A.片耳の難聴により生活に支障が出ていたり、お困りであれば補聴器を着けることをおすすめします。片耳、両耳関係なく聞こえにお困りであれば補聴器を検討するのがいいですね。
しかし、補聴器は種類(*1)も多く、どんな物かがよくわからない事もあるでしょうし、価格帯も簡単に購入できる物でもないですよね。まずは耳鼻科医師や補聴器専門店のスタッフと補聴器のことについてよく相談しましょう。
難聴の程度はもちろん、聞こえ方によって適応する補聴器も変わってくるのでレンタルを利用して、しっかり補聴器を試したうえで購入するのがいいですね。
片耳だけが難聴であれば難聴がある耳に補聴器を選びますが、難聴のレベルによっては通常の補聴器だけでは聞こえをうまく補えない場合があります。そのような場合は片耳難聴専用のクロス補聴器(*2)を着けて聞こえをおぎなえるので補聴器の効果が無いからと、諦めずに試してみましょう。
(*1)補聴器の種類には耳かけ型、耳あな型、ポケット型が主な種類としてあります。それぞれで形状、装用の仕方、価格が異なりますので聴力や耳の状態、扱えるかどうかなどで種類が選べるようになっています。
(*2)左右の耳に大きな聴力差がある方には通常の補聴器だけで補うのは難しく、クロス補聴器が使われることが多いです。片耳難聴専用の特殊な補聴器で、通常の補聴器と合わせて装用します。難聴がある耳にクロス補聴器(送信機)を着けて聞こえがいい耳に受信機の代わりになる補聴器を着けることで聞こえを補うことが可能です。