A.片耳だけ聞こえない場合、聞こえる側の耳にも一定以上の難聴がなければ補聴器の補助金は支給されません。
補聴器の補助金は、聴覚での身体障害者手帳を持っている方、または自治体の助成金制度にあてはまる方が支給の対象です。1
片耳の難聴で身体障害者手帳の交付となる平均聴力レベルは、聞こえない耳が90デシベル以上2・聞こえる耳が50デシベル以上2が基準となっています。そのため、片耳がまったく聞こえていなくても、聞こえる耳の平均聴力が0~49デシベルの場合は身体障害者手帳交付の対象外となってしまうんです。
身体障害者手帳の基準に満たない聴力の場合は、お住まいの自治体が補聴器の助成金事業をおこなっているかチェックしてみましょう。制度の有無や給付条件、支給金額については地域によってことなりますので、詳しくはお住まいの自治体ホームページ等でご確認ください。
片耳難聴の場合は補聴器の補助金給付のハードルが高く、聞き取りに困っていても補助金をうけられないケースが多いのが現状です。そのため、補聴器の購入費用も対象となっている医療費控除制度2を利用すれば、片耳難聴で補助金をうけられない方も補聴器購入費用の負担をおさえることができます。
補聴器で補助金・助成金をうける条件【わかりやすく解説】
東京都内または東京近郊で補聴器を購入するさいに利用できる助成金や補助金などの制度のご紹介です。 聞こえを改善する補聴器はあなたの生活を安全・安心にサポートして...