楽しみを拡張することができる補聴器が、オーデオM90-Rです。オーデオマーベルは自動環境認識機能とすべてのBluetooth機器と接続できるパーフェクトな補聴器と言えるかもしれません。聞こえに重点をおく自動環境認識機能オートセンスOSは、3つの環境プログラムをブレンドして常に最適な音にしてくれます。電池交換がいらない充電式なのでよりスマートに扱える補聴器ですね。
オーデオマーベルはiPhoneやAndoroidなどのスマホだけでなく、パソコンやガラケーにも接続できて、専用アプリでの本体コントロールや音楽鑑賞、ハンズフリー通話が可能です。音楽以外にスカイプなどのヘッドセット代わりにも使えますよ。
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音楽を聴ける、オススメの補聴器は多くの補聴器メーカーからリリースされています。便利性や、音楽以外の機能なども確認して選らぶとよりあなたの希望する補聴器を選べるのではないでしょうか。
ここからは、補聴器の購入方法などについてご紹介していきますね。
補聴器の購入方法
音楽を楽しめる補聴器は補聴器専門店で購入ができます。購入時には確認しておくポイントもありますので注意しましょう。
補聴器を選ぶお店は重要で、音楽を聴ける補聴器について理解しているお店でなければなりません。
どの補聴器を選らんでもいい訳でなく、あなたに適応するタイプなのか、必要な機能はついているのかなどを考えて選ばなければいけないのです。
補聴器を選ぶお店
補聴器を選ぶお店は補聴器を扱うお店であればどこでも利用できるのですが、最適な機種の選定をするのであれば補聴器専門店を利用するのがもっとも望ましいでしょう。
補聴器のお店は、大手のメガネ店をはじめ百貨店、デパートなどでも補聴器を購入できます。それらのお店でももちろんご利用いただけますが、一番安心して選べるのが補聴器専門店でしょう。
補聴器専門店は補聴器についての知識があり、補聴器の経験や技術が豊富と考えれます。利用しにくいと考えられる方もいるかもしれませんが、補聴器専門店は敷居が高いわけでもなく、気軽にご利用いただけますよ。
補聴器の試聴とレンタル
音楽を聴ける補聴器を選んですぐに購入には気をつけましょう。補聴器は実際に使ってみなくてはわからない点が多いです。
静かな場所と騒がしい場所での聞こえ方の違いなど、はじめに補聴器の性能を実感しておくのがいいですね。
補聴器は機種を選らんですぐに購入しなくても大丈夫です。機種を選んだら試聴をして自宅でも使えるレンタルを利用しましょう。
購入時には一つの補聴器に絞るのではなく、いくつかの機種と比較するのもオススメです。
まとめ
音楽を聴ける補聴器のオススメをご紹介しました。昔では考えられなかったですが、今では補聴器から音楽を聴けるのが当たり前のようになってきています。
この先補聴器の機能は更に向上していくでしょう。音楽を聴ける補聴器なら音楽プレイヤーの音量を心配せず、自分の補聴器だけで満足する音量で楽しめますよ。
音楽を聴ける補聴器で好きな音楽を楽しみましょう。会話も音楽も満足できる補聴器を選べたらライフスタイルがより充実するでしょう。