補聴器を100万円近く出して選ぶとなると、やっぱり慎重に!ですよね。
先日、当店にこんなご相談がありました。「会議や商談が多いビジネスマンで、使いやすく、聞こえの質は妥協したくない」というご要望です。そのお客さまが最終的に悩まれたのが、まさに今回ご紹介する フォナック オーデオ I-スフィア と スターキー エッジAI ITC-R の2機種でした。
どちらも最先端のAI技術を搭載した、まさにトップクラスの補聴器です。でも、同じ「高性能AI補聴器」と言っても、実は狙っている方向がかなり違います。この記事では、その違いをできるだけわかりやすく解説しますので、ぜひ最後までお付き合いください。
たろうくんみみちゃん、実は最近耳が聞こえにくくて耳鼻科に行ったんだ…。そしたら難聴で補聴器が必要かもって言われちゃって💦 仕事でも使いたいから、ハイスペックで高性能な補聴器を購入したいんだけど、どれを選んだらいいのか全然わからなくて困ってるんだよね😰
みみちゃんそれは大変だったね💦 ハイスペックならフォナックのオーデオ I-スフィアとかスターキーのエッジAI ITC-Rが人気みたいだよ✨ でも、どっちがたろうくんに合ってるかは、ちゃんと比べてみないとね!
たろうくんオーデオ I-スフィアとエッジAI ITC-R…どっちも良さそうだけど、どう違うんだろう…?😅 せっかく高性能な補聴器を買うんだから、絶対に後悔したくないんだ💦 自分に合った方をしっかり選びたいんだけど、違いがわからなくて不安で…
みみちゃんたろうくんらしいね😊 それなら、まずはネットで2つの補聴器の特徴や機能を比較してみようよ✨ AI機能や音質、充電式かどうかとか、いろいろ違いがあるはずだから💡 しっかり調べてから専門店で実際に試してみれば、自信を持って選べるよ!一緒に調べてみよう!

フォナック オーデオ I-スフィアとは


フォナック オーデオ I-スフィアは、スイスの補聴器メーカー「ソノヴァ(フォナック)」が2025年1月に発売した、耳かけ型(RIC)モデルです。
この機種の最大のポイントは、音の処理に2つのAIチップを搭載していること。ひとつは「ERAチップ」で音の環境を瞬時に読み取り、もうひとつの「DEEPSONICチップ」がことばと雑音を分離して、声だけをクリアに届けてくれます。
主な特徴
- 2チップAI構造
ERAチップ(環境認識)+DEEPSONICチップ(音声分離)の二刀流 - オートセンス OS 6.0
静かな環境・騒音下・音楽・通話など、環境に応じて自動でプログラムを切り替え - ステレオズーム 2.0
特定方向の声に自動でフォーカスする指向性機能 - ロジャーダイレクト対応
外部マイクシステム「ロジャー」と直接接続できる(会議や授業などで大活躍) - 防塵・防水 IP68
汗や水に強く、プラズマコーティングで本体も保護 - Bluetooth LE対応(Made for All)
iPhoneもAndroidも対応、パソコンへの接続も可能 - 連続使用時間
充電式で最大約18時間 - 保証制度
プレミアム保証4年間
形状と価格の目安
オーデオ I-スフィアはRIC型(耳かけ型)のみのラインナップです。軽度から高度の難聴まで対応しています。
価格の目安(両耳・非課税)は以下の通りです。
| クラス | 片耳価格(目安) | 両耳価格(目安) |
|---|---|---|
| プレミアム(I90) | 約71万円 | 約142万円 |
| アドバンス(I70) | 約51万円 | 約102万円 |
※価格はカタログ掲載価格をご紹介しています。当店のキャンペーン価格は店頭にてスタッフへおたずねください。
スターキー エッジAI ITC-Rとは


スターキー エッジAI ITC-Rは、アメリカの老舗補聴器メーカー「スターキー」が2025年3月に発売した、充電式の耳あな型(ITC)補聴器です。
「ITC(In The Canal)」というのは、耳の穴の中にすっぽり収まるタイプ。耳かけ型よりも装用が簡単で、「補聴器を快適に使いたい」という方に人気の形状ですね。
搭載されているのは、スターキーの最新AI技術「G2ニューロプロセッサー」。毎時8,000万回というリアルタイムの自動調整により、会議室の雑音や街中の騒音など、複雑な音環境でも瞬時に最適化してくれます。前モデルと比較して、処理能力が約100倍に向上したとされており、騒音下での音声認識率も大幅に向上したというデータが出ています。
主な特徴
- G2ニューロプロセッサー搭載
AIによる毎時8,000万回の音の自動最適化 - Edge Mode+
ボタンひとつで今いる環境を即座に分析・調整するモード - 充電式・42時間使用可能
フル充電で最大42時間という驚異のバッテリー持続力 - 耳あな型(ITC)
オーダーメイドで作成され、抜群の装用感 - LE Audio・Auracast対応
次世代Bluetooth規格に対応 - スマートアシスタント機能
健康データ(歩数・心拍数など)のトラッキング機能も搭載 - 防水IP68対応(最大1メートル)
価格の目安
スターキー エッジAI ITC-Rは、耳あな型補聴器のためオーダーメイドで製作します。
| クラス | 両耳価格(目安・非課税) |
|---|---|
| 24(プレミアム) | 約138万円 |
| 20(アドバンス) | 約98万円 |
| 16(スタンダード) | 約50万円 |
※価格はカタログ掲載価格をご紹介しています。当店のキャンペーン価格は店頭にてスタッフへおたずねください。
2機種を徹底比較

では、いよいよフォナック オーデオ I-スフィアとスターキー エッジAI ITC-R並べて比較してみましょう。「どちらがいいか」ではなく、「あなたの生活スタイルに合うのはどちらか」という視点で読んでみてください。
スペック比較表
| 比較項目 | フォナック オーデオ I-スフィア | スターキー エッジAI ITC-R |
|---|---|---|
| 形状 | 耳かけ型(RIC) | 耳あな型(ITC)オーダーメイド |
| AIチップ | ERAチップ+DEEPSONICチップ(2チップ構造) | G2ニューロプロセッサー |
| バッテリー | 充電式(最大約18時間) | 充電式(最大約42時間) |
| Bluetooth | LE対応(Made for All)iPhoneもAndroidも対応 | LE Audio・Auracast対応 |
| 防水性能 | IP68 | IP68 |
| 適応聴力 | 軽度〜高度(サイズにより重度も対応) | 軽度〜重度 |
| 外観 | 耳にかける形状で細いコードが見える | ワイヤレスイヤホンのような見た目 |
| 健康管理機能 | 歩数カウントなど一部対応 | 歩数・心拍数などの健康トラッキング |
| 保証 | プレミアム保証4年(2年間1台100%保証) | 要確認(店頭にてご確認ください) |
| 両耳価格目安 | 約102万円〜(I70アドバンス) | 約50万円〜(クラス16スタンダード) |
比較レーダーチャート|フォナック オーデオ I-スフィア VS スターキー エッジAI ITC-R

フォナック オーデオ I-スフィア VS スターキー エッジAI ITC-Rの比較レーダーチャートを作成しました。
騒音下での聞き取り
- フォナック:4点
カフェや駅など騒がしい場所でも、話し声を自動で聞こえやすく。 - スターキー:5点
周りの雑音を大幅に抑えながら、会話の声だけをくっきり届ける機能が非常に優秀。
音質の自然さ
- フォナック:5点
音楽も会話も「補聴器を通している」と感じさせない、なめらかで自然な聞こえが特長。 - スターキー:4点
クリアで聞き取りやすい音質で、会話の細かいニュアンスもしっかり届く。
AI機能
- フォナック:4.5点
音の処理とAIの判断を2つのチップで分担する仕組みで、場所に合わせた設定を自動で切り替えてくれる。 - スターキー:5点
その場にあわせて音を聞こえやすくするだけでなく、転倒の検知・歩数・会話の多さなど体の状態も記録。
装用感
- フォナック:5点
RICタイプで耳かけ部分が軽く、一日中つけていても違和感が少ない。 - スターキー:4.5点
オーダーメイド製のためフィット感は抜群。補聴器で耳を塞ぐので、違和感は個人差が出やすい面もある。
目立たなさ
- フォナック:4点
耳かけタイプ(RIC)のため耳の外に本体が見える。肌や髪色になじむカラーが用意されており、色の選び方次第で目立ちにくくできる。 - スターキー:2点
耳あな型だが、サイズがやや大きく、周囲の人も装用に気づくサイズ。RICやCIC(小型耳あな)に比べると見た目が気になりやすい。
電池・充電持続時間
- フォナック:3点
1回の充電で約18時間持つが、長時間使用する日や旅行の際は充電タイミングに注意が必要。 - スターキー:5点
最大42時間使える。充電忘れや外出先での電池切れをほぼ心配しなくてよいのが大きな安心感。
コストパフォーマンス
- フォナック:3点
両耳 約102万円〜 - スターキー:3点
両耳 約50万円〜
使用シーン別おすすめ度
ビジネス・会議での使用
フォナック オーデオ I-スフィア が特に威力を発揮するのが、多人数の会議や商談の場です。「ロジャーダイレクト」という外部マイクシステムに直接接続できるため、広い会議室や騒がしい飲食店での打ち合わせでも、声をクリアに拾うことができます。また、360°全方向から届くことばを同時に処理する「ステレオズーム 2.0」も、複数人との会話が多いシーンで活躍します。
スターキー エッジAI ITC-R は、オーダーメイドで装用しやすく、「補聴器をカンタンに使いたい」という現役ビジネスパーソンに好まれる傾向があります。Edge Mode+で、会議室に入るたびにワンタッチで最適化できる手軽さも魅力ですね。
日常生活・屋外での使用
どちらも自動で環境を認識し、音の設定を切り替えてくれます。ただ、屋外の風切り音や騒音への対応という点では、フォナック独自の「ウインドブロック」や「ノイズブロック」機能が充実しています。一方、スターキーのG2ニューロプロセッサーは全体的な音の自然さに優れており、長時間装用しても疲れにくい聞こえ方を目指して設計されています。
音楽・エンターテインメント
音楽鑑賞の音質という点では、スターキー エッジAI ITC-Rが豊かな音の広がりを得意としています。高音域の音声を強調する技術により、弦楽器や高音ボーカルもクリアに再現しやすいと言われています。フォナックも「メディア 音楽」モードが自動で切り替わりますので、決して劣るわけではありませんが、音楽の「楽しさ」という面ではスターキーを選ばれる方が多い印象です。
どちらを選ぶべき? シーン別推薦
フォナック オーデオ I-スフィアがおすすめの方
- 会議や商談が多く、複数人の声を同時にクリアに聞きたい方
- ロジャーなどの外部マイクシステムも活用したい方
- 騒がしい環境での聞き取りを最優先にしたい方
- Androidスマートフォンとの接続も重視する方
- 充電管理は毎日でも構わない(18時間/日で十分)という方

スターキー エッジAI ITC-Rがおすすめの方
- 補聴器をオシャレに簡単に使いたいビジネスパーソンや現役世代の方
- 多様な音環境をAIが自動で対応してくれることを重視する方
- 充電を毎日しなくてもよい長時間バッテリーが欲しい方(最大42時間)
- 健康管理機能(歩数・心拍数など)も補聴器と一緒に活用したい方
- 耳かけ型よりも耳の中に収まるタイプを好む方

補聴器選びで後悔しないために
正直に言うと、この2機種どちらも「すごい」んです。価格帯も近く、性能も申し分ない。だからこそ、「どっちが良いですか?」と聞かれると、わたしはいつも「まず試聴してみましょう」とお伝えするようにしています。
補聴器は、ご自身の聴力の状態、生活スタイルに合わせて調整して初めて力を発揮します。カタログや数字だけで判断するのは、慎重に!です。
当店では、2週間の無料レンタルサービスを実施しています。実際の生活の中で、職場でも、ご自宅でも、使ってみてから決める。それが補聴器選びの一番の近道だと思いませんか?

秋葉原補聴器リスニングラボにお越しください

秋葉原補聴器リスニングラボは、認定補聴器技能者が在籍する認定補聴器専門店です。世界の主要7メーカーの補聴器を取り扱い、聴力測定や特性器などの設備も充実しています。
他店でご購入の補聴器調整も承っておりますし、購入後のアフターケアも丁寧に対応しています。また、障害者総合支援法(総合支援法)対応店ですので、補装具費支給制度のご利用についてもお気軽にご相談ください。
今回ご紹介した2機種はもちろん、他のメーカー・モデルも実際に試聴していただけます。補聴器選びのファーストステップとして、ぜひ一度ご来店ください!
秋葉原補聴器リスニングラボ
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