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イヤホンやヘッドホンで難聴にならないために

イヤホンやヘッドホンで難聴にならないためにしてほしいことがいくつかあります。移動中や、趣味として音楽を聴いている方にしっかり理解してほしいことです。
イヤホン難聴・ヘッドホン難聴は主に「時間」「音量」が関連しています。難聴をなるべく避けられるような手立てを紹介していきます。

イヤホン難聴やヘッドホン難聴について

イヤホン難聴やヘッドホン難聴は、騒音性難聴または、音響外傷と呼ばれる感音難聴のことですね。
イヤホンやヘッドホンを利用し音楽を聴いていることが原因で発生したと考えられる難聴です。

 主な症状

  • 両耳または片耳の聴力低下
  • 耳鳴り
  • 耳が詰まっている感じ・めまい

このような症状が考えられます。聴力が低下したことによる難聴をはじめ、難聴が起因しての耳鳴りが起こりやすいですね。めまいを伴うことがまれにあります。
イヤホン・ヘッドホンでの難聴は、低い音が聞こえづらくなる傾向が多く、音量感がとりづらくなったり、水の中にいるようなこもった声に聞こえたりしやすいですね。
耳鳴りはボーという低い音またはキーンという高い音が多いようです。
聴力の低下は初期の段階だと意識するのが難しいので症状が進行してから発覚することもしばしばあるようですね。

難聴になった時の程度

難聴の程度はこのようなになります。

軽度のうちはささやき声などが聞こえない、聞き逃しや聞き間違えが少し増える程度ですが、中度の難聴になると近くでゆっくり話したり、少し大きめの声でないと聞こえなくなってきます。難聴の程度が進むと大きな音でも聞こえなくなってしまいます。

原因について

感音難聴であるヘッドホン難聴は、耳の奥にある「蝸牛」の内部にある音を感じる細胞である「有毛細胞」が音響ダメージによって損傷または消耗していることで起こります。
音によるダメージを受けた有毛細胞は、一時的に回復することもありますが、大半はダメージとして残ります。有毛細胞が残存するうちは聞こえますが、ダメージによって数が減ると難聴の程度がどんどん上がっていきます。

強大な音を聞いた時には、一気にダメージが加わるので、大音量ほど短時間で難聴になってしまいます。これを音響外傷といいます。(徒競走のピストルを言いた後に耳鳴りがするのもそれの一種です。)
慢性的に大きい音量で長時間聴くことで起こるのは騒音性難聴ですね。

ヘッドホン難聴の治療について

ヘッドホン難聴は、発症してすぐであれば治療が可能な場合があります。聴こえにくさと感じたらすぐさま耳鼻科に向かいましょう。
聞こえにくくなってから時間が経過していると対処のしようがありませんが、発症直後であれば薬の服用などで回復する可能性があります。

治るケースと治らないケースに分かれますので一概には言えませんが、ささやき声がきこえない、少し離れたところで声かけられると聞こえづらいなどが軽度の難聴の症状があったら、耳鼻咽喉科での診療を受けてくださいね。

イヤホン難聴・ヘッドホン難聴を避けるため理解してほしいこと

これから先はイヤホン難聴、ヘッドホン難聴を避けるために理解してほしいことを紹介していきます。

難聴になる可能性ある音量・時間の基準

これはヘッドホン、イヤホン、マイクなどで有名な音響メーカーの「SHURE(シュア)」が提示している基準ですが紹介していきますね。

90dBsplで8時間、95dBsplでは4時間、100dBsplでは2時間と5dBspl上がるごとに半分の時間で聴力に異常をきたし、難聴になる可能性が高まります。
90dBsplってどのくらいなの?ってお思いの方も多いでしょうから、身近な音でたとえてみましょう。

90dBの音は、カラオケ店内や騒々しい工場での音、犬の吠える声と同じ音量です。この音量を8時間聞き続けると難聴になるリスクが高ます。
また、100dBの音は、鉄道ガード下にいる時と同じです。この音量で2時間聞くと難聴になるリスクが高まります。
大音量で音楽を流すクラブや音楽ライブで、一時的な耳鳴りを伴う難聴になる人がいるように大きな音ほど、短い時間で難聴になるリスクは高くなっていきます。

あなたのイヤホンの音量は大丈夫?

イヤホンの音量はどのくらいでしょうか。先ほど紹介したような周りの音を遮るように音楽を聞いているかたも多いのが現状でしょう。
これからはわかりやすい目安をお話しましょう。
iPhoneで聞いている方もいれば、高音質なDAP(Digital Audio Player)など音楽を聴きは様々で出せる音量が異なります。
さらにイヤホンの種類によって聞くのに必要な音量は変わってきます。

雑音をかき消すのに必要な音量

音楽を聴くときに雑音が邪魔でじっくり聞こえないときありますよね。
みなさんも普段から、雑音を気にならなくなるまで再生音量を上げていると思います。
お察しの通り、雑音を気にならなくするには、雑音に対して同量かそれ以上の音量を出す必要があります。

イヤホンやヘッドホンには音を遮る性能に違いがある。

イヤホンにはヘッドホンは装着した際に、外部の音がどれだけ聞こえなくできるかが製品によって異なります。
これを遮音性と言って、遮音性が高いと、外部の音を遮りやすくなります。(内部からの音漏れも少なくなります。)
例えばiphoneについているearpodsやAirpodsは10~15dB外の音を遮って小さくしてくれます。遮音性が高くないので、外の音も聞こえやすく、中の音漏れも多いです。
先ほど出てきた音響メーカーのSHURE(シュア)などの遮音性が高い製品は25dBとかなり遮音性が高いです。外の音が聞こえづらく、中の音が漏れずらいのです。

電車の中の騒音は80dBとうるさいのですが、遮音性の高いシュアのイヤホンを付けるだけでも65dBと普通の声で会話する程度の音量になります。

イヤホンの音量はどれくらい?どれくらい上がっているか気になったら

これまでのところを考慮して話をすると、電車の中で、遮音性の高いイヤホン(25dB遮音)を使った場合に雑音がほとんど聞こえないで音楽を聴くには
80dB-25dB=65dBですから、中の音量は66dBあれば雑音より音楽が大きくなります。実際は5dBくらい差がないとしっかり聞こえないことがほとんどなので、70dBくらいが妥当な音量でしょう。
どれくらい上がっているか気になったら、イヤホンを付けて音楽を流して、うっすら外の音が聞こえる音量してください。そこからどれだけ音量を上げれば気持ちよく聞けるかを少しずつ音量を上げてみてください。
そこより大幅にボリュームを上げているようであれば内部の音量は大きすぎる可能性があります。

音楽鑑賞のために音量を大きくして雑音をかき消していると。必然的に耳に負担のかかる音量になりますので注意が必要ですよ!

イヤホン難聴やヘッドホン難聴にならないために

ボリュームを下げる努力をする

まず再生音量をできる限り下げましょう。小さい音量から上げていって、外の音が薄ら聞こえるまたは、その音量からすこし上げたくらいで使用することがいいでしょう。
ひとまずその機器でもできる第一歩です。すこしの間我慢は必要ですが、慣れてくると問題なくなってきますよ。

遮音性を高める

イヤホンの遮音性を高めることで雑音を抑えて、内部の音量をなるべく抑えられるようにします。
ボリュームをなるべく下げるようにしていれば必然的に小さな音量にできますよ。

イヤホンや、DAPの音質をあげる

音質の向上を行うことで、音のこもりや、ひりつきがなくなり、聞きやすさが向上します。
聞こえづらさが音量の増加に関係していることもあるので、聴きやすい音にしてあげることで音量が抑えられます。

長時間の音楽鑑賞避ける

長時間の試聴を行うことで騒音性難聴のリスクが高まります。大きくない音だからと油断せず連続で長時間の音楽鑑賞は避けましょう。

慢性的な使用を避けて、休耳日を作る

慢性的な使用も、音量が大きくなることの助長になってしまいます。耳を休める日をつくりリセットすることも大切です。
慢性的な使用は鼓室陰圧による聴力低下も心配があります。(鼓膜がペコペコする、耳の聞こえが少し悪くなる)

MCLを測ってもらう

MCLは、音を快適に感じる音量のことです。これを聴力測定で測ってもらうと自分が普段どれくらいの音量で音楽を聴いているのかの目安になります。
MCLが高い人ほど、音楽を聴く時間を減らすようにコントロールすることを心がけたほうがいいですね。
補聴器専門店などで測ってもらうこともできるので伺ってみるといいでしょう。

まとめ

イヤホン難聴・ヘッドホン難聴は少しの気遣いでなるリスクを下げられる難聴です。また耳の聞こえづらさや、耳鳴りなどを感じたら病院に行って初期症状の段階で治療できるといいですね。
音楽が好きだからこそ、。失ってからの後悔がないように理解をして未来の自分のために今から耳を守る行動をしていただければと思います

実際に高価なイヤホンは遮音性をしっかり確保して高音質にすることでリスクを減らすことができます。遮音性の高いイヤホンで有名なところは、SHURE(シュア)やWestone(ウェストン)などですね。調べてみてください。

また耳の聞こえが低下し、治療ができなかった場合は、補聴器を装用して聞こえを補っていきます。
補聴器は、基本治療できないケースや治療したけれども難聴が残ってしまったときに選ぶ、最終手段です。
その時にはご相談にお乗りいたしますので、リスニングラボにお立ち寄りください。

店舗紹介

秋葉原補聴器/リスニングラボ
ターミナル駅となる東京の秋葉原駅から徒歩5分圏内にある補聴器専門店です。
スイス製の補聴器「フォナック(Phonak)」の専門店
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■アクセス JR各線 つくばエクスプレス 秋葉原駅より徒歩5分 / 地下鉄銀座線 末広町駅より徒歩2分

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耳が遠くなって難聴になったと感じたらどうすればいいのか。

最近耳が遠くなって難聴になったように感じる。こんな時はまず耳鼻科などの耳専門の医師の指示を仰ぐようにしましょう。耳が遠くなった原因によっては、治療や手術で改善します。
もし治療ができないものであれば、聞こえを補助できる補聴器などを用意する必要があります。耳が遠くなる原因と対処について書いていきますね。

※難聴になる症例を上げていますが、詳しい判断は医師が行うものです。疑わしい場合は必ず耳鼻科で診断を受けてください。

ここ最近耳が遠くなった気がする

今現段階では非常に困るほどではないが、耳が遠くなった気がしている。静かな場所ではよく聞こえているけども、騒がしい場所ではうまく聞こえかったり、後ろから話しかけられると気がつけないこともある。
こんなことありませんか?耳が遠くなって難聴になるのは、突然聞こえなくなったなどを除いて意外と自覚がないことが多いんです。しかしなんとなく違和感を覚えていて「もしかしたら…。」「いやいやそんなわけない」と自問自答を繰り返していることがあります。すこしでも耳や聞こえに異変を感じたら耳鼻咽喉科に行って相談しましょう。

こんなことがあったら難聴かもしれません

  • 言葉の聞き間違えがある
  • 会話していて何となくはっきり聞こえない
  • 会話の内容がうまく聞き取れずもやもやする
  • 騒がしい場所だとより聞こえづらい
  • 声かけられたのに気づかないことがしばしばある
  • 最近会話していて声が大きいといわれる

このようなことがあれば難聴の疑いがあります。しかし原因がわかれば聞こえの問題は改善できるものもあります。

聞こえの仕組みと難聴

聞こえの仕組みはこうです。耳がとらえた音は、外耳道(耳あな)を通って鼓膜に届きます。鼓膜では音を繋がっている中耳の耳小骨へと伝達します。耳小骨ではてこの原理で音のエネルギーを大きくして内耳の前庭窓へと伝え、蝸牛という部分まで振動を伝えます。蝸牛では有毛細胞と呼ばれる部分で音の振動を受け取り電気信号に変換します。変換された音の電気信号は聴神経を通って脳に伝わります。
外耳や中耳の振動を伝達する部分の異常を伝音性難聴といい、内耳以降の音を感じるための部分に異常が出ることを感音性難聴といいます。両方の症状が混ざり合ったものを混合性難聴といいます。

すこし難しくなりましたが、難聴は耳の異常が発生し、聞こえが低下している状態を指します。

突然耳が聞こえなくなったら

ある日突然、片耳または両耳の聞こえが悪くなった。そんなことがあれば突発性難聴またはメニエール病という病気の可能性が高いです。
突然耳が聞こえなくなったらすみやかに病院に行きましょう。早期に治療ができれば回復できる確率が高くなります。

突発性難聴についてはこちらから→突発性難聴について
メニエール病についてはこちらから→メニエール病

副鼻腔炎やアレルギー性の鼻炎を持っているまたは、風邪をひいてから聞こえが悪くなった

慢性的な鼻炎や副鼻腔炎を持っている場合や、風邪をひいてからに聞こえが悪くなった場合は滲出性中耳炎の可能性があります。
普通の中耳炎とは異なり、滲出性中耳炎は耳に痛みを伴わず聞こえだけ悪くなります。早めの対処で問題なく治りますので、耳鼻科に行きましょう。
中途半端なところで治療をやめたり、そのまま放置してしまうと深刻な病気になり難聴になってしまいますので放置はしないように。

音楽聴いたり、演奏する趣味はありませんか?最近大きな音をききませんでしたか?

音楽が好きだとよくあるのが、ライブハウスや、ロックフェスなどの強大な音による音響外傷ですね。
大きな音によって耳の奥の蝸牛という部分の中にある音を感じ取る細胞(有毛細胞)がダメージを受けて難聴を引き起こします。
耳鳴りを伴い、音が遠く感じます。一時的なものですが、数日続くようなら異常がありますので注意しましょう。
また音楽プレイヤーで音楽を大音量かつ長時間聞く習慣がある場合も難聴を引き起こしやすいです。

年齢は50代以上ですか?すこしずつ耳が遠くなっていっていませんか?

50代以上の方は加齢による難聴の可能性もありますね。加齢による難聴は老人性難聴という感音性難聴です。細胞が老化することで起こる生理変化なので現在の医療では回復は困難です。
ですからもし生活に不便を感じたら補聴器を使うのが最善策になります。

老人性難聴の方の補聴器選び→老人性難聴の人のための補聴器選び

他に考えられる原因

耳垢詰まり

耳掃除で耳垢を耳の奥に押し込んでしまったり、耳垢の状態によっては耳掃除をせずに放置する耳の中で耳垢が詰まってしまいます。

鼓膜に穴が開いている

外的要因や、耳の病気で鼓膜自体に穴が開いている状態です。耳掃除をしていて鼓膜を破ってしまったり、中耳炎が原因のこともあります。

糖尿病などの内臓疾患

糖尿病などの内臓疾患がある場合は、血流障害などによって難聴を引き起こすことがあります。

遺伝性の難聴

身内に難聴を発症したりした方がいる場合は、遺伝によって年齢関係なく難聴になってしまう可能性があります。

脳や首など顔周辺の腫瘍

腫瘍が聴神経を圧迫して難聴を引き起こす可能性もあります。手足のしびれ顔面は引きつったり、マヒなどの症状と併発している場合は可能性があります。

これらが考えられる難聴の原因です。いずれの原因も

耳が聞こえづらいと感じたら必ず病院へ行きましょう。

耳が聞こえづらいと感じたら、自分自身で判断をせず、必ず耳鼻科で診断を受けましょう。
治療によって回復する場合や、原因がわかることで適切な対処方法がわかることもあります。

治療ができない難聴ならば補聴器を使う

治療ができない難聴であると診断された場合は、補聴器が必要になってきます。
もし病院で補聴器は必要がないといわれた場合でも、難聴によって生活に不便がある場合には補聴器の装用を考えてもいいですよ。
何より不便な思いをしているのはあなたですからあなたが決めていいのです。

もし補聴器のこと、聞こえのことでお困りでしたら、秋葉原補聴器リスニングラボにご相談ください。

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メニエール病で難聴になった時に補聴器は必要か。扱いやすいものの選び方お教えします。

メニエール病で難聴になってしまった時は、まず病院へ治療を行ってください。治療後も聴力の低下があって、生活に不便さを感じたら補聴器をが必要になってきます。
しかしメニエール病はその症状から補聴器選びには少しコツと根気が必要です。今回はメニエール病での補聴器の選び方も紹介します。

※まとめて症状や治療法について書いておりますが、かかりつけの主治医の指導の元で適切な処置を行って下さい。

メニエール病とは

メニエール病は耳の中の内リンパ痩のリンパ量が増えてがはれ上がってしまうリンパ水腫によって引き起こされます。
回転性の激しいめまいと、耳鳴りが発作的に起こり、同時に耳閉塞間と聴力の低下が起こり、4つの症状が重なり、症状が繰り返される内耳の病気のことです。
めまいがなく、耳の聞こえが悪くなるだけの蝸牛型メニエール病というものもあります。

類似した症状がある場合はメニエール病の可能性がありますが、突発性難聴などの他病気の可能性もあるので、病院でできる限り早い処置を受けるようにしていきましょう。

メニエール病での難聴の特徴

  • 耳が詰まった感じや水の中にいるような感じで低い音が聞こえづらい
  • 音が響くように聞こえ、音に対して過敏になる。大きな音が苦手になる
  • 日によって聞こえがいい日と悪い日の差がある
  • 重症になると高い音から低い音まで聞こえづらくなる

このような症状をもたらします。耳の神経に異常が出てしまう感音難聴という部類の難聴なので、治療によって回復しないので場合があります。
その際は補聴器を用いるのですが、運用が難しいところがあります。

病院での治療について

治療の際には、ストレスがかからないように生活指導、職場指導が主に行われます。睡眠不足や過労、ストレスが大きな影響を与えていると考えられるからですね。
加えて強い発作で嘔気が強く、薬を飲む事も出来ない時は安静の上でめまい止めの点滴を、内服ができるときにはめまい止めや利尿剤、鎮静剤や向自律神経薬の投与で症状を抑えるようにしていきます。
メニエール病は放置してしまうと重症化してしまうため、めまいや聞こえの変化など体に異変を感じたらすぐに病院で診療することが大切です。

難聴が改善しなかった時の補聴器の選び方、使い方

メニエール病は難聴の特徴から補聴器を選ぶのにはなかなか難しさがあり、装用するあなたが根気強く付き合うことが非常に大切です。
メニエール病での補聴器選びのコツはこのようになります。

ボリューム付きの補聴器または補聴器とリモコンのセットで使う

聴力が日によって変化するので、ボリューム付きの補聴器または補聴器とリモコンをセットにして使い、自分で音量調節をして日々の聴力の変動に合わせると使いやすいですね。基本的にボリューム付き補聴器は耳かけ型のほうが扱いやすいので耳かけ型をお勧めします。

雑音を強く抑えられる、突発的な雑音を抑えられるモデルを選ぶ

突発的な雑音や衝撃音などが苦手な傾向にあるので、突発音を抑える機能があるモデルを選ぶことで比較的楽に使える傾向にあります。大きな雑音が流れた時に強い雑音も抑えられるような機種を選ぶと使いやすいことでしょう。

調子のいい日と悪い日の調整データ・プログラムを用意する

聴力の調子がいい日と悪い日で差があってので、聞こえ方が日にって違うため補聴器を一度調整しただけでは使いづらいのがメニエール病の厄介なところです。2~3個の聴力データに合わせた音を作ることで、1つ目で音が騒がしいと感じたときに2つ目、3つ目ならちょうどいいという様に自分自身で調整できるようにしておくと楽ですね。

この三つが扱いやすい補聴器の選び方、使い方ですね。

変動する聴力に合わせた使い方をしなくてはいけないので、使える限り無理のない限りで補聴器を使ってみてください。もちろん調子の悪くて使いづらい時は外してしまって構いません。目眩などの症状が酷い場合は落ち着くまでは補聴器は使用しないでくださいね。

使いこなせるかわからないのであればまずレンタルしてみる

補聴器自体を使いこなせるか心配になっているのであれば長期でレンタルしてみるのがいいでしょう。
メニエール病での補聴器装用はまず使ってみて本当に使っていけるかの見極めするのも必要です。

あなたのペースで補聴器試してみませんか?

リスニングラボではいろいろな機種を一週間500円からレンタル可能です。3か月にわたる長期レンタルも可能ですのでご相談ください。段階的な音量調節をしながら補聴器を体に合わせていく方法で調整していきますので、しばらく通っていただきながら補聴器をお試しいただきますが、その分納得のいくまでお付き合いします。もちろん購入は考えてないけど試してみたいという方もレンタル可能ですよ。

お気軽にご相談ください。

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年を取って耳が聴こえなっていく原因と改善方法

年を取り音の聞こえ悪くなってきたそんな時、なぜ聞こえづらくになったのか、治るのか気になりますよね。
年を取ったことで聴力の変化し、音が聞こえなくなる難聴を老人性難聴といいます。
年齢が上がることで耳が聴こえづらくなっていくことは自然なことで、誰でもいずれはなる難聴といってもいいでしょう。
この聴力の変化はさまざまな個人的な身体的条件(たとえば生活習慣病)に影響されている可能性もあり、聞こえづらさは同じ年齢でも個人差が大きくみられます。
結論から言いますと老人性難聴は現在の医療では治療し回復できる難聴ではありません。
しかし理解を深めることで改善や対処方法が考えていけます。
今回は

  • 老人性難聴の症状と原因
  • 対処法や改善方法

について記載していきます。
今回は老人性難聴の原因から、改善に関することも記載していきますので、ご覧ください。

テレビの音量を指摘されたり、聞き間違えが増えたら難聴かも。


最近家族にテレビの音量が大きいと指摘されたり、会話をしていて似たような言葉の聞き間違いが増えてきていませんか?
例えば「加藤さん」と「佐藤さん」、「一時」と「七時」などの聞き間違えです。
このようなことに心当たりがあれば、加齢によっておこる老人性難聴の疑いがあります。
今のところ自覚がない場合も、こういったことがないかチェックしてみてください。

  • テレビの音量を指摘される
  • 聞き間違いの頻度が高い
  • 後ろから声をかけると気が付かない
  • 遠くで話されると聴こえ辛い
  • か細い声、小さい声は苦手だ
  • 早口で話されると聞き取れない
  • やかんや、電子レンジの音に気が付かないことがある
  • ハイブリットカーの接近に気が付かなかったことがある
  • ピーやブー、ザーなどの耳鳴りがよく起こる

以上のことに心当たりがあれば老人性難聴の可能性があります。
老人性難聴は年を経ることに症状が深刻化していきます。
なんとなくそうかな?と思ったら耳鼻科で診察を受けてみてください。

老人性難聴はなぜなるのか。

画像提供:Phonak

老人性難聴は耳の中にあるカタツムリのような形をした器官(蝸牛)の中にある毛のような細胞(有毛細胞)が長い年月をかけて老化したり、消耗して数が減ってしまうことで音自体を感じることができなくなってしまい難聴になっていることが一般的です。
なおそのほかにも原因があり、耳から脳までをつなぐ聴神経に異常がでたり、耳の奥にある内耳の血管に傷害が起こったりします。

今回は一般的な例の蝸牛の有毛細胞の消耗で説明してまいりますね
蝸牛の中を簡単に表した図が下のものです。

蝸牛にある有毛細胞は入り口からとっても高い音に反応し、奥に行くにつれてに低い音に反応します。
有毛細胞が反応することで、音を感じることができるんですね。

この蝸牛の中にある有毛細胞は、加齢によって細胞自体が衰えていきますし、使えば使うほどなくなっていきます。
有毛細胞はほかの細胞とは異なり、新しく生まれ変わるということがなく、衰えたり、消耗してしまうと元には戻りません。
老人性難聴の進行が早い人はもともと有毛細胞が脆い体質であったか、大きな音を長時間聞く習慣があるなど耳に負担がかかるような習慣があったりするようです。

老人性難聴の特徴

老人性難聴は本人が気がつきにくい難聴

老人性難聴はだいたい早くて30代から静かに症状は進行していきます。
進行性でゆっくり身体に変化が起こっていき、会話がうまく聴こえなくなるまで本人は気がつきにくいんです。
ですから他人に指摘されて初めて意識することも少なくないんですよね。

理由としては、人間が聞くことのできる中でいえば、すごく高い音から聴こえなくなっていきます。
低下しても会話にほとんど影響はありませんし、生活上の支障もないので、会話が聞こえなくなるまで症状が進行して、支障が出て初めてもしや…となるんですね。

聴力測定で分かる難聴のこと

健康診断や、耳鼻科での聴力検査などで難聴の兆しかどうかを見極めるとすると、聴力測定や聴力検査の結果が自分でわかるといいですよね。
老人性難聴は一般的にこのようなと聴力になります。この用紙はオージオグラムといわれます。
健康診断などで行われる聴力測定もこのような物に記載しています。

オージオグラムの見方

縦の線は周波数といって音の高さを数値化したものです。ヘルツ(Hz)という単位で表されます。
左に行くほど低い音、右に行くにつれて高い音になっていきます。
検査をする際にブーブーという低い音は左側、ピーピーという高い音は右に記載されるようになります。

横の線は音の大きさになります。単位はデシベル(dBHL)で表します。
このグラフでは0が20代の平均的な聴力です。
下に向かっていくと数値が大きくなり、大きな音でないと聴こえないということになります。
例えば40dBのところに印が付いている場合、40dB以下の音は聞こえません。
グラフには音の大きさの例が記載されていますが、40dBまで聴こえないとひそひそと話すささやき声はほとんど聞こえません。

老人性難聴の特徴は高い音が聞こえなくなるので、右肩下がりのグラフになることです。
健康診断で右肩下がりのグラフになってきたら、難聴の兆しがあると考えてください。

老人性難聴は治らない

生活習慣病などによって引き起こされているであろう難聴の場合は、体質改善によって回復する可能性はあります。
しかし残念ながら大抵の老人性難聴は感音難聴という難聴の一つで、有毛細胞が消耗または、死滅してしまうことで音自体を感じることができなくなることで起こります。
この有毛細胞は現在の医療ではこの有毛細胞を回復させることができません。
いずれ再生医療の研究が進んできたときには、回復するかもしれませんが、今のところは実証されていません。

老人性難聴への対処法や改善策はあるのか。

日常生活においての会話はもちろん、周囲の環境の変化や、危険の察知などに無意識下で耳は活動しています。
耳の役割は休まるところがないが事実です。
治らないとなると、改善策を探すしかないので、改善策はこのようになります。

  • 周囲の人間の理解を得て会話のペースや、声の大きさを変えてもらう
  • 口元を見て会話する
  • 補聴器を着けて改善を目指す。

以上が基本的な改善案になります。

周囲の人間の理解を得て会話のペースや、声の大きさを変えてもらう

これは非常に大事なことで、周囲の人間に理解をしてもらうだけで、意思の疎通ができないことでおこる互いのイライラも解消されます。
声の大きさはもちろんあるほうが聞き取りやすくなりますし、難聴になると言葉の理解率が悪くなる傾向になるので、早口で話をされると言っていることが理解できなくなります。
自分から話してできる限り理解してもらい、改善方法を行動に移してもらいましょう

口元を見ながら会話する

口の形で相手の発音を読み取ることを口話といいます。
耳が悪くなってきたときの対策でよく使われかなり効果のある方法の一つです。
日本語は3語で構成される言葉が多く、口の形と、なんとなく聞こえる音で話している内容が理解しやすいといわれています。
中度程度の難聴を持っていてもこの口話を駆使して会話している人も案外多いので、家族に呼ばれると気が付かない等あるけれども、友人との会話は問題なく行えるという方もいらっしゃいます。

補聴器を着けることで改善を目指す

補聴器は老人性難聴においては、効果的な解決策になります。
補聴器は今ある聴力をうまく活用するようにするための補助器具です。
補聴器を使う上で、理解しておくことは、

  1. 声が聞こえやすくなる分、今まで聴こえなかった周りの音も聞こえるようになり、慣れるまで騒がしく感じやすい
  2. 間違った用法で使うと耳に負荷がかかりよくない(使用するには正しい知識が必要)
  3. 早口を聞き取るのだけは補聴器を着けてもうまくいかないので周囲の理解は必要である

以上のことには使用上、本人が理解しておくべき点です。

補聴器を着けて、口元を見ながら会話する。これだけでもかなり会話で困ることがへります。
そのうえでよく会話する人々の理解を得ておく、同時に行うことでより互いにコミュニケーションが取れずにストレスを感じてしまう機会が減ります。

老人性難聴になって補聴器を選ぶならばどんなものがいいの?

老人性難聴は感音性難聴と呼ばれる難聴です。感音性難聴は音を感じる部分の難聴ということは先の説明でお分かりいただいているかと思います。
実のところ感音難聴は聞こえ始める音が正常な人に比べて大きくなるのですが、うるさいと不快に感じる音の大きさは変わりません。ですから
そのため小さい音は大きく、大きくてうるさい音はあまりたくさん出ないほうがいいですよね。

そして個人個人の聴力の違いが出てきますので、できる限り聴力に合わせることができるものがいいでしょう。
選ぶべき補聴器は補聴器専門店などで売っているレディメイドまたはオーダーメイドのノンリニア方式の補聴器がいいでしょう。

値段は片耳10万円前後から

補聴器専門店などで売っている補聴器の値段は片耳10万円程度から最大で片耳50万円になるものまでさまざまあります。
基本的には機能が上がっていくと高価なものになります。
とは言え平均価格の10万円でも少し高いと感じますよね?

実はこの値段にはヒミツがあって、

  • 音の聞こえが悪くなったり、自分に合ってないと感じたら、調整する料金
  • 聴力測定などの補聴器の調整に必要な各種測定
  • 来店時にメンテナンスをやってくれる
  • 使い方や、聴こえの悩みを相談する料金
  • 修理をする際のメーカーとの連絡の代行

など補聴器を使っていく上で困ったことが起こったら、アフターケアを受けられるという保証が付くのです。
ですから購入した後はできる限り相談したり、ある意味で手間をたくさん取らせたほうがいいのです。笑
補聴器の専門的な知識はなかなか個人で深くまで調べることはできませんので、専門家にいろいろ聞くことができるというのもこの補聴器を購入した時の強みですね。

やはり通販や、ネットで見かけるものに比べて少し割高にはなりますが、通販で売られているものは自分の身体の代わりになるものを自分にうまく合わなかったり、詳しい人でないとうまく扱えないものだったりするのが現状です。
しっかり自分に合わせられて、扱いやすい身体の代わりに働いてくれるものを選ぶには、補聴器専門店で補聴器の相談をするのが一番です。

まとめ

年を取ってしまって耳が聴こえにくくなってきた時には、治すことはできません。
身体の変化である以上認めていくしかないのですが、改善するために、補聴器をつかってみたり、会話やコミュニケーションをとるのに工夫を凝らしてみてくださいね。

もし補聴器のこと詳しく知りたい、試してみたいなどありましたら、お気軽にお問い合わせください!
補聴器で会話を楽しめるようお手伝いをさせてください。
店舗紹介、メール、電話でのお問い合わせは、下記の情報からご覧ください。

秋葉原補聴器/リスニングラボ
千代田区秋葉原周辺で数少ない補聴器専門店です。台東区、文京区、墨田区、荒川区などからの近くの区のお客様も大歓迎!
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難聴で認知症のリスクが高まる?知っておきたい関係性そして補聴器の必要性について。

日本の認知症患者は約462万人(2012年厚生労働省調べ)とされており、日本にとっての深刻な問題とされています。
最近の研究では認知症の危険因子として、難聴が含まれるようになりました。
難聴の早期診断と発見、そして補聴器による聞こえの補助は認知症の予防につながると考えられています。

本記事は

  • 認知症について
  • 難聴と認知症の関連性
  • 補聴器による聴力の補助の必要性について

以上のことを説明してまいります。
ではご覧下さい。

認知症について

認知症は、様々な原因で脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなることで、いろいろな障害が起こり生活に支障が出ている状態のことを指します。

人間の活動のほとんどを脳がコントロールしています。脳がうまく働かなければ、精神活動も身体活動もスムーズに運ばなくなります。

65歳以上の高齢者の4人に一人は、認知症もしくは認知症予備軍である。

65歳以上の高齢者における認知症の現状 (平成22年時点の推計値)出所:厚生労働省

現在、65歳以上の高齢者のうち認知症を発症している人は推計15%で、2012年時点で約462万人に上ることが2012年の厚生労働省の調査で明らかになっています。
認知症の前段階である軽度認知障害(MCI)の高齢者も約400万人いると推計されています。65歳以上の4人に1人が認知症であったり、認知症直前の状態であるという計算になります。

ここまで具体的な数字が出てくると他人事とは思えませんね。
なお2025年には認知症の患者数が700万人を超すと考えられていて、日本に住んでいる以上切っても切ることができない国民病になると考えられます。

そもそも認知症発症の危険因子とは

認知症対策の認知症施策推進プラン(新オレンジプラン)では認知症発症の危険因子に

  • 加齢
  • 遺伝性のもの
  • 高血圧
  • 糖尿病
  • 喫煙
  • 頭部外傷
  • 難聴

などを危険に因子としています。
身の回りの環境の変化や、生活習慣の問題から、加齢や、加齢によっておこる体の変化が認知症の発症リスクにかかわる原因になるわけです。

逆手に取れば、こういった危険因子を取り除くことでリスクは下がるということです。
そして防御因子として

  • 運動
  • 食事
  • 余暇活動
  • 社会参加
  • 認知訓練
  • 活発な精神活動

以上が認知症を防ぐにいいとされることです。
この防御因子をと可能な限りの危険因子の取り除くことで認知症のリスクは下がると考えられており、こういった危険因子、防御因子をはじめ、さまざまな認知症対策が練られ、政府の認知症対策推進プランとして発表されています。

難聴と認知症の関連性

海外では難聴と認知症は関連があるとして学術書、論文がだされるなどしてきましたが、日本では多方面からの意見を持ち寄って詳しく議論している最中で、はっきりと関係があるとはしていません。
新オレンジプランでも危険因子に指定されるように難聴は認知機能の低下を危険性があるということで説明していきます。

難聴をする自体が危険因子となり、防御因子の部分に影響が出てしまうのが、発症のリスクが上がるといわれる所以です。
このような影響がでるといわれています。

  1. 音の認知能力の低下が進みやすくなる
  2. コミュニケーション能力の低下し、会話に参加できず孤立してしまう
  3. 人との会話を避けるようになる

難聴になってしまうとこのようなことが起こってしまい、認知症のリスクが高まります。
会話に参加できず孤立することは実際に難聴になってしまうとよく発生してしまうことです。
聞き間違いが増えてしまったり、何度も聞き返すうちに自信を無くし、自ら会話することをやめてしまうこと、そして周りの人びとが、会話をしても返事がないために余計な会話をしないように生活する環境自体が変化してしまうことがあります。
これが精神が低迷することにもつながり、さらにリスクが上がってしまうのです。

難聴と認知症の研究

難聴と認知症の研究が海外では行われています。
米国ジョンズ・ホプキンス大学医学部
耳鼻咽喉科・頭頸部外科・老齢医学・精神衛生・疫学科を専門にされている
フランク・R・リン博士によると

2011年の研究報告で、「難聴の初期症状が悪ければ悪い人ほど認知症を発症しやすく、健聴者に比べると、軽度難聴を伴う人の方が認知症の発症リスクが3倍も高い」と報告されています。
認知症リスクの36%が難聴に起因しており、2013年に1984人(平均年齢77.4歳)を対象に行った研究調査から、健聴者に比べて難聴者の方が、難聴によって認知機能が低下する可能性が30~40%高いと報告しています。
海外の研究ではこのような結果を報告されており、難聴と認知症の関係が示唆されています。

補聴器の必要性について

難聴が認知症の発症に起因する可能性を考えると、難聴になったときの対策を考えておくのがいいでしょう。
その難聴になってしまった後の対策は補聴器による聴こえの改善でしょう。
実際海外での研究では
コロンビア大学病院(CUMC)の研究者による最新調査で、難聴の高齢者の補聴器装用と認知機能の向上には直接的な相関関係があることが分かりました。
CUMC教授のエニル K. ラルワニ博士は、「補聴器の使用は簡単なことに思われるかもしれませんが、実はとても重要なことであり、難聴者が会話やコミュニケーションの輪に入ることで、認知症を予防したり、進行を遅らせることができます。」と、発言しています。
予防面での効果

認知症予防における効果としては

  • 難聴によるコミュニケーション能力の低下を防ぐ
  • 難聴によって聞こえなくなるはずの音をしっかり聴こえさせ認知能力を上げる
  • 会話の聞こえづらさによる脳にかかる負担を減らす
  • 会話する相手の負担を減らす(会話の頻度を上げる)

防御因子となる部分をカバーできることがまず一番大きいでしょう。
会話による情報交換、社会参加には補聴器があるのとないのでは本人の負担もそうですし、積極性の違いも現れます。
周りの人は、会話が不成立になってしまうことが多い難聴者相手ですと、声をかけることを躊躇してしまうことが多いです。
積極的に会話できる状態を作ることで、自分の身の回りの環境によって引き起こされる認知症も防ぐことができます。

認知症発症後の効能

認知症になると様々なことで補聴器の必要性を感じることがあるようです。
このようなが補聴器の必要性につながります。

  • 安全のため
  • 被害妄想の予防

認知症になると視野が狭くなりますので、耳から入って情報というのは重要になってきます。
散歩や庭先での草むしりの際に、車の音が聞こえなくて事故にあうことや、火事や災害の際に、誘導の声が聞こえないことがあるかもしれません。
認知症に限った話ではありませんが、周囲の危険察知のためにも音というのは必要になってきます。

もう一つ認知症になった後心配なのは、認知症の周辺症状(BPSD)である被害妄想が引き起こされた場合です。
聞こえづらくなったことで、思い込みや勘違いが増え、それが被害妄想やもの盗られ妄想を引き起こしてしまう可能性があるようです。
認知症でなくても、音が聞こえないことで通常の会話もひそひそ話をされていると感じてしまうこともしばしばあるもので、認知症の場合はより考慮して補聴器を用意してもいいと考えられます。

認知症発症後でも発症前から習慣化していることは長期にわたって習慣を記憶しているとされますので、補聴器の装用は早めにするに越したことはないようです。
しかし電池切れしても気が付かないことがあるなどしますから、管理などは家族が行う必要があります。

以上のことを含めて認知症予防、認知症発症後の補聴器の必要が考えられます。

まとめ

認知症と難聴の関連性についてご理解いただけましたでしょうか。
耳鼻咽喉科学会や、日本聴覚医学会でも様々な研究や、認知症と難聴についてのシンポジウムが開かれるなど、国民病になりうる認知症に対する対策をされています。
実際加齢性難聴はどんな方でもいずれ発症してしまいます。
認知症は生活習慣や、体や、精神の変化によっておこることですから、必ず発症する病気ではありません。
ですが難聴によってリスクが高まる可能性がありますので、予防できることから始めましょう。

補聴器や、聴こえの相談なんでもリスニングラボにお任せください。
高額な補聴器選びは大変です。お試しレンタルからまず始めましょう!
お気軽にお問い合わせください。

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家族や親しい人に補聴器を使うことを勧められた。補聴器をするべきか悩んでいる

親しい友人や、家族、孫に補聴器を使うことを勧められた。
自分ではまだ必要ないと思っていたが、補聴器をするべきだろうか。
補聴器を着け始めるような年齢じゃないと思うのだが…。

そんな悩みありませんか?
補聴器を使い始める時期、理由は人それぞれです。
いま補聴器を着けるか悩んでいるあなたも、残念なことに年齢を重ねるたびに聴力は衰え、音や言葉は聞こえなくなっていきます。
この記事では、補聴器を着けるべきか否か悩んでいるあなたに対する記事です。
すこしでも補聴器に対する考え方の参考になればと思います。

そもそも加齢すると難聴になるのはなぜ?

加齢性の難聴がなぜ起こるかというと、耳の中にある蝸牛という器官の中に有毛細胞という音を感知して脳に伝えてくれる細胞があります。
この細胞は年齢を追うごとに減少してしまいます。減ってしまった分だけ音が聞こえづらくなってしまいます。
この有毛細胞は、消しゴムのようなもので、使えば使うほど早くなくなってしまいますし、回復することがありません。
ですから誰でも加齢すると難聴になります。
これには人それぞれ難聴と感じる時期が違うので、補聴器を着ける年齢は変わります。
具体的にいつからつけるべきかといわれると難しいですが、大体自分が意識し始めるより早く難聴は始まっており、家族や、親しい人に指摘されたときには、しっかり考えるときと思ってください。

なぜ補聴器を使うよう身近な人に勧められるのか。

なぜ家族たちや、友人は補聴器を使うよう勧めるのか。

そう考えたことありませんか?
補聴器を使ってくださいと勧めるには理由があります。
こんなことはありませんか?

  • 家族にテレビの音量が大きいといわれる
  • 後ろから声を掛けられると気が付かない
  • 自分自身会話するのが少し億劫に感じることがある
  • 会話していると聞き返すことがしばしばある

こういったことをがあると補聴器を勧められる傾向にあります。
この症状は、難聴の特徴であり、補聴器を使い始める聴力の目安になります。

家族や、身近な人はあなたと関わる機会が多いので、こういったことがあることで、耳が遠くなってきているのでは?とか、不便ではないだろうか?と考え心配して勧めていますので、素直に受け取って考えてみるのもいいかもしれません。

聴力の変化は本人が気がつきづらい

実は加齢による聴力の変化というのは、正直自分では気がつきづらい変化になります。

視力の変化は徐々に悪くなると視野が狭くなったり、物がぶれて見えたりしますから認知しやすいのですが、聴力は本人相当気にしていなければ早々に気が付くことはありません。
これには人の聴覚の仕組みが関係しています。

人は話し声などの大きな音を中心に聞いている

例えば話をしている時やテレビを着けている時に時計の針の音は聞こえませんが、シーンと静まりかえった部屋では時計の針の音はしっかり聴こえます。
これは人が大きな音を優先的に聞くようになっていることが関係しています。
居酒屋などの騒がしいところでは周りの音がうるさくて声がうまく聞こえないことなども同じようなことです。
逆手にとっていえば大きな音がすれば聞こえるからいいんだと考え、大きな音で話してもらったり、大きな音にしてテレビを見たりしているのです。

難聴は小さな音から徐々に聴こえなくなっていく


難聴になっていく過程では、小さな音がどんどん聞こえなくなっていきます。
ですから、意識的に聴く機会のない音から聞こえなくなっていきますからまず気が付かないのです。
そしてじわじわと変化していくので、多少聞こえなくてもわからないし、会話自体に問題はまず出ません。
しかし遠くから声を掛けられたのを無視してしまったり、話し声に影響が出てくると「聞こえづらいなあ」と思い始めます。ほとんどの人はここまで難聴の意識は持ちません。

 

この二つのことが重なって普段の生活を過ごす上で、自分では気が付きにくく、周りの人のほうが、難聴では?と気が付きやすいのです。

 補聴器を着けるタイミングは自分で決めるが、周りへの配慮も大切。

正直補聴器を着けるタイミングは本人の意思で決めた時が正しい時期です。
使いたいときでないと継続的に補聴器を使用できないので、結局高い買い物になってしまいます。

しかしすこしだけ考えてほしいこととしては周囲の親しい人々との会話をしているときの案外体力を使っていることです。
実は難聴の人と話すとなると声を大きく張り上げたり、何度か説明をしなくてはならなかったりして思いのほか疲れていたりします。
ですからあなたが話したいタイミングでも、話し相手が疲れて会話が続かなかったり、早々に話を切り上げられたりします。
最初はあなたが話にうまくは入れていないと感じていたたまれない気持ちになったり、会話の途中で気にかけてくれてますが、時間がが経つにつれて聞こえないことの多さに対しする諦めが出てしまい、他の家族との会話をそのまま続けたりします。
あなたは話の内容がうまく入ってこず、話にうまく入れない何てことありませんか?
話に入れなかったり、話が切り上げられたりすると妙に孤独感に感じて、いたたまれない気持ちになってしまったりします。

こういったことが心当たりにあれば補聴器のこと少し考えてみてください。

補聴器の価格の目安

補聴器を買うにしても専門的過ぎてわからないかと思いますので、お勧めを紹介してまいります。

補聴器には大まかに2通りの種類があります。
あなたの本気具合によってこれらを選択しましょう。

ひとまず使ってみたい人、自宅使用のみで選ぶ補聴器 5000円~4万円まで

ひとまず声が大きければ聞こえる。そして家の中だけで使用するなどであれば、3万円前後までの箱型補聴器をお勧めします。
オススメはコルチトーンや、シーメンスの箱型補聴器です。
箱型特徴は

  • 本体にマイクが付いているので、声を聴きたい人の近くに置くとよく聴こえる
  • 自分で音量調節できる。
  • 本体に低域、高域、最大音量の調整ができるようなトリマーが付いているので多少は調整できる。
  • 出力が大きい

デメリット

  • 騒がしいところでは使えない(逆にうるさくて聴こえない)
  • 音を上げていくとピーピーやプープーとハウリングして聞こえづらい
  • 難聴の具合が難しいと合わない。大きい音が苦手な人は向かない
  • 音量が大きくなりすぎて耳を傷める可能性がある。

メリット

  • 電池代が安上がり
  • 通販でも買える
  • 補聴器専門店で購入すれば調整してくれ、聞きやすい音になることもある。
  • 本体も比較的安い

基本的には小型は静かな場所かつ、難しい聴力型でないことが基本です。
実際買うのであれば一度補聴器店で相談するのがいいでしょう。
向き不向きがあります。

いろいろなところで使いたい、自分にしっかり合わせた補聴器を使うなら 10万円~

10万円以上の補聴器は聴力を測って個人個人に合わせて使うことのできるオーダーメイド型補聴器です。
外で使いたい、うるさすぎる音は苦手である場合はこの価格帯からの補聴器であったほうが使いやすく、損するということがありません。

特徴

  • 個人の聴力に合わせられる
  • テレビと接続してつかったり、電話と接続して使えるものもある。

デメリット

  • 高価である
  • 電池代が箱型に比較して高い
  • 手先が不自由だと扱いづらいことがある
  • 補聴器専門店などでの購入が必要

メリット

  • 聴力に合わせるので、大きすぎる音や、小さすぎる音がすくなくなり、比較的聞き取りやすい
  • 雑音が多いところでも雑音を抑えてくれるので聞き取りやすい
  • 販売した店で補聴器のメンテナンスや、聴力に変化があったときの対応をしてくれる。

個人個人に合わせた補聴器は、補聴器を使って会話を取り戻したいという気持ちがある方に向いているといえます。
外でも積極的に使いたい、いろいろな人としっかり会話していきたいなどあればオーダーメイド型を選びましょう。

まとめ

実際補聴器はつけただけでは聞こえるようになりません。(なる人もいますが、ほとんどはそうでないです。)
耳鼻科の先生や、補聴器を販売した人と密に関係を気づいて、根気強く自分の聞こえと向き合っていく必要があります。
骨折した腕が自由に動くようになるまで時間をかけてリハビリするように、不自由になった耳をうまく使えるようになるまではリハビリが必要です。

購入するからには、絶対に聞こえるようになるんだという気持ちが必要です。
ですから、購入するタイミングはあなた次第なのです。

補聴器についての質問や、聴こえについての悩み相談など随時お受けしております。

今回の記事でもし補聴器を使ってみたいなどのことがあれば、オーダーメイド型補聴器のレンタルも行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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補聴器の効果が出ない片耳難聴にはクロス補聴器を。補聴器との違いと、価格や試聴ができるかなどをお教えします。

補聴器の効果がないと医師に判断された難聴でも、クロス補聴器なら効果があります。
クロス補聴器の価格や、試聴、貸し出しやリースなどが可能かなど詳しく説明してまいりますね。

こんな方にクロス補聴器は向いています。

  • 片耳難聴で治療や、補聴器の効果が出ないと判断された人
  • 両耳難聴だが、片耳のみ補聴器の効果がない(スケールアウト、明瞭度が40%以下)とされた方

このような難聴の方です。
片耳の全く聞こえない、又は補聴器の効果が出ないと判断された方に、しっかりと効果があったとのお話をいただきます。
この記事を読み進めることで理解が深まればと思います。

そもそも補聴器の効果が出ないのはなぜ?

片耳の難聴を患っているが、補聴器を使っても効果が出ないと医師に言われた。
なぜなのか。子どものころに診断されて今現在そう疑問に思っている方もいらっしゃるでしょう。
まず補聴器について知りましょう。

補聴器に関する簡単な説明

難聴による聴力低下を補助するための医療器具
元ある聴力を最大限生かすために、周りの音や、人の話した声を難聴でも聞こえる適切な音量に音を増幅してあげて聞こえさせてあげるのが目的の機器になります。

ですから、

  • 難聴が重い耳の聴力測定結果が、反応なし計測不可(スケールアウト)
  • 言葉の聞き取りの測定(語音明瞭度測定)で、片耳のみ40%以下の結果

など、音を伝達する器官自体がない場合や、聴神経の疾患や異常、音を伝達するまでで異常があるとき、又は言葉を聞いても理解できない場合など、聴力の機能自体が問題がある時には、補聴器を使っても十分に効果を発揮できないのです。

片耳難聴になる病気について

このような音の伝達自体がうまくいかない原因にはこのような病気が、片耳難聴では関係していることがあります。

突発性難聴

片耳が聞こえない人の発症例でいえば突発性難聴が一番多いと言われております。患者数は推定35,000人、2014年は40,000人に急増しています。人口100万人あたりでみると275人が突発性難聴として治療を受けていています。
数年前は50歳~60歳に多い病気でしたが、近年は若い方にも多く、性別や年齢の偏りはありません。
発症してから1週間以内に病院へ行って治療をすれば回復する可能性もあります。
原因についてはストレス、ウイルス感染、血流障害だと言われていますが、現在の医療をもってしても原因不明のことが多いです。突発性難聴は内耳を悪くして発症するので感音性難聴の部類に入ります。

ムンプス難聴(おたふく風邪、流行性耳下腺炎)

ムンプス難聴は、流行性耳下腺炎(おたふく風邪)の原因であるムンプスウイルスによって発症した難聴のことをいいます。
片耳で軽度~重度程度の感音難聴をもたらします。合併症で重度の難聴になると片耳がほとんど聞こえなくなります。
小児での稀な発生ケースでは、両側高度感音難聴の例も報告されています。
昔は1万5000人に1人程度とされておりましたが、近年はもっと多く報告されており184~533人に1人とする調査結果があります。
国立感染症研究所は2001年の1年間の全国のムンプス難聴の受療患者数を調べたところ 650人と推計しております。
3~4年周期で流行する病気でもあり、ワクチンの接種で予防できます。

中耳炎

片耳だけ中耳炎を患い、そのまま治療をしないで片耳だけ難聴で聞こえなくなる。
鼓膜の奥の中耳に耳垂れが出て、鼓膜を破ったり、中耳の耳小骨に悪い影響を及ぼすこともあり難聴度も高くなります。治療が不十分ですと、慢性中耳炎になってしまいますので、十分に治療することが必要です。
音の伝わりが悪い病気なので伝音性難聴の部類に入ります。

感音性難聴

感音性難聴は耳の中の内耳神経の有毛細胞が無くなって発症する難聴です。年齢と共に起こる難聴ですが両耳とも一緒に悪くなる方が多いです。しかし中には片耳だけ難聴が進行して悪くなることもあります。また年齢と共に悪くなる難聴ですが、年齢に関係なく難聴になることもありますのでご注意ください。

先天性難聴

生まれつき片耳が全く聞こえない方。
または耳自体の発達、形成ができていない状態

事故による後遺症

外傷的な事故の治療や手術で聴力を失ってしまうこともあります。

などいろいろな理由があって、今の状態で補聴器を着けても効果が出ないし、耳の手術などをするなどしても回復が見込めないということがあるのです。

片耳が聞こえなくて困ることって?

片耳が聞こえないとこのようなことが悩みの種になります。

  1. 片耳が聞こえないと、音の方向感がわからない
  2. 全ての音が片耳から入るので音を聞き分けられない。
  3. 一般の人に比べ聞き返しが増える
  4. 騒がしい場所、会議など集団での会話が聞き取りづらい
  5. 早口で話されるとうまく聞き取れない。
  6. 聞き返して相手に嫌な印象を与える。
  7. 聞き落としによる仕事のミスが多くなる。
  8. 集中して話を聞くので精神的に疲れる。
  9. コミュニケーションをとうまく取れずストレスの原因になる。

特に一般的な難聴に比べると、片耳だけ聞こえない難聴は、一見すると普通の健常者と変わりませんし、静かな場所や1対1の会話は普通にコミニケーションが取れることが多いのです。
しかし騒がしい場所や集団での会話や色んな方向から話しかけられると、聞き取れなかったり、誰に話しかけられているか、話しているかなどがわからなくなってしまうこともあり、とてもストレスを感じるようになります。

補聴器とクロス補聴器の違い

補聴器の効果がないって言ってるのに、クロス補聴器が効果あるってどうゆうことなの?
そうお考えでしょう。補聴器とクロス補聴器は全く考え方が違います。
その説明を行っていきます。

クロス補聴器とは

クロス補聴器とは聞こえる耳(健聴耳もしくは難聴が軽い耳)に受信機となる補聴器を着け、聴こえない耳(難聴耳)にはクロス送信機を着けます。この状態がクロス補聴器を指します。
要は聞こえない耳側の音を聞こえる耳に送って音を聞かせるという仕組みになっているのです。
この仕組みなので全く聞こえない耳につけても効果が出るのです。

バイクロス

難聴が軽い耳(軽~中等度)に補聴器を着けて、難聴が重い耳にクロス送信機を着けて使用することでバイクロスと呼ばれる使用もあります。
難聴の重い耳の方向の音も拾えることで聴える範囲がぐっと広がり、使いやすくなります。

クロス補聴器の価格に関して

クロス補聴器は補聴器とクロス送信機をセットで購入する必要があるため、必ず両耳での購入が必須になります。
まずクロス補聴器単体での種類と値段についてです。

ビロングシリーズ専用(受信側の補聴器はB30から対応可能)※2017年3月現在最新のモデル 耳かけのみ 

耳かけ型 フォナッククロスB ¥95,000-(税抜)


筐体形状はPR41 (312)電池対応のコンパクト型と、PR48(13)電池対応のボリューム付きで選択できる
※筐体サイズの違いでの値段の違いはありません。
使用時間 PR41電池タイプ 46~58時間 PR48電池タイプ 77~96時間

ベンチャーシリーズ専用(受信側の補聴器はV30から対応可能)

耳穴型 フォナッククロス カスタムⅡ ¥115,000-(税抜)


シェルの形状は、カナル型 PR41(312)電池対応とハーフシェル/フルシェル型 PR48(13)対応型で分かれる
※シェル形状の違いでの値段の違いはありません。
使用時間 カナル型(PR41) 53~76時間 ハーフ/フルシェル型(PR48) 88~126時間

耳かけ型 フォナッククロスⅡ ¥90,000-(税抜)

筐体形状はPR41 (312)電池対応のコンパクト型と、PR48(13)電池対応のボリューム付きで選択できる
※筐体サイズの違いでの値段の違いはありません。
使用時間 PR41電池タイプ 46~58時間 PR48電池タイプ 77~96時間

ベンチャーシリーズのクロス補聴器は、クロス送信機と補聴器の形状が違う場合は送信できません。
耳穴型補聴器は耳穴型クロス、耳かけ型補聴器は耳かけ型クロスで使用できます。

クエストシリーズ専用(受信側の補聴器はQ50から対応可能)

耳穴型 フォナッククロス カスタム ¥110,000-(税抜)

シェルの形状は、カナル型 PR41(312)電池対応とハーフシェル/フルシェル型 PR48(13)対応型で分かれる
※シェル形状の違いでの値段の違いはありません。
使用時間 カナル型(PR41) 25~35時間 ハーフ/フルシェル型(PR48) 48~58時間

耳かけ型 フォナッククロス ¥85,000-(税抜)

筐体形状はPR41 (312)電池対応のRIC型と、PR48(13)電池対応の標準オープン型(H2O)で選択できる
※筐体サイズの違いでの値段の違いはありません。
使用時間 PR41電池タイプ 25~35時間 PR48電池タイプ 42~52時間

クエストシリーズは、クロス送信機、補聴器の形状が異なる場合も、耳穴型、耳かけ型関係なく組み合わせできます。

クロス補聴器のみの価格と種類に関しては以上です。

クロス補聴器購入でのオススメの組み合わせ

聞こえ優先で使用するなら


ビロングシリーズ オーデオB70-13(¥350,000- 非課税)とフォナッククロスB-13(¥95,000- 税抜)希望小売金額の合計¥490,000-(税抜)

ビロングシリーズは、ベンチャーシリーズからマイクの位置の関係の見直し、小さい音を再生する能力の改善がされています。
音の定位間(方向感、立体感)に優れているので、聴こえを優先して行くことができる組み合わせです。
フォナックのクロス補聴器の場合アドバンスドクラス以上(B70,V70,Q70以上)のモデルはプログラムに45度に入るの音を優先的に聞こえさせることのできるステレオズームと非常に騒がしい場所での効果的な雑音抑制がかけられるようになります。
ボリューム付きの13(PR48電池)の筐体タイプを選ぶことで、使用時間を伸ばし、さらに本体のボリューム調整と、補聴器とクロス送信機の音のバランスを自身で調えられるようにしています。
騒がしいところ~静かなところまで、仕事で使う、飲み会などでも使いたいなどあれば、この組み合わせが聴こえを優先しながら使い勝手のいい組み合わせになります。

初めてのクロス補聴器なら


ベンチャーシリーズ オーデオV30-312(¥150,000- 非課税)とフォナッククロスⅡ-312 (¥90,000- 税抜) 希望小売金額の合計¥240,000-(税抜)

とにかく価格を抑えても、音が悪くては意味がない。なおかつコンパクトで、という初めての方にぴったりの組み合わせです。
ベンチャーシリーズはビロングシリーズの母体となるチップを搭載しており、聞こえも新しいビロングシリーズに比べて平面的ではあるものの、静かな環境での会話は十分な性能で、雑音を抑える力に関してもほぼ同等です。
312(PR41電池)の筐体を選ぶことで、より小さく目立たない筐体にすることが可能で、着けていることがわかりづらいのもいいところです。
静かな環境~すこし騒がしいところまで対応します。
クロス補聴器がどのようなものか使ってみたい初めての方、家の中で使うのが主な使用条件、値段を抑えて聴こえも確保したいという方にお勧めです。

※基本的にクロス補聴器は片耳の聴力を生かしながら使用する補聴器の使い方なので、耳穴型クロスを選択したい場合は、中等度難聴があるバイクロスなどで使用することがお勧めです。

値段はわかった。ひとまず試したい。リースってあるの?

補聴器には、月額の支払いをして長期間使用できるリース契約は基本的にありません。
その代わりに購入前に使用環境で試していただくよう一定期間のレンタルは可能です。

リスニングラボでは一週間500円でのレンタルが可能となっております。最長一か月までレンタル可能です。
ひとまず試すにはレンタルで行っていただき、今の生活環境で必要かなどの判断をしていただけるかと思います。

貸し出し状況の確認が必要な場合があるので、貸し出しを希望の場合は事前にご連絡いただくのがいいかと思います。

効果がないといわれても諦めないで!

補聴器の聞こえの形も少しずつ変わってきています。
片耳の難聴でもし補聴器の効果がないと診断時に言われたとしても、クロス補聴器ならあなたの聞こえる範囲を拡げることができますよ。
少しでもコミュニケーションへの不安や、ストレスを減らしたい。そうお思いでしたら、お試しでもいいのでしてみてください。

秋葉原補聴器/リスニングラボ
千代田区秋葉原周辺で数少ない補聴器専門店です。台東区、文京区、墨田区、荒川区などからの近くの区のお客様も大歓迎!
■営業日 火〜日曜日 AM11:00 – PM19:00(土・日・祝も営業)
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メニエール病で難聴になってしまった。補聴器を選ぶ前に理解しておくべき3つのこととは

メニエール病になってしまって耳が聴こえなくなってしまい水の中にいるようなこもった音に聞こえてしまって会話しづらい。
補聴器を買おうと思うけどどんなものがいいのだろうか・・・。悩ましいですよね。
メニエ―ル病での難聴で補聴器を購入する場合、理解しておくべきは3つのポイントです。

  • メニエール病による難聴は聴力変動のある難聴である
  • 主に低い音が聞こえづらい難聴である
  • 大きな音に対しての不快感が強い

この二点を考慮して補聴器を購入、使用していくことですこしでも難聴の苦しみから解放されましょう。

メニエール病とは?

メニエール病は回転性の激しいめまいと、耳鳴りが発作的に起こり同時に耳閉塞間と聴力の低下が起こり、4つの症状が重なり、症状が繰り返される内耳の病気のことです。
めまいがなく、耳の聞こえが悪くなるだけの蝸牛型メニエール病というものもあります。
難聴の特徴としては、低域側の音が聞こえづらくなり、水の中にいるかのような聞こえになります。
進行すると高い音も聞こえづらくなり、大きな音に過敏になり音への不快感が大きくなります。また女性のほうが男性より発症者が多いです。
治療の際には、対ストレスの生活指導、職場指導が主に行われます。利尿剤や鎮静剤や向自律神経薬の投与で症状を抑えるようにしていきます。

低い音が聞こえない難聴は言葉の聞き取りが難しくなる

難聴になると言葉の聞こえが悪くなりますが、聞こえなくなる部分で聞こえづらさが違います。
高い音が聞こえづらい難聴は主に言葉の聞き分けが難しくなることが多く、低い音が聞こえづらい難聴は言葉自体の聞こえが悪くなる傾向にあります。
これには言葉の成分が関係しており、高い音は子音、低い音は母音が分布しています。

低い音が聞こえなくなる難聴は、母音が聞こえづらくなるので、言葉全体の音量が小さく聴こえたり、言葉の聞き取り自体が難しくなります。
メニエール病の場合は、低域側から難聴の症状が出ますので、水の中にいるようなこもった声に聞こえ、言葉全体の聞き取りが難しくなります。

メニエール病は聞こえが変動する

メニエール病は聴こえの変動があり、日によって聞こえが違うのも特徴の一つです。
きこえが比較的いいときと、聴こえが悪くて全く聞こえないときの差が大きいのも特徴です。
そして難聴の度合いが悪い時は耳鳴りも多く、音に対する不快感が大きいので、非常につらい日もあります。
きこえが安定しないので、補聴器を使う際にも「先日合わせたのに、もう聞こえづらい、うるさい」となってしまい使わなくなってしまうパターンが多いのも特徴です。

メニエール病は音に対する不快感も大きい

メニエール病は、難聴の中でも、大きな音に対しての不快感が大きくなる病気でもあります。
子供が叫ぶ音、テレビの音、高音の機械音、高音の金属音、スクーターの排気音、車の走行音などが響いて聞こえ、こういった音は苦痛に感じることが増えます。
ですから、音を大きくしないとうまく聞きとれないのに、大きすぎる音には不快感を覚えやすく、なかなか難儀するのもメニエール病での難聴での特徴です。
補聴器の調整には注意が必要なのでここもいちおう頭に入れておくと対処しやすいですね。

メニエール病での難聴で補聴器を選ぶ際のポイント

きこえが悪いのは生活に支障が出てしまう。そうなってくると選択肢に出てくるのが補聴器です。
メニエール病で補聴器を使う際には3つのポイントを理解して購入しましょう。

  • ボリューム付きの補聴器を選択する
  • 聞こえがいい時と聞こえが悪い時で聴力のデータをとってもらう
  • 雑音と、突発的な雑音を抑える機能のある補聴器を選択する

以上の3つのポイントを抑えると補聴器を選択する際に比較的使用しやすい補聴器を選んだり、聞こえに合わせて調整したりできます。

ボリューム付きの補聴器を選択する

メニエール病は聴力変動のある難聴になります。ですから本体側にぽりゅーむの調整機能があるだけでもかなり補聴器としては使いやすくなります。
普段よりも音が不快に感じたら、音量を下げてしまう。聴こえの補助がもっと欲しいと感じるときには音量を大きくするなど自分でコントロールできることが増えることで補聴器を購入した後のトラブルが減ります。
もし現状でボリュームがないものを使っている場合は、リモコンなどの外部から音を調整できるものを購入したほうがいいでしょう。

聞こえがいい時と聞こえが悪い時の聴力のデータをとってもらう

聞こえがいい時と、聴こえが悪い時で耳の聞こえ方が大きく異なることがあります。
過去に調子がいい日は低域が聴こえづらい聴力でしたが、調子が悪い時は低域はもちろん高域まで聞こえづらくなってしまっているパターンがありました。これでは聞こえに差がありすぎて補聴器でも補っていけません。
いつもと聞こえ方が違うなと感じたとき、時間があれば聴力を測定して補聴器のデータを作ってもらうのがいいでしょう。
プログラム切り替えができる機種なら①はいつもの音 ②はすこし調子が悪い時の音 ③すこぶる調子が悪い時の音など工夫して音を作っておくことで、プログラムを変更して本体のボリューム調整機能で音の大きさを合わせることで補聴器の使用はずいぶんと楽になります。

雑音、突発的な雑音を抑える機能のある補聴器を選択する

音が騒がしいと感じてしまうメニエール病では周りの大きな雑音が非常に難敵です。やはりこれはしっかり押さえられる補聴器を選択するのがよろしいかと思います。
特に突発的な雑音を抑える機能は重宝するとのお話をいただくことが多いです。
子どもの叫び声や、紙をめくるくしゃくしゃとした音、水を流した時の音、ドアをばたんと閉めた音こういったものは補聴器を着けているうえではとても大きい音として増幅されてしまいます。こういった音をカットできる補聴器の機能が登場していますので、この機能搭載の補聴器を選んでいただけると、より日々の生活では便利になるようです。すこし高価な補聴器を選択しなければなりませんが、お勧めです。

以上がポイントです。
雑音抑制、突発音抑制が付いているボリューム付き補聴器で、2~3個のプログラムを使いわけながら使用すると便利ということですね。
後はちょっとしたテクニックですが、聴力の時に、不快に感じる音の大きさを測定して補聴器にデータを入れられると、それ以内の音量で増幅するように音の調整ができますから、やってみてください。この検査は不快感が多く耳に負担を感じることが多いですから、無理しないでできる範囲でやってくださいね。

オススメの補聴器

オススメの補聴器はフォナックのボレロV70-Pです。
いわゆるザ・補聴器という印象の見た目ですが、こういったところがおすすめポイントです。

  • 幅広い聴力に対応できるボリューム付きの標準耳かけ型
  • 雑音を抑える機能が優秀なフォナック製
  • オートで環境認識して雑音と聴こえのコントロールをしてくれるオートセンス装備モデル
  • アドバンスドクラスであるV70は、突発的な雑音を抑える機能もあり、非常に騒がしい中でも前方の人の声を優先的に聞かせることのできるモードもつくれる

以上が特徴です。少々音量感が大きいので、人によっては使いづらいこともありますのでそこは注意してくださいね。
必要であればリモコンなどを持っていただくとコントロールしやすく、細かな作業もありません。

まとめ

耳鳴りや、聴こえの低下、音に過敏になってしまい日々辛さがあるメニエール病。
メニエール病で補聴器を使うのであれば、補聴器と付き合っていく根気が必要です。
何度も調整が必要であったり、つけていることが不快に感じてしまったりしますが、そこを乗り越えられれば日々の聞こえで困難に見舞われることが減っていきます。
ストレスによって引き起こされる病気でもあるようですから、難聴によって引き起こされるコミュニケーションがうまくいかないというストレスが、補聴器で軽減されればと思います。

補聴器、聴こえの相談はいつでもお受けいたします。
お気軽にお電話、ご来店いただいての相談をしてください。

 

バンドマンやアーティストに耳栓や、イヤモニ(インイヤーモニター)をしてほしい理由

音楽で感動を与えてくれるバンドマンや、アーティストの皆さんにぜひ知ってほしいことがあります。

  • 大きな音は突発的な難聴になる(音響外傷)
  • 継続的に大きな音を聞くことで難聴の進行がしやすくなる(5年、10年での聴力に差が出る)

あなたが音楽活動をしていくうえで、耳(聴力)は欠かせないものというのは当然至極のご理解のことだと思います。
しかし些か耳を保護するということに関しては、なんとなくわかっているけれど行動に移せないということはありませんか?

ライブハウスでの大きな音は耳へ深刻なダメージを与えます。
耳栓をしようとは思うけど、きこえが悪くて鮮明に聴こえないから、楽しく演奏できないからしなくてもいいや。
なんて考えてませんか?私には耳が聴こえなくなるなんてないよと、自分を例外視してませんか?

正直いって音楽をやるからこそしっかりと理解して耳を守ってください。
あなたの耳は他人より優れた音感は持っていますが、他人より耐久性を持っているとは限りません。

ほんの少しのコストで10年後のあなたのライフスタイルが変わるかもしれません。

音はどう伝わるのか

あなたが音を聞いている仕組みはこのようになっています。

  1. 耳から鼓膜に音が届く
  2. 鼓膜が耳小骨に音の振動を伝える、耳小骨は前庭窓につながっており、リンパ液への振動として伝える
  3. 前庭窓から内耳の蝸牛に振動が伝わり、蝸牛内の有毛細胞という言われる細胞に振動が伝わる
  4. 蝸牛では有毛細胞の反応を電気信号にかえ聴神経に伝達する
  5. 聴神経を伝い、大脳辺縁系にある視床に届く、そこで音の区分をして聴覚野で音を認識している

耳ではなく最終的には脳が理解しています。
しかし大きな音によって聴力が低下するのは脳が理由ではなくほかの部位に原因があります。
それは電気信号に変えてくれる蝸牛です。

蝸牛内の有毛細胞が減ると聞こえなくなる

蝸牛は簡素に図に表すと上のようになっています。文字通りカタツムリの殻のような感じです。
蝸牛にある有毛細胞は音のピッチの違いを周波数ごとに変換し、電気信号として送ります。
蝸牛の入り口は20000Hz(20kHz)に反応します。奥に向かうにつれて周波数は低くなり、一番奥は20Hzです。
要は低い音には低い音担当、高い音には高い音担当の有毛細胞あります。

彼らには一定の数がありますが、刺激を受け続けることで消耗してしまいます。
特に大きな音では消耗が激しく、ある一定は回復するのですが、ドンドン減っていってしまいます。
有毛細胞が反応しなくなると電気信号が発せられませんから、結果として聞こえなくなります。

演奏中の音量ってどんな程度なの?

大きな音ってどのくらいが大きい音なのよ?
そうお思いの方も多いでしょう。これが音の大きさについてです。

見ての通り生のドラム、エレキギターなどは音量もかなり大きく、120dBの音量が出ています。
近くに落ちた雷と同じ音量ですから相当な音の大きさだと理解していただけますでしょうか?
それが継続的に身の回りで起こるわけですから、相当な負荷がかかることが想像できますよね?

ライブ後の耳のキーンは危険信号

ライブ後にキーンという耳鳴りがすることがありますよね?
あれって危険信号なんです。

ライブ後の耳鳴りのメカニズムを説明するとこうなります。

  1. 大きな音によって有毛細胞にダメージが与えられる
  2. 継続的に続くことでダメージが蓄積される
  3. 有毛細胞はダメージで麻痺して一時的にきこえが遠くなり、脳に送る電気信号が弱まる
  4. 脳の視床では本来聴こえるはずの音が小さいので、音を大きくしようと脳が興奮状態になる
  5. 過度の興奮状態になることで普段聞こえない非常に小さい音の耳鳴りが増幅され耳鳴りになる
  6. 一定時間が経過すると有毛細胞の麻痺がおさまり聴こえが戻ると耳鳴りは収まる


ライブ後は一定時間耳鳴りと音の聞こえづらさが起こりますが、これは有毛細胞の一時的な麻痺が原因で耳が聴こえなくなっている状態です。
一時的な麻痺ですから回復はしますが、完全にもとに戻るわけではなく、少しずつ有毛細胞は損傷していきます。
そのうち耳鳴りが日々日常で起こるようになりかねませんのでしっかり保護しましょう。

ライブハウスや、ロックフェスなどで音響外傷になるリスクがある。

ライブハウス、ロックフェスなどでは、生の楽器以上の音量でスピーカーから音が流れる可能性があります。
そういった強大音というのは、音響外傷という直接的な難聴を招きます。

先ほどの説明に合った耳鳴りを伴う聴力低下は実は音響外傷なんです。
症状が軽いので耳鳴りと一時的な聴覚障害が出る程度なんです。
症状が重いと聴力は戻らず聴こえないままになってしまします。
これは強大音によって有毛細胞が死滅してしまったのです。

今までは軽い耳鳴り程度ですんでいたと考えてください。
会場が大きくなるにつれて音響外傷になるほどの音量でやってしまうリスクは高まります。
それはモニター音の関係です。

モニターの環境も鼓膜に影響を与える

音量と音響外傷について理解いただいたところで、演奏中のモニター(返し)についても説明いたしますね。

ウェッジモニター(転がし)は足元から音を奏者に送ってあげるモニター(音の確認用のスピーカー)ですが、これの音量も難しいところですね。
ウェッジモニターはある程度の音量を出さないと、アンプや、楽器から出ている生音とぶつかることで聞こえなくなってしまいます。ですから、必然的に音量が大きくなってしまいます。そうなると音響外傷での難聴のリスクは高まります。
音量が大きいウェッジモニターを使用する場合はなるべく耳栓をして使用しましょう。こうするだけでも簡単に耳が守れます。

ライブハウスでウェッジモニターをつかっていると、よくあるのが中音とモニター音の音量インフラです。
中音が大きくてモニターが聞こえないからモニター音を上げると、逆に中音が聞こえない(マスクされてしまう)。中音を上げるとモニターが…という区繰り返しで音量のインフラが起こり結果としてものすごく大きな音で演奏してしまうという方もいます。

まずは中音のバランスをとり、音質調整して中音でも音が聞こえやすくすることでモニター音を抑えることができ、結果として音量インフラを抑えることができます。その場合はバンド全体で見直す必要があります。
もっと簡単にするならインイヤーモニター(イヤモニ)を使うことでしょう。

ウェッジモニターとは違ったモニター方法でインイヤーモニター(モニター用イヤホン)を使ってモニターしていく方法があります。
イヤホンを利用して直接耳にモニター音を送りますので、ウェッジのように音がぶつかりマスクするという心配はありませんし、耳栓をしてウェッジモニターを聞くほど音量感や、音質を損なわないのも利点です。
遮音性も耳栓以上のモデルもありますから、耳の保護にはばっちりです。

インイヤーモニター誕生の話。

イヤモニ

ここで少し脱線しますが、インイヤーモニターの誕生の話をすこし。

インイヤーモニターの誕生はヴァンヘイレンのドラムのアレックス・ヴァンヘイレンの依頼がスタートだと一般的にいわれています。(起源はRushとかデフレパードとも言われています。)
当時ヴァンヘイレンではロックフェスなどの大きな会場でのライブが多く、モニターからは130dB以上の音量が出ていたそうです。ドラムをたたけば髪の毛が揺れるほどのモニター音がかえってきていたそうです。
そんな状態でライブをしていたので、アレックスの耳は悲鳴を上げてとてもじゃないが活動が続けられないほどになっていたそうです。
そこで耳型をとって作ったシェルに、補聴器用のドライバー(スピーカー)を入れて使ってもらったのが始まりです。
個人に合わせたオーダーメイドの耳栓とイヤホンを一緒にしてしまったんですね。
今ではカスタムIEMとかイヤモニと呼ばれて第一線で活躍するアーティストの縁の下を支えています。

10年後の自分のために耳を保護する

数万円の機材を揃えたりしている方でも、イヤーモニターや、耳栓は購入に積極的ではありません。
むしろイヤーモニターに関しては必要はまだないと宣言している人が多いように思います。
金銭面で考えてしまう方が多いようです。
はたして耳が悪くなってから数万円、数十万円の機材を使ったところで意味があるのでしょうか?
正直私もバンドマンなので昔は耳栓などの購入には積極的ではなかったほうですが、聴力のことを正しく知った今となっては、耳が悪くならないよう対策にしてから機材を買うのが正解なのではと私は思います。

10年後、20年後の自分がステージに立てるようにあなたは耳を保護するべきです。
現に音楽関連の方で聴力の低下が激しく思っている以上に早く補聴器を使い始める方が多いのが現状です。
今からでも遅くはありませんから守ってください。
一番大切なのは音を知って音楽を作れるあなたの耳なんですから。

もしカスタムIEMを作ろうとしているのであれば、カスタムIEMの耳型採取は年間3000人以上の採取を行い、カスタムIEMのことにも精通しているリスニングラボにおまかせください。
現在もたくさんのアーティストの耳型の採取を行っております。

ではアマチュアの皆さんも、プロの皆さんも将来の自分を輝かせるためにも耳を守ってくださいね!

秋葉原補聴器/ListeningLab
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難聴の子どものために補聴器が必要なその理由とは

子供が難聴になってしまったら、幼児、小児難聴というものの特徴から、早期の補聴器の装用をお勧めします。
それには

  • 幼児期、小児期の学習の基礎は聞くことにある
  • コミュニケーション障害の予防

以上の二点から補聴器が早期から必要であると考えます。

もしあなたの子供が

妊娠中の病気がもとで生まれつき難聴であった
高熱が出てしまい後遺症で難聴になってしまった。

ということがあって子供に難聴という障害ができてしまった場合、きっとあなたはとても肩を落とし、あの時こうすればという後悔の念に駆られていることでしょう。しかしそういった方はあなた一人ではありません。
数多くの方が乗り越えて子供の成長していくのを手伝い、見届けています。あなたも負けずによく知っていくことから始めましょう。

難聴であるということに気が付くのが難しい

先天的に聞こえに障がいをもつ乳児の割合は1,000人に1~2人(0.1%~0.2%)といわれています。
現在、新生児聴覚スクリーニング検査の実施により、早期で難聴を発見できる可能性が多くなってきました。

出生後の子どもが難聴であるというのを判断するにはきっかけが必要ですが、判断するのがなかなか難しいのが現状です。
実際難聴になっていても何不自由ない暮らしを幼児期に送ることが多いのです。
なぜなら子供本人は難聴であるという自覚はなく、聞こえていない状態が当然なので気が付かないです。
ある自意識がある年齢になってから難聴になったの場合、以前聞こえていたことで本人が聞こえの比較ができるのでなんか聞こえづらいと気が付きますが、幼児期、小児期初頭にかけては、自分が耳が聴こえていないことに判断できないのです。

ですから、行動の注視が必要です。
小さいうちは、そろそろお話しできる時期であるのに対し、あまり話ができなかったり、中々話さないという事もあります。
お子さんにより話し始める時期がありますので一概には言えませんが、子どもの難聴に気付く原因の一つに「なかなか話さない」というのもありますので、よく観察してあげてください。次の事項が難聴になっているかもしれない観察事項です。

★生後12ヶ月までの聴覚発達のおもなチェック項目
0ヶ月   突然の音にビクッとする。
1ヶ月   眠っていて突然の音に目をさますか、または泣き出す。
2ヶ月   話かけるとアーとかウーとか声を出して喜ぶ。(またはニコニコする。)
3ヶ月   ラジオの音、テレビのスイッチの音、コマーシャルなどに顔(また眼)を
むけることがある。
4ヶ月   名を呼ぶとゆっくりではあるが顔を向ける。
5ヶ月   突然の大きな音や声に、びっくりしてしがみついたり、泣き出したりする。
6ヶ月   声をかけると意図的にさっと振り向く。
7ヶ月   叱った声(コラ、メッ!など)や、近くで鳴る突然の音に驚く。
(または泣き出す。)
8ヶ月   動物の鳴き声をまねると、キャッキャッいって喜ぶ。
9ヶ月   となりの部屋で物音を立てたり、遠くからよぶとはってくる。
10ヶ月  気づかれぬようにして、そっと近づいて、ささやき声で名前を呼ぶと振り向く
11ヶ月  ・・・チョウダイと言うと、そのものを手渡す。
12ヶ月~ 目、耳、口など身体部位をたずねると、指をさす。

聴覚障害Ⅰ-基本編より

ある程度の年齢になって他の人が言っていることを理解していない、理解出来る言葉の数が少ない、使える語彙が限られている、発音がはっきりしない、呼んでも反応しないことが多々あるかなどが確認していきましょう。
心配なことがあれば耳鼻科へ向かい聴力検査をすることをお勧めします。

難聴の種類や原因について詳しく知る場合はこちらから→難聴の種類や原因について

多少の聴力低下があっても問題なしとされる場合がある


なんとなく難聴かもと心当たりがあっても、聴力は30dB(実際には26dB)以上からが難聴とされます。
要はそれ以下は正常値ということです。上記の画像のように右は難聴ですが、左は健聴者の基準の0dBより20dBも低いところがあるが、30dB未満なので難聴として扱われないのです。

実際には聞こえは20dBも低下しているのに、耳鼻科では問題ありませんと言われてしまいます。
この問題ありませんは生活を送る上では問題ありませんということなのですが、その変化がないかしっかり見ていく必要性を感じますよね。
なお20dB程度の難聴だと、家の中から聴こえる秋虫の声や、鳥のさえずり、木が風に揺れる音が聞こえていない可能性があります。
「小鳥さんがいるね。ほら木の上で鳴いているよ」という会話をしても難聴児には小鳥のさえずりはわからない可能性があります。
聞こえることが前提の大人にとっては、こういった事実はすこし寂しい気持ちになりますね。

画像のような聴力グラフがあったときには、聴力レベルの数値が大きくなるほど難聴の度合いが進んでいると覚えておきましょう。

発育のためには音が必要不可欠

幼児期、小児期は学習の基礎となる期間で、特に発音、コミュニケーションの取り方を学ぶ年齢であります。
赤ちゃんは、耳で聞いた単語を覚え、発音したり、その他の仕草を通じて、物を覚えていきます。小さい子どもは脳内にデータがなくまっさらな状態ですからと、経験といろいろなことを視覚と聴覚と触覚を使い、行動について、言葉、コミュニケーションする術や、さまざまな物事を学んでいきます。
ですから、視力が悪い場合は、学習の妨げにならないように、眼鏡をします。
人は親や、身近な人間の発音を耳から聞き訓練することで発音を覚えますから聴力が悪い場合は補聴器を装用して聴こえを補助していく必要があるのです。

実際問題、聴力が低下した状態では、音が何倍も小さく聞こえたり、歪んで聞こえたりするので、自分の耳の記憶を辿って発音しようとするとどうしても限界があるのではっきり人にわかるような発音が出来なくなってしまいます。
自分の声も聞き取りにくい状態なので、発している音が合っているのかもわからないような状態になることもあります。

補聴器はコミュニケーション障害の防ぐツールになる

コミュニケーション障害とは対人関係を必要とされる場面で、他人と十分なコミュニケーションをとることができなくなるという障害のことです。
心因的な原因と、難聴や発声器官の不十分が原因の2種類が存在します。
難聴というのは目に見えづらいものですから、相手に理解されづらいというのも特徴です。
難聴になると、聞き直しが増えたり、話をうまく返せなかったり、話に気が付かなかったりするが増えてしまうので誤解が生じてしまうこともしばしばあります。
身近な人、ある程度気心が知れている人たちは、理解がありますから根気強く会話することが多いのですが、そうでない初対面の人や子供のほとんどは「話を聞いていない」「会話の内容と違う返事が多い」「話しかけたけど無視されてしまった」と感じてしまいコミュニケーションをとらなくなってしまいます。特に子供同士であるとこういったことに非常に敏感です。
本人には悪気がないのに、周りが勘違いしてしまい結果としてコミュニケーションがうまくいかないのです。

難聴であるということを説明することであるていどうまく会話を進めることができますが、聞こえづらいままで会話をして互いに疲れてしまうより、補聴器でしっかりと聞こえる状態にしたうえで「ちょっと耳が聴こえづらいからたまに聴きなおすからね。」など相手に難聴であることが話せるようになるとコミュニケーションを円滑に取れるようになっていきます。

まとめ

子供が難聴になってしまった時に補聴器を使うべき理由はお分かりいただけましたでしょうか。
実際に今までのお客様で、小学校低学年で高熱により高度難聴(症状の重い難聴)になってしまったという方が顧客にいるのですが、しっかり会話ができ、現在は開発職で仕事もばりばりこなす方に出会いました。
その方は小さいころから両親に発音と口話のトレーニングや、補聴器根気強くつけてコミュニケーションすることを教わったそうです。そのおかげで30代を超え、会社でも立場ができた今改めて感謝することが増えたとおっしゃっていました。
はじめは補聴器を着けるのはあまり好きではなかったそうですが、いろいろな音が聞こえ、どんどん友達とたくさん話せるようになっていったそうで、最初で諦めなくてよかったともおっしゃっていました。

あなたの子どもがより輝けるように、今から手助けをしてあげましょう。
手助けできるのは親であるあなたしかいません。
前向きに根気強く一緒に人生を歩いていきましょう。

リスニングラボではきこえの相談から、ベストな補聴器選び、アフターケアまでしっかりとさせていただきます。
あなたのお子様のきこえのこと、将来のことすこしでもお手伝いさせてください。

メール、お電話でお問い合わせいただくか、お気軽にご来店いただけましたら、幸いです。

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