片耳難聴に装用する見えにくく目立たない最小補聴器とは!最新の補聴器はとても高性能でより目立ちにくいサイズとなり、驚くほど小型化がすすんでいます。補聴器を見られたくなかったり、気づかれたくないのなら小型の機種を選ばれるのが大変オススメです。
補聴器は難聴の種類や程度にあわせて選ぶようになっていますが、片耳難聴を改善できる補聴器をメインに今回はご紹介していきます。
当サイトでは片耳難聴を改善するのに適した最小の補聴器について聞こえる仕組みから値段までをわかりやすく解説しています。あなたの片耳難聴にあう、目立たない最小補聴器を選びにぜひご参考ください。
補聴器は種類が多くあり、どれを選べばよいのかそもそもわからなかったり、不明に思うコトがおおくてあなたもお悩みではないでしょうか。片耳難聴になり片耳だけの聞こえを改善できる、そんな補聴器をお探しでしょう。しかし、補聴器って耳につけるので見えて目立つモノだという印象もあり、あまりいいイメージを持っていないのではないでしょうか。
悩みのモトである片耳難聴を改善させたいけど補聴器には抵抗がある、あなたのそんな悩みを解消できるであろう最小補聴器があるのでオススメしていきたいと思います。このサイトをみて片耳難聴の改善に一歩踏み込んでいただけると嬉しいです。どうぞ最後までお読みください。
ここからは、片耳難聴にあう補聴器についてご紹介していきますね。
片耳難聴に適した補聴器とは
補聴器は難聴の程度、耳の状態で選んでいただきます。難聴の種類もたくさんあり、両耳ともに難聴の人もいればあなたと同じ片耳難聴の人もいます。片耳難聴と両耳難聴では選ぶ補聴器は大きくことなります。そのため補聴器の種類は、あらゆる難聴に対応するためにおおくの種類が用意されています。片耳難聴を改善させる方法は大きくわけて2つのパターンから選ばれます。
ひとつは難聴である片耳にだけ補聴器をつけるという方法で、おおくの人はこの改善方法を頭にうかべるでしょう。
ふたつめのパターンはクロス補聴器という送信機を使う方法です。クロス補聴器は片耳難聴であっても一般的な補聴器と組みあわせて両耳につけて改善させます。
片耳補聴器かクロス補聴器、どちらのパターンを選ぶことになるのかは、あなたの聴力の状態で決定されます。以下よりカンタンに説明しますね。
片耳の補聴器だけで改善できるケースですが、聞こえにくい耳の難聴の程度が軽~中度難聴で左右の聴力差があまりない(40dB未満の聴力低下)であれば、一般的な片耳だけに補聴器を装用することで改善効果があるでしょう。例えばこんな聴力だと片耳補聴器での改善が見込めるでしょう。
しかし以下のような片耳の難聴度が高度~重度難聴なら、一般的な補聴器では聴力の差が大きくなりすぎて補聴器のみでの改善が難しくなります。
このケースではクロス補聴器をつけて難聴を改善させます。
このような場合には難聴の耳に補聴器をつけても音として聞くことはできるが言葉の認識ができず、不明瞭な状態となります。
片耳補聴器での聞こえ改善が難しい場合にはクロス補聴器を使用するのが最適です。
片耳難聴であれば自身の聴力を確認しておきましょう。自分がどちらのパターンで改善できるかを知ることができれば補聴器選びでの迷いも軽減できるでしょう。自分の聴力をあらためて知るには耳鼻科医師による検査、もしくは補聴器店での聴力測定をうけてみましょう。
片耳難聴に適した補聴器のタイプ
片耳難聴にあう補聴器の種類を解説します。おもに補聴器かクロス補聴器ですが、その中でも形状に種類があります。
補聴器はタイプにより、最小サイズからすこし大きいサイズまであるんです。ここからは、それぞれの補聴器で得られる聞こえの改善効果をみてみましょう。耳あな型補聴器と耳かけ型補聴器の特徴についてはこちらをご覧ください
聞こえ改善の仕組み
片耳補聴器とクロス補聴器、それぞれの改善のしくみを紹介します。
片耳補聴器のみの場合
補聴器は大きくわけて音を拾うマイクと音を増幅させるアンプ、音を出すスピーカーと音質の調整をするコンピューターにより構成されています。
ただ単純に音を大きくして出すわけではなく、個人の聴力データにあわせた音質調整をおこなって丁度いい音のレベルにすることで快適な聞こえとなります。補聴器は同じ機械でもコンピューターを調整することで使う人の聞こえにあわすことができます。
クロス補聴器の場合
クロス補聴器は補聴器と違い、送信機となります。ですので機械のしくみそのものが違います。補聴器は音を出力しますが、クロス補聴器は送信機なので音の出力はありません。クロス補聴器は一台での使用ではなく、補聴器と通信させて一緒に使います。
クロス補聴器を難聴のある耳に装用して、健康な耳には補聴器をつけます。クロス補聴器は送信機なので受信機が必要となりますね。そこで補聴器を受信機の役目として使うんです。
クロス補聴器で音を拾い、受信機となる補聴器にそのひろった音を届けます。クロス補聴器と補聴器がたがいに通信をおこなうことで、今まで聞こえなかった難聴側の音声を健康な耳で聞くことができるんです。
聞こえを改善させるしくみについてご紹介しました。片耳がまったく聞こえず、悩んでいるのならクロス補聴器を使用することが最適となるでしょう。
ここからは、片耳難聴に使いたい最小補聴器を当店のおすすめベスト3でご紹介しますね。
片耳難聴に最適な最小補聴器を紹介
片耳難聴でも補聴器のみで改善が期待できるパターンとクロス補聴器でしか改善が難しい場合があります。それぞれ補聴器を最小のサイズで選ぶのなら、どんな機種がオススメなのか参考にしてみてください。クロス補聴器も通常の補聴器も今は最小サイズが人気なんです。
目立ちにくくしたい、補聴器をつけているのを知られたくないなら最小の補聴器がオススメです。見た目の悩みも聞こえの悩みも最新の小型機種で解決しましょう。片耳補聴器とクロス補聴器のオススメな最小機種ベスト3を紹介します!
片耳補聴器ならコレ!とても小さい極小補聴器ベスト3!
フォナック バートBチタン IIC
片耳補聴器の最小サイズなら、フォナックのバートBチタンがオススメです。とても小さいチタン合金で作られたボディは頑丈で軽く、つけているのがわからないほどの大きさです。自動環境認識による音質調整も可能な万能で最小な機種です!
B70 | B90 | |
片耳価格 | 390,000円 | 550,000円 |
電池寿命 | 最大約90時間 | 最大約90時間 |
適応聴力 | 軽度から高度難聴 | 軽度から高度難聴 |
保証期間 | 2年 | 3年 |
シーメンス・シグニア Incio NX IIC
シーメンス・シグニア補聴器の最小補聴器がコチラのInsio NXシリーズです。他メーカーとの違いは、オプションで補聴器落下の防止加工をすることができます。ボリュームの調整はスマートホン対応のアプリと連動させたり、専用の別売りリモコンで操作可能です。
3NX | 5NX | 7NX | |
片耳価格 | 290,000円 | 380,000円 | 530,000円 |
電池寿命 | 最大約65時間 | 最大約65時間 | 最大約65時間 |
適応聴力 | 軽度から高度難聴 | 軽度から高度難聴 | 軽度から高度難聴 |
保証期間 | 2年 | 2年 | 2年 |
フォナック オーデオB-312 RIC
唯一RICタイプでオススメしました。オーデオBシリーズは快適な音質で会話を楽しむことができるでしょう。4つのクラスの中から自分にあった性能をお選びください。スイッチがついていてボリューム変更、またはプログラムの切り替えが可能です。
B30 | B50 | |
片耳価格 | 180,000円 | 250,000円 |
電池寿命 | 最大約140時間 | 最大約140時間 |
適応聴力 | 軽度から重度難聴 | 軽度から重度難聴 |
保証期間 | 2年 | 2年 |
B70 | B90 | |
片耳価格 | 350,000円 | 500,000円 |
電池寿命 | 最大約140時間 | 最大約140時間 |
適応聴力 | 軽度から重度難聴 | 軽度から重度難聴 |
保証期間 | 2年 | 3年 |
小さいクロス補聴器を選ぶならコレ!最小クロス補聴器ベスト3!
フォナック クロスB-312 RIC
フォナックの最小クロス補聴器がこちらのRICタイプです。操作性はB-13タイプに劣りますが目立たないサイズにするならB-312タイプがオススメです。シンプルな見た目でつけ心地も快適です。
対応補聴器 オーデオB-312シリーズ RICタイプのみ
価格 | 95,000円(税抜き) |
電池寿命 | 最大約58時間 |
保証期間 | 1年 |
シーメンス・シグニア クロスPure312NX RIC
シグニアのクロス補聴器の最新機種です。サイズは目立ちにくいRICタイプになり、最新のNXシリーズ対応補聴器によるクロス補聴システムを快適に実感していただけます。
対応補聴器 Pure 312 Nx、Pure 13 Nx[T]、Pure Charge&Go Nx、Motion 13 Nx、Motion 13P Nx
価格 | 90,000円(税抜き) |
電池寿命 | 最大約110時間 |
保証期間 | 1年 |
フォナック クロスB-R RIC
フォナックのクロス補聴器の充電タイプです。サイズも312タイプと同じくらいですので違和感の少ない小型クロス補聴器です。電池交換の手間がなく、充電器にセットするだけでカンタン充電が可能です。電池寿命の短さをうまくカバーできた機種です。
対応補聴器 オーデオB-Rシリーズ RICタイプのみ
価格 | 110,000円(税抜き)別途充電器12,000円 |
電池寿命 | フル充電最大約16時間 |
保証期間 | 1年 |
あなたの気になる補聴器は見つかりましたか?ここからは、最小補聴器の総合的な評価をしてみましたのでご覧ください。
片耳難聴に最適な最小補聴器の総合評価
片耳難聴に使える最小補聴器のオススメはいかがでしたか。片耳補聴器で聞こえの改善をすることができるのか、クロス補聴器で改善できるのか、自分がどちらのパターンで片耳難聴を改善できるのかを知ることができれば補聴器の選びやすさもかわりますね。
片耳補聴器の最小サイズ
最小サイズに重点をおき、片耳補聴器で選ぶなら耳あな型補聴器IICタイプの装用がいいでしょう。耳かけ型RICタイプに比べほとんどみえないようになっていますね。最小補聴器を片耳補聴器で選ぶなら間違いないですね。
最小の片耳補聴器は小さな本体のため、通信機能の制限があるほか電池サイズが小さいので電池寿命が短くなります。
クロス補聴器の最小サイズ
一方クロス補聴器の場合ですが、クロス補聴器には耳あな型のIICタイプを選ぶことができません。よってクロス補聴器で最小なら耳かけ型RICタイプです。
レシーバーが見える可能性があったり、本体もみえるかもしれないというリスクもありますが、多機能でこれ以上の小型化の開発はまだ難しいでしょう。フォナック補聴器のみ耳あな型のクロスがありますが、IICタイプはつくれないためRICタイプを最小のオススメとしています。
クロス補聴器は補聴器と常に通信をおこなうため、通常の補聴器より電池寿命が短くなります。
最小補聴器をつけた時のイメージもなんとなく想像できるのではないでしょうか。ここからは、最小補聴器の値段についてご紹介しますね。
最小補聴器の値段の違い
補聴器はタイプにより価格が違い、多くの価格帯があります。片耳難聴に使う最小補聴器を選ぶうえで、値段の違いを知っておくことが大事です。補聴器はそもそも3つの価格帯で分けることができます。価格の違いはタイプによったり性能で大きくかわります。
このように補聴器は種類や性能が違えば高額になるモノです。補聴器の性能はあなたの生活環境や使う目的などを参考に決めるのがいいでしょう。クロス補聴器は通常の補聴器と違い、性能の違いがないので価格帯がかぎられています。しかし、もう一台補聴器が必要なので選ぶ時には補聴器の価格も頭にいれておかなくてはいけません。
試聴とレンタルでお試し
最小補聴器の性能をみるには実際に体験してみることが重要です。クロス補聴器も片耳補聴器も試聴とレンタルをすることで、ある程度自分の思う性能であるかどうか判断できます。
スペックに満足していてもいざ使ってみるとあまり自分にはむいていないなど、試聴をすることで最適かどうかがわかります。補聴器を選ぶにはレンタルをして、生活環境の中で改善効果を体験してみましょう。
ここからは、最後に補聴器を選ぶお店についてカンタンにご紹介しますね。
片耳難聴に最適な最小補聴器に詳しい専門店選び
あなたの片耳難聴にあう補聴器について知っていただけたでしょうか。補聴器のことがわかれば、片耳難聴で使う最小補聴器を相談するお店について知っておきましょう。最終的にはお店に足を運ぶと思いますので、どんなお店を選んだらいいのか参考にしてください。
補聴器選びは誰に相談したらいいの?
片耳難聴に使う最小補聴器を選ぶお店は、補聴器について詳しい専門店を選ぶのがいいでしょう。補聴器を扱うお店は今では多くありますのでその中でどのお店を選ぶか悩むと思います。片耳難聴で使う補聴器は全てのお店で扱われていません。
事前の確認も大事ですし、できるなら補聴器専門店を利用しましょう。補聴器専門店はメガネ店と違い補聴器を専門に扱っています。兼業でしているお店と補聴器専門でやっているお店なら専門店の方が知識と経験、ともに安心できるでしょう。
まとめ
片耳難聴に使う最小補聴器についてご紹介してきました。目立たない補聴器の種類と、それがあなたの片耳難聴に使えるのかを知ることができれば補聴器選びがスムーズになるでしょう。小さな補聴器の中でもそれぞれに特徴があり、価格の違いもあります。
片耳難聴であればクロス補聴器を使うのか、片耳補聴器のみを使えばいいのか知っておけば予算も考えやすいですね。
あなたが気にいる片耳難聴用の補聴器が見つかれば聞こえの悩みと見た目の悩みからも解放されるでしょう。