A.語音明瞭度(ごおんめいりょうど)測定1の結果で両耳・片耳どちらで補聴器を使うのが効果的か判断が可能です。
語音明瞭度が両耳とも良い結果(正答率70~100%)であれば、雑音下での会話の聞き取りや音の方向感が得やすくなるメリットがあるため両耳に補聴器をつけるのがおすすめです。
聴力に左右差があり、片耳だけ語音明瞭度が低く(正答率50%以下)補聴器の効果があまり見込めない場合2は、語音明瞭度の高いほうの耳で片耳に装用する、という判断の仕方になります。
補聴器は両耳での装用が基本ですが、耳の状態・実際の使用感・予算など、語音明瞭度以外の要素によっても両耳・片耳どちらがいいかは人によってことなります。補聴器の両耳装用・片耳装用については自分で判断せず、まずは補聴器相談医3のいる耳鼻科で検査を受け、補聴器専門店で相談して試聴やレンタルで試して決めるといいですね。
補聴器は片耳と両耳どちらの耳にするのがいいのか
難聴になって医師の診察を受けたら補聴器の装用を勧められ、片耳と両耳どちらの耳につけるのがいいかわからない。 そんなことがあれば片耳難聴や両耳難聴で、両耳に補聴...