秋葉原補聴器リスニングラボ移転のお知らせ

ムンプス難聴に最適な補聴器の値段を比較【ひとめでワカル!】

ムンプス難聴に適している補聴器の値段をひとめで分かるように比較しました!
補聴器は性能によって価格に差があり、なかなかわかりにくいですよね。
実は生活環境や用途によって補聴器を選ぶことであなたに最適な補聴器と値段が決まるんです。

幼いころにいつの間にやら片耳が聞こえなくなってしまい、病院で受診するとムンプス難聴と判明し、片耳難聴でも反対の耳が聞こえるからと何もしてこなかったとしたら。
あなたは立ち位置によっては会話が聞こえないので内容がわからず会話が楽しめないタイミングがあったでしょうし、聞き返しをしてウンザリされたり、聞き逃しできない会話は終始緊張しているはず。

どうにか会話を改善しようと考えているのであれば、片耳難聴専用の補聴器を使い改善することがいいでしょう。
当サイトでは片耳難聴専用の補聴器でムンプス難聴に適したものを比較して紹介していきますので、ご一読ください。

値段の高い補聴器ほど高性能になりますから、言葉と雑音を分けてより聞こえやす状態にしてくれます。
安い補聴器と比較すれば騒がしい場所では聞き取りでは当然差が出るのですが、あなたにとって適正な値段のものかは、あなたの生活環境に合わせて性能を選ぶべきなんです。

まずムンプス難聴に効果的な補聴器を選ぶためにもどのような難聴なのか聞こえない原因を探ってみましょう。

ではココカラはムンプス難聴の原因や治療について解説していきます。

ムンプス難聴の原因について

ムンプス難聴はおたふくかぜ(流行性耳下腺炎)の原因であるムンプスウィルスが、耳の奥にある内耳に感染することから起こる感音性難聴です。
内耳の中にある有毛細胞が音を感知して脳に音の情報を送っているのですが、ムンプスウィルスによって有毛細胞に障害が出ることで音が聞こえなくなってしまいます。
おたふくかぜを発症してから2週間程の間で0.2%~1.1%の確率で発症するため、頬の腫れが引いた後も注意して様子を観察しておく必要があるんです。
難聴の症状はほとんど片耳ですがまれに両耳に難聴になることがあるでしょう。

おたふくかぜによるムンプス難聴自体は、ほとんど小児のころに発症するため難聴の症状がうまく伝えられなくて治療が出来ないこともあります。
また大人になってから顔がはれるなどのおたふく風邪の症状が出ずに、急激な難聴と耳鳴りで受診するとムンプス難聴になっていることが判明することがあるんですよ。

ムンプス難聴は治療できるのか

ムンプス難聴は、ウィルス性の片耳難聴ですが特効薬がないため治療が困難ということが現状です。
一般的にはステロイドの投与をして回復を図りますが、完治できずに難聴の後遺症が残ってしまうことがケースも多いですね。
ムンプス難聴を治療できず、難聴に悩んでいるのであれば補聴器で改善を試みるのが良いでしょう。

ココカラはムンプス難聴に使える補聴器について説明していきます。

ムンプス難聴で効果がある補聴器を比較してみました

ムンプス難聴では、左右の聴力の差が大きい人もいれば、小さい人もいます。
差が小さければ片耳に補聴器をするだけで改善されますが、人によっては効果が出ないということもあります。
現にあなたは過去に補聴器を試して効果が無くてあきらめていたのかもしれません。
そういった方は、今回紹介する片耳難聴専用の補聴器で近年開発されたクロス補聴器を試してみるといいですね。

クロス補聴器では、難聴の耳にクロス送信機を装着し、聞こえる耳には補聴器を着けます。
補聴器とクロス送信機は常に無線で通信しあい、クロス送信機のマイクで集音した音声を電波で送信し、補聴器で再生することで難聴側の音声をカバーできます。もちろん元から聞こえる音は遮りませんのでそのまま聞こえます。
聞こえる耳で両方向の音声をカバーするため、補聴器の効果がなかった方でもはっきり難聴側の音を聞くことができるのです。

補聴器は高価なものから安価なものまでさまざまありますね。
何が理由で値段か異なるか気になりませんか。
次ではムンプス難聴向けの補聴器の値段がどのように異なるのか説明していきますね。

補聴器の性能の違いが値段の差になる

補聴器の値段は、片耳10万円程度から50万円程度まで幅広く存在します。
この価格の差は本体の性能や機能によって異なっているんですよね。
基本的に補聴器の性能によって価格が決められランク分けして表記されています。

高いスペックのものほど、チャンネルという本体の性能が向上して音が滑らかになり、様々な雑音や騒音を抑えてくれます。
さらには集音するマイクをコントロールする精度がよくなるために聞きたい声を集音しやすくなるんです。
それによって騒がしいところでは聞こえが有利になりますね

さまざまな雑音や騒音が抑えやすくなるので補聴器自体を快適に使えるようになるのも高価なモデルのいいところですね。

しかし生活環境が静かである場合には、高スペックな機種であっても、一般的なものでも差がなくなってしまいます。
ですから自分の生活環境に合わせて補聴器を選ぶことが大切になるんです。

次の項では、補聴器の種類やランク、価格別に分類して説明いきます。

ひとめでワカル補聴器の種類や値段

クロス補聴器では必ず補聴器と、クロス送信機で組み合わせるので、それぞれの種類と価格の違いをわかりやすいように紹介していきます。

まず補聴器は大きく分けて3種類あります。箱型・耳かけ型・耳あな型の3種類が主な形状です。

補聴器の種類での違い
箱型 耳かけ型 耳あな型

箱型の本体からイヤホンが伸びている簡易的な補聴器
乾電池で駆動するタイプが主流で、簡単な仕組みが良い方や寝たきりの方が使用する場合はこちらがいいでしょう。参考価格:22,000円~70,000円

耳かけ型補聴器は軽度~重度難聴までの幅広い聴力の方に対応できる補聴器です。
小型のRIC型と扱いやすい通常タイプまでサイズも様々選べるようになっています。機能面が充実しており、外部機器の接続や自分で音量などを細かく調整したい方にもおすすめです。参考価格(片耳):50,000円~500,000円

耳あな型補聴器はオーダーメイドであなたの耳にあつらえる補聴器です。軽度~重度までの聴力に対応してサイズも耳穴にすっぽり収まるものから耳全体を覆うようなものまでさまざまあります。機能面は制限されてしまうことがありますが、目立ちにくさや集音性に優位さが耳あな型補聴器の特徴です。

参考価格(片耳):98,000円~550,000円


個人の聴力に合わせることができる補聴器は性能や機能によってグレード分けされています。
補聴器といえども特徴はこのように異なります。
その中でもムンプス難聴に対応しているのは調整して個人の聴力に合わせることができる耳かけ型と耳あな型がおすすめで、箱型は簡易的な設定しかできない向いていません。
またクロス補聴器に対応している補聴器は耳かけ型や耳あな型では対応している機種があります。

次ではグレードの違いを紹介していきます。

補聴器のグレードの違い

個人に合わせることができる補聴器はグレード分けされており、大抵のメーカーでは4つほどで分類されています。

グレード 価格帯 特徴や向いている環境
プレミアムクラス(最上位) 460,000円~550,000円 チャンネル数16~20チャンネル
雑音抑制による言葉の強調機能
突発的音抑制などの補聴器を快適に使える機能
指向性が30Chほどで多く雑音が多い中に強い
普通のモデルに比べてメーカーの保証が長い

向いている環境
静かな場所・街中・街中での電話・レストラン・車の中・風の強い場所・ホールなどの音が響く場所

アドバンスドクラス(上位) 310,000円~450,000円 チャンネル数12~16チャンネル
雑音抑制による言葉の強調機能
突発的音抑制などの補聴器を快適に使える機能
指向性が20chほどで多く雑音が多い中に比較的強い

向いている環境
静かな場所・街中・街中での電話・レストラン・車の中・風の強い場所

スタンダードクラス(一般) 210,000円~300,000円 チャンネル数6~12チャンネル
雑音抑制による言葉の強調機能
突発的音抑制などの補聴器を快適に使える機能
指向性が10chほどで雑音が多い中でも標準的な使い心地

向いている環境
静かな場所・街中・街中での電話・レストラン

エッセンシャルクラス(入門) 90,000円~200,000円 チャンネル数2~8チャンネル
雑音抑制による言葉の強調機能
突発的音抑制などの補聴器を快適に使える機能
指向性は1chで単一、騒がしい場所では少し難しい場合もある。

向いている環境
静かな場所・街中・少し騒がしい場所

特徴と向いている環境を考えておくと予算も見やすいと思います。
効果には個人差があるので、向いている環境でもうまく使えないこともありますし、逆に対応していなくても十分に聞こえる場合があるので試す必要はありますね。
メーカーによって特徴的な機能は異なることもあるので、詳しいことは販売員に問い合わせて詳しく聴いてみてください。
クロス補聴器では使用するメーカーの中でクロス補聴器を形状を組み合わせて

クロス補聴器の形状とメーカーの価格

クロス補聴器は現在フォナック・シーメンスシグニア・ワイデックスの3メーカーが販売しており、値段が異なります。
まとめてみましたので参考にしてください。

フォナック

耳あな型
クロスBカスタム
312タイプ(カナルサイズ)
13タイプ(ハーフ・フルシェル)
対応機種:ビロングシリーズ値段:120,000円(税抜)

耳かけ型
クロスB
312タイプ
13タイプ
対応機種:ビロングシリーズ

値段:95,000円(税抜)


耳あな型
クロスⅡカスタム
312タイプ(カナルサイズ)
13タイプ(ハーフ・フルシェル)
対応機種:ベンチャーシリーズ値段:110,000円(税抜)

耳かけ型
クロスⅡ
312タイプ
13タイプ
対応機種:ベンチャーシリーズ値段:90,000円(税抜)
シーメンス・シグニア ワイデックス

耳かけ型 RICタイプ
クロスPure値段:90,000円(税抜)

耳かけ型
RICタイプ Fusion
標準タイプ Fashion
対応機種:ユニーク・ドリーム・デイリー(デイリー30を除く)値段:90,000円(税抜)

ムンプス難聴向けの補聴器の相場

ムンプス難聴向けのクロス補聴器はエッセンシャル~スタンダードクラスとクロス送信機の組み合わせで使用されることが多いですね。
ですから合計25万円~35万円ほどの組み合わせで選ぶことが多いですね。
ちなみに最安値は20万円ほどになります。
ですから予算としては20~35万円でとりあえず考えておくのがいいでしょう。

 

ココカラはムンプス難聴で補聴器を使うときに注意が必要なことです。

 

ムンプス難聴の方が補聴器を使うときに注意が必要なこと

ムンプス難聴では、片耳のみ難聴になってしまうので左右の聴力の差が大きくなってしまいますね。
実は左右の聴力差が聞こえても補聴器の効果がうまく出なくなってしまうことがあります。
ですから、片耳だけの補聴器で改善が見込まれるときとそうでないときが分かれます。

自分の難聴の程度を知って補聴器を選ぶ

先に少し触れましたが、ムンプス難聴では片耳の聴力低下にも軽症の人もいれば、重症の人います。
ムンプス難聴で補聴器を使う際には、聴力によって選ぶ機種が異なり次の事項に該当する場合は、通常の片耳補聴器では効果が上がりにくいので、クロス補聴器を選ぶといいでしょう。

  • 片耳が全く聞こえない
  • 健康な耳と難聴の耳の聴力に40dB以上の聴力差がある
  • 補聴器を入れて音を入れても言葉として聞こえない

こういったことあれば、クロス補聴器が適切ですね。
自分で病院で聴力測定したデータが手元にあったり、一度補聴器を試したことがあって経験がある方は参考にしてみてみてください。

もしわからないときの相談先は耳鼻科や補聴器店ですね。
相談先ではあなたの聞こえのギモンにもお答えできると思い案す。

聞こえの悩みがあれば耳鼻科や補聴器店に行ってみるのが良し

聞こえのに悩みや自分でわからないことあれば改めて耳鼻科で診てもらうこともいいですね。
聴力差や言葉の聞き取りについては、病院での純音聴力検査や語音明瞭度検査(言葉の聞き取りテスト)をするとわかりますよ。

もしムンプス難聴にあとに病院でのきこえの検査は久しくしていないけど特に変化があるわけでもないという方は、販売店に直行しても構いません
補聴器の調整用の聴力測定や語音明瞭度測定は、補聴器販売店できるためです。

ある程度自分の聞こえのことを理解したら、あとは補聴器を購入する準備をするだけです。

次ではムンプス難聴向けの補聴器をより安心して購入するための相談先について説明しておきます。

補聴器の相談は補聴器専門店でするのがいい

補聴器の販売店は、メガネ店やデパートなどの補聴器販売店ではなく、補聴器専門店で相談することがオススメです。
ムンプス難聴では補聴器の選択が少し難しいので、より専門的なお店で購入するのがいいでしょう。
補聴器専門店は補聴器のプロフェッショナルが開いているお店ですので、補聴器で失敗する確率はぐんと下がりますね。
そしてできることならばムンプス難聴に詳しい補聴器専門店で相談するのが安心できてイイと思います。

ムンプス難聴に詳しい補聴器専門店のメリット

実はクロス補聴器が特殊な調整方法を用いる補聴器なので、取扱をしているお店が少ないのが現状です。
ムンプス難聴のような従来の補聴器では対応できない難聴に詳しい補聴器専門店は間違いなくクロス補聴器を取扱していて詳しいはずです。
さらに同じムンプス難聴の方への補聴器調整の経験があるため、あなたが感じる悩みを早期に解決する策を提示してくれて安心できることでしょう。

さらに補聴器をレンタルできるお店であれば、効果を確認してから補聴器を購入できますので失敗しないで補聴器を購入できます。
ムンプス難聴に詳しくて購入前に補聴器のレンタルできるお店も探しておくといいですね。

まとめ

ムンプス難聴で補聴器の適正な値段については理解できたでしょうか。
補聴器を購入するならば少なからず25~35万円ほどの予算を考えておくのがいいですね。
自分の聴力を改めて確認して、生活環境に合わせて補聴器を選択すればあなたにとって適切な補聴器が選べることでしょう。

もし悩むようならムンプス難聴に詳しい補聴器専門店を探してみるとイイですね。
ムンプス難聴で片耳だけの聞こえで随分と長い時間苦労をしてきたと思います。あなたのムンプス難聴に合う補聴器を選ぶだけで、立ち位置を気にしなくなったり難聴側からの会話に気がつけるようになるなど、長い間の片耳難聴の悩みが一気に消えるかもれません。

ムンプス難聴でお悩みでしたらぜひ一度ご相談ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次