A.使われる方の聴力にあった調整がされている補聴器は聞こえを悪化させてしまう大きな音を出すことはありません。
その理由として、補聴器は厚生労働省の認可をうけている高度管理医療機器 1として取り扱われており、聴力に適しているフィッティング 2をしっかりおこなえていれば音の出力を制限してくれるように作られているからです。
補足ですが、補聴器の使用に関しては耳鼻科医師の診察をうけ、認定補聴器技能者 3が在籍している補聴器販売店にて適切な補聴器の調整をしてもらいましょう。
医療機器についての参照元
認定補聴器技能者についての参照元
両耳補聴器の効果と人体のしくみ
両耳補聴器を装用した場合の効果は、人体のしくみをうまく利用したものだということをご存知ですか?両耳に補聴器を装用することで何倍もの聞こえの改善が見込まれます...
- 医療機器にはⅠ~Ⅳまでクラスがわけられており補聴器はその中でもⅢにあたり、不具合が生じた場合人体へのリスクが比較的高いと考えられるもの、として位置づけられています。
- 補聴器の調整の意味をさします。音のバランスを整えたり耳せんの種類を決めるなど、補聴器の調整に関わること全般。
- 公益財団法人テクノエイド協会にて補聴器についての知識が十分である者に対して与えられる資格免許です。公益財団法人テクノエイド協会は、補聴器を購入される方の使用目的、使用環境、希望価格等についてのご相談に応じ、補聴器の適合調整、補聴効果の確認及び使用指導を適切に行うことのできる、専門的な知識及び技能を習得した「認定補聴器技能者」を認定しています。