ベルトーン補聴器は取扱店で試聴・レンタルができます!ベルトーン補聴器取扱店では、オススメの最新補聴器がラインナップされています。その中からあなたのご希望にあった最適な補聴器を、認定補聴器技能者のスタッフが親身になってご提案いたします。
ベルトーン補聴器取扱店では新規のお客様の無料相談や、買い替えのご相談を承っております。その他にも、補聴器の調整・修理・メンテナンス・専用アクセサリー販売などベルトーン補聴器に関することは何でもご相談いただけます。
補聴器の購入や試聴・レンタルをする前に、メーカーごとの違いや特徴は知っておきたいポイントですよね。補聴器メーカーごとにカタチや音質、機能などにそれぞれ特徴があり、聞こえかたもさまざまです。数ある補聴器メーカーの中で、今回はベルトーン社の補聴器について詳しくご紹介しますね。
ココカラは、ベルトーン社について詳しく解説していきます。
ベルトーン補聴器の概要
ベルトーン補聴器はどのようなメーカーなのかをご紹介いたします。
ベルトーンの歴史
1940年に設立されたベルトーン(Beltone)は、イリノイ州に本社を置く補聴器メーカーです。ベルトーン製品はアメリカ、カナダのほか世界40ヵ国以上で販売されています。
ベルトーンは補聴器を購入した後のフォローアップやケアにも力を入れていて、北米では1500店以上の直営補聴器センターがあり、日本では補聴器専門店や眼鏡店などでの取扱いがおおいですね。
補聴器を寄付することを目的として、慈善団体であるBeltone Hearing Care Foundationを2014年に設立し、社会福祉にも貢献している補聴器メーカーとして認知されています。
80年の補聴器製造・販売の歴史をもち、常に技術向上につとめ高品位のデジタル補聴器を世界に送り出しています。
日本では1985年にNJH(ニュージャパン・ヒヤリングエイド)と独占技術提携を結び、日本における総代理店となっています。
では、ベルトーンの日本総代理店であるNJHについてもあわせてご紹介しますね。
NJH(ニュージャパン・ヒヤリングエイド)について
NJHは技術レベルの向上に理想的な環境を整えた世界有数の補聴器企業、ユニトロン社と1977年に、ベルトーン社と1985年に、日本における独占技術契約を結び、それぞれの日本代理店となっています。
また、1985年に日本初となるオーダーメイド補聴器の発表以来、販売台数は180万台を突破、一人ひとりにあった優れた品質のオーダーメイド補聴器を手作りでお届けしています。
(公式カタログより抜粋)
業界最多の製造拠点
正確かつ迅速な制作と修理―それがニュージャパンヒヤリングエイドの信条です。業界では唯一全国3ヶ所、東京・大阪・福岡の製造拠点それぞれに、オーダーメイド・耳かけ・イヤモールドの新規作成と修理に対応する人員と設備が整っており、この3ヶ所を含む全国10の営業拠点が、お客様の多様なご注文、ご依頼に柔軟に対応いたします。
(NJH公式HPより抜粋)
国内に3箇所の製造工場を持つことで、耳あな型補聴器をオーダーしたお客様の細かなニーズにすばやく対応できるんです。
経験豊富な職人が一つひとつ丁寧に作るNJHのオーダーメイド補聴器は、高品質でお客様の満足度がとても高いです。
では次にベルトーンを取り扱っている販売店についてご紹介します。
ベルトーン補聴器の取扱店について
ベルトーンの補聴器は、補聴器専門店や眼鏡店で取扱っています。
認定補聴器専門店とは、公益財団法人テクノエイド協会が、補聴器の適正な販売をおこなうために守るべきものとして定めている「認定補聴器専門店業務運営基準」に適合して補聴器の販売が行われていると認定し、テクノエイド協会の認定補聴器専門店登録簿に登録し、認定証書を交付している補聴器販売店です。
認定補聴器専門店には、補聴器のプロである認定補聴器技能者が在籍しています。補聴器選びの専門家に相談したうえで補聴器を選べるので安心です。
ではベルトーンの補聴器には、どのような機種がラインナップされているのか、ご紹介していきますね。
ベルトーン補聴器のラインナップ紹介
ベルトーン補聴器には大きく分けて箱型補聴器、耳かけ型補聴器、耳あな型補聴器がラインナップされています。
耳かけ型RIC補聴器
軽度~中度難聴者向けの補聴器が耳かけ型のRICタイプになります。
本体外部にレシーバーを設計することで、本体を小型化することが可能になり、自然で違和感の少ない装用感を実現しました。
電池交換式と、電池交換の必要がない充電式がラインナップされています。
ワイヤレス機能やブルートゥースを搭載しているため、テレビ※やスマートフォンと接続して音声を補聴器で直接きくことができます。
※テレビの音声通信には別売のテレビリンクが必要になります。
スピーカーが耳の中に入るので、耳アカがやわらかい方や極端に多い方は音の出口の耳アカづまりによる出力低下や故障の原因になる場合がありますので、
補聴器店スタッフとよく相談して検討しましょう。
耳かけ型 BTE補聴器
中度~高度難聴者向けの補聴器が耳かけ型BTEタイプです。
本体内部にレシーバーを搭載しているため本体サイズは大きめになりますが、対応できる聴力の幅が広がります。
ワイヤレス・ブルートゥース搭載の機種もあるので、周辺機器をつかってスマートフォンやテレビにつないでワイヤレスで音声を楽しむことが可能です。
スピーカーが本体内部にあるため、耳アカが多い・やわらかい方でも故障の心配なく安心してお使いいただけます。
耳あな型補聴器
ベルトーンの耳あな型補聴器は、耳の型を採取して作るオーダーメイドの補聴器です。
耳の穴にすっぽりとおさまるので、ゴルフやトレーニングジムなど激しい運動のときでも落下の心配がありません。
張力の程度や搭載する機能によって補聴器本体の大きさが決まります。
重度難聴にも対応するフルカナル型や、極限まで小さく目立たないIIC型などがあります。
耳あな型タッチマイク式補聴器
他のメーカーにはない、ベルトーン独自の耳あな型補聴器がタッチマイク式補聴器です。
音をひろうマイクが本体外部に設計されているため、本体のサイズを小さく作ることができます。
耳あなに入る部分(補聴器本体)が小さくなれば、閉塞感やこもり感が軽くなり、違和感をおさえる事ができるんです。
そのほかにも、自転車などに乗ったときに聞こえる不快な風切り音を軽減できます。
このタッチマイクの耳あな型補聴器はベルトーン社が特許を取得しているため、他のメーカーにはないベルトーン補聴器の強みですね。
福祉対応補聴器(高度・重度難聴者向け)
聴覚で身体障害者手帳をお持ちの方は、障害者総合支援法に基づき国から補聴器が支給されます。
さらに高性能な補聴器がほしいという方は差額を支払うことで購入することもできます。
障害者総合支援法と補聴器の支給についてはコチラ
ポケット型補聴器
寝たきりの方や手先が不自由な方には、ベルトーンの箱型補聴器がオススメです。
つけ外しがカンタンで、耳かけ型や耳あな型の補聴器をあつかうのが難しい方でも楽に使うことができます。
最大出力抑制機能がついているため、音が大きく増幅されすぎて耳を痛めてしまう心配もありません。
単4電池2本で使用できるため、電池交換カンタンで安心です。
周辺機器
ベルトーン補聴器は他のメーカーに先駆けてワイヤレス機能の充実をはかりました。
アイフォンやAndroidのスマートフォンとワイヤレスで接続でき、補聴器の音量変更、プログラム切り替え、ワイヤレスマイク機能などが利用できます。
テレビの音声を直接補聴器で聞くことも可能です。(別売の中継機が必要になります。)
ボイスリンクプロ
ワイヤレスマイクとテレビ中継機の機能が一つになった、小型のワイヤレスマイクです。
声を聞きのがしたくない相手の胸元につけたり近くに置くと、話し手の声がより明瞭に補聴器から聞こえます。
付属のケーブルを使ってテレビに接続すれば、テレビの音声もワイヤレスで補聴器から聞くことができる、とても便利でオススメの1台です。
ベルトーン専用アプリ
ベルトーン補聴器のワイヤレス機能を搭載した機種であれば、お手持ちのスマートフォン(iPhone・Android)やアップルウォッチで操作ができるようになります。
あらかじめ設定した音質(プログラム)の切り替えや、ヴォリューム調整などがスマホの画面を確認しながらおこなえます。
トラスト以降の機種であれば、低音域・中音域・高音域それぞれの細かい調整や、指向性の幅などの設定・調整が可能です。
ただし、ワイヤレス機能を使用すると補聴器のバッテリー寿命が短くなってしまうデメリットもあります。
※機種により使用できる機能が制限される場合があります。
※小型の耳あな型IIC・CICにはワイヤレス機能を搭載できません。
ベルトーン補聴器の取扱店でできること
実際にベルトーン補聴器の販売店ではどのようなことができるのか、カンタンにご説明しますね。
補聴器のご相談
聞こえでお悩みの場合、補聴器店へ行く前に、まずは耳鼻科を受診し診察を受けましょう。
聞こえづらさの原因によっては治療で改善する場合があります。
補聴器の相談もあわせておこないたい場合は、お近くの補聴器相談医の資格をもつ医師のいる耳鼻科を受診するのがよいですね。
全国の補聴器相談医はコチラから探せます。
一般社団法人 日本耳鼻咽喉科学会ホームページ
https://www.jibika.or.jp/members/nintei/hochouki/hochouki.html
耳鼻科で診察、治療をうけても改善が難しい場合に、補聴器店で相談してみましょう。
カウンセリング・聴力測定
補聴器を耳の聞こえに合わせるにあたって、まずはどのような場面で困っているのか、聞こえの状態や聴力の程度を知ることから始まります。
自分にはどのような形状、価格、性能の補聴器が必要なのか、または効果的なのかを補聴器店スタッフとよく相談しましょう。
試聴・効果測定
補聴器購入の予算や性能、形状の希望を伝えれば、希望にあった補聴器をメーカーごとにいくつか用意してくれます。
補聴器を聴きくらべてみて、聞こえ方を確認しましょう。
このときに、補聴器をつけた状態と外した状態でのことばの聞き取りを測定もおこなってもらいましょう。
この補聴効果測定によって補聴器の効果が数値として測れるので、補聴器選びの重要なポイントになります。
レンタル
現在は多くの補聴器店で、補聴器の貸出・レンタルをおこなっています。
1週間~2週間ほどの試聴・貸出の期間を設定しているお店が一般的ですね。
ご家族や友人と会話をしてみたり、普段の生活環境で補聴器を使用して効果を検討しましょう。
価格と満足度のバランスに納得がいかなければ、購入は見送ったほうがよいですね。
補聴器はとても高額ですので、性能やカタチ、価格に納得がいけば購入を検討しましょう。
補聴器の購入
補聴器店のスタッフに相談したうえで、効果と価格に納得がいけば購入を検討しましょう。
返品・機種交換の期間や保証期間、点検や調整といったアフターサービスの説明もしっかりと聞いておきましょう。
補聴器を購入する場合の支払い方法は、現金、クレジットカードのほか分割払いが可能な店舗もありますので、支払い方法についても相談に乗ってくれるお店だと安心です。
補聴器は購入後のアフターケアも重要です。定期的な点検やクリーニング、聞こえかたの調整など、安心して任せられるお店で購入するのがよいですね。
高齢の方や店舗まで出向くのが難しい方の場合は、出張・訪問サービスのあるお店がオススメです。
購入後の返品・交換について
ベルトーンの補聴器かぎらず、どのメーカーの補聴器の返品・交換・再作(作り直し)期間がもうけられています。
耳かけ型で30日、耳あな型は90日の返品可能期間が一般的ですね。
耳あな型はオーダーメイドのため、購入して制作し実際に耳につけてみるまで聞こえ方の確認ができません。
きこえかたに満足がいかず、返品または機種を交換したい場合は返品期間内に購入した補聴器店へ相談しましょう。
購入後のアフターケア
補聴器を購入したあとには、どのようなアフターケアがあるのかをご説明します。
補聴器の調整
補聴器は音量・音質の定期的な調整が欠かせません。
補聴器をつけはじめた時期は、今まで聞こえなかったいろんな音が補聴器を通して聞こえるため、普段聞き慣れない音が聴こえると補聴器をつけていて不快感を感じたり、疲れてしまうことがあるんです。
はじめは音の増幅を小さめに設定しておいて、補聴器の音に慣れてくれば段階的に音を大きくしていき、最終的な目標の音の大きさにあわせていきます。
目標にむけて少しづつ音を大きくしていくことで、補聴器の音にムリなく慣れていけるんです。
調整の費用については、購入したお店での調整は無料でおこなえますが、他店で購入した補聴器の調整をおこなう場合は費用がかかることが一般的です。
補聴器の本体代金に購入後の調整費用が入っていると考えて、満足のいく聞こえ方になるまで調整をしてもらいましょう。
補聴器の修理と保証
補聴器が故障してしまった場合の修理についてご説明します。
補聴器が故障したときはメーカーに修理に出し、不具合のある箇所を交換・修理します。
補聴器には購入後のメーカー保証があり、機種によりますが保証期間は1~3年です。
自然故障の場合のみ保証の対象になり、水没や破損、紛失は保証の対象外になるのが一般的です。
ただし、メーカーによっては機種により紛失から一年以内であれば定価の半額で購入できるなどの措置がある場合があります。
修理にかかる日数は故障箇所によりますがおよそ一週間ほどが目安となります。
故障の中でわりと多いのがマイクやレシーバー(スピーカー)の感度低下で、修理費用はおよそ1万円~2万円程度です。
修理の期間中、補聴器がなくなると困る方のために代替え機を無料でレンタルしてくれるお店もありますので、販売店に問い合わせてみましょう。
補聴器の自宅訪問サービス
補聴器の相談をするにあたって外出や移動が困難な場合は、出張・訪問サービスをおこなっている補聴器店があるので活用しましょう。
お店まで出向くのが難しいようであれば、訪問サービスを利用すると便利です。
出張料金やサービス内容はp店によってことなるので、事前に確認しておきましょう。
ベルトーン補聴器をお得に購入する方法
身体障害者手帳に該当する聴力の場合、補助金の申請をすることで自治体から補聴器の購入費用が支給されます。
障害者手帳に該当しない方でも18歳未満であれば受けられる補助金もあります。
補聴器の補助金について詳しくはコチラ
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まとめ
ベルトーン補聴器の取扱店と製品についてご紹介しました。
補聴器店についてはあまり情報がなく、かといって気軽に相談に行きづらいかと思います。
補聴器ではどのように相談や補聴器選びがおこなわれるのか、補聴器のメーカー、機種にはどのようなものがあるのか、事前にある程度知っておけば安心ですよね。
今回はベルトーン補聴器を中心にご紹介いたしました。聞こえでお悩みの方はぜひベルトーン補聴器をお試しいただき、最新の補聴器の性能や扱いやすさをご体感ください。