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補聴器を補助金で買い替えるまでの流れをご紹介!

補聴器 補助金 買い替え

補助金で購入した補聴器の買い替えの流れをご紹介します。

聴覚での障害者手帳をお持ちであれば補聴器購入の補助金が給付されるため、新規購入や買い替えの際に補助金を利用して補聴器購入費用の負担を減らすことができます。

この記事では補助金がいくらもらえるのか、どこで申請するのかとあわせて補助金対象の補聴器もご紹介しています。

前回の補助金申請から5年が経過している方や、これから障害者手帳を申請して古い補聴器を新しく買い替えたい方はぜひご覧ください。

補聴器を購入したものの、そのまま古い補聴器を使い続けていませんか?
補聴器は1~2年サイクルで新しい機種が発売され、より高性能になり使い勝手もよくなるため補助金給付に該当する方は5年に一度の補聴器買い替えがオススメです。

ただし、難聴だからといって誰でも補助金で補聴器を購入できるわけではないんです。対象となる条件や補助金申請までの流れ、補助金で購入できる最新の補聴器をご紹介していきますね。

目次

補聴器を買い替えるか悩んでいる

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補助金で購入した補聴器の買い替えの際に以下のような悩みはありませんか?

  • 補聴器の故障が多くなり買い替えを検討している
  • 使っている補聴器が古くなってきたので買い替えたい
  • 性能やデザインのよい最新の補聴器に買い替えたい

 

基本的に補聴器の耐久年数は約5年とされています。

そのため、障害者総合支援法にもとづき、補聴器の公的な補助金は修理費用が1年に1度、補聴器本体の購入費用は5年に1度給付されます。

購入から5年間は修理をしつつ使用して、5年が経過したら再度補助金の申請をして新しい補聴器を買い替えることがオススメです。

※お住まいの地域によっては修理できなくなるまで買い替えできない場合があります。

 

補助金で補聴器を買い替えるための条件

補助金で補聴器の買い替え・新規購入するためには以下の条件があるんです。

  • 聴覚での障害者手帳を交付されている方
  • 自治体独自の補助制度に該当する方

聴力レベルが基準以上の方は申請をすることで障害者手帳が交付されます。

手帳の交付後、補助金の申請をおこなうことで補聴器の補助金を受け取ることができます。

障害者手帳の等級平均聴力
(4分法・デシベルHL)
補聴器の種類
2級(重度難聴)両耳とも100デシベル以上重度難聴用耳かけ型  
重度難聴用ポケット型
3級(重度難聴)両耳とも90デシベル以上
4級(高度難聴)両耳とも80デシベル以上
または
良聴耳の最高語音明瞭度が50%以下
高度難聴用耳かけ型
高度難聴用ポケット型
6級(高度難聴)両耳とも70デシベル以上
または
片耳が90デシベル以上でもう片耳が50デシベル以上
すべての等級耳あな型(オーダーメイド) 
耳あな型(既製品)
イヤモールド
(オーデ-メイド耳栓)

 

※現金での支給ではなく、相当額の補聴器と交換できる「補装具費支給券」が発行されます。

聴力レベルが障害者手帳の基準に満たない中等度難聴の方でも、お住まいの自治体が定める条件に該当する方は補助金給付の対象です。

地域によって条件や給付金額に多少の違いがありますが、おもに18歳未満の方高齢者の方が補助金給付の対象となります。

 

補助金で補聴器を買い替えるまでの流れ

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補助金で補聴器を買い替えるまでの流れをご紹介します。

障害者手帳をお持ちの方は、前回の申請から5年が経過していれば新たに補聴器購入の補助金を申請できます。

申請する場所はお住まいの自治体役所の障がい福祉課です。

 

障害者手帳の申請方法と流れ

障害者手帳の申請方法と流れをご紹介します。

1 福祉課窓口にて身体障害者手帳の相談・申請。

2 お住まいの市区町村の福祉事務所または福祉課で判定医の紹介を受ける。

3 福祉事務所または福祉課へ「身体障害者手帳交付申請書」と「身体障害者診断書・意見書」を提出し、障害者手帳の交付についての判定が行われます。

4 障害者手帳が必要と判定されれば手帳が交付されます。

ここまでが障害者手帳申請の流れです。
障害者手帳が交付されれば、次は補聴器の補助金の申請をおこないましょう。

次は補助金の申請から補聴器の受け取りまでの流れをご紹介しますね。

補聴器の補助金申請の流れ

補聴器の補助金申請の流れは以下のとおりです。

1 補聴器店で相談
2 役所へ申請書類を取りに行く

3 指定医師による診察を受ける

4 補聴器販売店で補聴器の見積書を作成してもらう

5 障害福祉課窓口で申請する

6 補聴器販売店で補聴器を購入する

以上が障害者総合支援法での障害者手帳の申請と補聴器の給付手続きのながれでした。

補助金の申請方法について詳しくはコチラ

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補助金はいくらもらる?

補助金の支給額は医師の意見書の内容や障害者手帳の等級、世帯収入によって多少ことなりますが、約5~7万円が支給される補助金額です。

原則として1割の自己負担があり、耳かけ型補聴器1台の支給となりますが、特例として耳あな型の支給や両耳2台分の支給となる場合もあります。

 

補助金で購入できるおすすめの補聴器の選び方

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補助金で購入できるオススメの補聴器の選び方をご紹介します。

買い替えできる補聴器の種類

補助金で買い替えできる補聴器は、各メーカーが「福祉対象機種」として定めている耳かけ型・ポケット型・耳あな型・骨導式メガネ型の補聴器が対象です。支給される補聴器の種類は医師の意見書を参考に決定されます。

耳かけ型・ポケット型は補聴器店で試聴できるので、実際に店頭で聞こえ方を確認してみましょう。

それぞれのメリットとデメリットをまとめましたのでご参考下さい。

補聴器の種類耳かけ型 BTE
bte1
耳あな型
(オーダーメイド)
mma1
ポケット型
pkt1
骨導式メガネ型
給付金額
重度難聴(手帳2級・3級)
67,300円13,7000円55,800円120,000円
給付金額
高度難聴(手帳4級・6級)
43,900円34,200円
メリット・聴力に合わせて周波数ごとの細かな調整が可能
・あつかいやすい大きめのサイズ
・機種によってBluetoothやワイヤレス機能が使える
・耳にピッタリフィットして外れにくい
・耳本来の集音機能を活かした自然な方向感
・メガネ&マスクと重ならない
・聞こえ方に合わせて調整が可能
・イヤホンと本体が分離されてあつかいやすい
・聞こえ方に合わせて調整が可能
・耳をふさがない
・度付きレンズを入れれば眼鏡と兼用で使える
デメリット・サイズが大きく目立ちやすい
・メガネやマスクのジャマになりやすい
・耳アカが多いor湿っていると故障しやすい
・小型の機種はBluetooth搭載不可
・雑音抑制の機能が低め
・聴力に合わせた細かな調整ができない
・感音性難聴には適合しない
・デザインのバリエーションが少ない
・骨導レシーバーの締め付けが’きつい

 

耳あな型補聴器の支給は身体的な都合や仕事上やむを得ない理由で耳かけ型・ポケット型の使用ができない方に対して特例での支給となり、理由を記載した医師の意見書が必要です。

そのため、基本的には耳かけ型・ポケット型どちらかでの支給となります。

高齢者におすすめの補聴器はこれだ!

高齢者にオススメの補聴器をご紹介します。

オーティコンの福祉対象機種、重度難聴用耳かけ型補聴器「エクシード3」のご紹介です。

オーティコン エクシード3(Oticon Xceed3)

  • デンマーク
  • 耳かけ型BTE
  • IP68防水・防じん
  • 電池交換式
  • ワイヤレス通信機能あり

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オーティコンのエクシード3(Xceed3)が今回のオススメ機種です。
オーティコン・エクシード3はベロックスSチップを採用した重度難聴対応の総合支援法対象補聴器で重度難聴をカバーします。オープンサウンドナビゲーターで360°すべての音の音量・音質を最適化して耳に届けるため、より自然に会話を楽しめます。

大きめのサイズで高齢者の方でも扱いやすく、IP68防水・防じん性能も搭載しているため汗や水濡れでの故障を気にせずお使いいただける補聴器です。

価格バッテリー寿命ワイヤレス機器対応
(Bluetooth)
防水・防塵
エクシード3-UP
(重度難聴用)
オーティコン エクシード
67,300円675電池使用
約160時間
2maru国際規格IP68

【メーカー公式サイトを確認する】

 

補聴器を買い替えるデメリット

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補聴器の買い替えにはメリットばかりではなく、補聴器を買い替えることによって生じる以下のようなデメリットもあるんです。

補聴器買い替えのデメリット!

  • 申請から補聴器受け取りまで時間がかかることがある
  • 原則として1割自己負担の購入費用がかかる
  • 機種が変わるため音や装用感に慣れる必要がある

補助金の申請から補聴器の受け取りまで1~3ヶ月ほどかかることがデメリットとしてあげられます。(自費購入の場合は最短1~2日ほどで受取可能)

また、今まで長年慣れてきた補聴器からの買い替えとなるため、新しい補聴器の聞こえ方に慣れるまで時間がかかる場合があるんです。

 

補聴器を買い替えるメリット

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補聴器を買い替えるメリットは以下のものがあります。

古い機種を長く使っていいた方は、補聴器買い替えのメリットをより感じられるでしょう。

補聴器買い替えのメリット!

  • 最新の機能や性能で聞き取りがよりラクになる
  • 防水・防じん性能機種への買い替えで故障の心配が少なくなる
  • ワイヤレス機能対応機種であればより便利に使える

補聴器は1~2年サイクルで新製品が発売され、その都度性能が向上しているため古い補聴器にくらべて聞き取りやすさが向上する場合が多いんです。

また、耐用年数を超えた補聴器は故障や出力の低下が起きやすく、大事な会話のときに急に音が出なくなった、、ということにもなりかねません。

補聴器を新しく買い替えることで、聞き取りもよりラクになり故障のリスクも少なく安心して会話を楽しめますね。

補助金で補聴器を買い替えることで会話をより楽しめるようになりますね

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補助金で補聴器を買い替えるまでの流れについてご紹介しました。

新しく買い替えた補聴器を使うことで、これまで聞き取りが難しかった場面でより聞き取りやすくなれば、会話がもっと楽しくなり生活がより豊かになりますね。

補助金を使って補聴器を買い替える際の参考にしていただければ幸いです。

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