A.補聴器の使用時間について決まりはありません。
聴力の状態や用途によってはそうもいきませんので必ずしも一日中補聴器をつけなくてはならないという決まりはないです。
両耳で補聴器を装用している方でたまに片耳しか着けていないという方がいますが、なるべく両耳で着けるほうが言葉の聞き取りの改善につながります。 1
もし疲れがでたり、耳に違和感がある時は休み休みにして無理だけはしないようにしましょう。 2聴力の変動なども考えられるのでなにか耳のことで気になる場合は病院の医師にご相談ください。
また、補聴器は調整とメンテナンス 3をすることが大事です。補聴器が故障している可能性もあるので修理対応もすぐにうけることができます。装用時間についてや補聴器のタイプ、2つ着けることに不明点や相談がある時には気軽に購入した補聴器販売店を利用するようにしましょう。
まとめになりますが、まずは補聴器に慣れるために無理の無い範囲でお使いになることをオススメします。もし周りの雑音など環境音が原因で外出時に補聴器の着け外しをするときは置き忘れなど、紛失に気をつけるようにしてください。日々の短時間でできる簡単な掃除や手入れをして定期的に適切な補聴器の点検をおこない使用いただくとキレイに長持ちして使えますよ。
- 補聴器の装用時間に決まりはありませんが、会話をするときなどに関しては視力をおぎなうメガネと同じように常に着けていただくのがいいですね。補聴器は難聴を補って、日常の会話も聞きやすくしてくれます。
- はじめて補聴器を使う方は慣れないこともあると思うので無理をせず自分のペースで使うようにしましょう。もし補聴器の音量が少し大きいや電話が聞こえにくいなどが理由で着けない場合には補聴器専門店で調整してもらうようにしましょう。
- 補聴器を使っていくうえでメンテナンスはかかせない製品です。メンテナンスとはおもに補聴器の外部と内部の掃除や部品交換、専用機械での乾燥、故障していないか機能や音の確認、電池の動作確認など補聴器の状態をチェックをします。