A.箱型の本体にイヤホンをつないで装用します。小型の携帯ラジオのような見た目の補聴器です。
- ポケットに本体を携帯して使う
- ハウリングが起きにくい
- 乾電池1本で1,400時間使用可能
補聴器は、大きく分けて耳あな型・耳かけ型・ポケット型の3種類がありますが、ポケット型補聴器は、名前のようにポケットに本体を携帯して使う補聴器です。
ポケット型補聴器は、ほかの補聴器とくらべて本体が大きいので目立ったり、イヤホンのコードが服とこすれてガサガサした音が気になったりするケースがあります。
しかし、大きいぶん操作がいちばん簡単で、幅広い聴力に対応できる補聴器です。補聴器本体についているマイクと、耳に入れるイヤホンの距離が離れているためハウリングがおきにくい点も、ほかの補聴器にはない、ポケット型補聴器のおおきなメリットです。
機種によっては乾電池1本で約1,400時間程度使用できる補聴器もあります1。電池交換の手間も少なく、コストパフォーマンスの高い種類の補聴器です。
ポケット型補聴器は、ほかの種類の補聴器と比べて2万から8万と価格は低いですが、取扱うメーカーが少ない製品です。また、細かい音の調整はできないので、自身でボリューム操作をしながら使用します。常に補聴器を身に着けておくのではなく、必要な時だけ補聴器を使いたい方におすすめの補聴器です。
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