A.クロス補聴器は福祉対応の補装具(補聴器)には含まれません。
福祉対応(総合支援法)対象となる補装具は種類が決められており、クロス補聴器は送信機器の部類となるので福祉の対応機種にはなりません。1
クロス補聴器に適する難聴は片耳の難聴であることが多く、障害等級の条件は両耳に難聴がある場合になるので、片耳のみが難聴であれば障害者手帳の条件に当てはまることはありません。
クロス補聴器を福祉を使う場合、考えられるのはバイクロス 1で使用される方に限定されますね。もしこの条件に当てはまる場合は片耳の補聴器分の補助金が出て、クロス補聴器は全額自己負担で購入になります。
補足になりますが、障害者手帳を使った補助金制度のほかにお住まいの自治体により制度はことなりますが手帳の聴力に満たない難聴の方を対象とした助成金制度もあります。この補聴器の助成金制度は、制度自体がない地域もあるので各役所にて確認をする必要があるので注意してください。
クロス補聴器に保険や補助金は利用できるか?【わかりやすく解説!】
クロス補聴器の購入に補助金や助成制度があるのをご存知でしょうか? クロス補聴器の購入に各種保険は使えませんが、障がい者総合支援法や自治体がおこなう助成制度があ...