片耳難聴の聞こえを改善する最新の補聴器の選び方とオススメの機種をご紹介しています。これから補聴器の購入や買い替えを考えている方はぜひご一読ください。
片耳難聴で聞こえの効果が改善できる補聴器にクロス補聴器があります。しかし実際に補聴器を装着するにあたってどのような補聴器が自分に適しているのかと考えてしまいますね。補聴器はメーカーごとの呼び名や機種や価格帯などわかりにくいことが多いのではないでしょうか?当サイトでは、補聴器の選び方とあなたの片耳難聴に最適な補聴器を各種メーカーよりオススメの機種をランキング形式で紹介しています。
片耳難聴の特徴として、静かな場所では問題なく会話ができても、騒がしい場所での聞き取りや音の方向感がわからないなど、お困りの方は多いのではないでしょうか。聞こえない側から話しかけられたときや、騒がしい場所での会話、車や自転車が近づいてきても方向がわからないなどが悩みとしてあげられます。
ココカラは、片耳難聴について詳しく解説していきます。
片耳難聴の悩みとは
片耳難聴での悩みはさまざまで、おもに以下のことがあげられます。
- 聞こえない側からの会話
- 車の中での会話
- 電車の中での会話
- 騒音の多い場所での会話
その他にも、車や自転車がうしろから近づいてきても方向がわからないなど、危険の察知にも影響が出てきます。
片耳難聴の症状
片耳難聴の症状には以下のものがあげられます。
- 片耳だけが難聴(一側ろう)
- 片耳が難聴で聴こえる側にも聴力の低下がある
- 耳鳴りをともなう
突発性難聴は耳鳴りやめまいなど、前兆となる症状が現れることが多く報告されています。
片耳難聴の原因
片耳難聴の原因として、主に以下のものがあります。
突発性難聴
突発性難聴の原因は明確には不明ですが、ストレスや血流障害、過度な強大音を長時間にわたって聞くことによる聴神経への負荷などがあり、原因はさまざまです。
早期の治療で改善する場合もありますが、治療が遅れると重い難聴が後遺症として残ってしまう場合があります。
前兆として、キーン、ゴーといった耳鳴り、めまい、声や音がこもったように聞こえる、などがあります。
先天性難聴
先天性難聴は名前のとおり、生まれつきの難聴です。
難病情報センターによると、世界中で1,000人の出生に対して1人の割合で生まれる、最も多い先天性障害とされています。
原因は遺伝子異常、サイトメガロウィルス感染、髄膜炎などがあげられます。
ムンプス難聴
おたふく風邪のウィルスが耳の内耳神経に感染しておこる難聴です。
おたふく風邪は6歳までに感染・発症することが多く、まれに成人後に発症するケースがあるようです。
ムンプスウィルスの感染で難聴が発症してしまうと、治療での改善が難しいため、おたふく風邪の予防接種をうけることが大切になります。
片耳難聴の改善方法
片耳難聴の改善には、症状によっていくつか方法があります。
耳鼻科で受診・治療
突発性難聴の症状がみられたら、早急に耳鼻科で診察し、治療をうけることが大切です。
発症後1週間以内の治療で後遺症なく改善する方が約3割、改善はするものの難聴の症状が残ってしまう場合が約3割、治療の効果がみられず、改善がみられない場合が約3割程度とされています。
先天性難聴は外耳~中耳に原因がある場合は、耳鼻科での治療や手術によって改善する場合があります。
補聴器で改善
耳鼻科での治療で難聴が改善されなかった場合は、医療機器である補聴器での改善が有効です。
ただし、重度難聴が後遺症として残ってしまうと、コトバを聞き取る能力自体が低下してしまっているため、通常の片耳補聴器では聞き取り改善の効果がみられないケースがあります。
その場合に聞こえの改善が期待できる選択肢として、クロス補聴器というものがあります。
クロス補聴器は、通常の補聴器では改善がむずかしい片耳難聴に適した仕組みを持つ補聴器です。
ココカラはクロス補聴器についてくわしくご紹介していきますね。
クロス補聴器とは
クロス補聴器とは、通常の補聴器では聞こえの改善が難しい方のためにつくられた、片耳難聴専用の補聴器です。
クロス補聴器の仕組み
クロス補聴器は、聴こえる側(聞こえのよい耳)に通常の補聴器をつけ、聞こえない側(難聴の耳)にクロス補聴器をそれぞれ装着します。
聴こえる側につけた補聴器は受信機、聞こえない側につけたクロス補聴器は送信機の役割をします。
聞こえない側の音をクロス補聴器で集音した音を、聴こえる側の耳につけた補聴器に送信し、聞こえのよい方の耳で左右両側の音を聞くのがクロス補聴器の仕組みです。
片耳のみに難聴がある場合
この聴力データの場合、左耳(青いライン)は健康で、右耳(赤いライン)に重度の難聴があります。平均聴力の数値が大きいほど重度の難聴をあらわします。
この場合、右耳に重度の難聴があるためクロス補聴器での聞こえの改善が有効です。
左耳は健康な状態なので、聴こえる耳につけた補聴器は音を増幅せず、クロス補聴器から送られてきた聞こえない側の音のみを出力します。
片耳が聞こえず、もう片耳にも難聴の症状がある
この聴力データの場合、左耳に重度の難聴があり、右耳にも中程度の難聴の症状があります。
聴こえる側にも難聴の症状がある場合は、バイクロス補聴器が有効です。
聴力が残っている右側の耳につけた補聴器は、クロス補聴器をつけた左側の音を再生しつつ、補聴器として動作して右耳のきこえを補います。
左右両方の聞こえを同時に補うことができるのが、バイクロス補聴器です。
クロス補聴器を選ぶときの注意点
クロス補聴器には耳かけ型と、耳の型を採取して作るオーダーメイドの耳あな型があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
メリット | 装用時の違和感が少ない
操作性がよい 目立ちにくい |
耳介の効果(集音・方向感・共振)を活かせる
つけ外しがしやすい 耳から落ちにくい |
デメリット | メガネやマスクと一緒に使用しにくい | 自分の声がこもったり、響いたりする場合がある |
耳かけ型のメリットは操作がしやすく、目立ちにくいところですね。
耳あな型のメリットはつけ外しがしやすく、耳にしっかりおさまるため激しいスポーツなどでも落下の心配がありません。
クロス補聴器にも耳かけ・耳あなはラインナップされていますが、片耳が健康な方には耳あな型をあまりオススメはしていません。
耳あな型のクロス補聴器は、耳かけ型にくらべて耳をしっかり塞いでしまうので、聴こえる耳に違和感が強く出てしまいます。
自分の声がひびく、こもる、食事のときの咀嚼音(食べ物を噛む音)がうるさいなどが違和感として出てしまうんです。
聴こえる側にも難聴の症状があるバイクロス補聴器の場合も、低域の聴力(低い音を聞き取る聴力)が残っている場合は、同じく違和感が強く出てしまうので、耳あな型をご希望の場合は補聴器店スタッフとよく相談しましょう。
ここからは片耳難聴に適したクロス補聴器のオススメ機種と組み合わせを、ランキング形式でご紹介していきますね。
片耳難聴におすすめの補聴器 耳かけ型5選!
片耳難聴にオススメの補聴器・クロス補聴器の組み合わせをランキング形式でご紹介します。
まずは耳かけ型のクロス補聴器ランキングです。
シグニア Pure5NX CROS Pure312NX
- ドイツ
- 耳かけ型RICタイプ
- 2年保証
- 312電池
- ワイヤレス通信 可
第5位はシグニアのクロスPURE312 NXとPURE 5NX 312の組み合わせです。シグニアの最新機種の5NX PUREは、32チャンネルの信号処理でより細かく音の情報を処理。スピーチフォーカスで前からの会話と後ろの騒音を区別し、会話の聞き取りを向上させます。小型の312電池使用で約110時間のバッテリー寿命。カラーは11色からお選びいただけます。
CROS Pure312NXのポイント!
- 会話をより快適にできる音質
- 安心のIP68防水・防塵
- 不快な風切り音を軽減
- ツインマイクによる集音効果
- 違和感がほとんどない着け心地
- 312電池で長時間駆動
市場相場 | 457,200円(両耳価格) WEB限定価格はお問合せください |
電池寿命 | クロス最大約110時間 |
適応聴力 | 軽度から重度難聴 |
指向性 | 自動アダプティブ指向性 |
チャンネル数 | 32ch |
おすすめ度 | ★★★ |
スタッフのレビュー
シグニアのクロスPURE NXとPURE 5NXは、クロス補聴器の短所であるバッテリーの寿命が他メーカーよりも長いところがポイントです。
クロス補聴器は左右の2台が常に通信しあっているため、通常の補聴器にくらべてバッテリー寿命が短くなってしまいます。
できるだけ小型で目立ちにくく、かつ電池のランニングコストをおさえたいかたにオススメですね。
補聴器の性能はシグニアのスタンダードクラスですので、充実した機能を搭載した中間の価格帯の補聴器です。スマートフォンと補聴器をBluetooth接続すれば、ボリューム調整、スマホをワイヤレスマイクとして使えるなど、より便利に補聴器を使うことができます。補聴器側のみ1年間の紛失補償がついていますので、万が一紛失してしまった場合も安心です。
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フォナック オーデオB30-13 クロスB13
- スイス
- 耳かけ型RICタイプ
- 補聴器2年・クロス1年保証
- 13電池
- ワイヤレス通信 可
クロスB-13とオーデオB30-13の組み合わせは、耳かけ型補聴器のRICタイプで使いやすく機能性にすぐれたモデルです。価格をおさえ基本性能をそなえたベーシックモデルです。クロス補聴器の指向性マイク機能が無指向性のみになるため、おもに屋内での使用を考えている方にオススメです。聞こえをカバーするための音質調整はしっかりすることができ、価格をおさえ操作性が良く、バッテリー寿命もカバーした組み合わせです。
クロスB-13のポイント!
- 厳選機能で手頃な価格
- 豊富なカラーバリエーション
- 安心のIP68防水・防塵
- 雑音抑制で快適に
- 多機能で使いやすい
市場相場 | 282,600円(両耳価格) WEB限定価格はお問合せください |
電池寿命 | クロス最大約96時間 |
適応聴力 | 軽度から重度難聴 |
指向性 | 無指向性 |
チャンネル数 | 8ch |
おすすめ度 | ★★★ |
スタッフのレビュー
第4位はフォナック補聴器のオーデオB30-13とクロスB-13の組み合わせです。フォナックのBシリーズでクロス補聴器を使用する場合の最も価格を抑えた組み合わせで、屋内での使用に適しています。対応できる音環境に限りがあるため、屋外や騒音の多い場所での言葉の聞き取りは少し難しくなってしまいます。ワイヤレス機器と接続が可能なので、専用の機器を使用すればテレビの音をダイレクトに補聴器で聞いたり、ワイヤレスマイクを併用すれば講演会や会議などでも、距離に左右されずにコトバを聞き取ることができます。
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フォナック オーデオB90-13 クロスB-13
- スイス
- 耳かけ型RICタイプ
- 補聴器3年・クロス1年保証
- 13電池
- ワイヤレス通信 可
フォナックのオーデオBシリーズの最上位機種、B90とクロスB-13の組み合わせです。プライベートだけでなく仕事や趣味などさまざまな場面で使用したい方にオススメです。日常生活から騒がしい場所、車の中や風の強い屋外、ホールや博物館などの音が反響する場所でも対応します。13電池タイプでバッテリー寿命も長く、本体サイズも扱いやすい大きさです。
クロスB90のポイント!
- フォナック補聴器最高クラスの性能
- 軽量・コンパクトなRIC型
- 3年間の修理保証・2年間の紛失サポート
- 安心のIP68防水・防塵性能
- ボリュームレバー付きで簡単操作
- ワイヤレス機器にも対応
市場相場 | 602,600円(両耳価格) WEB限定価格はお問合せください |
電池寿命 | 最大96時間 |
適応聴力 | 軽度から重度難聴 |
指向性 | ウルトラズーム指向性 |
チャンネル数 | 20ch |
おすすめ度 | ★★★★ |
スタッフのレビュー
第3位はフォナックのオーデオB90-13とクロスB-13の組み合わせです。フォナック
補聴器の最上位機種であるB90は、クロス補聴器と組み合わせても高いパフォーマンスを発揮します。走行中の自動車内での会話時は助手席や後方席の会話にフォーカスし、聞き取りをサポートします。声が反響するホールや会議室でも高精度の音声処理で快適に会話をすることができます。価格が高価なところがネックになりますが、性能は最高クラスです。オーデオB90は3年間の修理保証と、購入2年以内に紛失してしまった場合の同機種購入時の割引があります。(クロス補聴器は1年間の修理保証のみ)クロス補聴器の性能を十分に発揮できるのがB90との組み合わせですね。
フォナック オーデオB50-R クロスB-R
- スイス
- 耳かけ型RICタイプ
- 補聴器2年・クロス1年保証
- リチウムイオン電池 充電式
- ワイヤレス通信 可
クロスB-RとオーデオB50-Rの組み合わせは、充電式のため電池交換の必要がなく、充電ケースに差し込むだけでカンタンに充電ができます。視認性のよいLEDランプで電源オン・オフを確認できます。指向性ツインマイク搭載のオーデオB50-Rと組み合わせることで、正面の会話にスポットをあて、より快適に会話を楽しめます。
クロスB-13のポイント!
- 最大で16時間の連続使用が可能
- オートセンスOSで最適な音質に
- 安心のIP68防水・防塵
- 扱いやすいサイズ
- 多機能で操作性も抜群
- 豊富なカラーバリエーション
市場相場 | 390,800円(両耳価格) WEB限定価格はお問合せください |
電池寿命 | フル充電時約16時間 |
適応聴力 | 軽度から重度難聴 |
指向性 | ウルトラズーム指向性 |
チャンネル数 | 12ch |
おすすめ度 | ★★★★ |
スタッフのレビュー
クロス補聴器の弱点だったバッテリー寿命の短さを、充電式を採用することで解決し、より快適にクロス補聴器をお使いいただけるようになりました。電源スイッチをかねた視認性のよいLEDランプで動作を確認でき、充電器に置けば自動で電源がオフになります。対応するのは充電式の補聴器で、基本性能が充実したスタンダードクラスのオーデオB50-Rとの組み合わせが人気です。補聴器が音の環境を認識して、自動で最適な音質に切り替えてくれるオートセンスOSを搭載しています。聞き取りづらい高い音を聞き取りやすい範囲の音質に圧縮・変換して、よりクリアに会話を楽しめます。
IP68の防水・防塵規格を取得しているため、万が一水に濡れてしまったり、汗の多い夏場やスポーツ中も安心です。
カラーは全9色から選べます。左右を区別しやすいように左右別々の色を選ぶ方もいらっしゃいます。
ワイヤレス機器にも接続できるので、テレビリンク(別売)を使用して補聴器でダイレクトに音声を聞くこともできて、便利な使い方が広がります。
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フォナック オーデオB70-312 クロスB-312
- スイス
- 耳かけ型RICタイプ
- 補聴器2年・クロス1年保証
- 312電池
- ワイヤレス通信 可
フォナック補聴器のオーデオB70-312とクロスB-312タイプです。耳かけ型補聴器のRICタイプの中でもかなり小型・軽量のため、とても目立ちにくく、つけていることを忘れるくらいの自然なつけ心地を実感できます。オーデオB70は騒音環境につよく、街中やレストランでの会話といったさまざまな騒音がある環境での聞きとりにも対応しています。外出することが多く、雑音を気にせず会話を楽しみたい方にオススメです。
クロスB-312のポイント!
- 騒がしい環境につよい
- 小型で目立ちにくい
- 2年間の修理保証・2年間の紛失サポート
- 装用感を感じない軽さ
- 安心のIP68防水・防塵性能
- ワイヤレス機器に対応
市場相場 | 452,600円(両耳価格) WEB限定価格はお問合せください |
電池寿命 | 最大約58時間 |
適応聴力 | 軽度から重度難聴 |
指向性 | ウルトラズーム指向性 |
チャンネル数 | 16ch |
おすすめ度 | ★★★★★ |
スタッフのレビュー
フォナックのクロスB-312とオーデオB70-312の組み合わせです。312電池タイプの耳かけ型RIC補聴器は、とても小型で目立ちにくく軽量なため、つけている違和感を感じることなく快適にお使いいただけます。ハイクラス補聴器であるオーデオB70とあわせて使うことで、騒音の多いレストランや街中での会話にも対応し、オートセンスOSには音楽をより良い音質で聴くためのプログラムも追加され、快適なライフスタイルを実現してくれます。価格はやや高額ですが、聞こえをより満足させたい方に人気があります。
片耳難聴の場合は、騒がしい環境での音の方向感や聞き取りが難しくなってしまいます。オーデオB70は騒音環境下でも対応しているため、聞き取り向上のつよい味方になってくれます。
オーデオB70は2年間の修理保証と、購入2年以内に紛失してしまった場合の同機種購入時の割引があります。(クロス補聴器は1年間の修理保証のみ)
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耳あな型のクロス補聴器について
耳あな型のクロス補聴器はを販売しているメーカーは、2019年3月現在ではフォナック社のみになります。
耳あな型のクロス補聴器の対応するのは耳あな型補聴器のフォナック・バートBシリーズになります。
サイズはカナルとカスタムの2種類です。重度難聴でバイクロスフィッティングの場合にはカスタム、それ以外はカナルサイズが基本的にはオススメです。
それではフォナックの耳あな型クロス&バートBの、人気の組み合わせをご紹介していきますね。
耳あな型クロス補聴器オススメ4選!
フォナック バートB30-13 クロスB-13
- スイス
- 耳あな型カナルタイプ
- 補聴器2年・クロス1年保証
- 13電池
- ワイヤレス通信 可
第4位はクロスB-13カナルとバートB30-13カナル型の組み合わせです。エッセンシャルクラスのバートB30との組み合わせは、屋内での使用を中心に考えている方にオススメです。音質を自動調整するオートセンスOSで、静かな環境と騒音下での言葉の聞き取りに最適な音質に自動で切り替えてくれます。
バートB30-13のポイント!
- 耳あな型クロス最長の駆動時間
- 精密なシェル形成で自然な装用感
- 90日間の返品・交換対応
- 耳介効果で集音
- 厳選機能で手頃な価格帯
- ワイヤレス機器に対応
市場相場 | 317,600円(両耳価格) WEB限定価格はお問合せください |
電池寿命 | 最大約126時間 |
適応聴力 | 軽度から重度難聴 |
指向性 | 無指向性 |
チャンネル数 | 8ch |
おすすめ度 | ★★★ |
スタッフのレビュー
フォナックのクロスB-13とバートB30-13の組み合わせです。フォナックの最新シリーズバートBは、シェル(本体)の製造に世界初のバイオメトリックキャリブレーションを採用しています。耳の解剖学的構造に対応した新技術で、1600箇所以上のポイントから耳全体の形状を精密に分析。指紋のように個々にことなる耳の形や聴力に合わせて、より快適な聞こえをお届けできます。
エッセンシャルクラスのバートB30は、日常生活のさまざまな音環境の中でも屋内の音環境に適した補聴器です。ワイヤレス機器にも対応しているので、別売の機器を併用すればテレビや電話の音を補聴器で直接聞くことができます。
耳あな型の補聴器の特徴は、耳介効果といって耳の形状による本来の集音効果を発揮できるところです。聴力によっては違和感が出てしまう場合があるので、耳あな型のクロス補聴を検討する場合は補聴器店スタッフによく相談しましょう。
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フォナック バートB90-312 クロスB-312
- スイス
- 耳あな型カナルタイプ
- 補聴器3年・クロス1年保証
- 312電池
- ワイヤレス通信 可
フォナックのバートBシリーズの最上位機種、バートB90-312とクロスB-312の組み合わせです。フォナック補聴器の最新Bシリーズ・最上位機種の耳あな型バートB90は、日常生活、レストランや街中などの騒がしい場所、自動車の運転時やオールや博物館などの特別な音の条件下に対応しています。シェル形成はバイオメトリックキャリブレーションを採用し、一人ひとりのことなる聞こえにフィットします。
バートB90のポイント!
- フォナック補聴器最高クラスの性能
- 軽量・コンパクトな312電池タイプ
- 3年間の修理保証・2年間の紛失時サポート
- 精密なシェル形成
- 90日間返品・機種交換OK
- ワイヤレス機器にも対応
市場相場 | 669,600円(両耳価格) WEB限定価格はお問合せください |
電池寿命 | 最大76時間 |
適応聴力 | 軽度から重度難聴 |
指向性 | ウルトラズーム指向性 |
チャンネル数 | 20ch |
おすすめ度 | ★★★★ |
スタッフのレビュー
第3位はフォナックのオーデオB90-13とクロスB-13の組み合わせです。フォナック最新のBシリーズ最上位機種の耳あな型バートB90-312は、小型の312電池を使用するため、シェル本体を小さくコンパクトにつくることができます。本体サイズが小さくなることのメリットは、自然な装用感、こもり感・閉塞感の軽減などです。ベントと呼ばれる通気孔を大きく開けることでさらに違和感を減らすことができます。
補聴器が苦手とするホールや会議室など音が反響する場所での使用にも対応しているところが魅力です。
補聴器の性能は抜群ですが、最上位機種との組み合わせのため価格面がネックになるともいえるでしょう。
バートB90は3年間の修理保証と、購入2年以内に紛失してしまった場合の同機種購入時の割引があります。(クロス補聴器は1年間の修理保証のみ)
フォナック バートB50-312 クロスB-312
- スイス
- 耳あな型カナルタイプ
- 補聴器2年・クロス1年保証
- 312電池
- ワイヤレス通信 可
バートB50-312とクロスB-312の組み合わせです。スタンダードクラスのB50-312は、指向性ツインマイクの搭載で正面の会話にスポットをあて、より快適に会話を楽しめます。本体カラーは全クラス共通でベージュ・クリアレッド・クリアブルー・スケルトンの4色からお選びいただけます。
バートB50のポイント!
- 価格と性能のバランスが好評
- オートセンスOSで最適な音質に
- バイオメトリックキャリブレーションで精密なシェル形成
- 312電池使用で本体を小型化
- ワイヤレス機器に対応
- 豊富なカラーバリエーション
市場相場 | 409,600円(両耳価格) WEB限定価格はお問合せください |
電池寿命 | 最大約76時間 |
適応聴力 | 軽度から重度難聴 |
指向性 | ウルトラズーム指向性 |
チャンネル数 | 12ch |
おすすめ度 | ★★★★ |
スタッフのレビュー
バートB50-312とクロスB-312の組み合わせが第2位になりました。BシリーズのスタンダードクラスであるバートB50は、性能と価格のバランスが良く人気があります。このB50クラスから補聴器側のマイクが2つ搭載されるため、マイクの集音に指向性を持たせることができます。聞きたい方向にスポットをあてて、その他の音をシャットアウトすることで会話の聞き取りをサポートします。
オートセンスOSは街中での会話や、騒がしい中での電話に対応し、最適な音質に切り替えてくれます。
価格はおさえつつ性能面もこだわりたい方にオススメの組み合わせです。
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フォナック バートB70-13 クロスB-13
- スイス
- 耳あな型カナルタイプ
- 補聴器2年・クロス1年保証
- 13電池
- ワイヤレス通信 可
フォナック補聴器のバートB70-13とクロスB-13です。上位機種であるバートB70は、外出することが多く、雑音を気にせず会話を楽しみたい方にオススメです。レストランや街中での会話といった、騒音下での聞きとりにも対応しています。バートB70は音楽を聞くためのプログラムが入っているため、コンサートや音楽鑑賞が趣味の方にもオススメです。バイオメトリックキャリブレーションで精密なシェル形成、13電池使用で最大126時間使用できるのも魅力です。
バートB70のポイント!
- 騒がしい環境につよい
- バッテリー最大126時間
- 2年間の修理保証・2年間の紛失時サポート
- コンサートや音楽鑑賞に対応
- 4種のカラーバリエーション
- ワイヤレス機器に対応
市場相場 | 499,600円(両耳価格) WEB限定価格はお問合せください |
電池寿命 | 最大約126時間 |
適応聴力 | 軽度から重度難聴 |
指向性 | ウルトラズーム指向性 |
チャンネル数 | 16ch |
おすすめ度 | ★★★★★ |
スタッフのレビュー
耳あな型クロス補聴器の第1位はフォナックのクロスB-13とバートB70-13の組み合わせです。13電池使用のため最長で126時間とバッテリー持ちがよく、電池の減りが早いのがネックのクロス補聴器の中では、最もランニングコストをおさえられる機種です。ハイクラス補聴器であるバートB70-13は会話がしづらい騒音の多いレストランや街中での会話にも対応しているので、様々な場面で活躍してくれます。
片耳難聴の場合は、騒がしい環境では会話が聞きづらかったり音の方向を特定することが難しくなりますが、バートB70は騒音環境下にも対応しているため、聞き取り向上のつよい味方になってくれます。
バートB70は2年間の修理保証と、2年以内に紛失してしまった場合の同機種購入時の割引があります。(クロス補聴器は1年間の修理保証のみ)
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耳あな型クロス補聴器の注意点
耳あな型のメリットは、耳の型を採取してつくるオーダーメイドのため、つけ外しがカンタンで落下しにくく紛失のリスクが少ないところです。
デメリットは、片耳難聴で片方が健康な聞こえの場合、きこえる耳も塞いでしまうため、こもり感や閉塞感などの違和感を感じてしまう場合があります。
両耳に難聴の症状がある場合は、左右両方の聞こえをおぎなうバイクロスフィッティングになるので、耳あな型を検討してもよいでしょう。
オーダーメイド補聴器は試聴ができないため、一度購入しなければ聞こえ方や装用感を試すことができませんが、当店では納品日から90日間の返品・交換の期間をもうけてあります。期間内であればいつでも返品・交換に対応いたします。さらに購入から120日以内であれば、フィット感が合わない場合などの本体作り直しも無料で何度でも対応いたします。
クロス補聴器の試聴とレンタル
クロス補聴器は試聴・レンタルが可能です。(耳かけ型のみ)
補聴器店での相談からクロス補聴器の貸出までの流れをカンタンにご説明しますね。
相談・カウンセリング
どのようなことでお困りなのか、難聴になった経緯や時期などお伺いします。
聴力測定・語音明瞭度測定
聴力測定・語音明瞭度(ことばの聞き取り)測定をおこない、現在の聞こえの状態を把握します。
フィッティング
測定結果をもとにクロス補聴器を調整し、試聴していただきます。
効果測定
クロス補聴器をつけた状態と外した状態でどれだけ言葉の聞き取りに差があるのかを測定します。
クロス補聴器のレンタルについて
補聴器を実際の生活の中で使ってみたい場合は、当店では10日間の無料レンタルをお試しいただけます。
11日目からは1日につき100円で、最大30日間のレンタルが可能です。
普段の生活の中で効果を感じられれば、購入を検討されてはいかがでしょうか。
まとめ
片耳難聴にオススメの補聴器についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
クロス補聴器や補聴器は、使いこなすためにある程度の慣れが必要ですが、片耳難聴の強い味方になってくれます。
片耳の難聴に適したクロス補聴器で聞こえに関する生活の悩みが解消されれば、ストレスなく快適に過ごせるのではないでしょうか。