片耳だけ急に聞こえにくくなり、病院でムンプス難聴だと診断をうけたあと、反対側の耳が聞こえるからと、そのままにしてきた方も多いのではないでしょうか。ですが、立ち位置によって会話が聞こえなかったり、聞き返しが増えて気まずくなったりすると、じわじわ疲れてしまいますよね。
この記事では、ムンプス難聴に向いている補聴器の種類や値段の目安、クロス補聴器という選択肢まで、秋葉原補聴器リスニングラボのハヤシが分かりやすく解説します。読み終わる頃には、ご自身にあう補聴器の予算感がイメージできるはずです。
たろうくん子どもの頃のおたふく風邪が原因で、片耳が聞こえなくなったんだ。聞こえの不便を減らしたいけど、補聴器っていくらくらいするんだろう?🤔
みみちゃん補聴器は種類や機能によって値段が違うんだよ💡 片耳難聴の場合は、普通の補聴器だけじゃなくて、クロス補聴器という選択肢もあるんだって!
たろうくんそうなんだ!😳 クロス補聴器も気になるけど、普通の補聴器とどう違うのかな? できれば値段も知ってから検討したいな。
みみちゃんそうだね✨ ムンプス難聴で片耳が聞こえない場合は、聞こえる耳の状態に合わせて機種を選ぶことが大切だよ! 補聴器やクロス補聴器の値段と選び方を、一緒に確認してみよう💡

ムンプス難聴とはどんな難聴?聞こえにくさの原因を知ろう

まずは補聴器選びの前提として、ムンプス難聴がどんな難聴なのか整理しておきましょう。
おたふくかぜとムンプスウイルスの関係
ムンプス難聴は、おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)の原因であるムンプスウイルスが内耳に入り込むことで起こる感音性難聴と言われています。内耳にある有毛細胞が音を感知して脳へ伝えているのですが、ここに障害が出ると音が届きにくくなってしまうんです。おたふくかぜの発症後、2週間ほどの間に一定の確率で起こるとされていますので、頬の腫れが引いた後もしばらく様子を見ておくと安心ですね。
片耳に起こりやすい理由
難聴の症状はほとんどの場合、片耳に出ると言われています。両耳とも聞こえにくくなることは比較的まれなケースのようです。小さいお子さんの頃に発症すると、本人がうまく聞こえにくさを伝えられず、大人になってから気づくこともあるようです。
治療は難しいの?今からできること
ムンプス難聴は特効薬がなく、治療が難しい難聴のひとつと言われています。ステロイド治療などが行われることもあるようですが、詳しい治療方針については必ず耳鼻咽喉科の医師にご相談ください。治療での改善が難しい場合、聞こえを補う手段として補聴器を検討する方が多い印象です。

ムンプス難聴に補聴器は効果がある?片耳難聴ならではの注意点

補聴器をつければすぐ解決、というわけではないのがムンプス難聴の難しいところです。
左右の聴力差が大きいときに起こること
ムンプス難聴では、聞こえる耳と聞こえにくい耳の差が大きくなりやすいのが特徴です。この差が大きいと、片耳だけに補聴器をつけても十分な効果を感じられないことがあります。過去に補聴器を試して「あまり変わらなかった」と諦めてしまった方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
通常の補聴器で効果が出にくいケース
健康な耳と難聴側の聴力差がおおむね40デシベル以上ある場合や、難聴側に音を入れても言葉として聞き取りにくい場合は、通常の片耳補聴器では効果が出にくいと言われています。こうしたケースでは、次にご紹介するクロス補聴器が向いていることが多いですね。
クロス補聴器という選択肢
クロス補聴器は、聞こえにくい耳にクロス送信機を、聞こえる耳に補聴器を装着し、無線でやり取りする仕組みです。難聴側で拾った音を聞こえる耳に届けることで、片耳難聴の方でも両方向の音を把握しやすくなります。まずは補聴器専門店でじっくり相談し、試聴してから決めると安心ですね。
補聴器の種類と値段の目安【箱型・耳かけ型・耳あな型】
3タイプの特徴と参考価格
| 種類 | 特徴 | 参考価格(片耳) |
|---|---|---|
| 箱型 | 本体からイヤホンが伸びる簡易的なタイプ。乾電池式が主流 | 22,000円〜100,000円 |
| 耳かけ型 | 軽度〜重度まで幅広く対応。機能が充実し、外部機器との接続もしやすい | 100,000円〜650,000円 |
| 耳あな型 | オーダーメイドで耳にフィット。目立ちにくく集音性に優れる | 120,000円〜650,000円 |
※相場価格を表示しています。リスニングラボのキャンペーン価格は、店頭にてご確認ください。
ムンプス難聴に向いている形状
ムンプス難聴のように、片耳ずつ細かい調整が必要な場合は、聴力に合わせて細かく設定できる耳かけ型・耳あな型が向いていると言われています。箱型は仕組みがシンプルな分、調整の幅が限られるため、片耳難聴の調整にはあまり向いていません。クロス補聴器に対応している機種も、耳かけ型・耳あな型に多い印象ですね。
補聴器のグレードによる値段の違い
グレード別の価格帯と機能の目安
| グレード | 価格帯(片耳) | 特徴 | 向いている環境 |
|---|---|---|---|
| プレミアムクラス | 460,000円〜550,000円 | チャンネル数16〜20程度。雑音抑制や指向性の機能が充実 | 人が多い場所・電話・レストランなど |
| アドバンスドクラス | 310,000円〜450,000円 | チャンネル数12〜16程度。雑音下でも比較的安定 | 街中・車内・屋外など |
| スタンダードクラス | 210,000円〜300,000円 | チャンネル数6〜12程度。標準的な使い心地 | 日常的な会話が中心の環境 |
| エッセンシャルクラス | 150,000円〜200,000円 | チャンネル数2〜8程度。基本機能を搭載 | 静かな場所中心の生活 |
※相場価格を表示しています。リスニングラボのキャンペーン価格は、店頭にてご確認ください。
※記載の情報は執筆時点のものです。最新情報は必ず公式サイトまたは店頭スタッフにご確認ください。
生活環境に合わせた選び方
値段が高いほど高性能というのは間違いではないのですが、静かなご自宅で過ごす時間が多い方であれば、エッセンシャルクラスでも十分なことがあります。反対に、電車移動や来客対応が多い方は、雑音抑制機能が充実したグレードを選ぶと快適さが変わってきますね。ご自身の一日の過ごし方を思い浮かべながら、選んでみてはいかがでしょうか?
クロス補聴器の値段相場とムンプス難聴での組み合わせ方
クロス補聴器の仕組み
先ほどお伝えした通り、クロス補聴器は聞こえない側のクロス送信機と、聞こえる側の補聴器をセットで使う仕組みです。フォナック・シグニア・スターキーなど複数のメーカーから発売されており、機種によって値段が異なります。
片耳難聴での価格帯の目安
ムンプス難聴の方には、エッセンシャルクラス〜スタンダードクラスの補聴器とクロス送信機を組み合わせるケースが多い印象です。組み合わせ全体では30万円〜40万円ほどが目安になることが多いですね。
ハヤシが感じたこと
以前、片耳の聞こえにくさを長年そのままにしてきたお客さまが来店されたことがありました。
最初は「今さら変わらないだろう」と半信半疑でいらっしゃったのですが、クロス補聴器を試していただいたところ「呼びかけられた方向が分かるようになった」ととても驚かれていたのが印象的でした。
効果の感じ方には個人差がありますが、試してみないと分からない部分も多いと、わたし自身あらためて感じた出来事でした!

補聴器を選ぶ前に、まず聞こえの状態を確認しよう

聴力測定・語音明瞭度検査とは
補聴器選びの前に、まずは自分の聴力を知ることが大切です。純音聴力検査や語音明瞭度検査(言葉の聞き取りテスト)を受けることで、左右の聴力差や言葉の聞き取りやすさが具体的に分かります。こうした検査は、病院で行うことができます。まずはお近くの耳鼻科にかかるといいですね!
相談先は補聴器専門店がおすすめな理由
補聴器の相談先には、メガネ店や家電量販店など様々な選択肢がありますが、ムンプス難聴のように調整が難しい難聴の場合は、補聴器専門店で相談することをおすすめします。クロス補聴器の取り扱いや調整経験が豊富な専門店であれば、聞こえの悩みに合わせた提案がしやすいためです。
レンタルで試してから決める安心感
補聴器は決して安い買い物ではありませんから、慎重に選びたいですよね。購入前にレンタルできるお店であれば、実際の生活の中で効果を確かめてから判断できるので安心です。ご自身に合うかどうか、まずは試してみるのがいいですね。
補聴器のことなら、秋葉原補聴器リスニングラボへお気軽にご相談ください。
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よくある質問(FAQ)
Q1:ムンプス難聴でも補聴器の効果はありますか?
個人差はありますが、片耳難聴向けのクロス補聴器を含め、聞こえを補う選択肢は複数あります。まずは聴力測定を受けたうえで、専門店にご相談いただくのがおすすめです。
Q2:補聴器の値段はどれくらいから考えればいいですか?
通常の片耳補聴器であれば片耳10万円前後から、クロス補聴器を組み合わせる場合は合計30万円〜40万円ほどが目安になることが多いです。生活環境によって適した価格帯は変わります。
Q3:クロス補聴器と普通の補聴器はどう違いますか?
クロス補聴器は聞こえない耳の音を、聞こえる耳に無線で届ける仕組みです。左右の聴力差が大きく、片耳だけの補聴器では効果を感じにくい方に向いていると言われています。
Q4:補聴器は購入前に試すことができますか?
店舗によってはレンタルサービスを利用できます。リスニングラボでは2週間無料レンタルを実施していますので、購入前にぜひご相談ください。
Q5:障害者総合支援法の補助は使えますか?
聴力レベルなど一定の基準を満たす場合、身体障害者手帳の交付を受けたうえで補装具費支給制度を利用できることがあります。条件は個別に異なりますので、最新情報は必ずお住まいの自治体窓口や専門家にご確認ください。
Q6:子どもの頃のムンプス難聴でも今から補聴器は検討できますか?
はい、年齢に関わらず検討可能です。まずは現在の聴力を確認することから始めるとスムーズですよ。
Q7:他店で購入した補聴器の調整もお願いできますか?
リスニングラボでは他店購入の補聴器の調整にも対応しています。うまく聞こえていないと感じる場合は、一度ご相談いただければと思います。※他店購入の補聴器にかぎり、再調整料を頂戴しています。予めご了承ください。




