A.補聴器には耳あな型、耳かけ型、ポケット型(箱型)、骨伝導のメガネ型があります。
補聴器の種類でそれぞれで形状がことなるので見た目や着けやすさも選ぶときには確認しないといけません。耳あな型補聴器 1と耳かけ型補聴器 2が基本的には一番選ばれている種類ですね。ポケット型 3と骨伝導補聴器 3は取り扱いも少ない補聴器です。補聴器はカタチで選ぶのもいいですが、聴力に適しているかも確認しなければいけません。使う人の聞こえによっては補聴器の出力が弱くて補えなかったりするので、聴力に見合った補聴器を選びましょう。
補聴器を購入する販売店は、補聴器専門店や認定補聴器技能者が在籍している店舗がおすすめです。補聴器の知識があり、経験が高いスタッフならあなたの希望する補聴器を提案してくれるでしょう。
補聴器は種類と特徴の違いで選ぼう!【あなたに最善の選び方】
補聴器は種類がさまざまあって、機種によって特徴や機能がことなります。 補聴器はたくさん種類や機能があって一見わかりにくいですよね。 補聴器が耳かけ型補聴器や耳...
- 耳穴にピッタリとおさまるオーダーメイドのタイプで、一人ひとりの耳型に合わせて製作される補聴器です。最近では耳型採取が不要の既成モデルも増えています。補聴器の特徴は耳介の効果(集音、方向感、共振など)を最大限にいかせること、鼓膜への距離が補聴器の種類の中で一番近いため音の伝達が良いこと、形状にあわせて作られるので装用したときの安定感にすぐれているなどのメリットがあります。耳あな型にはIICやCICと呼ばれる目立たない小型サイズ、標準のカナル、大きく作られるフルカナルなどサイズのバリエーションがあります。耳あかが湿っている方や、耳ダレがある方は故障しやすいリスクがあるため避けるのが好ましいですが、状況に応じた対策をとってカバーすることもできます。
- 耳の後ろに本体をかけてチューブ、またはレシーバーにつながる耳せんを耳あなに入れ使用する補聴器です。取り扱いはしやすくて、軽度難聴から重度難聴まで、あらゆる難聴の程度に対応できるのが強みです。耳かけのバリエーションがあり、標準サイズと小型サイズで音を出すレシーバーが耳あなに入るRICタイプ、高度難聴や重度難聴に適したパワータイプが選べます。選ぶときの注意点は、人によっては耳あな型とくらべると装用が難しい場合があるので扱えるかを確認する必要がありますね。
- ポケット型あるいは箱型補聴器と呼ばれ、名前のとおりポケットサイズでコードがついたイヤホンを耳に入れて使います。この種類は世界の補聴器メーカーであまり取り扱いがなく、日本製のモノが多いです。操作はもっとも簡単で、大きな音量も出せるので軽度の難聴から高度難聴まで幅広く対応できます。補聴器の種類の中では価格帯が低くされていますが、サイズが少し邪魔に感じる可能性があり、聴力の読み込み調整ができないのでボリューム以外の音質調整をすることはできません。