こんにちは、秋葉原補聴器リスニングラボのハヤシです。認定補聴器技能者として、毎日たくさんのお客様の「聞こえのお悩み」に向き合っています。
最近、こんな相談をいただくことが増えました。
「Amazonで補聴器を買ったんだけど、なんかうるさくて使えないんですよね…」
「楽天で安いのを買ったら、片方だけ合わなくて。返品もできなくて困ってます」
そうなんです、通販での補聴器購入トラブルは、ここ数年で本当に急増しています。国民生活センターも注意喚起を出すほどのようです。
補聴器はたしかに、ネットで検索すればたくさんの商品が出てきます。価格も手ごろに見えるものが多い。でも、補聴器は「音が大きくなるイヤホン」じゃないんです。医療機器なんですね。
この記事では、補聴器を通販で購入することのリスクを、専門的な視点から丁寧に解説していきます。購入を検討されている方、すでに通販で失敗した方、どちらにも読んでいただきたい内容です。どうぞ最後までお付き合いください。
たろうくん補聴器を買おうと思ってAmazonや楽天を見てたら、いろんな商品が出てきたよ!✨
お店で買うより安そうだし、通販で買ったほうがいいのかな?でも、自分に合うのかちょっと心配……😟
みみちゃん通販は手軽だけど、補聴器は買えばすぐに自分に合うとは限らないんだよ💡
聴力に合わせた調整が必要だったり、装着感や聞こえ方の確認、購入後のサポートも大切なの✨
たろうくんなるほど……😳
安く買えても、聞こえにくかったり使いこなせなかったりしたら、結局後悔しちゃいそうだね😟
通販にはほかにも注意することがあるのかな?
みみちゃんうん!通販で補聴器を購入するときには、知っておきたい5つのリスクがあるんだよ💡✨
専門店で購入するメリットも含めて、失敗しない補聴器選びについて詳しく見てみよう!

補聴器は「普通の家電」ではありません

まず最初にお伝えしたいのは、補聴器の法的な位置づけについてです。これを知らずに購入してしまう方が本当に多い。
補聴器は「管理医療機器(クラスII)」に分類される
補聴器は、薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)によって管理医療機器に分類されています。
管理医療機器とは、「副作用または機能の障害が生じた場合において、人の生命および健康に影響を与えるおそれがある」ものとして、厚生労働大臣が指定した機器のことです。
電子血圧計や血中酸素濃度を図るパルスオキシメーターなどと同じカテゴリに入ります。「家電みたいに気軽に買える」とは、ちょっと違うわけです。
「えっ、補聴器ってそんな大げさなものなの?」と思いませんか?
そうなんです、実際に通販で購入した補聴器を使い続けて、かえって聴力が悪化してしまったという事例は存在します。正しい使い方をしないと健康被害のリスクがゼロではないということ、まず頭に入れておいてください。

通販で補聴器を買う5つのリスク
では具体的に、どんなリスクがあるのかを一つひとつ見ていきましょう。
① 自分の聴力に「本当に合っているか」がわからない
人の聴力は、人それぞれです。これは本当に個人差が大きい。たとえば、同じ「軽度難聴」と診断されたAさん・Bさん・Cさんがいても、聴力の「形」はまったく異なります。
| 聴力の特徴 | 聞こえにくい音域 | |
|---|---|---|
| Aさん | 全体的に30dB程度の低下 | 全体的に聞こえにくい |
| Bさん | 高音域が大きく低下 | 高い音が聞こえない(子音が不明瞭) |
| Cさん | 低音域が大きく低下 | 低い声・環境音が聞こえにくい |
通販で販売されている補聴器の多くは「既製タイプ」といって、あらかじめ決まった音域を増幅するように設定されています。AさんとBさんとCさん、全員に合う補聴器は存在しないのです。
さらに、人の聴力は左右で異なることがほとんどです。右耳と左耳で異なる調整が必要になるのに、通販では当然その調整は行われていません。
「なんかしっくりこないな」という感覚が続いたまま使い続けることになる、これが最大のリスクの一つです。
② 専門的なスペックが読み解けない
通販サイトに掲載されている補聴器の製品説明に、こんな記載があります。
規準周波数:2500Hz / 最大音響利得:29±5dB / 90dB最大出力音圧レベル:109±5dB
いかがでしょう、パッと見て「自分に合っているかどうか」判断できますでしょうか?
補聴器の専門知識がある私でも、聴力検査の結果を見ながらでないと「この人に合うかどうか」は判断できません。それなのに、スペックだけを見て購入を判断しなければならない通販は、かなりハードルが高いですよね。
「軽度難聴の方に」という一言だけを信じて買ってしまう方が多いのですが、先ほどのAさん・Bさん・Cさんのように、軽度難聴でも聴力の特性はバラバラなのです。
③ 購入後のアフターケアが受けられない
これは、通販で補聴器を買う最大のデメリットといっても過言ではありません。
補聴器は管理医療機器であることから、本来は対面販売が原則とされており、適切な使用方法の説明や、聴力変動への対応、機器の不具合時のサポートなど、継続的なアフターケアが行われるべきものとされています。
ところが通販では、届いた補聴器と一緒に入っている難しい説明書を読むだけ、という状況になりがちです。聞こえ方に変化があっても「このまま使っていいのか」の判断は自分でするしかなく、故障時はメーカーへ直接問い合わせる…となります。
しかも販売している側も補聴器の専門家ではないため、問い合わせても適切な答えが返ってこないことが多いんです。
④ 聴力が悪化するリスクがある
大きすぎる音や、自分の聴力に合わない音域が長時間入り続けることで、残存聴力にダメージを与える可能性があります。
通販で買った補聴器を「なんかうるさいけど慣れれば大丈夫かな」と使い続けた結果、聴力が落ちてしまったというケースは実際に報告されています。
人間は生理的に、うるさい・不快な音が苦手です。合わない補聴器を使い続けることは、精神的なストレスにもなりますし、「補聴器はうるさいだけ」というイメージが定着してしまう原因にもなります。本当にもったいないことだと思いませんか?
⑤ 返品・交換でトラブルになりやすい
国民生活センターへの相談件数を見ると、補聴器に関するトラブルの中でも「買ったが合わず返品できない」という相談は非常に多くなっています。
通販では、購入前に試せない状態で「本人の判断で購入」する形になります。返品ポリシーも商品ごとにまちまちで、「使用したものは返品不可」というケースも珍しくありません。結果的に、合わない補聴器を何台も試して数十万円かかってしまった…という方も実際にいらっしゃいます。
通販補聴器 vs. 専門店補聴器、何が違う?

まとめると、こういった違いがあります。
| 比較項目 | 通販購入 | 専門店購入 |
|---|---|---|
| 聴力に合わせた調整 | できない(既製品のみ) | 専門家が調整・フィッティング |
| 購入前の試聴 | ほぼ不可 | 試聴・レンタル可能 |
| 専門家によるアドバイス | なし | 認定補聴器技能者が対応 |
| アフターケア | ほぼ受けられない | 継続的なサポートあり |
| 聴力測定 | 自己判断 | 測定環境が整っている |
| 返品・交換 | 商品によっては不可 | 条件を確認の上対応 |
| 価格感 | 低〜中(数千円〜数万円) | 中〜高(数万円〜数十万円が相場) |
価格だけを見ると通販のほうが安く見えます。でも、合わない補聴器を何台も買い替えた結果、専門店で買うよりずっと高くついてしまった、という方が少なくないのです。最初から専門店でしっかり選んだほうが、最終的にはコスパが良いことが多いんですよ。
それでも通販で買いたいと思ったら
「でもやっぱり通販で試してみたい」という方もいらっしゃるかもしれません。そういった場合は、以下の条件が揃っているときだけ検討してみてください。
- 補聴器の専門知識が豊富な家族や知人が調整をサポートしてくれる
- 自分自身が聴力測定の数値や補聴器のスペックを読める知識がある
- 試聴期間や返品保証が明確に用意されている商品を選ぶ
これらが揃っていない場合は、通販での購入はリスクが高すぎます。
まず無料相談からはじめてみませんか?
秋葉原補聴器リスニングラボでは、補聴器について「何から始めればいいのかわからない」という方のご相談を、毎日お受けしています。
認定補聴器技能者のスタッフが、あなたの「聞こえ」の状態から丁寧にヒアリングし、最適な補聴器をご提案します。2週間無料レンタルサービスもありますので、「まず試してみたい」という方もお気軽にどうぞ。

専門店で補聴器を選ぶ3つのメリット
通販と専門店の違いをお伝えしてきましたが、専門店で補聴器を選ぶことの具体的なメリットも、改めてご紹介しておきたいと思います。
メリット① 認定補聴器技能者が一人ひとりに対応
認定補聴器技能者は、試験に合格した補聴器の専門家です。カウンセリング・機種選び・調整・アフターケアまで、一貫してサポートします。
「どんな場面で困っているのか」「どんな音を聞きたいのか」という生活背景からヒアリングすることで、スペックだけでは見えてこない「その人に合った補聴器」を提案できるのが専門家の強みです。これは通販では絶対にできないことです。
メリット② 聴力測定からスタートできる
補聴器を選ぶ前提として、まず自分の聴力を正確に把握することが大切です。
リスニングラボでは、聴力測定のできる設備を完備しています。「最近耳が聞こえにくいかも」という段階から相談していただけますし、「もう少し詳しく調べてから決めたい」という慎重な方も大歓迎です。じっくり考えてから選ぶのが理想の補聴器選びですよね。
メリット③ 2週間の無料レンタルで「合う・合わない」を確認できる
当店では、補聴器の2週間無料レンタルサービスを行っています。
「買ってから後悔したくない」という方に、本当に喜ばれているサービスです。実際の生活の中で使ってみて、「朝のテレビ、聞こえやすくなった!」とか「電話がはっきり聞こえた!」という体感を確認してから、購入を決めていただけます。
通販では絶対にできない体験です。これこそが専門店を選ぶ価値だと私は思っています。
世界7大メーカーの補聴器をリスニングラボで試せます
リスニングラボ秋葉原では、世界の主要7メーカーの補聴器を取り扱っています。各メーカーによって音質の特徴・デザイン・価格帯はさまざまで、実際に試聴して比べられる環境が整っています。
「他のお店で買ったけど、もっと自分に合うものを探したい」という方のご相談も歓迎しています。他店でご購入の補聴器の調整もお受けしています。
また、障害者総合支援法による補装具費支給制度(総合支援法対応)にも対応しています。補助金制度についてわからないことがあれば、詳しくは店頭スタッフへお気軽にお問い合わせください。
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補聴器のこと、もっと知りたいと思いませんか?
難しいことはスタッフにすべて任せてもらって大丈夫です。「どんな補聴器が自分に合うのか」「費用はどのくらいかかるのか」「試してから決められるのか」——どんな疑問もお答えします。
土日・祝日も営業中!
📞 フリーコール:0800-777-3341(通話料無料)
📞 直通:03-5298-5573
🕐 営業時間:11:00〜19:00(月曜・火曜定休)
📍 JR秋葉原駅 電気街口より徒歩5分 / 地下鉄末広町駅1番出口より徒歩1分
よくある質問(FAQ)
Q1. 通販で購入した補聴器の調整を、専門店でしてもらえますか?
はい、当店では他店でご購入の補聴器の調整・クリーニングにも対応しています。しかし、機種によって対応できる範囲は異なりますので、詳しくは店頭スタッフへお気軽にお問い合わせください。※他店購入の補聴器に限り、再調整料を頂戴しています。予めご了承ください。
Q2. 補聴器を使い始める前に、耳鼻科を受診する必要はありますか?
必須ではありませんが、まず耳鼻咽喉科(補聴器相談医)を受診し、難聴の原因を確認されることをおすすめしています。中耳炎など、治療で改善できる難聴もあります。当店では耳鼻科との連携もサポートしていますので、ご相談ください。
Q3. 補聴器は障害者手帳がないと購入できませんか?
いいえ、障害者手帳がなくても補聴器は購入できます。しかし、障害者総合支援法による補装具費支給制度を利用するには、身体障害者手帳の取得が必要です。当店は総合支援法対応店ですので、制度の活用についてもご相談いただけます。
Q4. 補聴器の無料レンタルは、どんな手続きが必要ですか?
当店の2週間無料レンタルサービスは、まずご来店いただき聴力測定・カウンセリングを行い、お客さまの聴力に合わせた機種を選定してからスタートします。事前予約も可能ですので、お電話・公式LINE、またはウェブサイトからお気軽にご連絡ください。
Q5. 補聴器の価格はどのくらいを見ておけばよいですか?
補聴器の価格は機能・メーカー・タイプによって大きく幅があります。片耳あたり数万円台から数十万円台まで相場はさまざまです。予算と生活スタイルに合わせてご提案しますので、まずはお気軽にご相談ください。
Q6. 補聴器のアフターケアはどのくらいの頻度で必要ですか?
目安として、定期的なクリーニングと調整を3〜6ヶ月に1度受けることをおすすめしています。聴力は加齢などで変化することがありますので、補聴器のフィッティングも定期的に見直すことが大切です。当店では購入後のアフターケアもしっかりサポートしています。




