補聴器の買い替えでオススメ機種を比較しました!
補聴器が故障したり、経年使用にともなう感度不良を起こした場合や聴力の低下など、補聴器を買い替えなくてはならないことがあります。一生使える補聴器はないのでいつかは買い替えをしなくてはいけない時期がかならずやってきます。
補聴器は高額なモノが多いので買い替えには悩みがつきものですね。今あなたが補聴器の買い替えをお考えならぜひ当サイトをご参考ください。買い替えるタイミングや最新の機種のオススメな選び方を認定補聴器技能者取得スタッフがわかりやすく解説しています。
使っている補聴器の具合が悪くて、もう買い替えないといけないかとお考えになられていませんか?補聴器の聞こえが悪くて調整をしても改善をしない、機械の修理ができないと言われたなど、補聴器をお使いならいつかは訪れることです。
しかし、補聴器はカンタンに買えるモノではなく、買い替えで失敗もしたくないのでどんな補聴器を選んだらいいかわからなかったり、経済的な悩みなど悩みになることが非常に多いですよね。
そんな悩みの原因である補聴器の買い替えについて、カンタンにわかる補聴器の買い替えをお得にできるオススメの方法や、買い替えの参考にしてほしいおすすめの機種情報を比較しながらご紹介します。補聴器買い替えでお悩みならぜひとも最後までお読みください。あなたの悩みを解決します。
ここからは、あまり知られていない補聴器を買い替えるべき時期についてご紹介していきますね。
補聴器を買い替えるタイミングとは
補聴器には買い替えるべき時期があります。これから紹介する項目に該当していなければまだ買い替えなくても大丈夫です。
もし一つでも該当していればあなたの補聴器は買い替えるタイミングに当てはまっています。
- 聴力の低下で補聴器を何度調整してもらってもよく聞こえない、修理をしても改善されない
- 補聴器が故障をして修理してもらおうと頼んだらメーカーによる修理ができないといわれた
- 補聴器が頻繁に故障をして修理費用も高額になってきた
- 身体的な理由で今使っている補聴器の扱いが難しくなりうまく使うことができない
いかがでしょう、以上の項目に当てはまっていたら補聴器の買い替えが必要です。上記の項目についてカンタンに解説していきますね。
まず、最初の項目ですがこれは聴力の低下が進んでしまって、お使いの補聴器ではパワーが足らなくなり聞こえを補えなくなっている状態です。この場合にはいくら補聴器を調整して音を出してもあなたの聞こえは改善されません。
補聴器はあなたの聴力レベルに適応するモノを選び決定するので、購入時期から適応外の聴力になってしまうと残念ながら使えなくなってしまいます。
二つ目の修理ができない場合。補聴器は販売製造が終了してから5年を過ぎるとその補聴器の部品は製造されなくなります。あなたの補聴器の販売が終了していて、さらにそれから5年経過しているならもうあきらめるしかありません。
次の修理費が高額ということですが、補聴器は年数の経過で修理費が高くなるんです。補聴器に決められている保証期間内は無料での修理ですが保証期間を過ぎてから修理費がかかってきます。
2、3年は修理箇所にもよりますが1台あたり高くみておよそ上限で40,000円ほどでしょう。しかし、お使いのメーカーにより5年か6年ほど経過したころから急に修理費が高額になるんです。
場合によっては50,000円以上かかることだってあります。はじめはメーカーによるサポートなどがあり上限額が決められていることが多いのですが、その期間を過ぎるとすべての技術料やパーツの金額を請求されます。高額になり何度も修理をするより、新しく買い替えた方が経済的にみておすすめできます。
そして最後の項目ですが、これは手元をケガをされたり今まで使えてた補聴器が扱えなくなってしまった場合です。補聴器は基本自分で扱える機種を選んでいただくことが大事です。家族や施設などのサポートがあるのならまだ大丈夫ですが、一人で生活されていて周りのサポートがなければ使えなくなってしまうので買い替えることをおすすめします。
補聴器の買い替えには目安とする年数があります
紹介したタイミング以外に補聴器には買い替えをするおよその目安があります。
一般的に家電製品などにも耐用年数というおよその正常に使用できる年数が定められていますね。実は補聴器にもその耐用年数があるんです。補聴器の耐用年数は5年と定められています。
これは行政で定められている年数で、必ず5年を過ぎると使えなくなるわけではありません。あくまで買い替えの目安にお考えください。この耐用年数も不思議ではありますが補聴器は5年までに高確率で故障することがあります。
補聴器はイラストのようにたくさんの機械が入った精密な機械です。あらゆる環境で日常的に使うモノですのでなんらかの原因で故障してしまうことがあるでしょう。補聴器を正常に使い続けることは極めて難しく、修理をしながら使っていくモノだと覚えておいてください。
ここからは、補聴器の買い替えに知っておきたい選び方についてご紹介していきますね。
補聴器を買い替える時の選び方
今あなたが使っている補聴器と、今の補聴器では性能と価格ともに満足いただけるものになっているでしょう。購入した時と比べてお値段も安く買える機種が増えていると思います。補聴器の選び方は人によりさまざまですよね。
なるべく安い機種にしたい人もいればよく聞こえる一番いい性能の補聴器にしたい人、見た目が気にならないモノがいいなどそれぞれです。買い替えで補聴器を選ぶときには誰も失敗はしたくありません。
失敗しないためには自分の思う補聴器に求める性能、価格、使い勝手をよく考えておくことが大事です。使っている補聴器に不満があったのならそれを解消できる性能の補聴器を選ぶのがいいでしょう。補聴器は性能を上げれば価格も高くなってしまうモノです。
悩ましいことですが値段で補聴器の性能が決まるので自分の求める性能、使う環境をよく考えて選ぶことをおすすめします。
買い替えで注意すること
補聴器を新規で買う人と違い、経験があるユーザーには注意しないといけないことがあります。それは補聴器のメーカーと補聴器の形状です。補聴器をお使いの人は同じメーカーにするか違うメーカーにするかよく考えなくてはいけません。
もしかするとメーカーを変えることであなたの改善できなかった聞こえの悩みが改善する場合もあるんです。逆に違うメーカーの機種だと聞きとりに違いが出てしまうケースもあります。補聴器はメーカーや種類が多くあり、形状もそれぞれ違うので一つのメーカーだけではなく、実際に試聴体験してメーカーを比較することであなたに最適な補聴器を選ぶことができるでしょう。
そして補聴器の形状も注意するポイントです。補聴器の形状は好みの問題だけでなく、あなたの聴力や扱えるかどうか、耳の状態も視野にいれて選ばなければいけません。補聴器には形状により適応できる聴力レベルが決まっていたり、耳の状態で使えない可能性があるなどの特徴があります。
耳かけ型補聴器のRICタイプの場合は万が一、聞こえに変化があっても外部のレシーバーのパワーを変更することで使用を続けることができます。
お使いの補聴器がもし耳あな型の補聴器で、頻繁に故障があったならそれは形状を変えた方がいいかもしれませんね。
ここからは、買い替えで選びたいおすすめの補聴器をご紹介しますね。
買い替えにオススメな補聴器
補聴器を買い替えるのに参考にしていただきたい最新のおすすめ機種を紹介します。ハイクラスな機種、基本性能のある低価格帯の機種まで機種を比較することであなたにおすすめな、希望する補聴器がみつかるかもしれません。
ハイクラスな万能機種
高性能な機種をご希望ならこちら、フォナック補聴器のオーデオB90-13がオススメです。
- RICタイプ
- PR48電池
- 防水・防塵 IP68
- おすすめ★★★★★
フォナック補聴器のハイクラスな機種です。シンプルな見た目で、操作性にもすぐれた耳かけ型補聴器RICタイプです。フォナック補聴器の得意とする自動環境認識による音質調整でより快適にお使いいただけます。指向性の働き、雑音抑制もすばらしく、よりよい聞こえを手にするなら間違いありません!
片耳価格 | 500,000円 |
チャンネル数 | 20チャンネル |
電池寿命 | 最大約220時間 |
対応聴力 | 軽度難聴から高度、重度難聴 |
保証期間 | 3年 紛失2年サポート |
電池交換が不要の充電式補聴器
電池を交換するのが面倒に感じているなら充電式補聴器、シグニア補聴器のPure chrage&Go 5NXがオススメです!
- RICタイプ
- リチウムイオン充電池
- 防水・防塵 IP68
- おすすめ★★★★
シーメンス・シグニアのチャージ&ゴーなら電池交換が必要ありません。シンプルな見た目で、操作性にもすぐれた耳かけ型補聴器です。急速充電で不便さをあまり感じない使用感となります。自分の声をおさえる機能がついていて違和感が少ないです。当たり前ですが電源がないと充電できず使えないのが弱点です。
片耳価格 | 423,000円 充電器43,200円別途必要 |
チャンネル数 | 32チャンネル |
電池寿命 | 3時間フル充電約19時間 |
対応聴力 | 軽度から高度、重度難聴 |
保証期間 | 2年 紛失1年サポート |
価格を抑えた基本性能のある耳あな型補聴器
価格帯を下げ、なおかつ基本性能をおさえた耳あな型補聴器ならベルトーンのアライ2がオススメです!
- カナルタイプ
- PR41電池
- 防水・防塵 なし
- おすすめ★★★★
価格をおさえたいけどオーダーメイド補聴器にしたい。そんな希望をかなえてくれるのがベルトーンのアライ2です。耳あな型補聴器の中でもリーズナブルな価格帯になっており、雑音抑制など補聴器の基本性能もしっかり備わっています。さまざまな環境下で使うのはあまりオススメできません。
片耳価格 | 120,000円 |
チャンネル数 | 6チャンネル |
電池寿命 | 最大約148時間 |
対応聴力 | 軽度から高度難聴 |
保証期間 | 2年 |
とにかく目立たない補聴器
機能や価格に関係なく目立たない補聴器を希望するならこちら、フォナック補聴器のバートB70チタンがオススメです!
- IICタイプ
- PR536電池
- 防水・防塵 IP68
- おすすめ★★★★★
フォナック補聴器の目立たない補聴器、バートBチタンシリーズです。補聴器にはみえないデザインで、1円玉と同じくらいの小さいサイズです。目立たない補聴器を希望するなら満足していただけるでしょう。聞こえの性能は万能ですが、電池寿命の短さ、ワイヤレス通信機能が使えないのが弱点。
片耳価格 | 390,000円 |
チャンネル数 | 16チャンネル |
電池寿命 | 最大約90時間 |
対応聴力 | 軽度から高度、重度難聴 |
保証期間 | 2年 紛失2年サポート |
低価格な耳かけ型補聴器
基本性能があってとにかく安くしたいのならベルトーン補聴器のオリジン2がおすすめです。
- BTEタイプ
- PR48電池
- 防水・防塵 なし
- おすすめ★★★
100,000円以下で買える破格の耳かけ型補聴器がこのオリジン2です。価格が安いですが基本性能はしっかりあります。中でもボリュームに目盛りがついているのでわかりやすく操作できます。基本室内での使用目的としてお使いください。
片耳価格 | 79,000円 |
チャンネル数 | 4チャンネル |
電池寿命 | 最大約200時間 |
対応聴力 | 軽度から高度難聴 |
保証期間 | 2年 |
チャンネル数とは? チャンネル数は補聴器の音質調整をできる幅のようなイメージで、多ければより細かく音質を調整できるんです。
価格や機能などでそれぞれのオススメ補聴器を紹介しました。あなたの気になる補聴器はみつかりましたか?この他にも補聴器のメーカー、種類はたくさんありますのでより詳しく知るには店頭で確認してくださいね。
ここからは、補聴器買い替えの相場をご紹介しますね。
補聴器の買い替え相場について
補聴器の買い替えで参考にしてほしい相場です。補聴器には価格帯がおおくありますので相場を知ってあなたに必要な予算を考えてください。片耳だけなのか、両耳に必要かによっても相場はかわります。あなたがお使いの補聴器の価格を参考に考えるのがいいでしょう。
片耳と両耳のそれぞれの相場
片耳のみ補聴器が必要な場合の相場ですが一般的には耳かけ型なら50,000円からあり、高い機種になると500,000円にもおよびます。平均的にお求めになられている相場は約150,000円前後です。100,000円台の補聴器は性能も基本的によいモノが多く納得してお使いできるでしょう。
耳あな型補聴器の相場は100,000円程度からあります。オーダーメイドということで耳かけ型補聴器より価格相場は高くなります。比較的購入されている相場は約180,000円ほどです。両耳の補聴器を買い替えられる場合は倍の計算で考えてください。
耳かけ型補聴器なら平均的な相場として約200,000円、耳あな型補聴器ならおよそ300,000円程度を最低限の予算としてお考えください。
ここからは、買い替えに使える補聴器の購入方法をいくつかご紹介しますね。
補聴器を買い替えるときの購入方法について
補聴器の相場もわかっていただけたと思いますので、おすすめな購入時の方法について紹介したいと思います。補聴器は何も一括で購入しないといけないわけではありません。補聴器の購入にはクレジット決済や分割払い、ローンなどご利用いただけます。
しかし、販売店によってそのあたりは変わると思いますので事前に確認するのがいいですね。分割やローンを利用すれば負担を減らして買い替えることができます。
保険は適用できるのか
補聴器には各種保険の適用ができませんので覚えておいてください。補聴器は医療機器ですが、まだ保険の使用ができないです。保険がないかわりに誰もが可能なわけでもないですが補聴器をお得に買える手段があります。
ここからは、最後に補聴器の買い替えをお得にできる方法をご紹介しますね。
補助金制度を利用する
補聴器の購入に補助金制度を利用する方法があります。これは聴覚での障がい者手帳をお持ちの方のみが受けれるもので障がい者手帳に該当しなければ受けることはできません。
基本的に補助金で支給される補聴器は総合支援法適用の補聴器のみで自治体により差額での購入ができます。障がいと認定された方を対象としているため、パワーの強い大型な機種となります。聴力の低下があるなら一度指定の医師に検査してもらうのがいいでしょう。
医療費控除を利用する
補聴器も医療費控除を受けることができます。しかし、こちらも誰でもできることではありません。
医療費控除を受けようと思えば、耳鼻科医師の診断がかならず必要となり治療目的での補聴器購入でなければ申請することができません。もし医療費控除を申請希望するなら補聴器店に行く前に耳鼻科医師に相談することをおすすめします。
まとめ
補聴器の買い替えにおすすめな機種の紹介、買い替える時に知っておきたいことをご紹介しました。誰もが悩み、慎重におこなう補聴器の買い替えですが、注意するポイントさえおさえていれば悩むこともなく補聴器の買い替えができるのではないでしょうか。
補聴器の買い替えをする時には補聴器専門店で相談をして、アドバイスを受けましょう。購入前の機種の比較も忘れないでくださいね。
あなたの希望する補聴器に買い替えることができれば聞こえもよくなり毎日が楽しくなりますよ。