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Q.聴覚障害で支給される補聴器の種類は?

Q.聴覚障害で支給される補聴器の種類は?

A.基本は耳かけ型・ポケット型の支給となり、必要と判定されれば特例として耳あな型の補聴器が支給されます。

  • 聴覚障害者手帳を持っている方が支給の対象
  • 支給される補聴器の種類は自治体の判定できまる
  • 差額支払いで一般販売用の補聴器を購入できる地域もある

聴覚障害の方1に支給される補聴器は基本的に耳かけ型ポケット型です。身体的な理由や仕事上の理由2で耳かけ型・ポケット型が適していないと判定された場合は、特例として耳あな型の補聴器が支給されます。補聴器の種類の判定は、検査をおこなった耳鼻科医師の作成する意見書をもとに自治体が審査して決定します。

耳かけ型
耳にかけて使用するタイプの補聴器で、聴覚障害の聴力レベルに必要な大きな音を安定して出すことが可能です。
ワイヤレス機能やスマホアプリとの接続など、便利に使える機能が搭載されている種類もあります。

ポケット型
本体とイヤホンがわかれている形状の補聴器で着脱しやすく、だれでもカンタンにあつかえるメリットがあります。聴力に合わせて細かな調整ができない・汗や水がかかると故障しやすい点などがデメリットです。

耳あな型(特例)
耳あなの形状に合わせて作るオーダーメイドタイプの補聴器です。
フィット感がよくマスクやメガネのジャマにならない長所がありますが、耳アカが湿っていたり耳だれが出る場合は故障しやすい種類の補聴器です。

補聴器は形状だけでなく価格や性能にも種類があります。
聴覚障害で支給される補聴器は、一般販売におきかえると中級クラス(約15万円~20万円)の補聴器で、メーカーが聴覚障害用の補聴器として一般用の補聴器とは別に種類をさだめて販売しています。
自治体によっては差額を支払ってより性能のいい補聴器を購入できたり、耳かけ型の支給→差額の支払いで耳あな型への変更など、自分で自由に補聴器を選べる場合がありますので、申請の際に役所で確認してみましょう。

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  1. 高度難聴
    6級→平均聴力レベルが両耳とも70dB以上、または片耳50dB以上で反対耳が90dB以上
    4級→平均聴力レベルが両耳とも80dB以上、または最良の語音明瞭度が50%以下
    重度難聴
    3級→平均聴力レベルが両耳とも90dB以上
    2級→平均聴力レベルが両耳とも100dB以上

    上記の聴力の場合に申請を行うことで聴覚障害者手帳や補聴器が交付されます。

  2. 耳に変形があり、耳あな型でなければ補聴器をつけられない場合や、仕事上ヘルメットの着用が必須で耳かけ型ではジャマになる場合など。
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