A.補聴器はすぐに使いこなせる人もいれば慣れるのに少し時間がかかる人もいます。
補聴器を着けると今まで聞こえていなかった音が聞き取れるようになり、耳や脳がきこえてくる音に戸惑ってしまうことがあるためです。そのため人によって徐々に補聴器で聞く音になれていく必要があります。特にはじめて補聴器を使う場合は自分の声が大きく感じたり、生活音を雑音と思ってしまうことも多いですね。
すぐに使いこなせるかどうかは装用する人によっても違うので、慣れが必要な場合はすぐに諦めず、静かな場所だけで着けるなど使う環境を限定してみることや、一日の装用時間を10時間以内など補聴器の使用時間を調節して、耳のリハビリをしながら使っていくのがいいでしょう。補聴器に慣れてくると装用時間も長くなって、より積極的に補聴器をお使いいただけるようになりますよ。補聴器をこれから試す方は焦らずに自分のペースで使ってみましょう。
慣れてきたけどあまりきこえがよくない、など補聴器に対して感じていれば補聴器の音の調整をおこなうのがいいでしょう。補聴器をフィッティングすることできこえやすさも変化するので、使っているときに聞こえにくさを感じたときは購入した補聴器店で調整してもらいましょう。はじめは音に慣れるために音量の制限をすることが多いので、音量感を追加することで改善できることが多いです。
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