A.補聴器の音の調整に関して自分でできるのは、ボリュームの上げ下げなど決められた範囲内のみです。
なぜ補聴器の細かな調整が自分でできないようになっているのかは、音の出しすぎなどによる健康被害を防ぐためでもあります。ただ音をあげてしまえばイイと一般的には思うかもしれませんが補聴器はそうではなく、聴力に適応するように音を出す必要があるので、補聴器調整に関しての知識と経験がなければきこえにあった適切な調整はできません。
補聴器の中にはボリューム以外の調整をスマートホンアプリでおこなえるモノなども出てきていますが、メインとなる聴力をもとにした音作りは補聴器店でしかできないということを覚えておきましょう。
補足ですが、補聴器の調整をするには専用のソフトが必要で、それは販売店にのみ用意され個人では入手できないようになっています。ですので補聴器の細かな調整をするには購入したお店または、取り扱いのある補聴器専門店でおこないます。