片耳難聴に優れた聞こえの改善が実感できると人気も高いシグニア(旧シーメンス)のクロス補聴器をご紹介しています。シーメンス・シグニアのクロス補聴器が持つ聞こえを改善する仕組みや特徴・機能・サイズ・価格の相場まで。さらには実際にシーメンス・シグニアのクロス補聴器を、ご購入いただいたお客様からの貴重な商品レビューや感想をあわせてご紹介しています。ぜひ、購入前の補聴器選びの参考にされてはいかがでしょうか。
片耳難聴ではどのような補聴器を購入したらよいのかというご相談をよくいただき、弊社ではお客様の聞こえや要望に合わせた補聴器選びを心がけています。
片耳難聴は、物心ついたころから片耳が聞こえない人もいれば、突然片耳が聞こえなくなってしまうことや事故や手術の影響でなどさまざまな理由で難聴になってしまいます。
医師の治療を受けた後も片耳の聴力を失ってしまっている状態になれば、補聴器で聞こえを改善しようと考えると思いますが、補聴器は価格もバラバラで種類も多数あり悩みますよね。
今回はシーメンス・シグニアから販売されている片耳難聴向けのクロス補聴器についてご紹介していきます。
通常の補聴器では聞こえを改善する効果がなかった方も、効果的な改善を見込めるのでぜひ最後までご覧になって参考になさってください。
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それではココカラは片耳難聴についてのお話をしていきます。
片耳難聴とは
片耳難聴は、難聴の程度は関係なく片耳に聴力の低下がある状態を指します。
しかし昨今のネット上などで話題にでているのは、片耳の聴力がほとんどない状態のことを指す言葉として浸透しているようです。生まれつきや幼少期の病気の影響や、ストレスや腫瘍、原因不明のものまで片耳難聴には原因が複数あります。
ここでは片耳難聴の原因や治療、難聴の改善方法についての話をしていきましょう。
片耳難聴になる原因
片耳難聴になる原因の代表的なものはこのようなものがあります。
- 先天性難聴(生まれつき)
- ムンプス難聴(おたふく風邪)
- 突発性難聴
- 聴神経腫瘍
- 外傷性の難聴(事故・手術など)
代表的なものはこのようなものがあります。
片耳難聴では、聞こえを伝達する仕組みや聞こえの神経に異常をきたし、それによって音声を聞き取ることができなくなっていることが多いですね。
治療と改善方法はあるか
聞こえに異常を感じるときには耳鼻科や専門の医療機関で治療を受けることが望ましいですね。難聴の原因によっては治療による回復が見込まれることもあります。
治療の甲斐なく後遺症が残り難聴になってしまった場合は、聞こえの改善方法を考えることになりますね。
口元を見て会話したり、聞こえる方の耳を相手に向けたりするなど聞く際に別の情報や聞く姿勢などで対応する方法をとられる方が多いと思います、
ですが最近では片耳難聴にも効果的な聞こえ改善を出来る補聴器や、補助機器が開発されているのでそちらを利用することも改善策のひとつとなるでしょう。
片耳難聴の悩み
片耳難聴ではこのような悩みをお持ちの方が多いようですね。
皆さんネット上でもあるあるとして話されるほど共通した悩みが数々あります。
一部をご紹介していきますね。
左右違う音を流す番組や音楽が楽しめない
テレビなどで左右のスピーカーから違う音が流れるような番組は楽しめません。
片耳が聞こえない為、聞こえる耳から聞こえる音しか聞こえないためです。
またイヤホンなどで音楽を聴こうものならば、片方の音は聞こえないためスピーカーで聞いた時との差が大きく違和感があるそうです。
聞こえにくい側の後ろから話しかけられても気がつけない
聞こえない側の後方から声を掛けられたり、会話をされても気がつけません。
無視しているつもりはないのですが、気がつけないため勘違いされてしまうこともしばしばあるのでツラい思いをすることもあるようですね。
なるべく話し相手との位置取りに気をつける
一緒に歩いたり、食事したりするときには必ず聞こえる耳側に相手が入るように気を付けているようですね。
さりげなく聞こえる耳が相手に向くように立ち位置を移動したり、座る位置を決めるときも気を抜くと会話がまったくできない位置をさけるように注意を払っていることでしょう。
音がどこから来てるのかわからない。
車を運転しているときに緊急車両が来てもどこから来ているかわからず、何度もミラーをチェックしてしまったり、歩いていて急に自転車のベルが鳴ると慌ててしまったりしますよね。
人は両耳で音の聞き取りをすることで方向の判断をしているため、片耳難聴では音のある方向を理解するのが難しいとされます。
身の回りにある危険を察知するのも難しいところも不安になることでしょう。
このような片耳難聴の悩みがあれば、片耳難聴向けに考えられた補聴器であるクロス補聴器を利用してみるのがいいでしょう。
クロス補聴器の仕組み(一般論)
クロス補聴器の仕組みは、難聴の耳にクロス補聴器(送信機)を装着することで、難聴によって聞こえない音と集音して電波で送信し、聞こえやすい耳につけた補聴器から再生することで聞こえをカバーする仕組みになっています。
聞こえる耳の聞こえを最大限生かすのが目的になっていますが、耳に負担がかからないような出力になるので、聴力悪化の心配もありません。
シグニア(旧シーメンス)について
シーメンス・シグニアは140年の歴史を持つ老舗中の老舗の補聴器メーカーです。
1878年にベルナー・フォン・シーメンスが補聴器の原型を開発してからというもの、音響学の最先端をゆき補聴器の歴史も切り開いてきたメーカーですね。
多くの信頼を得てそれに応えてきた補聴器はいまや95か国の国と地域で愛されています。
補聴器メーカーとしてのシェアは世界3位に位置し、昨今ではワイデックスとの合併によりさらに技術の進歩・革新を目指しており、これからも期待できるメーカーといえますね。
シーメンス・シグニアのクロス補聴器
シグニアのクロス補聴器は耳かけ型RICタイプのみのラインナップされています。
小型ですが多機能であり、稼働時間とのバランスがとれていることも特徴といえるでしょう。
クロス補聴器として組み合わせができるシリーズはNXシリーズとなります。
シグニア ピュアクロス 312 NX (Signia Pure CROS 312)
シグニアの補聴器NXシリーズに対応するクロス補聴器です。
Bluetooth機能を利用した指向性コントロール機能によって、1対1の会話に力を入れた性能になっています。
小型ながら本体の音声コントロールがしやすいロッカーボタンの採用や、Bluetooth機能でiPhoneとの接続をすることで、スマホでの本体コントロールや音楽鑑賞、音声通話が可能になるので扱いやすい点もポイントでしょう。
シグニアのクロス補聴器の特徴
Bluetooth機能によって正確で緻密な指向性コントロールが可能で、1対1の会話を向上させるのが得意です。またマイクの感度も高いため細かな音声を拾うことが可能です。
シグニアのクロス補聴器の使いやすさ
音質の良さと連続使用時間の長さのバランスがとれているため扱いやすいクロス補聴器といえるでしょう。
本体設定時にクロス補聴器と補聴器の集音バランスも変更できるため、難聴の程度によってバランスを変更して使用するとより使いやすさが向上します。
プログラム変更やボリューム調整によって多くの環境に適応した設定が可能です。
Bluetooth出のiOSとの連携するとスマホでコントロール・音楽鑑賞、通話することが可能で、別途中継器を用意することでテレビの音声やその他PCや携帯電話からの通話や音楽鑑賞も可能です。
目立ちにくさ
本体は小さめの312筐体を利用しているため、目立ちにくいサイズといえるでしょう。
さらに本体カラーは皮膚の色または髪の毛のカラーに合わせたカラーが選択できるので、より目立たない工夫をすることが可能です。
おしゃれ度
シグニアはこれまで数多くのデザイン賞を受賞するほど、デザイン性と機能性を両立した補聴器の数々を生み出してきました。
クロスPureも例外なく機能的でムダのないデザインですので、補聴器とは気がつきにくくオシャレなデザインになっています。
装着感
本体重量が軽く、違和感の少ない印象を持つ方が多いようですね。
クロス補聴器ではオープンタイプの耳栓を用いるので、耳を塞がずに済むため装着するときの違和感が少ないです。
総じて装着感は優れていると思います
聞こえやすさ
シグニアのクロス補聴器はマイク感度が高いという点が特徴であり、静かな場所では細かな音まで聞こえますし、離れた場所の音声も聞こえやすいですね。
騒がしい場所になると指向性により聞こえる範囲を1mくらいまで狭めて、雑音を減らし近隣の声にフォーカスしてくれるようになっています。
プログラム切り替えで環境に合わせていくことで、より聞き取りがしやすくなるでしょう。
防水
IP68を獲得する防水・防塵性になるので、電池ロッカーを閉めている間は、水や土に埋めても中に入りにくなります。
実際に水没しても1時間程度は深刻な故障が発生しません。
突然の雨で濡れたりスポーツなどで汗をかいても、不用意な故障は起こりにくいので日常の使用においても心配は少ないですね。
市場価格(相場)
ピュアクロス NXの本体価格は95,000円(税抜)です。
これに組み合わせるシグニアのNXシリーズの料金がかかります。
当店Web限定価格についてはお問い合わせください。
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クロス補聴器のデメリット
- 一般の補聴器に比べて電池の消耗が早い
- 音の方向感はわかりにくい
- 音が増えるので慣れるまで聞き取りにくくなることがある
このようにクロス補聴器の仕様上の問題やクロス補聴器でも改善が難しいこともあります。
あとは身体に慣れるまでは音情報が非常に増えるので、慣れるまでは逆にわずらわしいと感じる方もいるようです。
クロス補聴器のメリット
クロス補聴器にはデメリットを感じさせないほどのメリットが多数あります。
- 難聴側の音声を聞くことができ死角が減る
- 聞き逃しと聞き間違いが減る
- 騒がしい場所でも会話の理解がしやすくなる
- 複数人での会話がしやすくなる
- 周囲の危険が察知しやすくなる
いままで片耳難聴で不便を感じていたところが改善されそうな印象を持たれると思います。
個人差はあるものの、多くの方が片耳難聴の不便が解消したと感じていることなんです。
ユーザーレビュー・感想
シーメンスのクロス補聴器を購入したユーザーレビューをご紹介いたします。
小学校低学年の頃の聴力検査で片耳難聴が発覚し、自分は他人と違う障害を持っていると知りました。その後病院でも結果は同じで、治療方法がないかと聞けば馬の医療では治療方法がないと言われ、片側からしか音が聞こえないことに関しては諦めてきました。時代も代わり今の医療ならばと期待を持ち、ネットで検索していくうちに知ったのがクロス補聴器で、これならば可能性があるのではと思ったのとお店に伺ったのです。正直胡散臭いと疑っていましたが、実際に装着すると今までに聞こえなかった右側の音声が聞こえてくることに驚き、スタッフの方と外で試しに聞いてみても、歩きながらでも右側に立たれて話しても聞こえるのですぐに貸出を願いしました。長期間使ってみると耳がかゆくなることがあったり、静かな場所で物音がないとシーというノイズが気になることがありましたが、聞こえることがうれしいのという気持ちが大きかったです。いまでは仕事や友人との会話に悩むことなく楽しめています。
シグニアのクロス補聴器によって聞こえの改善があり仕事にも重宝しており、長年の悩みに終止符を打つことができたと満足していただきました。
スタッフから一言
秋葉原店スタッフからのコメント
シグニアのクロス補聴器は高い感度を誇るマイクによって、静かな場所では広い範囲の音声を集音できるので、身の回りの物音や生活音も聞き逃すことが少ないですね。騒がしい場所では強力な指向性によって雑音を抑え前方の人の声に集中できる仕組みになっています。
使用時間が長いので、他社のクロス補聴器に比べてランニングコストもかかりにくい点や音質の調整幅が広く汎用性の高い調整が可能なのがポイントです。
ただしマイク感度が高すぎるので、周りの環境が想定以上に静かな環境ですと、シーやサーなどのホワイトノイズが聞こえやすいとされます。
調整を細かく行ったり、環境に合わせたプログラムを利用することで補聴器使用時の快適性を上げることができるので、しっかり調整できると万人にお勧めできるクロス補聴器になりますね。
シグニアのクロス補聴器もおすすめできるポイントがありますが、他社も負けてはいません。
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まとめ
片耳難聴に有効なシーメンス・シグニアのクロス補聴器についてご紹介いたしました。
シグニアのクロス補聴器にはこのようなポイントがあります。
- マイク感度が高く細かい音が聞こえる
- 電池の持ちがよい
- 1対1の会話に強い
このポイントを踏まえクロス補聴器の検討をされるとよいでしょう。
片耳難聴で聞こえない側をなくすことで、聞き逃しや聞き間違えを減らし、複数人での会話も理解をしやすくなります。また危険の察知などにも役立ちますので、不安を感じる瞬間が減ることでしょう。
シグニアのクロス補聴器を使うことで難聴の不便を感じない生活の実現ができることでしょう。