ムンプス難聴で選ばれるおすすめの補聴器ベスト3をご紹介!ムンプス難聴になってしまうと片耳に重度の難聴になってしまいます。
補聴器の専門スタッフがお客様のニーズにお応えできる当店でもっとも選ばれているムンプス難聴に適した補聴器の特徴や値段をご紹介いたします。
おたふく風邪になった後、急激に片耳の聞こえが悪くなり病院で受診すると症状の重い難聴だと発覚する方は年間で1000人ほどいるとされますが、治療が難しいため難聴で困ってしまう方が大半なんですよね。
中には強い耳鳴りや頭痛、めまいなどが起こって苦しんでいる人もいると思います。
普段の生活でも、聞こえない側から声を掛けられて無視しているように勘違いされたり、仕事で会話がうまくいかずミスが起こってしまいますが、悩みを打ち明けても片耳難聴での苦労や苦しみは他の人になかなか理解してもらえませんよね。
そんなムンプス難聴に最適な改善策にはクロス補聴器という片耳難聴専用の補聴器です。
クロス補聴器について知ることで、ムンプス難聴によって悩まされていたコミュニケーションの問題を解決する糸口になるかもしれません。
当サイトを是非読み進めてください。
ココカラはムンプス難聴のそもそもの悩み、難聴の原因についてを紹介していきます。
ムンプス難聴で体感する悩みと原因
ムンプス難聴についてわかりやすくすこしお話していこうと思います。
まずムンプス難聴になってからというものこのようなことでお悩みではありませんか。
- 家族や友人との会話がスムーズにいかない
- 出かけているときに周りの音が聞こえず危険な思いをした
- 居酒屋での会話が聞こえない
- 体調が悪いとめまいや頭痛がひどい
- 仕事中に指示が聞こえずミスをしてしまった
- 授業中に先生の立ち位置がかわると内容がわからない
- 聞き間違えをしたり何度も聞き返して印象がわるくなる
- 無視したつもりではないのに無視したと言われる
ムンプス難聴では片耳が聞こえなくなるケースが多く、健康な耳で話が聞こえる分周りから難聴であることが理解されにくいんですよね。
意図せず相手に勘違いをさせてしまうこともあるでしょう。
ムンプス難聴の原因
ムンプス難聴は、おたふく風邪(流行性耳下腺炎)を引き起こすムンプスウィルスが内耳に感染してしまうことから起こります。内耳に感染したムンプスウィルスは、音を感じとる有毛細胞という細胞の動きを妨げたり破壊したりしてしまいます。
おたふく風邪になった翌日~2週間くらいのタイミングで、急激に症状の重い片耳難聴を引き起こすケースが多いようですね。
この際に強い耳鳴りやめまいを伴うことがあります。
幼少期に発症することが多いため、片耳が聞こえなくなった症状が詳しく伝えられず小学校の入学時の検診まで発見が遅れてしまうことは少なくありません。
ムンプス難聴の治療について
ムンプス難聴は、ウィルスが原因ですが特効薬がないため発症以後の治療はなかなか難しいとされます。
病院ではステロイドを投与する治療などで治療を行いますが、現在の医療もってしても回復が見込まれないのが現状のようです。
発症からなるべく早い治療を受けることで改善したケースもあるので、聞こえの異常を察知したらすぐさま耳鼻科に置くのがいいでしょう。
ムンプス難聴に適した補聴器とは
難聴において治療以外に聞こえを改善するには補聴器を利用しますね。
ムンプス難聴の治療して片耳の難聴の程度が軽度~中度くらいに改善した人は、通常の補聴器で改善できる可能性がありますのでお試しください。
しかし治療ができず片耳に高度以上の難聴がある場合は、通常の補聴器では効果がありません。
ですから片耳難聴専用の補聴器であるクロス補聴器を利用して聞こえの改善を図ります。
通常の補聴器で効果がないのになぜクロス補聴器で改善できるのかというと、それはクロス補聴器の仕組みにあります。
クロス補聴器では、難聴の耳にクロス送信機を、健康な耳には補聴器を装着します。
補聴器とクロス送信機は常に通信しあい、送信機では周辺の音を集音し補聴器に送信します。
補聴器からは、送信機が集めた難聴側の音が再生されますので片耳で両方向の音をカバーできる仕組みになっているんです。
それではここからはムンプス難聴におすすめできる補聴器のランキングを紹介します。
ムンプス難聴におすすめのクロス補聴器ランキング!
ムンプス難聴の補聴器の中でもおすすめできる片耳難聴専用の補聴器クロス補聴器ですが、その購入実績からランキングを作ってみました。
クロス補聴器では3社メーカーがあり、フォナック・シーメンス・ワイデックスがあります。
リスニングラボではそのうちフォナックとシーメンス・シグニアのクロス補聴器を扱っています。
次ではわかりやすくランキング形式で紹介していきますね。
ムンプス難聴向けのクロス補聴器ランキング
これまでの販売実績からオススメのモデルをランキングにしましたのでご覧ください。
フォナック オーデオB50-312・クロスB-312
オーデオB50-312・クロスB-312の主なスペック
チャンネル数 12チャンネル
プログラムボタン
防水防塵性能 IP68
雑音抑制機能 12チャンネル
自動環境認識機能 オートセンスOSスタンダード (静かな言葉・騒がしい場所・騒がしい場所での快適性)
両耳間通信機能
ウルトラズーム(騒音時の指向性)6ch
電池寿命 46~58時間
過去の注文で非常に多いのが、フォナックのRIC型(小型耳かけタイプ)のオーデオB50-312とクロスB-312の組み合わせです。
小さいコンパクトなボディと髪の毛や肌の色に合わせてカラーを選択することで目立ちにくさを実現。
ビロングシリーズのスタンダードクラス(B50)のアンプを搭載し、12チャンネルの出力を持ちます。
特に注目すべきは自動環境認識では静かな場所と騒がしい場所での会話の有無で自動的に音量や雑音を抑える機能を調整してくれます。
また両耳の補聴器についたマイクを相互通信によって情報交換することで、後方の無駄な音(雑音ンを)少なくし、元ある人の聞こえに近い集音が可能です。
ビロングシリーズでは、ボディ設計が再検討されたことで上部マイクは前方の音、下部のマイクは周囲の雑音を集音するように役割分けがされるようになり、さらに小さな声を強調する機能で言葉をしっかり活かす音質がより獲得しました、
電池持ちは1日10時間の利用であれば5~6日に使用可能です。
防水や防塵性能はIP68と最高基準を獲得しており、水深1mの水中に30分浸水した状態にしても深刻な故障が発生しませんので多少の雨や水濡れでの故障はありませんので安心して使えますね。
またホコリやちりなどの細かな異物も進入できない構造になっているため、余計なトラブルが起こらないことも選ばれている理由なんです。
クロス補聴器における聞こえのよさと価格のバランスが取れているため多くの片耳難聴の方に選んでいただいております。
参考価格:オーデオB50 ¥250,000(非課税)
クロスB ¥95,000(税抜)
フォナック オーデオV30-13・クロスⅡ-13
オーデオV30-13・クロスⅡ-13の主なスペック
チャンネル数 8チャンネル
プログラムボタン
コントロールレバー(ボリューム・バランサー)
防水防塵性能 IP67
雑音抑制機能 8チャンネル
自動環境認識機能 オートセンスOSエッセンシャル (静かな言葉・騒がしい場所)
ウルトラズーム(騒音時の指向性)1ch
電池寿命 77~96時間
次いで実績があるのは、フォナックのオーデオV30-13とクロスⅡ-13の組み合わせです。
この組み合わせはベンチャーシリーズのセットであり、本体の形状はRIC型ですが少し大きめのボディを利用し、本体にはボリューム・プログラムスイッチ・左右音量のバランサーが搭載されますので、ご自身で様々な会話環境に合わせてコントロールできる機能性が魅力ですね。
また13サイズの電池を使用するため、1日10時間利用で7~9日間に一度電池交換が必要です。
312サイズに比べて電池が2日ほど長く持ちますので、電池交換の手間やランニングコストがかかりにくいことも選ぶうえでポイントが高いそう。
ベンチャーチップを搭載しておりますので、自動環境認識で静かな環境と、騒がしい環境で雑音の増加を読み取って雑音を抑えたり、音量の可変を自動で行います。8チャンネルの補聴器で、聞こえる耳が一般的な聴力であればしっかり合わせられます。
ただ、クロス送信機側のマイクが無指向性となり方向関係なく音がマイクで同音量で集音されますので、騒がしい中での会話では他のモデルに比べて少し劣ります。
初期設定でベンチャーシリーズとビロングシリーズを比べると、ビロングシリーズはきこえがハッキリしている分機械的に感じることがあり、ベンチャーシリーズのほうが聞こえにくさを感じる場面もあるが刺激的に感じる音が少ないとのお客様の意見がありました。
クロスとしての機能はしっかり押さえていて、フォナックのクロス補聴器では最も安価な組み合わせということが選ばれている理由です。
参考価格:オーデオV50 ¥250,000(非課税)
クロスⅡ ¥95,000(税抜)
フォナック オーデオB70-13・クロスB-13
オーデオB70-13・クロスB-13主なスペック
チャンネル数 16チャンネル
プログラムボタン
コントロールレバー(ボリューム・バランサー)
防水防塵性能 IP68
雑音抑制機能 16チャンネル
突発音抑制
ウインドブロック(風雑音抑制)
自動環境認識機能 オートセンスOSアドバンスド (静かな言葉・騒がしい場所・騒がしい場所での快適性・音楽)
両耳間通信機能
ウルトラズーム(騒音時の指向性)12ch
電池寿命 77~96時間
第3位にはフォナックのオーデオB70-13とクロスB-13がランクイン。
ビロングシリーズのRIC型13タイプを選択することで、会話の状況に合わせてボリューム・バランサー・プログラムスイッチによる多様なコントロールが可能。
ビロングシリーズ特有のIP68の高い防塵と防水の性能で普段使用する上での不要な故障を最小限に抑えることができます。
そしてアンプがアドバンスドクラス(B70)になることで、スタンダードクラスで聞こえに効果を発揮した自動環境認識機能と、両耳の通信機能を利用した聞こえの改善を持ちながら、補聴器を着けることで会話を強調できる代わりに、大きくなりがちな突発的な大きい音や紙や衣類などが擦れる刺激音を補聴器の効果を下げることなく抑制できるようになりました。補聴器を着けているときの快適性を向上を図ることができますよ。
また風は吹いている環境で言葉が聞こえにくくなるのを抑えてくれるウィンドブロックも搭載し、外での会話により一層効果が期待できます。
さらに自動環境認識機能に追加で音楽モードを搭載、これにより映画や音楽鑑賞、舞台に至るまで実際の音を損なうことなく再生可能になり、生の音の感動を無くすことなく臨場感や豊かな音の表現が可能になります。
またレストランなどのBGMが流れているところでの会話では、BGMを抑えようとして音声の部分まで抑制がかかってしまう状態になる現象が起こりやすいのですが、B70では音楽モードの追加でこれを改善して、BGMが流れる店内でも快適な会話が可能になりました。
16チャンネルの出力になることで、雑音抑制はより細かく動作し、音質も滑らかになります。騒がしいところでの会話音などが捉えやすくなるため、仕事でガシガシ使うひとにはうってつけのクロス補聴器として購入が増えています。
参考価格:オーデオB70 ¥350,000(非課税)
クロスB ¥95,000(税抜)
ということで購入者の実績を見ると、フォナックの補聴器が群を抜いて売れています。
皆さんシグニアとフォナックを聞き比べをして、フォナックのものがより自然で聞き取りやすいとい印象を受けているようです。
片耳だけ聞こえないということもあって、改善できるにしてもなるべく他人に違和感がなく目立たないものを選ぶ方も多いのですが、実際にかけてみると大きめのサイズのものでも気にならないという方も多く導入コストを抑えた選択をされるかたも多いですね。
ここからはムンプス難聴に適した補聴器の購入方法を紹介していきます。
ムンプス難聴にピッタリ合う補聴器の購入方法
ムンプス難聴にぴったり合う補聴器のクロス補聴器ですが、特殊な調整方法を用いるためなかなか購入できるお店に出会えないのが正直なところです。
ここではどんな販売店で購入するべきか、購入する方法を紹介していきます。
クロス補聴器に強い補聴器の専門店を探す
補聴器を購入するにはデパートや眼鏡やさんなどが立ち寄りやすくよいですが、補聴器専門店で購入することがオススメです。
とくに認定補聴器技能者があるお店をおお探しいただくとよりよいでしょう。
クロス補聴器では補聴器を専門とした補聴器専門店でも得意なお店とそうでないお店があります。
購入するらならば得意なお店のほうが安心できますよね。
事前にクロス補聴器の過去の例を探してみたり、事前に電話でムンプス難聴向けの補聴器があるのか聞いてみてください。
得意なお店ならば、クロス補聴器の症例やムンプス難聴にクロス補聴器が効果的なことを知っているはずです。
補聴器の購入の手順一連の流れ
補聴器の購入まではこのような流れで購入していきます。
- カウンセリング
- 聴力測定と言葉の理解テスト
- アナタに合わせた機種選定と調整
- 試聴
- レンタル(1~3週間)
- 機種確定とオーダー
- 納品
アナタに合う補聴器を選定しするためカウンセリング~試聴までは必ず行うプロセスで初日は大抵1時間~2時間ほど作業時間があります。
聴力測定の結果によって、片耳補聴器かクロス補聴器のどちらを利用するか判断します。
レンタルはお店によって規定が違いますが、最低でも1週間はレンタルしておくと購入して失敗することは減るでしょう。
機種選定をしてオーダーが必要なものは納品まで多少待つことがあります。
耳あな型ならば1週間ほど、耳かけ型ならば3日ほどで納品できると思います。
現物があるものなら即納品可能です。
ここからは補聴器を購入するにあたって補助金や医療費控除を利用する方法を紹介していきます。
補聴器購入時に当てはまれば得する情報
補聴器購入時には該当すれば補助金や、医療費控除などが受けることができます。
実際に可能性があるのは4つ方法があります。
障害者総合支援法による補装具の支給・18歳未満であれば自治体ごとで行っている軽中等度難聴児の支援・自治体での補聴器購入補助金そして医療費控除ですね、
ただしそれぞれ条件があるのでその説明を簡略にしていきますね。
補助金や医療費控除の申請条件と方法
補助金や医療費控除などの4つの申請方法を簡単に説明していきますね。
障害者総合支援法の場合
障害者手帳の申請→補装具の申請の順番で申請することで補助が受けられる。
身体障害者手帳の申請をするこの際、片方の耳が90dB以上、反対耳が60dB以上の難聴である必要があり、指定医の診察を受けて交付の手続きをする。
手帳の交付後に補装具の診断ができる医者の意見書をもらい、補聴器販売店の見積もりと共にお住まいの自治体に提出します。
自治体の審査が終わると給付決定の案内と給付券が送られ来るので給付券を持って販売店で購入する。
詳しくはこちら→補聴器の助成金、交付について知りたい
軽中等度難聴児支援
基本は18歳未満の両耳で30dB以上の難聴で障害者手帳に該当しない就学時のみ申請可能。
ただし、片耳のみの難聴に対応している自治体もあるので、自治体や医師との相談をする必要あり。
自治体で指定している医師の意見書と、購入先の補聴器販売店の見積もりを持って自治体に申請することで受けられる。
自治体によって給付券での引き換えになるときと、購入後に公費負担額を振込する場合がある。
詳しくはこちら→子供が受けられる助成金
自治体での補聴器購入助成金
補聴器の購入に差し当たって、一律金額が決まった補助が受けられる地域もある。
基本的に高齢者に向けられた制度で、65歳~70歳以上の方向けの補助金又は現物の交付
自治体で指定された耳鼻科の医師の意見書を提出し購入の補助を受けることができます。
医療費控除
補聴器は医療機器ですが、基本的に医療費の控除は利用できません。これはもともと税金がかからない非課税品ということが関係しています。
申請上するには条件があり、他の病気があり治療を受けているが、難聴によって医師との意思疎通が難しい場合のみ医療費控除ができます。
確定申告時に購入した補聴器の領収書を持って申請するだけで医療費の控除が可能ですが、この際主治医から補聴器の必要性を示唆する証明がないとできません。
この4つの条件に当てはまれば補聴器購入の負担が減りますので申請してみてください。
不明なことがあれば福祉課または障害者支援課の担当者に確認したり、補聴器販売店でも詳しいお店があるので相談してみてください。
以上ここまでムンプス難聴の補聴器について説明してまいりましたが参考なりましたか。
最後にまとめですね。
まとめ
ムンプス難聴にはクロス補聴器を利用することで改善をもたらすことができますが、購入するお店には十分気を付けるようにすることで失敗しないで補聴器を購入することができるはず。
今回は購入費用の負担を軽くする方法についてもふれましたが、該当するようであれば購入先の補聴器販売店で相談してみるのもいいでしょう。
クロス補聴器はムンプス難聴に適したとても画期的な補聴器ではありませんでしたか。
クロス補聴器を導入することで、あなたにとって長らく付き合ってきた片耳が聞こえないという悩みも軽減や解消され、会話でや立ち位置で困ることなくスムーズに日々会話していくことができるでしょう。
クロス補聴器のことで質問があれば、リスニングラボにご相談ください。