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着けているとわからない補聴器ならCIC補聴器かRIC補聴器がオススメ!

着けているとわからない補聴器をお求めなら、RIC型の補聴器か、小型耳あな型補聴器のCICまたはIIC補聴器がオススメです。じっくり見ない限りは見えない、目立たない補聴器ですよ!今回は着けているとわからない小型補聴器について紹介していきますね。

実はうまく聞こえないけど他の人には知られたくない

小さいころから片耳だけあまり聴こえない、年齢を重ねてきて少しずつ耳が遠くなってきたなど難聴の理由は様々ですが、なるべく人に知られたくないということは難聴者に共通している悩みの一つです。
「難聴であることが恥ずかしい」「就職の時に難聴であることを隠していた」「身近な人にも話していない」などできる限り隠して状況の方もいるでしょう。
しかし生活環境が変わったり、難聴が進行してしまって、会話がうまくいかなくなってきてしまうと、ストレスを感じ始めます。

こんなことで困ってはいませんか?
  • 会話の内容がよく聞こえず理解できない
  • 声の小さい人、声のか細い人の声が聞こえづらい
  • 声をかけられて無視したわけではないけど、無視したように思われてしまう

こんな悩みや、コニュニケーションへのストレスを感じているとき皆さんが考えるのは「補聴器のこと」ですね。
しかし補聴器は気づかれてしまうと、難聴であるということに気がつかれてしまうというリスクのことが頭に浮かぶと思います。どうにかつけていてもわからない補聴器はないものかと考えている方も大勢いるのが事実です。

初めての補聴器で選ぶのは6割が着けていてもわからない補聴器

メーカーの調査では、初めて購入する補聴器の62%は着けていてもわからない、目立たない補聴器を希望して購入していることがわかっています。
全世界共通でほとんどの方が補聴器は着けていてもわからないものを探しています。今の補聴器は要望に沿うように進化が進み、昔からは到底考えられないほど小さな補聴器になっています。
あなたの悩みである「聞こえ」と「目立たなさ・見えなさ」を両立した補聴器が存在します。

着けているとわからない補聴器なら【CIC型補聴器】か【RIC型補聴器】を選べ!

着けているとわからない補聴器は【CIC・IIC型補聴器】か【RIC型補聴器】を選ぶのがいいでしょう。ではまずこの二つを画像で見てみましょう

CIC/IIC型補聴器

オーダーメイドの耳型で製作する耳あな型補聴器の中でも、最も小さいものはIIC・CIC型と言われる補聴器です
左がIIC補聴器で右がCIC補聴器です。耳あなにすっぽりはまっているので、横からのぞき込まない限りは見えません。
IIC補聴器に至っては耳の奥に入るうえに黒い色になっているので、のぞき込んでもほとんど気がつかれません。

RIC型補聴器

耳かけ型補聴器で、コンパクトで見えづらいものはRIC型補聴器といいます。
横から見ても、コードが見えるだけでほとんど見えませんね。耳の後ろに本体を乗せるので後ろからは見えますが、前からは耳の影になっているので気がつきません。

お分かりいただけましたでしょうか。今の補聴器は超小型化されてほとんど気がつかないような大きさになっています。
この後はCIC/IIC型とRIC型それぞれのメリットデメリットに関して書いていきますね。

目次

IIC・CIC型補聴器について

IIC・CIC補聴器の特徴はこのようになります。

  • 耳穴に合わせて作り耳穴にすっぽりはまる
  • とにかく小さい
  • 電池は黄色のPR536(10A)電池
  • 一般的に難聴の程度は軽度~中度くらいの難聴に適している。(高度まで対応できるものもあり)

まずIIC・CIC補聴器を作るには耳型が必要です。耳型を採ってメーカーに出すことであなたの耳にピッタリ合った補聴器が届きます。
本体がとにかく小さいので、電池も、補聴器で用いる空気電池の中でも一番小さいPR536(10A)電池を使います。
一般的に軽度~中度くらいの難聴に適しているものが多いのが特徴ですね。ただ最新のものは性能が上がって高度まで対応できるものもあるので、いろいろな聴力に適応できるようになりました。

IIC・CIC型補聴器のメリット

とても小さいIIC・CIC補聴器にはこんなメリットがあります。

  • 鼓膜に近いにレシーバーを配置できるので、音が鮮明でくっきりしている
  • 耳介(耳全体)の集音効果を最大限利用できる
  • 汗をかいたり、雨が降っても影響を受けづらい
  • 落ちないし外れない
  • 耳かけに比べると電話をしやすい
  • 眼鏡や帽子、マスクなどの邪魔にならない

IIC・CIC型補聴器のデメリット・弱点

IIC・CIC補聴器にはこんなデメリット・弱点があります。

  • 密閉感、こもり感(閉塞感)が強く違和感がある。
  • 自分の声がよく響き違和感を感じる
  • もともと聴こえる音を遮りやすい
  • 手術耳や、耳の形状、状態によっては作れない場合がある
  • 耳垢が柔らかく多い、水っぽい、耳だれ(耳漏)がある人は壊れやすく向いていない
  • 出力が小さいものが多い、指向性マイクがつかない、通信機能がつけられないなど機能的な制限がある
  • 電池が小さいので使用時間が短めでコストがかかる、交換頻度が多くも少し手間がかかる

RIC型補聴器について

RIC型補聴器はこのような特徴があります。

  • 耳かけ型だが耳の後ろに隠れるほどコンパクト
  • レシーバーを耳の中に入れる
  • レシーバーを交換できる
  • 電池はPR536 PR41 PR48 の3つのタイプで別れる
  • 難聴の度合いが軽度~高度まで対応

RIC型は耳かけ型の特徴と、耳あな型の特徴を併せ持った製品です。本体は耳にかけて、本体から伸びているレシーバーは耳の中に入れます。本体の中にレシーバーが無いので、本体はコンパクトにできます。
電池は、最も小さいボディのものでPR536で一番小さい電池を、大きめのボディを選べばPR48になります。レシーバー自体が、出力の大きさを決める部位になるので、レシーバーを交換すれば、軽度~高度まで様々な聴力に対応できます。その中でも特に軽度難聴などでは特に効果が出やすく、難聴早期からつけられる補聴器です。

RIC型補聴器のメリット

  • 音の出るレシーバーが鼓膜に近いため、音はくっきりはっきりしている
  • 機能が充実しているがコンパクトである
  • 耳への圧迫感、こもり感を少なくできる
  • 自分の声が響きにくい
  • 聴力の変動があっても本体を交換する必要がない
  • レシーバーの故障はすぐ直せる

RIC型補聴器のデメリット・弱点

  • 耳垢が柔らかく多い、水っぽい、耳だれ(耳漏)がある場合故障しやすい
  • 汗や雨などの影響を受けやすい
  • 眼鏡やマスクなどの邪魔になる
  • 耳の後ろに本体を乗せるので、髪が短いと後ろから見える
  • 耳栓が合わないとハウリングが起こりやすい
  • 装着や、耳にかけて安定させるのが難しい。

難聴の程度や、耳の状態に合わせて

補聴器を購入する際によくあるのが、聴力や、難聴の程度や種類に合っていないことや、耳の状態にあっていない補聴器の選択をしていることです。
聴力に合っていないと非常に使いづらくなりますし、汗のかきやすさや、耳垢の状態、使用する環境などの見極めをしっかりして補聴器の選択をしないとこれ故障しやすかったりします。
機種選択の際はしっかり相談して選びましょう。

これからはお勧めの機種に関して紹介してまいります。

着けているとわからない補聴器がこれがお勧め

これからはお勧めの機種の特徴と価格を紹介していきます。参考にしてみてください。

CIC・IIC補聴器ならフォナック・バートBチタン

チタン製の超小型耳あな型補聴器です。今までのIIC補聴器より60%くらい小さく作れる上に強度が非常に高く、誤って踏みつけたり、落としてしまっても壊れづらいなど優れた点が多い補聴器です。

こんな点が他のCIC/IIC補聴器より優れています
  • チタン製で強度が高いので破損の心配が低い
  • ベント(空気孔)が大きく開けられるので、装着感がいい
  • 超小型だが対応できる難聴の幅が広い
  • ベント(空気孔)を開けない場合はさらに小型化できる
  • 環境に合わせて自動で聞きやすい音にしてくれるオートセンスOSが付いている

特に、超小型なのに、高出力にできたり、空気孔を大きく開けたりできる点は他の補聴器とは一線を画す部分です。
CICやIICのデメリットを改善できるいい機種なんです。

価格
モデル名 チャンネル数 価格
バートB90 20ch 片耳¥550,000-
バートB70 16ch 片耳¥390,000-
バートBチタンの装着画像

非常に小さくほとんど見えませんね。こんな小ささでも、最新モデルのICチップなどを積んでいて、聴こえの性能は非常に高いです。

そのほかバートBチタンに関する詳しいことはこちらから→バートBチタンについて

今回は聴力の幅が広く、装着感、使い勝手のいいバートBチタンを紹介しました。
他にも小ささと性能を兼ね備えたものはスターキーのIIC補聴器のオトレンズ・シナジー 2400や、オーティコンのIIC・CIC補聴器のOpnなどもいいですね。
※スターキーのIICに関しては、世界最小のものになるのですが、補聴器相談医の元でのみ購入可能なので購入できる場所が非常に限られていますので注意してください。

RIC型ならフォナック・オーデオBがお勧め

オーデオBはリチウムイオン充電池式と、空気電池式で選べるRIC型補聴器です。使用用途に合わせて選択できるのがいいところです。

こんなところが他のRIC型より優れています。
  • 充電式と空気電池式がある
  • 防水防塵性能がIP68と汗や、雨での故障の心配が少ない
  • 環境に合わせて自動で聞きやすい音にしてくれるオートセンスOSが付いている

充電式は少し高くなりますが、リチウムイオン充電池を採用していて、30分充電で6時間、3時間の充電で24時間使える急速充電タイプ。面倒な電池交換もなければ、充電忘れも大丈夫。
充電式と、空気電池式は全く同じ性能なので、お求めやすいお値段のものを選んでください。防水性能が高いので、RIC型が苦手な雨や、汗などの水濡れに強い点も非常にポイントが高いですね。
聴こえに関しても最新式のICを利用し64chで処理しているので非常に聞こえやすいですね。ちなみにオートセンスOSでは自動で、周りの環境音、雑音を判断し、雑音を抑制して声を強調してくれます。最大7つの環境設定をブレンドして聴こえを作るので、実際は7つではなく200種類以上の設定から最適化されるところです。状況によっては設定以上のかかりに自動でしてくれるところも特徴です。

価格
充電式
モデル名 チャンネル数 価格(非課税)
オーデオB-R90 20ch 片耳¥580,000-
オーデオB-PR70 16ch 片耳¥430,000-
オーデオB-PR50 12ch 片耳¥320,000-
空気電池式
モデル名 チャンネル数 価格(非課税)
オーデオB90 20ch 片耳¥500,000-
オーデオB70 16ch 片耳¥350,000-
オーデオB50 12ch 片耳¥250,000-
オーデオB30 8ch 片耳¥180,000-
空気電池式はサイズも選べる

312電池タイプと、312電池Tコイル付き、13電池タイプが選べます。312はコンパクトで、13はボリュームがつき、使用可能時間が伸びます。

オーデオB-13の装着画像

こちらも髪の毛が長いとほとんど気が付かない大きさになります。
髪が短いと見えやすいですが、髪の毛の色や眼鏡の色に補聴器の色を合わせるとでわかりにくくなりますよ。

今回は最新型で、充電式、空気電池式が選べるフォナックのオーデオBを紹介しました。
本体の小ささだけなら、Widex Unique passionですかね。同じような高性能小型を求めるなら空気電池式のみですがOticon OpnSですね。

まとめ

最近の補聴器の小ささをご理解いただけましたでしょうか。小さい分苦手なこともありますが、ちょっとした製作時の工夫や、使い方、メンテナンスなどで改善できる点も多いのです。耳の状態で選ぶべき補聴器は変わることがあるので、まず迷ったら販売店で詳しく聞い足り、相談してみてください。

フォナックの補聴器のことなら、専門店のリスニングラボにお任せください。的確な補聴器選びをお手伝い致します。
超小型耳あな補聴器は耳型が命です。弊社は耳型採取を年間3000件ほどやっており、耳型採取にも自信があります。
ご相談は無料、予約なしでもお待ちいただく可能性はありますが、できる限り対応致します。

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