ベルトーン(beltone)補聴器のレンタル方法を解説いたします。ベルトーンの補聴器レンタルでは、最新型の両耳補聴器・片耳補聴器の耳かけ型補容器、充電式補聴器をレンタルすることが可能です。
補聴器のレンタルでは、料金が無料か有料であるかによってさまざまな目的に合わせて借りることができます。旅行やコンサート・会議などの短期使用ではより快適なコミュニケーションを可能にし、購入を検討されているならば人気の高性能な補聴器を比較してお試しいただけます。
ベルトーン補聴器のレンタル費用や期間などレンタルに関して解説してまいりますので、この機会にぜひベルトーン補聴器のレンタルをご利用ください。
補聴器を一時的に利用したいという方や、本格的な購入を検討されている方にとって補聴器のレンタルというのは非常に魅力的なサービスですね。
補聴器の試聴やレンタルは補聴器販売店によりルールや料金が異なります。とくに有料と無料の違いというのはレンタルに関して調べていると気になることなのではないでしょうか。
無料の補聴器レンタルは基本的に購入前の検討のために利用されるサービスです。短期間ですがさまざまな機種を試すことができるサービスですね。
かたや有料の補聴器レンタルは、購入せず一時的なレンタルをしたいときにオススメできるレンタルです。旧型の製品を扱っているケースが多いですが、一か月以上の長期で借りることができます。
目的に合わせて有料・無料のレンタルを活用するのがいいでしょう。
さてここからは当店でのベルトーン補聴器のレンタルについて解説していきましょう。
ベルトーン補聴器レンタルの流れ
補聴器のレンタルの手順をおおむねの流れで紹介します。
レンタルまでの流れを知ることで必要な作業や所要時間なども事前に把握できますね。
- カウンセリング
- 聴力測定(純音聴力測定・言葉のテスト)
- 機種選定
- 調整
- 試聴
- レンタル
カウンセリングや聴力測定で、あなたの補聴器や聞こえに対する要望を理解し、聴力に合った補聴器を選択・調整していきます。
適正な機種を選択して、あなたに合うように設定したら店内と店外で試聴し、納得がいく補聴器ならばレンタルできます。
このような一連の手順で1時間~1時間半ほどを要しますので、時間に余裕をもって来店されるといいでしょう。
ベルトーン補聴器レンタルの用途
ベルトーンの補聴器は以下のような理由でレンタルされるケースが多いです。
- 今使っている補聴器の性能があまり良くないのでオススメのベルトーン補聴器レンタルして試してみたい。
- 今使っている補聴器よりも使いやすいベルトーン補聴器をレンタルして試してみたい。
- 普段は、今使っている補聴器で十分事足りているが、大切な会議や商談で失礼のないように性能の良いベルトーン補聴器レンタルを用意しておきたい。
- 今使っている補聴器はサイズが大きいので最新最小の目立たないベルトーン補聴器をレンタルして試してみたい。
- 今使っている補聴器が古いので最新型の高性能なベルトーン補聴器をレンタルして試してみたい。
最新の補聴器の性能を試したいということや、今の補聴器に納得のいかず比較したい方、補聴器の買い替えを検討されている方もレンタルを活用しています。
ところでベルトーン補聴器についてあなたはご存知でしょうか。
次ではベルトーン補聴器についての解説を行います。
ベルトーン補聴器について
ベルトーンはアメリカのイリノイ州にある補聴器メーカーです。キャッチコピーはHelping the world hear betterという信念を基に活動し、1940年より80年近く精力的に活動している老舗メーカーです。
オーダーメイドの小型耳あな型補聴器を早期に開発した補聴器メーカの一つであり、大陸間をつなぐ通信ケーブルの製作していた経歴もあり、補聴器としては無線通信技術が発達しているのが特徴となります。
また自社で難聴に関する研究や慈善団体を設けて、難聴に対する独自のアプローチをしているメーカーですね。
ベルトーン補聴器の歴史
世界的なシェア4位のGNグループの傘下にあるBeltoneは、米国・カナダなど世界40カ国以上で販売されており、日本はニュージャパンヒアリングエイド株式会社(NJH)が1985年より独占技術提携を結び、日本国内で製造・販売を行っています。
北米では1500の直営の補聴器センターを持っており、日本では補聴器専門店とメガネ店で流通していますね。
大きなグルーぷに属しているため世界累計の販売台数は不明ですが、日本だけで150万台以上の販売を誇ります。
日本市場におけるベルトーンの有名シリーズは、true(トゥルー)シリーズのユーザーが多かったですね。昨今では充電式補聴器のAmaze(アメイズ)シリーズが人気のようです。
また各シリーズでラインナップされている耳あな型のタッチという形状は、日本の技術者が開発した独自の補聴器で人気も高いですね。
1940年代 Sam PosenとFaye Posenによってベルトーン創業。初の補聴器 モデルHを発表。その後ボックス型オールインワン補聴器 Mono-Pacをはじめとした箱型補聴器、眼鏡一体型補聴器や耳かけ型補聴器の開発を行う。
1970年代にはシカゴ本社の移転とカナダ支社の創設。オーダーメイド耳あな型補聴器の発祥メーカーの一つととして活躍。独自の難聴研究機関を設け、難聴向けのフィッティング処方式の開発をする。
2000年に入るとGNグループに買収され合併される。
以降近代年表
2011年:携帯型中継デバイスから2.4GHz無線通信できる補聴器 トゥルーを発表
2014年:MFi方式を利用したiPhoneに対応した補聴器 ファーストを発表
2014年:高度から重度の難聴を抱える人々向けの補聴器 ブーストを発表
2016年:高度から重度の難聴を抱える消費者のためのパワー型補聴器 ブースト+を発表
2017年:RemotoCare機能の使いやすさと柔軟性のあるトラストを発表
2019年:初のリチウムイオン充電型補聴器 アメイズを発表
詳しい歴史はベルトーン補聴器の本家サイトで確認できます。
歴史ある老舗補聴器メーカーのベルトーンの補聴器ですが、どのような機種をいくらの料金でレンタルできるのでしょうか。
ベルトーン補聴器レンタル機種と料金
ベルトーンの補聴器では、充電タイプやワイヤレス対応のものを多くご用意しています。レンタル補聴器においては、耳かけ型補聴器・RIC型補聴器の貸出が原則になり、耳あな型はオーダーメイドの関係上試聴はできませんが、同等スペックの耳かけ型補聴器で音質の確認をすることが可能です。
レンタル期間や料金に関しては当店での価格となりますので、ご参考にしてください。
ベルトーンアメイズ補聴器レンタル機種
ベルトーンの最新機種アメイズ(Amaze)は現在RIC型のみの販売となり、高性能なチップと新型MEMSマイクによる音質・感度の向上とリチウムイオン充電式という点がトピックになるモデルです。
レンタルでは主にリチウム充電式をお貸出ししています。
Ameze 17 63DW 充電式RIC補聴器 耳かけ型
商品説明
もっと驚きに満ちた毎日へがコンセプトのリチウムイオン充電型補聴器
ベルトーンの持ち味であるクリアな聞こえを向上させ、パーソナル・サウンドIDとクロスリンク指向性でさらに音の方向感や奥行きを追求しました。
3時間で24~30時間程度の使用できる充電式で、2台の補聴器を3回フル充電できる便利なポータブル充電ケースになっているため、不用意な電池切れの心配はありません。
Bluetooth通信やワイヤレスアクセサリーを利用することで、日々の会話だけでなくテレビや音楽など身の回りの音声を余すことなく楽しめることでしょう。
アメイズの特徴
- リチウムイオン充電方式(急速充電タイプ)
- 3回フル充電できるポータブル充電ケース
- 対応力のあるワイヤレス機能 (iOS・Android 9.0対応)
- 方向感覚と距離感を3Dで再現するパーソナルサウンドID
- コントロールアプリでの細かな調整
音質 | クリア 方向感・臨場感がある3D音声 |
スぺック | 17チャンネル 4メモリー |
レンタル期間 | 1日~1か月 |
レンタル期間 | 1日~1か月 |
レンタル料金 | 14日間無料(以降2週間まで延長可能 /延長料金3000円) |
商品説明
もっと驚きに満ちた毎日へがコンセプトのリチウムイオン充電型補聴器
ベルトーンの持ち味であるクリアな聞こえを向上させ、クロスリンク指向性による集音する方向性の制御と9つの自動追尾指向性で前方の会話音を適正に処理します。
3時間で24~30時間程度の使用できる充電式で、2台の補聴器を3回フル充電できる便利なポータブル充電ケースになっているため、不用意な電池切れの心配はありません。
Bluetooth通信やワイヤレスアクセサリーを利用することで、日々の会話だけでなくテレビや音楽など身の回りの音声を余すことなく楽しめることでしょう。
アメイズの特徴
- リチウムイオン充電方式(急速充電タイプ)
- 3回フル充電できるポータブル充電ケース
- 対応力のあるワイヤレス機能 (iOS・Android 9.0対応)
- 自動追尾で最適な音環境を再現するクロスリンク指向性2
- コントロールアプリでの細かな調整
音質 | クリア 前方の方向感がわかりやすい |
スぺック | 14チャンネル 4メモリー |
レンタル期間 | 1日~1か月 |
レンタル料金 | 14日間無料(以降2週間まで延長可能 /延長料金3000円) |
ベルトーントラスト補聴器レンタル機種
ベルトーントラスト(Trust)はハイブリッド充電式が採用された補聴器です。
従来の空気電池を使用しつつ式銀亜鉛充電池Zパワーを利用した充電方式にも変更可能。(レンタルの取り扱いはございません。)
Amazeで利用されているパーソナルサウンドIDやクロスリンク指向性2も上位機種には搭載されています。
Trust 9 63DW RIC補聴器 耳かけ型
商品説明
独自のクロスリンク指向性はあなたの前後だけでなく距離を識別することが可能です。見逃していた音を発見するような、新たな感覚を覚えるはず。
電源効率がよく計算されており、長寿命・高性能を実現した補聴器です。
iPhone用アプリケーションによる本体のコントロールによって補聴器を管理し、任意で最適な状況を作り出すことも可能です。
Trust(トラスト)はその名の通り信頼における補聴器といえるでしょう。
アメイズの特徴
- 自動追尾で最適な音環境を作るクロスリンク指向性2
- iOS対応のワイヤレス機能
- Zパワーによるハイブリッド充電に対応型(充電池・電池両式対応)
音質 | クリア 高音域の再生が得意 |
スぺック | 14チャンネル 4メモリー |
レンタル期間 | 1日~1か月 |
レンタル料金 | 14日間無料(以降2週間まで延長可能 /延長料金3000円) |
ベルトーンアライ補聴器レンタル機種
ベルトーンアライはトラストで使用されているチップを利用した廉価版補聴器です。
お手頃な本体価格とベルトーンらしいクリアな聞こえが魅力的な補聴器といえます。
Ally 3 63DW RIC型補聴器 耳かけ型
商品説明
信頼できる友達のように
トラストに使われてるチップを利用しつつも価格を抑えたバリューラインの補聴器。
ワイヤレスアクセサリ経由でiOSに対応し本体のプログラムを気軽に変更できます。
低価格帯ながら優れた雑音抑制機能や風切り音抑制を搭載し、スピーチスポッターによる自動音声追尾で快適なコミュニケーションを後押しします。
ベルトーン アライはまさにあなたの聞こえの味方です。
アメイズの特徴
- 雑音を減らし、言葉を強調するスピーチスポッター
- ワイヤレスアクセサリーを使用した外部通信
- 静音下で耳障りな音を減らすサイレンサー
- tokutyou
- tokutyou
音質 | クリア 高音域の再生が得意 |
スぺック | 8チャンネル 3メモリー |
レンタル期間 | 1日~1か月 |
レンタル料金 | 14日間無料(以降2週間まで延長可能 /延長料金3000円) |
ベルトーンではこのようなラインナップの補聴器をレンタルできます。
あなたに最適なベルトーンの補聴器を選ぶ方法知りたくありませんか?
次ではベルトーン補聴器の選び方をお教えします。
ベルトーン補聴器機種の選び方
ベルトーン補聴器の機種を選ぶ方法は、使用環境を考えて選ぶことです。
ベルトーン補聴器の安価なモデルは必要最低限の性能にとどまり、高価なモデルほど騒がしい場所や複数人での会話に強くなっていく傾向になります。
またスマートフォンを利用する方にとってはトラスト以降のモデルで直接電話したり、本体の設定変更ができると便利ですよね。
どのような環境で使用するか・どのような機能が必要を選択して行くことで選びやすくなると思います。
ただ補聴器の種類も多く難しいですし、補聴器の専門家に相談することが、あなたにとって適正な補聴器を選ぶもっと簡単な方法かもしれません。
補聴器認定技術者のいる補聴器専門店で気軽に相談、お客様に最適な補聴器のご提案
補聴器の専門家を認定補聴器技能者といい、補聴器の知識に長け耳鼻科の先生に認められている人が名乗ることができる資格です。
認定補聴器技能者は補聴器販売店に一人はいるのですが、確実に選びたいのであれば補聴器専門店に伺うのがいいでしょう。機能や性能を熟知しているスタッフが必ずいますし、豊富な知識であなたに適正な補聴器のご提案が可能だと思います。
補聴器のフィッティングと調整
認定補聴器技能者がいるお店をオススメする理由は知識だけでなくて、補聴器を調整・フィッティングしてあなたに合わせる技術と経験を持っていることです。
補聴器にはそれぞれ音質にクセと機能の特徴あるので、それを理解しあなたに合わせる必要があります。
補聴器専門店であれば、一時的なレンタル・購入検討に問わず、補聴器を合わせる作業は安心でしょう。
さて次ではベルトーンの補聴器を申し込む方法に関して説明していきますね。
ベルトーン補聴器レンタルの申込方法
ベルトーンの補聴器レンタルを申し込む方法に関する説明を行っていきます。
補聴器のレンタルでは申し込みするのに、個人情報を確認できるものが最低限必要です。レンタルの期間はお店や料金形態によってさまざまあり、支払い方法や返却に関してなどあらかじめ知っておくことはまだまだあります。
ここではまとめて紹介してまいりますので、ご確認ください。
※他店ではルールが異なりますので電話などでお問い合わせしてください。
手続きに必要なもの
当店の補聴器のレンタルでは、個人情報が確認できるものが必須となり、手元にあれば病院での聴力データや意見書を持参していただくとありがたいです。
他店でも同様のことが多いのですが、貸出に契約書を設けているところもあるので、印鑑が必要なケースもありますね。
なお個人情報を確認するものとして以下のものが使えます。
- 免許証(返還証明書も可)
- 健康保険証
- 住人票
- マイナンバーカード(住基カード)
- 学生証など
補聴器のレンタル期間
補聴器のレンタル期間は有料と無料で異なります。
無料であれば1~2週間程度、有料であれば1~3か月程度が一般的です。
リスニングラボでは14日間無料レンタル、延長する場合は2週間3000円で最大1か月レンタルすることができます。
料金・費用の支払い方法
料金の支払いに関しては、レンタル開始時と終了時で支払う2パターンがあります。
支払い方法は現金もカードも可能なお店が多いですね。
カードでの支払いはお店によって使えるカード会社が異なるので、確認する必要があるでしょう。
当店でのカード支払いに関してはこちらでも確認できます。→カード支払いについて
補聴器の返却方法
補聴器の返却に関しては、基本的にお店に伺い返却していただくのがいいですね。
これは補聴器の破損などがないかと、付属品のチェックをお店の人と行うことでトラブルを防ぐためです。
来店が難しい状況で郵送や宅配便で返却する可能性がある場合は、レンタル時にお申し付けください。
レンタル補聴器の保証
レンタル補聴器には、使っていく中で自然に故障した状況であれば保証によって修理費用を負担する必要がありません。
また故障していた場合は、正常に動くものに交換できます。
ただしレンタルの規約で保証を設けていないお店もあるので注意しましょう。
レンタル補聴器の注意事項(紛失・破損)
レンタル補聴器の注意事項として紛失や破損があります。
紛失や破損はレンタル補聴器の保証に含まれず、弁償しなくてはいけません。
高額な弁償になってしまうので注意しましょう。
ここからは他店でのお話になってしまいますが、消耗品を自費で購入しなくていけない条件があったり、長期間のレンタルで最終的に購入するような条件のお店があったという報告もあります。
レンタル前に契約書を書くお店ではレンタルの規約を提示してもらい確認するように注意しましょう。
まとめ
ベルトーン補聴器のレンタルに関して、ご紹介してきましたがいかがでしたか。
ベルトーン補聴器では高額なモデルほど利便性や聞こえの充実を実感できます。
一時的なレンタルには高性能なモデルが便利ですし、継続的な使用を目的に購入検討される方は、さまざまな機種を比較したり、実際の使用感を確かめられるレンタルは活用したいサービスですね。
補聴器をレンタルすることで難聴により困っていたコミュニケーション能力の向上と危険察知の向上をすることができ、旅行などの楽しいイベントごとは存分に楽しめ、仕事で重要な場面も万全な体制で臨めるでしょう。